【叛逆の物語続編創作】魔法少女まどか☆マギカ窮編 慟哭の物語【完結】 作:エルアインス
第十二話「円環の理」
「やっと来たのですね、円環の理」
百江 なぎさの歓迎するような声を耳に通さず、私は呆然とまどかを注視していた。
魔法少女になったまどかの象徴とも言える、ふわふわとした可愛らしい桜色の魔法少女服が神々しく感じられる。
雰囲気も他人を優しく包み込むようなもので、私の知るまどかそのものだ。
しかし服装から連想されるのは、私を迷わせるように幾度となく現れた魔法少女のまどかであるという結論だった。
私の作った世界でのまどかは魔法少女に為る要因がなく、記憶も取り戻しておらず、普通の少女として幸せな日々を過ごしていた。
その前提があれば、私の前に幾度となく現れた魔法少女の姿をしたまどかと幸せに暮らしていたまどかは別人であると考えられる。
本当に別人なのだろうか。私の知らない間にまどかは記憶を取り戻していて、私を欺いていたとしたら?
可能性が可能性を呼んで、頭を蹂躙していく。
「さすがのあんたも驚くみたいね、ほむら」
美樹 さやかの押し殺したような声が頭の回転を阻害してくる。
あんたも、ということは美樹 さやか自身も魔法少女の姿をしたまどかと接触した際には、私と同じく驚いたということなのだろうか。
頭の中で何度考えて、可能性を考えても結論が出るわけがないことを私は知っていた。
いくら考えて理解の範疇を超えている物事の本懐を知ることは叶わない。埒が明かないと判断して、回答を得られるかわからないけど、寝ているように目を瞑っていた彼女に話しかけてみる。
「あなたは……私の世界に居たまどかなの?」
魔法少女の姿をしたまどかは、どこか憂いを帯びた表情を浮かべて、私をその優しげな金色の瞳で捉えた。
彼女の瞳をしっかりと本質を見据えるように見つめて、初めて理解する。
どうして彼女はあんなにも、悲しそうな表情をしているのだろう。
私が魔法少女の姿をしたまどかを見上げていると、意を決したように彼女は口を硬く結んでから声をあげた。
「私は円環の理。まどかであって、まどかじゃない……あなたの知るまどかとはまったく別の者だよ、ほむらちゃん」
その言葉に、言葉で頭を殴りつけられたような鈍い衝撃を感じた。
頭の中で単語が飛び交う。
自分のことを円環の理と呼称していること、まどかとは別の者であるということ。
魔法少女の姿をしたまどかが言っていることが真実であるのなら、まどかは二人存在していたということになる。
まだ……全てを理解するには材料が足りない。
彼女の突拍子もない言葉を念頭に、探るように言う。
「じゃあ、あなたは何者なの。まどかでないというのなら、なぜまどかの外見をしているというの?」
「私は鹿目 まどかの人格が抜き取られて、暴走を始める前の円環の理が自己の防衛から本物の鹿目 まどかの人格として、円環の理の暴走を抑えるために生まれさせた。意識体みたいな存在が、私なの」
円環の理からまどかのような者が生まれたなんて、嘘みたいな話だけれど、まどかに似た者らしい彼女が嘘をついているとも思えない。
それに、なぜか語られた言葉は真実なのだと、頭は理解していた。
まどかを救う、なんて希望を持っていた心の端が黒く染まっていく。
彼女が言っている通りの出来事が起こっていたとしたら、因果というものは、幾らでも私に巡ってくるものらしい。
