私がK-POPアイドルに!?アイドルへの道程   作:アメコミ勢

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驚いた、とても驚いた。だっていきなりデビューしちゃうんだから。しかもメンバーは全員ルームメイトだ。

利香「よし皆、デビューに向けて練習頑張ろう!!」

キャサリン「おー!!ウチらの実力、見せちゃおう!!」

ジゼル「練習生の皆さんと過ごせるのも後少しですね。」

チェウォン「何かもうドキドキしてきたかも。」

ユジン「よし、そのドキドキをエネルギーにしちゃおう!!」

ジミン「音楽流して良いー?」

遥花「良いよ〜」

そして私達は残り少ない練習生生活を楽しむのだった。


Idol Life
面白い先輩


2025/6/10私はとある人物に呼ばれた。それは2Kエンターテイメントの社長カル・クラークである。私に連絡があるのだそうだ。

 

クラーク「利香、突然呼び出して悪かったな。収録の日時が決まったんだ。」

 

利香「本当ですか!?」

 

私は社長の言葉を聞いて心の中でガッツポーズをした。それぐらい嬉しかったのである。これで怜にも恥ずかしい顔を見せなくて済むのだろう。

 

クラーク「収録は来週の17日だ、予定は特に無いと思うが明けておいてくれ。皆にも伝えて欲しい、君のルームメイト全員だ。」

 

利香「分かりました、楽しみにしてます。」

 

話を終えると私は練習室へと向かう。そして皆に収録の日を伝えるのだった。

 

利香「皆注もーく」

 

キャサリン「Hey,what's up?」

 

ジゼル「何かしら?」

 

ユジン「お?」

 

チェウォン「え?」

 

遥花「注目!!」

 

ジミン「何ですか?オンニ」

 

利香「収録の日、決まったって。」

 

キャサリン「いついつ〜?」

 

利香「来週の17日だよ。」

 

キャサリン「早速だね、楽しみ。」

 

他のルームメイト達もかなり嬉しそうに見える。そして収録が決まったからと言って練習を怠ってはいけない。寧ろもっと頑張らないといけない。あれ?音源はどうするんだ?

 

利香「音源ってどうするんだろ...」

 

ジゼル「そうですね、どうしましょ」

 

私が社長に音源を貰いに行こうとした時、ポケットに入れていた私のケータイが鳴る。

 

利香「誰だろ」

 

試しにケータイを開き通知を確認してみると何と社長だった。文面はこんな感じだ。

 

「さっきは音源用意出来てなくてごめんよ。収録するのはこの曲、FLYだからよろしくな。歌詞はPDFに書いといたから見ながら練習してくれ。因みに音声はテスト収録でウォニョンが歌ったやつだから心配は要らないよ。」

 

メッセージと共にPDFと音源が送られて来た。早速ラジオに接続し音源を流して聞いてみる事にした。

 

利香「ミュージックスタート!!」

 

私は再生ボタンを押す。するとCLARIONのリーダー、イ・ウォニョンの美しく力強い歌声が聞こえ始める。やはりIVEのウォニョン然りウォニョンと言う人物はかなりの実力者なのだろう。

 

キャサリン「やっぱこの人めっちゃ歌上手いよね」

 

チェウォン「負けてられない!!」

 

ユジン「戦いじゃないよ」

 

そんな事を言いながら私は練習室のモニターに歌詞を投影する。今大体ここぐらいだろうと言う場所を映していた。

 

利香「あ、この声は」

 

ふと音源からウォニョンのものではない声がした。そしてその声はCLARIONのメインラッパー、アントニア・スタークだった。そして曲が終わると私はあるものを見つける。

 

利香「哲郎オッパが作ってたんだ」

 

何と歌詞のPDFの最後にはMARVELOUSの小野寺哲郎の名が作詞の所に描かれていたのでおる。3人とも2Kエンターテイメントの代表的なアーティストである。そしてPDFの下の方にはパート割りが載っていた。

 

利香「ラッキー、ラップだ」

 

チェウォン「わ、私のパート多い!!やった」

 

私とチェウォンちゃんはそれぞれに当てられたパートを見て喜んだ。しかし不服そうな者達もやはり存在した。

 

キャサリン「何か足りなくない?」

 

遥花「ダンスやらせて貰えるなら良いんですけどね...」

 

まあこればっかりは仕方無いよなぁ、、、ジミンちゃんとユジンちゃん、それからジゼルちゃんは何も文句は無さそうに見える。

 

利香「とりあえず、練習しちゃお?」

 

キャサリン「そうだね」

 

