アルドノア二次(仮)   作:クイハ

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遅くなりました
最近、私的な用事が立て込んでましてどんどん更新が遅くなっていきます
(最初に亀更新のタグつけといて良かった~)

最近アニメも溜まっているという状況です(トホホ・・・)
まあ、アルドノア・ゼロとSHIROBAKOだけはすぐ観ますが

そんな話は置いといて今回やっと真と合流します

それでは12話どんどんドーナツ、どーんといこう
(やべっテンションがおかしい(汗))


12話 種子島

◇Side三人称

 

開戦を告げる放送の後、連合軍も開戦の準備を始めた

とは言っても電波妨害も受け、度重なる火星の攻撃により軍は大きな損害を受けていた

そのため公立高校に通っていた者は徴兵の対象になるのであった

 

こういったときのことも想定していた真はあらかじめアセイラムについては特殊な事情があると言っておいたので

彼女とエデルリッゾは徴兵の対象にはならなかった

 

一方ライエはどうしたらいいか悩んでいた

多くの人が口々に

 

「火星人を倒す」

「火星人から地球を守るんだ」

「火星人は敵だ」

 

と言っていたのを聞き、火星人である彼女は複雑な思いであった

彼女自身、父を殺されたことで火星人、ひいては自分自身のことまで恨み憎しみ忌み嫌っている

だからこそ、火星を敵視する声に居場所のなさと自己嫌悪に苛まれることになっているのだった

 

「あなた・・・ライエさんよね?」

 

突如ライエに声をかけてきたのは名前も知らぬ女性船員だった

 

「はい、そうですけど・・・」

 

「よかった。あなたは軍属じゃないけど訓練は受けてもらうからこの服持ってて」

 

いきなり手渡されたのはカタフラクト隊が着ているものと同じ服だった

 

「えっ?私まだ何も・・・・それに訓練なんて受けません」

 

「残念ながらあなたの保護者が決めたことだから本人に直接言ってもらえるかしら?私これでも忙しいの」

 

そう言って女性船員は立ち去っていく

しかし、何一つ納得の行かないライエは最後に1つ質問する

 

「保護者って誰ですか?」

 

「有田中尉よ」

 

「・・・いないじゃん」

 

この艦にいない男のことを思い出しながら不満そうな顔をするライエ

全て真の手のひらの上のようでむかつくが、今の自分に最善であろう策をとってくれたことに少しだけ感謝するのであった

 

ちなみに伊奈帆と韻子はカタフラクトのパイロットとなり、カームは整備班に配属となった

不平を言うカームだったが、高校での成績を見たら当然の結果である

 

 

日が高くなり周りは全面海となっていた頃、アセイラムはデッキに出てきて風にあたっていた

同じく外へと出てきた伊奈帆はアセイラムの側に立った

 

そんな伊奈帆をチラっと見てから再びアセイラムは前を向いた

 

「本当に綺麗・・・」

 

「青い空は珍しいですか?」

 

「ええ、光を屈折し、海と空が青く見えるほどたくさんの水と空気、そんなもの火星にはありませんもの」

 

「それは違います。空が青いのはレイリー散乱、雲が白いのはミー散乱です」

 

地球人・・・スレインに教えてもらった知識が実は間違っていたことを告げられて

恥ずかしさを隠すために頬を膨らませたアセイラムであった

 

 

 

この会話が後に大きな意味を持つことになるとは誰も予想していなかった・・・

 

 

 

 

わだつみに搭乗している一行は種子島基地の目の前まで来ていた

夕日が差し込む中、甲板には1つの酒瓶とそれを見ながら座る鞠戸がいた

 

「まだ日は高いですよ、鞠戸大尉」

 

そう言いながら近づいてきたのは耶賀頼であった

 

「これは俺のじゃねえ」

 

そして鞠戸は立ち上がり、酒瓶を持って大きく振りかぶる

 

「飲めなくなったやつの分だ」

 

言うやいなや酒瓶を海・・・種子島基地の方へ投げた

そして、胸ポケットから別の酒瓶を取り出す

 

「俺の分はこれだ」

 

「・・・ヒュームレイさんですか・・・」

 

耶賀頼が呟いたヒュームレイとは鞠戸の親友であり戦友だった男のことだ

ヘブンズ・フォールが起きたあの日、鞠戸は自らが引いた引き金によってその親友の命を奪ったのである

それ以来、鞠戸はパニック障害になり、戦えない身となってしまったのだ

 

「では、私もご一緒させていただきましょう」

 

治療のため、あまり鞠戸の飲酒を良しとしない耶賀頼だが今日については止めるどころか参加するようである

そんな二人に近づく影が一つ

 

「私も一杯頂けますか?」

 

そう言ったのはわだつみの館長であるマグバレッジであった

彼女は鞠戸から酒瓶をもらい、一口飲んでから鞠戸に向き直った

 

「私の兄も種子島での戦闘に参加していたんです。しかし戦死・・・・

いえあなたに殺されたんですよ鞠戸孝一郎!

