・・・という連絡を入れたかったので今回はタイトル通りにあっさり終わってます
そして今回一緒に書く予定だったものをこれまたあっさり載せようと思います
戦闘に1話丸々使いたいのでご了承ください
◇Side有田真
ブリーフィングルームに着くと界塚弟は携帯端末を室内にある大型画面に接続し始めた
網文とクラフトマンを待つ間、軽い質問を投げかけた
「で、何か分かったのか?」
「はい。中尉の機体に残っていた戦闘データからあのカタフラクトは物質はもちろん運動エネルギーやレーダーの電波も吸収していました。
今は韻子とカームにそれ以外について調べてもらってるところです。ダメ元ですが」
「ダメ元かよ」
クラフトマンが少し機嫌が悪そうな様子で、その後に続いて若干しょげた感じの網文が部屋に入ってきた
結果は聞かなくてもわかるが一応聞いておくか
「収穫は?」
「赤外線も音波探知も駄目。アクティブセンサーの
「エコーが返ってこないんです」
報告が終わると二人は疲れていたようで、ドシッと椅子に座った
すると界塚弟の方も準備が出来たみたいで大画面を用いて説明を始める
「物質も光も音も電波も、触れるもの全てを吸収する。それがあの壁の特徴なんだと思う」
「壁?」
「あいつの表面を覆っているエネルギーフィールドのことだよ。バリアって呼んでもいい」
「バリア・・・」
クラフトマンの質問に対して「壁」以上に固さを感じる「バリア」という答えが出たことに網文は思わず呆れたように言い放った。
実際、一度俺たちが圧倒されたことも踏まえて、その完全性がどんどん強固なものになっていくのだ。子供には辛いだろう
「んじゃあ攻略法はそのバリアの隙を突くしかないか?」
「隙間なんてあるんですか?」
「お前はアホか界塚。接地面にはバリアが貼れないだろうが、あとは・・・弟が説明してくれるそうだぞ?」
全部言っても良かったのだが、界塚弟が用意をしているだろうし、じーっとこっちを見ていたので譲ろう
そして俺が振ると界塚弟は頷いて画面に図を映し出す
「さっきの話に戻るけどアイツは外からの情報を全部遮断しているんだ。僕の考えではあのバリアの裏側は何も聞こえず見えない、真っ暗な世界だと思うんだ」
「でもアイツは迷うことなく追ってきたぜ?」
「攻撃も正確に狙ってきてたよ?」
「そう、アイツはビルの向こう側からでも正確に追ってきた。なのにトンネルに入った瞬間あっさり諦めた。なんでだと思う?」
界塚弟の問いにクラフトマンも網文も界塚までもが首をかしげた
おいおい界塚、お前は気づけよ・・・そんなんだからペニビアなんて言われるんだよ
「アイツは視界を確保するために上空に別のカメラを用意してるんだと思う。こんな感じ」
そう言って携帯端末をタッチすると画面が航空写真に切り替わった
「だからビルの向こう側にいても正確にこちらの位置を把握してたし、トンネルに入るのを嫌がった」
「なるほど~だから有田中尉はトンネルか地下道に行けって行ったんですね」
「そういうこと。ついでに言うとその外部カメラから情報を受信する必要がある。それもバリアの隙間の一つってわけだ」
「他にも外部スピーカーなんかもありうるけど、内側から外に働きかけるときはあのバリアがどう作用するのかわからないから期待できない」
そう言って界塚弟が締めくくるとみんながあ~う~と唸りながら悩み始める
界塚弟、お前作戦が出来てるんだったら言ってやれよ。中々いい性格してやがる
「とりあえず接地面が隙間なんだったら地雷が有効なんじゃないのか?」
「クラフトマンにしては優秀な回答だな。確かにそれが一番楽かもしれんがアイツはこっちを四六時中監視しているわけだから堂々と設置できない
となると地下道で仕込むことになるわけだから設置場所が限られてくるわけだ。アイツはああ見えて中々素早いから誘導するのは難しいぞ
なにより相手もバカじゃない。はっきりとした隙間があるならそこを補う何かがあるはずだってのも考えとけよ」
最初にクラフトマンにしてはって言った時には少し怒っていたのに、どんどん言うたびに頭がうなだれていき
最終的にはすみませんでしたと言われてしまった。・・・言いすぎたか?
「ま、まあ相手が馬鹿だっていう可能性もあるから地雷の方は俺がなんとかしよう。ただダメだった時の代案が欲しいな」
「僕に考えがあります」
ちらっと界塚弟の方に目を向けて話を振ってやると待ってましたと言わんばかりに話し始めた
というわけで次回は戦闘前夜になります
そのときにできれば真とユキの絡みも入れたいなあと思っております
次回は新キャラ無しです
それではまた次回お会いしましょう