ジゼル「やりましょう」

 

私達は早速練習を始めた。筈だった。ダンス、ダンスどうすんのこれ!!参ったな、、、ダンスどうしよ...ラップやボーカルは音源に有るから何とかなるけどダンスは実際に踊っている映像が無いとそもそも踊れない。

 

キャサリン「知らない振り付けは踊れないよ」

 

遥花「オンニ達は頑張って下さい。」

 

あ、マズい。どうしよう。と、その時練習室に誰かが現れる。

 

瑠夏「あ!!ウォニョンオンニが歌ったやつ!!てかさてかさてかさ、私ダンス教えに来たよ。社長が私の踊ってるとこ送り忘れちゃったんだって。」

 

おー!!CLARIONのメインダンサー、葉山瑠夏先輩だ。この人のダンスはスパイダーマンみたいでめっちゃかっこいいんよ。

 

利香「あぁ、良かった...」

 

キャサリン「ダンスダンス〜」

 

遥花「忙しいのにありがとうございます!!」

 

恐らくメインダンサーとなる二人の熱意はかなり感じ取れる。流石は瑠夏先輩だ。

 

瑠夏「先ずはアンタ達のダンスラインを見せて欲しいな、デビュー決まったなら上手いとは思うけど。利香ちゃんケータイ借りるね」

 

瑠夏先輩は何の断りも無く私のケータイを取って何かを流す。流したのは去年デビューしたばかりの第5世代No.1実力派グループ、BabyMonsterのBATTER UPだ。YGグループの曲の為かなり難しいだろう。

 

キャサリン「あ、踊るの楽しい奴!!」

 

遥花「良い曲ですよね」

 

瑠夏「ほら、アンタ達も踊りな」

 

傍らで見ていた私やチェウォンちゃんも瑠夏先輩に引っ張られ遥花ちゃん、キャサリンオンニの隣に連れて行かれる。

 

瑠夏「んじゃやってみよう!!」

 

早速曲が流れ始める。ベビモンのダンスは難しいがやり甲斐があり皆苦しい顔を見せずに難なく踊ってしまう。メインダンサーとなるキャサリンオンニは長い手足とパワフルな筋肉を使った大きな振り(チキータやaespaのカリナ、IVEのユジンに近い)を見せた。一方小柄な遥花ちゃんはその体格からは連想されない様なキレ(ルカやILLITのイロハに近い)を見せた。

 

瑠夏「なるほどね、凄く良いじゃん。他の皆も問題無さそうだね。それじゃぁ見せてくよ」

 

今度は私のケータイでFLYを流す。そして踊り始める。流石は瑠夏先輩だ。まるで見の前にスパイダーマンが居る様だ。それだけパワフルで軽やかなのである。私達はそれを観察した。

 

瑠夏「よし、やってみよう。」

 

どうやら二人づつ披露するらしい。先ずはキャサリンオンニとジゼルちゃんだ。キャサリンオンニはパワフルな感じでジゼルちゃんはしなやかなリボンの様だ。 

 

キャサリン「どうでした?」

 

ジゼル「私少し不安です。」

 

瑠夏「振りをちょっと忘れてたね?でもそれだけ、後は完璧。」

 

キャサリン「それは良かったです。」

 

ジゼル「安心しました。」

 

瑠夏「よし、次行ってみよう!!」

 

今度は私と遥花ちゃんの番だ。私はラップパートを担当するつもりだがやはりダンスも大事だろう。そして二人は踊り始める。流石は遥花ちゃん、キレが物凄い。私は、、、うん。

 

瑠夏「おー!!遥花ちゃんだっけ?めっちゃ上手いね!!利香ちゃんも凄く良いよ!!」

 

良かった、ダンスの天才葉山瑠夏オンニにお褒めの御言葉を頂けるのは良い成功体験だ。この気持ちを忘れてはならない。

 

遥花「ありがとうございます。嬉しいです。」

 

利香「お恥ずかしいです。でも、頑張ります。」

 

瑠夏「その調子!!さ、次行こう!!」

 

次は本国の3人、チェウォンちゃん、ユジンちゃん、ジミンちゃんだ。チェウォンちゃんは恐らくメボだがジミンちゃんはセンターになる可能性が高い。私もしっかり見ておこう。

 

瑠夏「もー!!皆上手いんだから!!私要らないじゃん!!」

 

チェウォン「や、やった〜」

 

ユジン「よし!!」

 

ジミン「ありがとうございます!!」

 

