衝動で書いたのでどこまで続くのやら・・・
なんとか頑張ります(´∀`)
1話 プロローグ
俺は火星人だ。
いや、正確に言うと地球人と何ら変わりないのだが火星で生まれ火星で育ったいわゆる火星人である
1972年、レイレガリア・ヴァース・レイヴァース博士率いる調査団が古代文明のテクノロジー通称「アルドノア」を発見し、その正統な継承者であるとされてから世界は一変した
火星側はアルドノアの独占を主張し、地球側は共有化を主張した。
そして1985年、レイレガリア博士は自らを皇帝と称し、火星に「ヴァース帝国」を建国した。
俺が生まれたのはそんな火星と地球がにらみ合っていた時期だ。学校では時には言外に、時には直接地球側を批判する思考を教え込まれ、皇帝や騎士といった封建的な身分制度があり、工業の発展に力を入れるあまり環境が悪化していく時代だ。
火星人、特にヴァース帝国が建国されて以降に生まれた者は地球人を劣等種としてみなし、火星人であることに誇りを持つ者が大半だ。
そういった意味では、地球の書物を読みあさり火星の幼さを感じていた俺は異端児だったのだろう
そんな俺は地球に憧れを持ち1999年、火星と月をつなぐ「ハイパーゲート」を移動する揚陸城に乗り込んだ
それが俺の戦いの始まりだったのかもしれない
ハイパーゲートの暴走によって月が砕ける大惨事「ヘブンズ・フォール」が発生し、大型機動兵器「デューカリオン」に潜伏していた俺は大怪我を負った。
その時現場に居合わせたのが
俺の身元引受人になってくれ、記憶喪失を装った(というか実際記憶喪失していた)俺に地球のことをいろいろ教えてくれた。今では年の離れた兄のような存在だ
地球と火星の関係はヘブンズ・フォール後の2000年に休戦協定が結ばれ、少しずつではあるが和平交渉が進められていった
俺は鞠戸さんと同じ軍人となり、地球の対火星軍用に作られた人型機動兵器「カタフラクト」の
それから幾分かの月日が経ち迎えた2014年世界は新たな局面を迎える・・・
「鞠戸さん、いい加減起きないと遅刻しますよ」
「あ~わかってる、わかってる。そう急かすなよ
こりゃダメだ。この酔っ払いを待ってたら自分まで遅刻する。
いやまあ既に遅刻なんだが・・・
「俺、先に行きますからね」
俺は鞠戸さんの朝食をテーブルの上に置いて家を出た。愛車の大型バイクにまたがりエンジンをかける。
エンジンの始動と共に心地いい振動が伝わる。ヘルメットを装着して俺が勤めている芦原高校に向けてバイクを走らせた
◇
「お、やってるやってる」
今日は兵科教練のある日で学生たちは訓練用となりつつあるカタフラクト「KG-6 スレイプニール」に乗り訓練を行う。訓練といっても簡単な操縦や射撃訓練のみで
成績優秀者が軍に入ったときにその成績を見て操縦士になることがある程度のものだ。
「あっ!有田中尉遅ーーい!」
「いやーすまん界塚准尉。鞠戸さんが中々起きてくれなくてな」
今ちょうど生徒に指示を出していた彼女は界塚ユキ准尉だ。若さ故か、おっちょこちょいなところはあるが優しく明るくそれでいて芯の強い女性だ
ちなみにその容姿と持ち前の明るさから生徒の間では女神のように言われてたりもするとか・・・
「あれ?その鞠戸大尉が見当たらないですけど・・・」
「朝から飲みだして、やる気が出なさそうにしてたんで面倒だからおいてきた。酒は没収したから時期に来ると思うけどな」
「あの酔っ払いめ」
そう言って少しの間遠くを睨むとすぐに生徒たちの方に戻っていった
俺は「急いで荷物置いてくる」と言って教官室へと小走りで向かった
教官室に入るとそこには学校の保健医兼鞠戸さんの担当医の
「今日は和平のために火星の王女様が来るそうですからね。15年前の戦いを生き延びた大尉としては思うところがあるんでしょうね
とはいえお酒の話はこれとはまた別ですから止めていただいて感謝します」
「いきなり何を言い出すかと思えば・・・盗み聞きはあまりいい趣味とは言えませんよ」
どうやってさっきの話を聞いてたんだ?あとついでに言っとくと俺も15年前の生き残りですけどね
と思いながら急いで着替えて教官室を出た
「頑張ってきてくださいね」
う~ん、耶賀頼先生っていい人なんだけど何かやりづらいんだよな
そんなことを思いながら走っているとやっと来た鞠戸さんが界塚准尉に怒られている姿がみえて思わずふっと微笑んだのであった
次回でアニメ1話以上進む予定です
感想等あればどんどん言ってくださいお待ちしております