Fantastic4 New York's Heros   作:アメコミ勢

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スーに闇の側面が現れるもアベンジャーズの仲間の力を借りて事を解決する。しかし、謎の人物が動き出すのだった。そして後日、ファンタスティック・フォーはある若いヒーローと出会い親しくなる。更にその後、高校に出向き特別授業を行うのであった。


第六話
親愛なる隣人


ニューヨークには高い有名なビルが3本存在する。ファンタスティック・フォーの拠点バクスタービル、アベンジャーズの拠点アベンジャーズタワー、そして大型科学企業オズコープのビルである。ある日、オズコープの生物に関する研究所にミッドタウン高校の生徒の団体が現れる。どうやら学校行事の社会見学のようだ。その中にピーター・パーカーと言う人物がいた。ピーターは蜘蛛を撮りながら生徒とともに進んだ。ピーターは思いを寄せているMJを撮ろうとした時、自身に迫る小さな蜘蛛に気が付かなかった。

 

ピーター「痛いっ...」

 

突然ピーターの手に小さな鋭い痛みが走る。ピーターは手を見てみると何とそこには蜘蛛がいた。するとだんだんと眠気がピーターを襲い始める。そしてピーターは意識不明で早退となる。家に帰ってもピーターの身体は落ち着かなかった。しかし、翌日ピーターは途轍も無い力を感じる様になった、いや、その力が宿ったのである。ピーターはこの力を正しい事に使いたいと思う様になりニューヨークを守るヒーロー、親愛なる隣人、スパイダーマンとなるのである。

 

ヒューマン・トーチは空を飛びながらのんびりと救助を行っていた。するととある人物が横を通る。ヒューマン・トーチはその姿を見て少々驚く、何故ならその人物はヒューマン・トーチにとっては始めて見る見た目のヒーローだったからである。彼こそスパイダーマンである。

 

ヒューマン・トーチ「おい!!そこの君!!ちょっと良いか?」

 

ヒューマン・トーチはそのヒーローと話してみたいと思い呼び止める。そして二人は手頃なビルの上に降り立ち会話をする事になる。

 

ヒューマン・トーチ「よぉ、僕はヒューマン・トーチだ!!ファンタスティック・フォーのメンバーだぜ!!」

 

スパイダーマン「初めましてヒューマン・トーチさん、僕はスパイダーマンだ。」

 

ヒューマン・トーチ「スパイダーマンだって!?イカした名前だぜ」

 

スパイダーマン「ヒューマン・トーチさんだって負けてないよ〜!!」

 

ヒューマン・トーチはスパイダーマンと会話をしてみると思ったよりも話が弾み楽しくなった様だ。二人は全く違う能力や戦い方をするものの性格的にはかなり合う様であっという間に友達となるのであった。そしてヒューマン・トーチはあることを提案する。

 

ヒューマン・トーチ「そうだ、僕達の仲間にならないか?」

 

スパイダーマン「良いの!?やったー!!」

 

スパイダーマンは子供のように分かりやすく喜ぶ。あ、子供か。

そしてヒューマン・トーチは空を飛びスパイダーマンはスイングをしながらファンタスティック・フォーの拠点であるバクスタービルに向かうのである。そして到着する。実はヘリポートからビルの中に入れる様になっており二人はビルに入る。

 

ジョニー「皆ー!!お客さんを連れて来たよー!!」

 

ヒューマン・トーチことジョニーがファンタスティック・フォーの他の3人を呼んでみる。

 

リード「何方かな?」

 

ベン「悪い奴じゃなきゃ大歓迎だぜ!!」

 

スー「ゆっくりして行きなさいね。」

 

ジョニーは今日知り合い友達になった男、スパイダーマンを紹介する。そしてスパイダーマン本人もジョニーの仲間に挨拶するのである。

 

スパイダーマン「初めまして、僕はスパイダーマン、親愛なる隣人だ。ジョニーさんは凄く面白くてかっこいい人だったよ。」

 

リード「僕はミスター・ファンタスティックことリード・リチャーズだ。科学者をやっているよ。」

 

ベン「俺はザ・シング、ベン・グリムって言うんだぜ。リードの昔からの友だ。」

 

スー「私はスー・ストームよ。インビジブル・ウーマンでもあるわ。ジョニーの姉よ。」

 

スパイダーマンはファンタスティック・フォーの人間関係を知り驚くもとても素晴らしい事だと思い肯定的な意見を述べる。ベンは嬉しくなりこんな事を言う。

 