チェウォンはやはりちょっと恥ずかしそうだ。ユジンちゃんはガッツポーズ、ジミンちゃんはマンネ全開の感謝を伝えている。可愛い。後何か、瑠夏オンニって凄く日本人って感じだ。しかし皆上手いならそれは瑠夏オンニにとっても、良いのだろう。

 

瑠夏「あ、そうだ。利香ちゃんのケータイに私のダンス動画送っといたから見ながら練習してね。それから収録があるから歌とかラップの練習も頑張ってね。デビュー、楽しみにしてるよ」

 

利香「何から何までありがとうございます。」

 

キャサリン「オンニが来てくれて本当に良かったです。」

 

ジゼル「オンニへの感謝は忘れません。」

 

遥花「もし良かったらまた色々と教えて下さい。」

 

チェウォン「大先輩のオンニに教えて貰えて恥ずかしいけど嬉しいです!!」

 

ユジン「オンニには感謝しかありません。厳しくても受け止めます!!」

 

ジミン「オンニ愛してます!!」

 

皆が感謝の気持ちを述べ終わるとジミンちゃんは瑠夏オンニに駆け寄り抱き着いた。

 

瑠夏「わぁ、可愛い子。そうだ、ここ女の子しか居ないし皆でハグしちゃおう!!」

 

瑠夏オンニはやっぱり日本人だ。そして私達は強く抱き合った。でも不思議と痛くなかった。

 

来たる一週間後、私達7人はレコーディングルームに集まった。何をするのか、そう、収録である。収録には今回楽曲のプロデュースを担当したパク・ソジュンオッパが来ていた。

 

ソジュン「よし、来たな。この楽曲の歌詞は哲郎君が書いた。僕は作曲を担当したんだ。そして君達をプロデュースするのも僕だ。今後ともよろしく頼む。それじゃぁ練習の成果を聞かせてくれ。」

 

利香「はい、それでは聞いて下さい。」

 

私達7人はヘッドホンを装着し歌い始める。歌い出しは元YG練習生であるチェウォンちゃんが担当した。やはりチェウォンちゃんの歌声は非常に美しい。その後キャサリンオンニや遥花ちゃん、ユジンちゃん等のパートが終わりいよいよキリングパート、私のラップパートが始まる。私はラップで素早くビートを刻み歌ってゆく。私の心は燃えていた。そしてラスサビ、ここはジゼルちゃんが〆る。完璧に決まった。

 

ソジュン「驚いたよ、これは目を見張る。一発合格だ。おめでとう!!」

 

利香「え!?ありがとうございます!!」

 

キャサリン「最高です!!」

 

ジゼル「信じても良いんですね?」

 

遥花「そう言って貰えて良かったです」

 

チェウォン「は、恥ずかしいですよ。でも嬉しいです。」

 

ユジン「ありがとうございます!!」

 

ジミン「オッパ大好きです!!」

 

またジミンちゃんが抱き着きそうだ。瑠夏オンニは女性だから炎上とかは考えなくても良いがソジュンオッパは男性、変な噂が出るかも知れない。ここはリーダー(仮)の私の出番だ。

 

利香「私とハグしよ?」

 

私はジミンちゃんの前に立ちはだかりジミンを抱き締める。これで炎上回避じゃい!!

 

ジミン「オンニ嬉しいです。」

 

よし、よくやった私。流石はリーダー(仮)と言った所か。いやジミンちゃんを独り占めしたかったのもあるかも知れない。

 

ソジュン「それじゃぁ、また会いましょう。」

 

本日は解散!!練習行きましょう!!




実はあの後、瑠夏オンニは社長に抗議に行ったらしい。やはり不満は有ったのだろう。

瑠夏「社長、何で私のダンス動画を撮影したのに送らなかったんですか?」

クラーク「実はな、君が教える事に意味があると思ったんだ。」

瑠夏「ならラップとボーカルもウォニョンオンニとアントニアオンニを頼れば良かったじゃないですか。」

クラーク「楽曲は先ず音なんだよ。だから僕は音源を送ったんだ。まあ君は素晴らしい教育が出来たから僕としては嬉しいぞ。」

瑠夏「腑に落ちないけど、、、妙に説得力あるの辞めて貰えます?」

クラーク「辞めないよ、本当は辞めて欲しくないんだろう?」

瑠夏「当たりです。辞めないで下さい。」

クラーク「辞めないさ、僕が引退するまではね」

瑠夏「良かったです。」

結局瑠夏オンニは社長と仲が良いらしい。瑠夏オンニも社長もその他の先輩達も私達のデビューを応援してくれると良いな。
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