もし、皆さんが大好きな作品に転生したとしたら何をやりたい?
救済したい?
傍観者になりたい?
キャラたちと仲良くなりたい?
原作改変したい?
どれも素晴らしいことだ。
私?私はね、推しを曇らせたい。
苦しんで、泣いて、叫んで、絶望して、それでも立ち上がる姿が見たい。
推しの曇った顔が好きだ。
推しの苦しむ顔が好きだ。
喪失を抱えて前へ進む姿が好きだ。
だから……もし、転生したら推しの心の傷になりたい。
一生消えない心の傷跡になりたい。
忘れられない人になりたい。
命を懸けて守りたい。
遺言を残したい。
そしてその全部を抱えて推しには最後には幸せになってほしい。
そんな欲望を抱えてた前世。
そう、前世である。
私はオタクなJDだったがいつも通り眠って起きたら突然転生してしまっていたのだ。
最初は赤ん坊の体でまじでわけわかめだったが5年も経てば自然と受け入れられるもの。
転生したらもう、あれだよね。
どこの世界か確かめるよね。
まぁ視界に入り込む見覚えのある気持ちの悪い化け物(呪霊)がいる時点で察してはいるけど。
ここ呪術廻戦の世界かよ!!
しかも原作前の現代!
よかった平安時代じゃなくて。
呪霊が見えるのなら呪術師の素質はあるのだろう。
生まれたのも推しと同じ世代だし。
もうここまで条件が揃えば神様が推しを曇らせよと言っているようなもの。
もうすでに一度死んだ?身なのだ性癖に従って生きてまた死んだって罰は当たらんだろう。
なので推しを曇らせます。
あ、ちなみに推しは七海建人です。
私自身が死んで推しが曇り、心の傷になりたいタイプなので目指すならあの灰原の死亡した産土神の討伐依頼が最適だろう。
問題は死に方と死ぬまでの推しとの関係性だな。
死に方はいきなりオリジナル演出は難しいなぁ。
曇らせにも技術がいるし……そうだ!先人の知恵を借りよう。
数ある曇らせの名シーンそのなかで1番最初にやるのは……姫野先輩、君に決めた。
某チェンソーの作品で途中退場してしまうキャラ。あれは芸術だった。大切な人を守るため、体を代償にして少しずつ消えていく。
そして最後のセリフに
「アキくんは死なないでね。」
「私が死んだ時さ……泣いてほしいから。」
うん。最高だ。あれを再現しよう。
私が今世で得た術式も似たようものだし、ちょうどいい。
高専へはスカウトされるよう呪霊は普段から祓っておこう。
高専二年生の時にことが起きるから、それまでに推しが後に思い出を噛み締めれるような素敵な青春を送らればならぬな。
あと推しから私への好意を寄せられるような女性にならなければいけないな。
好きな女の子が自分が非力なばかりに目の前で死んでしまうシチュは最高やな。
そうだどうせ私の過去も重くしたかったし、姫野先輩みたいに適当に呪霊を祓うために片目は犠牲にして眼帯つけとこ。
あとあと常に身につけているアイテムなんかあると私が死んだ後にそれを推しが形見として身につけて、それを見るたびに私を思い出すようになれば万々歳だな。
よし。推しを曇らせるため頑張るぞー!