ベン「そうだ、今日はここでディナー食ってかないか?」

 

しかし、スパイダーマンは申し訳無さそうに断るのであった。

 

スパイダーマン「ごめんなさい、僕は帰る家が有るから難しいかも...」

 

ベン「気にすんな、何時でも遊びに来いよ!!」

 

スパイダーマンは家に帰りファンタスティック・フォーの4人はいつも通りベンの作った美味しいディナーを食べ今日を終え眠りに就くのであった。

 

翌日、リードにとある連絡が入る。それはミッドタウン高校の校長からのもののようでどうやら学校で特別講義をしてくれないかとの事だった。

 

リード「確かに良いかもな、、、分かりました。引き受けましょう。」

 

校長「ありがとうございます。来週の水曜日で大丈夫そうですか?」

 

リード「問題無い、僕達もそれまでに準備をしておくよ。」

 

こうしてファンタスティック・フォーはこの日の翌週の水曜日にミッドタウン高校で特別講義を行う為リードは今から家族を集め会議をするのであった。

 

リード「皆、聞いてくれ。大事なお知らせが有るんだ。」

 

ベン「そりゃぁ良い、言ってくれ。」

 

スー「どんなのか気になるわ。」

 

ジョニー「楽しい奴を期待してるぜ!!」

 

リード「実はな、ニューヨークの有名な高校、ミッドタウン高校で特別講義をする事になったんだ。そこで今からその内容を決めようと思うんだ。」

 

ベン「良いなそれ、早速案を出して行こうぜ!!」

 

ジョニー「僕はあれが良いな、モテる方法とか。」

 

スー「ジョニー、辞めなさい。」

 

そして4人は話し合い特別講義の内容を決めてゆくのであった。そして内容は「ヒーローに必要な物」「ヒーローの重要性」「ヒーローの良い所」「ヒーローの在り方」更にリードによる科学実験を行う事になった。4人はそれらの内容で講義を行う事にして活動の合間に練習を繰り返してゆく。

 

そして1週間後の火曜日、4人の発表は完璧になり後は明日を迎えるだけとなった。

 

リード「皆、中々良くなっている。後は明日になるのを待って寝よう。」

 

ベン「それが良い、家宝は寝て待てってかぁ。」

 

ジョニー「じゃ、お休み〜」

 

スー「ゆっくり寝るのよ。」

 

翌日、ファンタスティック・フォーの4人はミッドタウン高校へとファンタスティカーで向かう。もちろんヒューマン・トーチは横を飛ぶが。

そして生徒が昼食を終えた後4人は体育館に集まる。いよいよ特別講義の開始である。

 

ミスター・ファンタスティック「やあ皆、こんにちは。僕はファンタスティック・フォーのリーダー、ミスター・ファンタスティックだ。」

 

ザ・シング「俺はファンタスティック・フォーのザ・シングって言うんだぜ、今日はよろしくな!!」

 

ヒューマン・トーチ「僕はヒューマン・トーチ、皆の心を燃やしちゃうよ!!」

 

インビジブル・ウーマン「私はインビジブル・ウーマンよ。今日の講義、しっかり聞いていて欲しいわ。」

 

こうしてファンタスティック・フォーによる特別講義が始まったのである。先ずは4人がそれぞれの視点からヒーローにかんする発表を行う。

 

ミスター・ファンタスティック「先ずは僕からだ、僕は“ヒーローに必要な物”に付いて話すよ。」

 

ミスター・ファンタスティックはこの事に関して自身の考えを元に話してゆく。ザ・シングは「ヒーローの重要性」を話し、ヒューマン・トーチは」「ヒーローの良い所」、インビジブル・ウーマンは」「ヒーローの在り方」についてのスピーチを行うのであった。

 

ミスター・ファンタスティック「それじゃぁ次は面白い実験を見て貰おう。きっと楽しい筈だ。」

 

ミスター・ファンタスティックがそう言うとザ・シングが実験用の大型ブースターを持って来ようとした次の瞬間、天井が爆発する。

 

インビジブル・ウーマン「危ない!!」

 

インビジブル・ウーマンは咄嗟にフォースシールドを張り天井の瓦礫が集まっている生徒に当たらない様に守る。生徒はその間に逃げるのだった。爆発の後煙が発生していたものの段々と煙が晴れて来る。するとそこには緑色の鬼の様な仮面を付け、全身緑のスーツでグライダーに乗っている男、グリーンゴブリンがいた。それだけではない、金属のアームを背負ったドクター・オクトパス、毛皮を着てライオンを連れているクレイヴン・ザ・ハンター、全身が砂で出来ており物理攻撃が効きづらいサンドマン、宇宙から来た黒い寄生生物が人間に宿った姿であるヴェノム、電気を操り敵を倒すエレクトロである。そしてリーダーでもあるグリーンゴブリンが口を開く。

