【悲報】勇者タカシ(25歳)、伝説のジジイ4人に囲まれる   作:雪見もち子

5 / 5
最終話の5話です。


【最終話】最強、高齢化により全滅。ワイのガチ無双→J( 'ー`)し「タカシー晩御飯よー」

1:名無しの異世界人

スレタイでクライマックスの波動を感じた

 

 

2:名無しの異世界人

ちょっと待って、何この怒涛の展開

 

 

3:名無しの異世界人

てか、タカシ、普通に戦えたの!?

 

 

4:勇者タカシ ◆TkSh1/Neet

そりゃ俺だって一応「勇者」として召喚されたからな!!!

ステータスとかスキルはガチで最強なんだよ!!!

 

 

5:名無しの異世界人

( ´_ゝ`) フーン

 

 

6:名無しの異世界人

なんかイマイチ信じられんっつーか

 

 

7:名無しの異世界人

まあ、でもスキルは確かに納得だが

 

 

8:勇者タカシ ◆TkSh1/Neet

実家では妹や弟に「お兄ちゃん、今日も部屋にいるの?」って冷たい目で見られてたけど、

剣を持たせたら魔王軍の幹部クラスともタイマン張れるスペックはあるんだよ!!

 

 

9:名無しの異世界人

スキマバイトで鍛えた身体(?)があるから強いのか?

 

10:名無しの異世界人

で?レベルは?

 

 

11:勇者タカシ ◆TkSh1/Neet

……300

 

 

12:名無しの異世界人

は??Lv300!?!?

 

 

13:名無しの異世界人

半年前まで20とかの雑魚だったじゃん、説明つかないだろ

 

 

14:名無しの異世界人

裏技使ったとかじゃねーの?

 

 

15:名無しの異世界人

高課金アイテムとか??

 

 

16:名無しの異世界人

姫様の呪術()なんじゃね

 

 

17:勇者タカシ ◆TkSh1/Neet

カーチャンの飯がとんでもバフになってた

経験値が×30だった……

 

 

18:名無しの異世界人

( ゜∀゜)・∵. ブハッ

 

 

19:名無しの異世界人

チートだろ、それwwww

 

 

20:名無しの異世界人

やっぱりカーチャンが最強だったのか……

 

 

21:名無しの異世界人

食堂開けよ、そしたら終わるだろ

 

 

22:タカシ ◆TkSh1/Neet

でもさ、今日の四天王戦はマジで終わってた。

 

 

23:名無しの異世界人

何があった。Lv999のジジイカルテットはどうした。

 

 

24:タカシ ◆TkSh1/Neet

あいつら、ワイの前で「良いところを見せよう」と張り切りすぎた。

開幕と同時に、美脚の弓ジジイが「我が究極のステップ……!」って開脚跳びした瞬間、

「アッ」って不穏な声出して着地に失敗。

 

古傷の膝の関節がいって戦闘不能。

 

 

25:名無しの異世界人

おいwww

 

 

26:名無しの異世界人

美脚(脱毛済み)の開脚跳びwwww

 

 

27:名無しの異世界人

だからアレほど弓で戦えと……

 

 

28:タカシ ◆TkSh1/Neet

大胸筋タンクジジイ「勇者殿ぉ! 我が胸筋で敵の奥義を……!」

そう言って前に出た瞬間、「グキッ」って鈍い音が鳴った。

重度のぎっくり腰で戦闘不能。

 

 

29:名無しの異世界人

ジジイなのに張り切るから……

 

 

30:名無しの異世界人

ちゃんとシップ貼った?くノ一ババアは実装された?

 

 

31:名無しの異世界人

妖怪シップ張りババアが居てくれたらな……

 

 

32:名無しの異世界人

やっぱジジイじゃ無理だったのか

 

 

33:タカシ ◆TkSh1/Neet

残り2人も「我が友の仇!」って叫びながら突撃して行った。

けど、古傷の神経痛が痛むだの何だので戦闘不能。

 

実質、最初からワイのソロ討伐戦が始まった(絶望)

 

 

34:名無しの異世界人

ジジイども、それは仇じゃない、ただの老化現象や

 

 

35:名無しの異世界人

【速報】平均年齢が高すぎて前線で一瞬で自滅した件。

 

 

36:名無しの異世界人

絶体絶命の状態なのに、草しか生えんのよwww

 

 

37:名無しの異世界人

いつかこうなるんじゃないかって思ってた

 

 

38:タカシ ◆TkSh1/Neet

ワイは「結局、俺が働くのかよ!!」って絶望した。

でもさ、相手がなんかむっちゃデバフかけてくる系のやつで、戦闘が無駄にダラダラ長引いてさ。

ブラック企業時代のサビ残の怒りを思い出して俺氏ブチ切れ。

 

 

39:タカシ ◆TkSh1/Neet

ガチ無双した結果、四天王の残り一体のHPを削りまくって、ミリ単位になって

「やっと終わるぞ!!」ってなった、その瞬間。

 

背後の空間が「ザザッ……」って歪んで、あの人が現れた。

 

 

40:名無しの異世界人

ざわ…ざわわ……

 

 

41:名無しの異世界人

(゜A゜;)ゴクリ

 

 

42:タカシ ◆TkSh1/Neet

エプロン姿のカーチャンの登場

右手には『聖なる光を放つフライパン』

左手には『時空を切り裂く漆黒のお玉』を装備して仁王立ちしてた。

 

 

43:名無しの異世界人

えええええ!?!?