私が引き起こした円環の理からまどかの人格を引き抜いた事態から、私を絶望させるための要因が生まれてくるなんて皮肉にもほどがある。
体全体が考えをめぐらすたびに、段々と体が芯から強張って行く。
「暴走を止めるためにあなたが生まれたはずなのに、円環の理は暴走していた……どうして?」
彼女が、まどかの代わりとして生まれたというのならなぜ、円環の理は魔女をこの世界に送り続けることになったのか、なぜ暴走することになってしまったのか。
「彼女では、本物の鹿目 まどか足りえなかったのですよ。
まどかの変わりになれず、他者との繋がりが皆無だった彼女は、少しでも円環の理との繋がりがあった私に連絡を取り、本物の鹿目 まどかを奪還させるために私の記憶を取り戻させたのです」
手持ち無沙汰そうに突っ立っていた百江 なぎさが答えを寄越してくる。
その言葉と今までの言葉で、ようやく全てを理解することができた。
暴走を前に円環の理から生まれたまどかを模倣した意思体では、本物のまどかの変わりになんてなれるはずもなく、暴走を止めるという本来の役割を満たせずに円環の理の暴走が始まってしまった。
円環の理の暴走を止めるため、この世界でも円環の理と繋がりが残っていたらしい百江 なぎさをパイプに私からまどかを奪おうとした……ということが事象の中心らしい。
百江 なぎさの存在をよく知らなかった私は、美樹 さやかたちに施したような記憶の封印なんて百江 なぎさにしておらず、安易に円環の理から百江 なぎさへ連絡が取れてしまったことが、今回の事象の原因であり、私の知りたかった蜘蛛の巣の中心ということだろう。
まどかの幸せを阻害する根本的な原因を作ってしまったのは……。
「……そう。そういうことだったのね。
あははっ……はははっ」
自重気味に頭を垂れて、自分を嘲るように笑ってしまう。
心が、じわじわと熱せられた鉄を刺されたように熱く、痛くなる。
まどかの本心を聞いて、幸せを願ったから円環の理が暴走し、円環の理が暴走したことによって、魔法少女たちの記憶が蘇り、円環の理の力を強奪した私と戦うことになった。
因果応報とでも言えばいいのだろうか。全て私のしたことから、この騒動は起きてしまっていたのだ。
全部、全部!
私が原因で、自身が作りだした状況に振り回されていただけじゃないッ!
「あんたに笑っていられる余裕があるとは思えないけどね」
私の至るであろう思考に、美樹 さやかは元々当たりをつけていたらしく冷静で私を嘲るように言ってくる。
「まどかを幸せにしようとした私自身が、まどかの幸せを妨害する全ての元凶だったのよッ! これ以上におかしなことが、まだ何かあるというの?」
「なかったら、あんたもまどかもこの上なく幸せだったかもしれないね。
でもまどかは"それ"を選んだから。
ね、まどか」
美樹 さやかの風に乗せるような柔らかな声が、虹色の空間で静かに駆け抜ける。
発せられた言葉が、魔法少女の姿をしたまどかへ向けたものではないことには、すぐ気づけた。
無言で、美樹 さやかが呼びかけた方向に目を向ける。
どこか戸惑っているような眼差しを浮かべ、見滝原中学校の制服を着用している本物の鹿目 まどかが気配もなく立っていた。
世界改変の際に改変される世界へ溶け込むようにして消えたまどかのサルベージが百江 なぎさの手によって完了したということだろう。
円環に導かれた魔法少女たちの手がかかっているのなら、きっとまどかは私のしでかしたことを既に思い出しているはずだ。