 

グリーンゴブリン「ギャッハッハッハ、お前らはスパイダーマンの仲間だろう?スパイダーマンを連れて来な?」

 

どうやら彼らシニスター・シックスはスパイダーマンを狙っているようだ。そして先週、スパイダーマンがバクスタービルに訪れたのを見てスパイダーマンについて何か知っているのではと思ったとの事だ。

 

ミスター・ファンタスティック「彼は多くを語らなかった。僕達はそんなに知らないんだよ。」

 

他の三人も同じ様な事を述べ誤魔化す、と言うか本当に連れて来る事など出来ないのであった。しかし、エレクトロがそれを面白く思わなかった為攻撃してくる。

 

エレクトロ「巫山戯るな!!」

 

エレクトロは電気が流れる様に震えた声で叫び電撃を放つ。しかし、咄嗟にインビジブル・ウーマンがフォースシールドを展開させ防御する。シニスター・シックスは何時襲ってきても可怪しくない。エレクトロの攻撃は防げたもののまだ不安はあるのだろう。すると屋根の上から声がする。

 

スパイダーマン「やあどうも、皆集まってどうしたの?僕はここだ!!」

 

声の正体はスパイダーマンでありドクター・オクトパスはそれを見て喜ぶような言葉を述べる。

 

ドクター・オクトパス「来てくれたか、スパイダーマン。お前を●してやる。」

 

ミスター・ファンタスティック「そうは行かないさ」

 

ドクター・オクトパスが金属のアームの先端の棘をスパイダーマンに突き刺そうとアームを伸ばした次の瞬間、腕を四本に増やしたミスター・ファンタスティックがドクター・オクトパスのアームを四本の腕で掴み止める。

 

グリーンゴブリン「腕が丸腰だぜぇ、やっちまえ!!」

 

グリーンゴブリンがそう言うとエレクトロがミスター・ファンタスティックに向かって電撃を浴びせようとする。しかし、ミスター・ファンタスティックは全身がゴムのため電撃は効かず不発となる。

 

ミスター・ファンタスティック「僕は素早いぞ」

 

ミスター・ファンタスティックは腕を更に増やしエレクトロに向かってこっそり手を伸ばす。そして首を掴み腕を巻き付け締め上げるのだった。エレクトロは逃げられずに藻掻いていると今度はクレイヴン・ザ・ハンターがミスター・ファンタスティックに狙いを定めナイフを投げる。

 

クレイヴン・ザ・ハンター「面倒くせぇ野郎だ。」

 

しかし、何処からともなく炎が出てくる。それを出したのはヒューマン・トーチだった。

 

ヒューマン・トーチ「へっ、フレイムオン!!」

 

ナイフはヒューマン・トーチの高温の炎により溶かされミスター・ファンタスティックに刺さる前に地面に落ちてしまうのであった。そしてドクター・オクトパスはミスター・ファンタスティックによりアームを縛られ動けなくなる。エレクトロは窒息による酸欠で倒れてしまう。残ったのはグリーンゴブリン、サンドマン、クレイヴン・ザ・ハンター、ヴェノムである。スパイダーマンがファンタスティック・フォー側に立ち、形成が少し有利になった。

 

グリーンゴブリン「中々やるな、だがここからだ!!」

 

サンドマン「やってやるよ」

 

サンドマンは校庭から砂を巻き上げ巨大化する。そしてファンタスティック・フォーとスパイダーマンを飲み込もうとする。

 

インビジブル・ウーマン「ジョニー、行くわよ。」

 

ヒューマン・トーチ「おうよ!!」

 

インビジブル・ウーマンはフォースシールドを張りサンドマンの攻撃を防ぐ。更にヒューマン・トーチはサンドマンに向かって炎を浴びせサンドマンを巨大なガラスの塊にしてしまう。

 

ザ・シング「後は任せろ!!」

 

サンドマンがガラスの塊になるとインビジブル・ウーマンはフォースシールドを解除しザ・シングが出て来る。そしてサンドマンを力いっぱい殴り付け破壊するのだった。気付けばシニスター・シックスは半分になってしまう。今度はクレイヴン・ザ・ハンターとヴェノムが一気に襲ってきた。

 

クレイヴン・ザ・ハンター「お前らを狩ってやる。」

 

