アルドノア二次(仮)   作:クイハ

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◇の後ろにSide~と付くときは視点が変わる時で
何もないときは場面が変わる時なのでご了承ください

今回は戦闘はしません


2話 開戦

「お~い真さん。こっちこっち」

 

「はいはいわかってるからそう急かすなよ界塚」

 

俺と界塚は火星の王女様、アセイラム姫のパレードが開かれる通りに来ていた

これはもちろんのことながらデートなどではなく、職務の延長線上にあるようなものだ

というのもこのパレードの交通整備や観客の誘導には芦原高校の生徒会役員と有志の数名が駆り出されており、その監督というか様子見的なものだ

 

「おーいたいた、みんなしっかり働いてるな」

 

「そうですね。今のところ特に問題もないようですし、今日はパレード観るのがメインになりそうですね。」

 

そんな話をしながら通りの真上を通る遊歩道までやってきた。

そこにはちょうどスタッフの腕章を付け観客の誘導に励む網文韻子(あみふみいんこ)がいた。

彼女は学力が高く、カタフラクトの操縦も良い成績を収めている。更にそのしっかりものの性格からか生徒会役員にもなっている

教官の言うこともよく聞きしっかりと理解するので教官陣にも人気が高い

 

そんな彼女によっていくのは2人の男子

彼らの名前は界塚伊奈帆(かいづかいなほ)とカーム・クラフトマンといい彼女の友人だ

 

界塚伊奈帆は別名界塚弟で、その名のとおり今俺の隣にいる界塚の弟だ。

こちらも網文同様に座学、実習ともに成績優秀でしっかりものだ。網文とは違って明るい方ではなく冷静沈着な方のしっかりものだが・・・

普段あまり表情が変化しないので下手な大人(特に隣にいる姉)より大人びているが、時々理屈っぽくごねるのが子供らしいなと感じるのだ

 

カーム・クラフトマンの方は先述の二人と違い座学も実習も成績不振だ。

しかしその元気そうな見た目に違わずお調子者ながらも活気あるムードメーカーだ

更にカタフラクトについての知識だけは人並み以上にあるので、その力強さとあわせて整備士が似合うのではないかと睨んでいる

 

「あ、見てくださいよ真さん。どうやら到着したみたいですよ」

 

「本当だ・・・・な」

 

「どうしたんですか?真さん」

 

貝塚に言われて振り返るとそこには確かにアセイラム姫の乗る車があった。だがその更に後方の上空に飛行物体があるのが見えたのだ

その飛行物体をよくよく見ているとどうやらミサイルのようだった

 

「界塚准尉これより観客の避難誘導を行うようにこの場にいる生徒に伝令。その後速やかに基地へ移動する」

 

界塚准尉と呼ばれプライベートの顔からから軍人の顔へと変えた彼女はそれでもまだ困惑していた

 

「はっ!しかしどうゆうことですか有田中尉?」

 

「あれを見ろミサイルだ。狙いはおそらくアセイラム姫、こんなことをしたら結果がどうであれ・・・・」

 

と話していると後ろから悲鳴が上がった。既に何発か建物にぶつかり爆発したミサイルの流れ弾がこちらに向かってきていたのだ

俺はホルスターから常時携帯している拳銃を取り出しミサイルの信管にめがけて発砲。なんとか空中で爆発させることに成功した

 

そして振り返って言った

 

「・・・開戦だ」

 

界塚准尉は信じられないという顔をしていたが、再び上がった悲鳴に思わずそ振り向いた

その視線の先では、爆風により転覆した車から這い出たアセイラム姫に一発のミサイルが落ちていくのであった・・・

 

◇Side三人称

 

「通りの観客の避難は完了しました。」

 

「・・・あぁ、了解した。基地へ向かうぞ」

 

「?中尉、どうかしましたか?」

 

「・・・いや、何でもない。さっさと行くぞ」

 

真の曖昧な返事にユキは心配げな表情を見せた。避難・救助活動は別行動だったので活動中に真に何があったかユキは知らない

真はそんなユキの様子に気づいているようだが、だからといって取り繕うほどの余裕は見られなかった

 

一体真に何があったのかそれを知るのは真本人だけである

 

二人が車に乗り込み基地へと向かっている途中で上空から何かが降ってくるのが見えた

「何か」とはズバリ火星の揚陸城である。アセイラム姫の暗殺の知らせを受けた軌道騎士が地球へと上陸(着陸?)してきたのである

 

この事態を予測していた真は近くのシェルターに一旦避難した。

二人が外の様子を伺っていると道路の真ん中で落下してくる揚陸城に吠える犬がいた

しかしその犬は上陸とほぼ同時に炭と化し粉々になるのであった

 

「ちっ・・・」

 

嫌なものを見たといった苦い顔を浮かべて真は舌打ちをした

今のは犬だったが逃げ遅れてた人がいたら?そう考えるとやりきれない気持ちになり、目の前の壁にぶつける他なかった

 

 

この日地球上の様々な地点に揚陸城が上陸し、多くの地球人を死に追いやった。

更にそこから出撃したカタフラクトはアルドノアドライブを搭載しており、その力の前に地球のカタフラクト隊為すすべなく蹂躙されるのであった

しかしこの事実は火星側の通信妨害により芦原にいた真たちに知らされることはなかった

 

そして同じような驚異が迫っていることもまたその身に起きてみるまで知ることのない事実である・・・




拳銃でミサイル撃墜って無理がありますかね?
無理があるなら実は真が魔改造を施したものだとでも思ってください

次回、ライエ、ダンゴムシは登確(登場確実)
エデルリッゾ、アセイラム姫は出ると思う・・・

起助の死亡フラグは折れるのか?・・・俺にもよくわかりません

それではまた次回で
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