円環の理の力を奪ったことも、まどかの希望を奪ったことも、そのせいで起きた世界の暴走に関しても……全て。
「ほむらちゃん……」
まどかの戸惑いは、声にも現れていた。
きっと、まどかは私を恨んでいる。
まどかを騙すようなことをして、円環の理の力を、希望を奪ってしまった私を……。
そんな感傷を切り捨てるように、百江 なぎさは力強い声でまどかに言う。
「まどかさん。あなたにこれから円環の理を返すのです」
「……それが私の選択して見つけた希望の道だもんね」
迷いを感じさせないまどかの答えに、唇を噛み、手爪の跡が残るのではないかと思うほど力強く拳を握る。
私を見ているときは、あんなにも戸惑いを浮かべていたのに。
あくまで戸惑いがあるのは私にたいしてだけで、円環の理へ戻ることに抵抗はない。そういうことなのだろう。
私が知っている通りのまどかが導き出す答えだと考えれば、理解できるけれど答えに納得できるはずもない。
まだ、あなたは……。
「まどか!」
円環の理へと向くまどかを制止しようと、大声を張り上げる。
しかし、まどかは私をまったく視界に入れようとはしない。
勢い余って立とうとする私の目の前に、鋼色の物体が現れる。
「あんたに邪魔はさせない」
美樹 さやかが私を制止させようと剣の切っ先を突き立てていた。
少しでも動けば、頭を貫く。
そう言いたげな瞳が私を射抜いてくる。
ここで無理に動いて、意識を失ってしまったら今度目覚めたとき、私がどうなっているのかわからない。
臆病だとわかっていながら、動けない。動くわけにはいかないと思考が戒める。
どうしようもならない怒りは、喉を通じて自然と内側から出て行ってしまう。
ぶつけても何も変わるはずのない、無意味な問いかけ。
「どうして……どうしてあなたはまどかに一人になることを選ばせようとするのッ。
まどかにとって今一番近くに居て、何よりも大切な親友はあなたのはずでしょう!」
私がしてしまったことを感枯れ場、私はまどかの大切な親友ではない、そう認めざるを得ない心が刃物に刺されたように痛い。
「……」
美樹 さやかは若干、迷いを浮かべているように瞳を揺らす。
しかし、私からの主張を受け入れるつもりはないと言いたげに、剣を突きたてたままだ。
何を言っても意味はない、ただの平行線で交わることがないことに私はこれまでの問答で気づいている。
いくら叫んでも、今のまどかにも美樹 さやかにも声が届くはずもない。
まどかは円環の理に再び為ることを、決めてしまったのだろうから。まどかには元々迷う要素なんてない。
私が勝手に全てを奪い、また円環に導かれた魔法少女によって全てを返された。それだけなのだろうから。
このまま黙ってみているだけなの……?
諦めるなんて選択はないのに、身動きが取れない悔しさに、嘆く。
私の動きを戒めるように、威圧的に突き出された剣が景色を圧迫する。
まだ逆転できる可能性が存在するかもしれない今、無理に動いて美樹 さやかの手に掛かるのは得策でもなんでもない。
私自身の感覚では、ダークオーブの力は衰えることなく私に残っている。
円環の理がなくとも力を最大限に発揮できると思えるのは、私が絶望と希望の行き着く先まで来てしまったせいだろう。
しかし、力がそのままるといっても、私が力を行使して動くより素早く美樹 さやかは動ける。
歯がゆいけど、待つしかない。
どこかにチャンスさえあれば……!