ヴェノム「美味そうな奴らだ。」

 

クレイヴン・ザ・ハンターもヴェノムもかなり素早く中々攻撃が当たらない。しかし、ヒューマン・トーチが放った炎がまぐれでヴェノムに当たる。するとヴェノムは苦しみ出し逃げ出すのであった。しかしクレイヴン・ザ・ハンターは中々手強く捕まえられない。

 

スパイダーマン「よし!!捕まえた。」

 

スパイダーマンはクレイヴン・ザ・ハンターの動きを観察し捕まえるのだった。

 

クレイヴン・ザ・ハンター「覚えてろよ...」

 

クレイヴン・ザ・ハンターは糸でぐるぐるまきにされ天井に吊るされてしまうのであった。そしていよいよグリーンゴブリンだけとなった。ミスター・ファンタスティックは手を伸ばし、インビジブル・ウーマンはフォースシールドで、ヒューマン・トーチは炎を放ちグリーンゴブリンを攻撃しようとする。しかし、グリーンゴブリンはクレイヴン・ザ・ハンター以上に素早く動くため中々捕まらない。

 

グリーンゴブリン「つまないなぁ、俺から行くぜ?」

 

グリーンゴブリンは鋭いナイフを取り出しザ・シングに向かってナイフを突き刺そうと接近する。しかし、それが仇となった。

 

グリーンゴブリン「あばよデカいの!!」

 

ザ・シング「おりゃぁ!!」

 

グリーンゴブリンのナイフはザ・シングの頑丈な岩の皮膚には刺さらなかった。しかも逆にザ・シングを刺した事により動きが止まりザ・シングの圧倒的な怪力によって殴り倒されてしまう。グリーンゴブリンはタフな為上手く逃れたものの進んだ先にはスパイダーマンが糸を張ってたのだ。グリーンゴブリンはスパイダーマンの糸に勢いよく当たり地面に叩き付けられる。

 

スパイダーマン「また今度遊びに来てね」

 

スパイダーマンはグリーンゴブリンに素早く糸を放ちグリーンゴブリンを拘束する。そしてその後生徒か先生の誰かが通報したのだろう。数分後警察が現れシニスター・シックスのヴェノム以外のヴィランを逮捕しラフトに連れて行くのであった。ファンタスティック・フォーは帰り際プールにヴェノムがいるのを見つける。

 

ミスター・ファンタスティック「いたぞ、行ってみよう。」

 

4人はプールサイドに入りヴェノムを見に行く。そしてミスター・ファンタスティックはヴェノムを捕まえようと手を伸ばす。

 

ミスター・ファンタスティック「見つけたぞ、研究してやる。」

 

ヴェノム「待ってくれ、それなら宿主のエディは見逃してやってくれないか?」

 

ヴェノムがそう言うとヴェノムの中から金髪の若い男性が現れる。彼はエディ・ブロックである。

 

エディ「ヴェノム、ありがとな。でも俺はお前と一緒にいたいんだ。」

 

するとそこにスパイダーマンが現れこう言うのであった。

 

スパイダーマン「それなら僕の仲間にならない?」

 

ヴェノム「小僧、俺達はお前を食べようとしたんだ、分かってるのか?」

 

スパイダーマン「分かってるよ、でも貴方の話し方は悪い人には感じない。」

 

ヴェノムは色々と反論しようとしたもののスパイダーマンはそれを止めこれからが大事なのだと伝える。そしてスパイダーマンとヴェノムは和解しニューヨークのビル街へと戦いに行くのであった。

 

ザ・シング「彼奴は良い奴だな。」

 

ヒューマン・トーチ「やったぜ、僕の読み通り!!」

 

インビジブル・ウーマン「良かったじゃない、さ、帰りましょ。」

 

ミスター・ファンタスティック「そうだな、僕達には帰る場所があるんだ。」

 

4人はファンタスティカーに乗り拠点であるバクスタービルへと帰ってゆく。こうしてヴィランチーム、シニスター・シックスはヴェノム以外はラフトに収容されヴェノムはスパイダーマンの相棒としてヒーローになり活躍するのであった。




スパイダーマンと共にシニスター・シックスを倒しミッドタウン高校の生徒を救ったファンタスティック・フォー。リード・リチャーズとスー・ストームはいよいよ結婚しファンタスティック・フォーは新婚旅行に出掛けるのであった。しかし、行き先のとある国で国王と激突する事になる。

次回Fantastic4 New York's Heros「閉ざされた先進国」
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