 

 

44:名無しの異世界人

ちょっ、カーチャンさん、その装備一体どうしたの!?

 

 

45:名無しの異世界人

聖なる遺物か!?それとも買ったの!?

 

 

46:名無しの異世界人

いや、カーチャンさんなら自前で装備を揃えたのかもしれんぞ

 

 

47:タカシ ◆TkSh1/Neet

元凶は最強のジジイどもだった。

 

裏の「伝説の鍛冶屋ジジイコミュニティ」のツテで、

【オリハルコン製】の永久テフロン風魔法加工フライパンと、

【神話級】の0.1gの誤差すら許さぬ絶対計量のお玉を特注で用意してた。

 

見た目はただの調理器具なのに、纏ってるオーラが勇者の装備を軽く超えてた。

 

 

46:名無しの異世界人

( ゜д゜)ポカーン

 

 

47:名無しの異世界人

(つд⊂)ゴシゴシ

 

 

48:名無しの異世界人

( ゜д゜)???

 

 

49:タカシ ◆TkSh1/Neet

カーチャン、戦場のど真ん中でワイと四天王を交互に見て、こう言い放った。

 

「タカシ!! 夕飯は19時って言ったでしょうが!!!」

 

 

50:名無しの異世界人

待って、ちょっと待ってww

 

 

51:名無しの異世界人

そんな伝説級の装備してんのに夕飯のお知らせ!?

 

 

52:名無しの異世界人

情緒が追いつかないんですけど

 

 

53:タカシ ◆TkSh1/Neet

四天王(瀕死)が「何だ、この禍々しいプレッシャーは……っ!」ってガタガタ震えてた。

 

カーチャンが冷たい目で、

「四天王? うちの息子はね、スキマバイト(勇者)なんだから時間はきっちり守らせな!

就業規則はどうなっているんだい!?定時で帰しなさいよ!!」

ってブチ切れた。

 

 

54:名無しの異世界人

突然の就業規則

 

 

55:名無しの異世界人

いや、あの、これガチ戦闘なんで……

 

 

56:名無しの異世界人

つーか、カーチャンさんが場違いでは?

 

 

57:名無しの異世界人

だがしかし、装備は神話級である

 

 

58:タカシ ◆TkSh1/Neet

何が何だか分からなかったし、俺も四天王もお互いに硬直してた。

けど、カーチャンの追撃は止まらなかった。

 

「タカシもタカシだよ!!アンタまたブラック企業系だったのかい!?」

俺の心の傷がちょっぴり疼いた。

 

だが、カーチャンは身内の傷を抉るだけじゃなかった。

 

 

59:タカシ ◆TkSh1/Neet

「やれやれ、仕方ないねぇ……」って言いながら、フライパンで四天王(※瀕死)の頭を

「パァァァン!!!!!」ってひっぱたいた。

 

ワンパンで倒された。

 

これが今日の四天王戦の全貌なんだぜ……。

 

 

60:名無しの異世界人

【速報】一撃で四天王、消滅。ワイのトドメの一撃、オカンに横取りされる。

 

 

61:名無しの異世界人

四天王、定時退社(物理)させられてて草。

 

 

62:タカシ ◆TkSh1/Neet

9割9分倒しきったのは俺なのに、手柄は完全にカーチャンのものになってた。

ジジイたちは地面に這いつくばったまま、感動の涙流してるし。

 

もう無理。マジで無理。

 

「異世界で勇者とかいう最高職に就いたと思ったのに、

実家の力関係のまま介護と家事手伝いさせられてる件について」

 

転職したい。

 

 

63:タカシ ◆TkSh1/Neet

飯食うから落ちる。

じゃあな、おまいら。

 

カーチャンは大事にしろよ。ノシ

 

 

64:名無しの異世界人

おつー

 

 

65:名無しの異世界人

乙でした

 

 

66:名無しの異世界人

お疲れ、勇者タカシ。おまいの事は忘れない。

 

 

67:名無しの異世界人

おめでとう、勇者タカシ。

そして、おめでとう、勇者の生みの親のカーチャンさん。

 

 

68:名無しの異世界人

これには姫様もにっこりやな

 

 

69:名無しの異世界人

魔王も倒せたと言っても過言ではない

 

 

70:名無しの異世界人

勇者タカシ、ガチで強くてもカーチャンの前では無力だな

 

 

71:名無しの異世界人

ほっこりほのぼのエンド

 

 

72:名無しの異世界人

俺もたまにはリビング行って飯食うか。




お読み下さり、ありがとうございました。
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