そう考えているうちに、事は始まりを告げていた。
魔法少女の姿をしたまどか――円環の理はまどかへ歩きながら、ゆっくりと両手を伸ばす。
まどかは、その両手を躊躇うことなく指を絡めながら受け止めて、引き寄せる。
円環の理とまどかの口が、微細に動く。
なんと言っているか聞こえないけれど、円環の理は憂いを含んだ表情を浮かべ、まどかは包み込むような優しげな表情を浮かべていた。
遍く虹色の光がまどかと円環の理から湧き出て、冒しがたく神聖にすら思える光景が広がっていく。
円環の理の力が次々とまどかへ流れ込み、まどかという柱を得た繋がりは糸となって柱を支え始める。
これは再び、まどかが概念として至るための行為に他ならない。
円環の理の体が、足から存在感がなくなるように透けていく。
円環の理は、自己防衛のために現れたまどかの偽者とでもいうべきものだから、本来のまどかが戻ってくればその役割もおしまいということなのだろうか。
広がった虹色の光は段々とまどか自身へ収束して、この儀式の終わりを告げ始める。
風も吹いていないのに、まどかの柔らかな髪が揺れて、舞い踊る。
再び世界に円環の理が戻ってくるのをまるで祝福しているような、嫌な風だ。
収束した光の中で、円環の理はまどかの額へ顔を近づけ、口付けする。
それが全ての合図だったように、まどかから神々しい光が瞬き、見滝原中学校の質素な制服が、魔法少女然とした桜色の服に変わった。
本能的に目を開けていられないような神々しい光から目を背けず、まどかが概念となる瞬間を私は見届ける。
まどかの髪が一本一本、魔法少女たちの希望を表すかのように伸びて揺らめき、桜色の服は自然と白く変わって、触れることの許されない女神らしさを引きだしていく。
最後には、まどかを人間だと象徴させる桜色の瞳から、宝石のように輝く黄金の瞳へ――円環の理へ移り変わる。
終わってみれば、儀式なんてものは時間がかかることもなく、まどかを止められず、円環の理が生まれてしまった。
光は次第に収まり、まどかはゆっくりと私を見据えた。
けれど言葉を出さずに、辛そうな表情を浮かべて私から視線を逸らす。
そうよ。当然のことだわ。
私はまどかに恐れられても仕方のないことをしたし、まどかに恨まれても仕方がない。
次いで美樹 さやかへ視線を向けたまどかは、微笑む。
「さやかちゃん。世界を元に戻すけど、後悔はない?」
未だに私を熱心に監視し続ける美樹 さやかは、再び瞳を一瞬だけ濁らせ、それを押さえ込むように笑顔で言った。
「後悔は……ないよ。また私たちは元の場所へ帰るだけ……何も変わらないよ」
「うん、ありがとう。さやかちゃん」
どうして、この子たちはこうも自分が犠牲になる行いに対して戸惑いがないのか。
美樹 さやかの問いかけに満足したのか、まどかは頷いて目を瞑り始める。
私の救った世界を……幸福と不幸のバランスも全て、元に戻すつもりなのだろう。
世界を構成する大きな理を変えた私の行為そのものをなかったことにするつもりだ。
誰も幸せじゃない、誰もがひとりぼっちになってしまう。
世界を元に戻してしまったら、今まで気づきあげてきた幸せが彼方へ行ってしまう。
自然と頭が垂れて、眼下に点々と広がる虹色の光と、黒を基調にしたのっぺりとしたものに意識が吸い込まれそうになる。
ひとりの私が思考から現れて、言う。
まどかをひとりにさせるの?
またひとりの私が現れる。
やだ。
次の私。
ダメ。
次の次の私。
許せない。
次の次の次の私。
ひとりになんてさせない。
そして、私が言う。
幸せを捨てるつもり?
幾つもの言葉と自分が頭を反復する。
感情が感情を追いかけてきて、頭がこんがらがっていく。
幾つ物言葉が反響される中で、ひとつの言葉が私を突き動かす。
私は……これまで何を後悔していた?
まどかが円環の理になったとき、動けなくてまどかを一人ぼっちにしてしまった自分自身を攻め続けた。
その悔恨があったからこそ、この世界を作るほどに私の祈りは、希望は至った。
このままでは、まどかが世界を再び作りだすのを止められない。
なら、ここでまた私は臆病にまどかへ本音をぶつけることなく、終わってしまうというの?
そんなことになったら、何のために私がここに居るのか分からなくなってしまう。
私はまどかを愛しているから、幸せにしたいからここに、居る!