私の旧姓はヒュームレイ、あなたの親友は私の兄です!!」

 

その言葉に鞠戸と耶賀頼は言葉を失った

しかし、なにか答えねばと鞠戸が口を開こうとしたそのとき・・・

 

ドォォオオン!!!

 

大きな音と揺れが艦を襲った。それは敵の攻撃によるものであった

三人は急いで持ち場に戻り、戦闘体制を整え始めたのでこの話は一旦終わりとなったのであった

 

 

甲板を貫いた敵の攻撃は当初不発弾のように思われたが、それは間違いだった

不発弾と思われたそれは再び動き出し島の方へと向かっていく

そして島の頂上にいた六臂のカタフラクトに近づき、腕としてドッキングするのであった

 

「断りもなくワラワの領地に入るとは・・・お灸を据えてあげましょう」

 

そして再び六臂から腕が射出される

 

「カタフラクト隊迎撃開始!!」

 

次々と現れたカタフラクトは迫り来る腕に銃撃を行う

しかし、何発当てたところで傷一つつくことはなかった・・・

それもその筈、飛ばされた腕は拳を握った状態で巨大分子となっているのである

 

「AP弾は無効、HE弾に切り替えて!!」

 

いち早くユキが指示を飛ばすが、狭い場所で縦横無尽に迫り来る腕に方フラクト隊は為すすべなかった

あるものは左右の攻撃に反応するも、上空からの攻撃に反応できず潰され

あるものは左右からの挟撃によってぺしゃんこになった

 

次々とやられていくカタフラクトたち

やがて残るはユキ、韻子そして伊奈帆の3名になったのであった

 

「きゃっ!!」

 

韻子は突っ込んできた腕を避けきれずにスタビライザで受け止める

しかし受け止め切れる訳もなく押されていくのだが、この時幸運にも機体が傾き、受け流すことに成功した

 

「なるほど・・・ありがとう韻子、ついでにスポッターよろしく」

 

そう言うと稲穂は迫り来る腕に向かって発砲した

 

ドンッ!

 

炸裂した銃弾の爆発によって傷はつかないものの軌道を艦からそらすことに成功した

そして3人はかたまり、ユキ、韻子が腕の位置を告げ、伊奈帆が逸らしていく

 

しかし、それも長くは続かなかった

 

上空から迫り来る腕に発砲するが重力の関係上射程が狭まる

 

「向こうは重力で加速している。これ以上接近されると・・・・」

 

バンッ、バンッ、バンッ・・・カチッ

 

引き金を引くたびに響いていた発射音が、空を切る音に変わる。その音が示すのは・・・

 

「・・・弾切れ」

 

 

更に悪いいことに弾切れを起こしたのであった

 

迫り来る腕、弾切れになった銃、動かない船

絶体絶命の状況に誰もが思わず目をつむってしまったその時

 

ドォォオオンンッッ!!!

 

腕がいきなり爆発し、進路を変えて海へと突っ込んだ

正確には爆発したのではなく打たれたのだ。上空に現れたスカイキャリアによって

 

「すまん、遅くなった」

 

スカイキャリアから発信された音声は・・・

 

「真さん・・・」

 

紛れもなく真のものだった

 

「わだつみの避難員は種子島基地に逃げ込め。道は俺が開ける」

 

そう言うやいなやスカイキャリアが崖に向かって発砲する

弾が当たった崖の部分は表面が崩れ落ち、洞穴が現れたのであった

 

「総員あの中へ逃げ込むぞ!」

 

鞠戸の指示によって、なんとか動かせるようになったわだつみが洞穴へと移動していった

その様子を見てから真は伊奈帆、ユキ,韻子に回線を開く

 

「今からあの六臂ヤローを倒す。界塚と網文は援護、弟は俺に乗ってあの腕を潰すぞ」

 

韻子、伊奈帆が返事をする中、黙っていない者がいた

 

「ちょっと待ちなさいよ!!その前にまず言うことがあるでしょうが、バカ真!!」

 

「す、すまん。だが今は緊急事態なんだ後でなんでも言うこと聞くから指示に従ってくれ」

 

これを聞いたユキは悪そうな笑みを浮かべる

 

「今『なんでも』って言いましたからね。帰ったら覚えときなさいよ」

 

言質を取られた真はしまったという顔をするが

すぐに諦めため息をつく

 

「一応俺はお前の上司なんだが・・・・」

 

「自分勝手な人は敬いません!」

 

「・・・まあいい反撃開始だ!!」




という話でした
ところでオリ機体、オリ敵って作ったほうがいいですかね?

というわけで軽くアンケートしてみたいと思います

1、オリ機体、オリ敵両方出演
2、オリ機体のみ
3、オリ敵のみ
4、どちらともいらない

感想やメッセージから番号と余裕がある人はその理由やアイディアいただけると嬉しいです

ちなみに誰からも来なかったらその時の気分で適宜追加していきます


ではでは次回は種子島戦決着と揚陸城での真の脱走の話かなあと考えています
もしかしたらOHANASHIかもしれませんが・・・
(アーマチュアいたそう((((;゚Д゚)))))

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