思ったら、手を拘束していた縄を軽々しく振りほどいて立ち上がっていた。
「あんた、まだ立ち上がろうっての!?」
私を警戒して剣を私の頭に突き立てていた美樹 さやかが、返答を聞くまでもなく、剣を頭へ踏み込ませる。
躊躇いなんて感じさせない神速の剣が、次の瞬間には火花を散らして何かに弾かれていた。
その何かは、持ち主のところへ戻るべく上空へ返っていく。
「誰ッ!?」
美樹 さやかが虚空に問いかけると、それに呼応するかのように目の前へ、赤い服を身に纏った魔法少女が降って来た。
燃え盛るような赤毛を躍らせ、右手に持った長い柄の部分が分割されている多節昆の槍を合体させて、彼女は両手に構える。
美樹 さやかは降って来た人物を視界に捉えるなり、驚愕に目を見開く。
「杏子!?」
佐倉 杏子は美樹 さやかの声を無視して、私を盗み見るように視線をこちらに寄越すと顎で私の行き先を指し示した。
その先では、まどかが目を閉じて世界を再構築しようとしている。
「いきな、ほむら! あんたはあんたが為したいと思ったことをすればいい」
「あなた……私に加担するというの?」
「ここであんたは素直に後悔せずまどかを見送れんのか? そうじゃねぇだろ? 面倒な問答はあとで聞くから、ここは私に任せて行きな! まどかとしっかりと決着つけてこい」
まどかとの決着をつける――その言葉に頭から迷いが消えるように、冴え渡っていく。
私の個人的感情とまどかの個人的感情は、きっと相容れないものだろう。
世界を改変したから、また改変して、いつまでもぶつかり合ってイタチごっこのように世界を何度も改変するわけにもいかない。
ここで本当に迷いも何かもかもをまどかとの決着をつけて、私の納得が行く答えを出せと杏子は言っているのだ。
私にだって分かっていた。どれだけ私が必死に思おうとまどかは私が思い描く物とはまったく別の未来を、希望を追い求める。
私とまどかの道は交わることなく、世界を支配する構造が入れ替わるだけ。
ここで私がまどかを止めなくとも私はまどかのことを諦めることができず、私の求めるまどかの幸せを求めて、再び死に物狂いで世界を改変しようとするだろう。
どんな形になっても、私はきっとまどかを諦めることはできない。
まどかと本格的に本心をぶつけることなく、これまで歩んできた。
時間遡行をしていたときも、いつの間にか心はすれ違うようになってしまっていた。
まどかが世界を構築したときも、私たちのすれ違いという溝を生めるには至っておらず、新たな溝を深めるだけで。
本心をぶつけられないすれ違いこそが、私の――いえ、私たちの悔恨そのもの。
杏子が道を作ってくれたのなら、私もその道に乗ることにしよう。
後悔はこれで最後にして、私とまどかの幾度ものすれ違いに決着をつける。
「ちょっと杏子! なんてことしてるの!?」
どこからか、巴 マミの声がするが、もうその声は私の耳に言葉として届いていなかった。
目覚めた心は走り出した未来を描くために、駆け出す。
深層の見えない空中を蹴って、助走もつけずに悪魔の羽で飛び始める。
「あんたにまどかは触らせない!」
美樹 さやかの切羽詰った怒号ですら、私を止めるには叶わない。
彼女が止めてくれる、そう信じていたから。
「あたしを無視するたぁいい度胸じゃないのさ、さやか!」
後ろを振り向くことなく、美樹 さやかの足止めをしてくれているであろう杏子に心で礼を述べる。
杏子、ありがとう。
今起こっている出来事を把握するなんて容易いだろうに、まどかはひたすらに目を瞑って世界を改変しようとしている。
このまま全てを終わらせるなんて、絶対にさせない!
黒い翼を羽ばたかせて速度をあげ、まどかに接近し、攫うように腰を抱きとめる。
不思議と抵抗はなく、まどかは大人しい。
まどかも……私と決着をつけるときだと思ってくれているのだろうか。
それならゆっくりと話せて……戦えるところで私たちの関係に決着をつけよう。
そう決意して、私は終わりの見えない地平へ飛び込んだ。
第十二話「円環の理」終わり