Fantastic4 New York's Heros 作:アメコミ勢
閉ざされた先進国
ある日、リード・リチャーズは恋人のスー・ストームを呼びこんな事を言うのだった。
リード「なあスーちょっと良いかな?」
スー「どうしたの?リード。」
リード「もうそろそろ結婚しないか?」
リードはそろそろ結婚しても良い頃だと思っていたのである。恐らくスーなら了承してくれると思い話を持ち出してみるのであった。そしてスーは答える。
スー「喜んで。私もそろそろ言おうと思っていたわ。」
こうしてリードとスーは結婚する事を決めるのであったそうなれば先ずは式場の準備からである。もちろん準備に関してはザ・シングことベン・グリム、ヒューマン・トーチことジョニー・ストームも色々と手伝うのであった。そしてベンが非常に良い式場を見つけるのであった。
ベン「おい皆、見つけたぜ!!早速予約だ。」
リード「ありがとう、助かるよ。」
そして次はドレスである。そこでリードはトニー・スタークにドレスや式場を手配してもらえないかを頼むのであった。
リード「なあトニー、僕とスーは結婚しようと思うんだ。だからドレスとタキシードが必要なんだ。」
トニー「良いじゃないか、是非とも任せてくれ。一流のファッションブランドに頼んでおくよ。」
リード「助かるよ、それじゃぁこの日に頼む。」
リードは結婚式の日時を伝えベンが見つけた式場の事もトニーに伝える。トニーは快く受け入れるのだった。
そして迎えた結婚式当日、式場には多くのヒーロー達が来賓した。トニー・スタークを始めとするアベンジャーズのメンバーはもちろんのこと、過去に共闘したスパイダーマンや、過去に和解したモールマンと手下のモロイドも来ていたのである。その他にもファンタスティック・フォーのファンである一般市民であったりS.H.I.E.L.D.のエージェントも来ていた。H.E.R.B.I.Eは来賓の方々にベンが作った料理を配って周りジョニーが余興で結婚式を盛り上げる。そして結婚式は始まる。ベンが父親役としてスーを連れてリードの方へとゆっくり進む。そして新婦が話す。新婦はニック・フューリーである。
ニック「新郎リード・リチャーズ、新婦スーザン・ストーム貴方達は病める時も健やかなる時も愛し合い互いに支え合う事を誓いますか?」
リードとスー「誓います。」
二人が誓いますと言った時会場は拍手に溢れたのだった。そしてスーがブーケトスをするのであった。ブーケを取ったのは誰なのだろうか。
ジョニー「キャッチ!!やったぜ!!」
どうやらブーケをキャッチしたのはジョニーだった様だ。其の為、恐らくだがジョニーには良い出会いがあるのだろう。その後も色々な催しや企画が行われ最終的には無事に結婚式を終える事が出来るのだった。
数日後、ファンタスティック・フォーの4人は新婚旅行に行く事に決める。どうやら世界一周の様だ。チケットを手に入れると4人は世界へと飛んでゆくのであった。もちろん3人はファンタスティカーに乗りジョニーは横を飛ぶのだった。4人は汎ゆる場所に訪れた。例えば日本、韓国、インド、イギリス、アルゼンチン、等様々である。旅行を始めてから何日か経ったある日、4人はアフリカのある場所を通り過ぎる。しかし、そこでファンタスティカーの燃料が無くなってしまう。
リード「どうしたものか、、、楽しい旅行が台無しだな。」
ベン「仕方ねぇ、トニーにリアクターでも付けて貰うか。」
ジョニー「どうやってここに着くんだ?」
3人が無駄口を叩いていると突然スーは何者かが近付いてくる事に気が付く。
スー「ねぇ、誰か近付いて来ない?」
リード「確かにそうだ、何が起きてるんだ?」
4人は不信感から辺りを見渡すのだった。そういえばここはアフリカのとある国のジャングルであり汎ゆる生物が生息している。と、そこに突然槍が飛んでくるのである。
リード「何だ何だ?」
リードは慌ててその槍を掴む。槍を見てみるとどうやら機械仕掛けの様で4人は非常に驚くのだった。
リード「どうしてこんな場所にこんな物があるんだ?」
ベン「聞いた事があるぜ、ここらには黒豹の怪物が出るって噂だ。しかもそいつはめちゃくちゃ頑丈らしいんだよ。」
ジョニー「でもそれとこれに何の関係があるんだ?」
リード「科学は以外な所で交わる物だ。」
スー「危ない!!」
スーが叫んだかと思うと木々の間から屈強な肉体に長い槍を持ち、ハイテクな武器を持った黒人の戦士と思われる集団が現れる。
リード「君達は一体?」
しかし、集団は英語が分からない様で反応しない。寧ろ知らない言語で話され集団の内の一人が苛立ち4人を襲って来る。
ベン「おらよっと」
ベンは槍を掴み簡単に戦士を投げ飛ばす。戦士はベンの大きく岩のような肉体を見て少し躊躇する。しかし、リーダーと思われる戦士が大きな声を上げると戦士達は4人に向かって襲って来る。彼らはジョニーの炎を防ぐエネルギーシールドを持っており簡単には攻撃が効かない。
ベン「やってやるぜ」
ベンが戦士を殴ろうとすると彼らは盾でベンのパンチを受け止める。すると盾が紫色に輝きベンのパンチは勢いよく跳ね返されてしまうのであった。その時ベンが飛ばされた方向にある人物がいた。その人物は黒い豹の様なスーツを着ており棘のようなネックレスと鋭い耳、白い線が付いている。彼は爪でベンを引っ掻き表面の岩を切り裂く。
ベン「何だこれいてぇ!!」
???「ビブラニウムだ。それよりお前達は何者だ?」
リード「僕達はファンタスティック・フォーだ、ベンに何をした」
黒いスーツの人物は答えなかった。そしてリードに向かって走ってゆく。リードは身体を伸ばしその人物を捕まえようとするも鋭い爪で手を切り裂かれてしまう。しかし突然戦士の一人が謎の男を止める。
戦士「陛下、この方々は本当に悪いお方でしょうか?」
???「と言うと?」
戦士と謎の男は話し始める。無論ファンタスティック・フォーの4人に言葉は分からない。そして二人は本当にファンタスティック・フォーが悪い人間なのか話し合っていた。話し合いが終わると謎の人物は正体を表し問いかける。
ブラックパンサー「私はブラックパンサーだ、お主達は本当に悪い者なのか?」
リード「僕達はヒーローだ、ファンタスティック・フォーはチーム名だよ。」
ブラックパンサー「ヒーローか、にわかには信じられない。だが頼みたいことがある、手伝ってくれないか?」
リード「それなら先ず僕とベンの傷を治してくれ。」
ブラックパンサーは承諾し医師を呼ぶ。医師がリードとベンを治療している間、ブラックパンサーは自身がティ・チャラと言う名である事も明かし、事情を話し始める。ブラックパンサーは元々ワカンダと言う先進国の国王だった様だ。しかし、ある時ブラックパンサーは王座を降ろされる。キルモンガーがアメリカからワカンダにやってきたのである。彼はブラックパンサーと決闘で対決しブラックパンサーを倒す。そして今の国王となる。儀式は正当な物だったがキルモンガーのやり方は良いものではなかった。更にキルモンガーはとある人物を味方に付けていた。その名もユリシーズ・クロウである。クロウは赤いパワードスーツを着ており手から超音波を出す。超音波はビブラニウムの結合を崩しダメにする為ビブラニウムを使うワカンダ兵はキルモンガーに逆らえなかったのだ。ワカンダ兵の何人かはキルモンガーに対抗すべく自ら追放されブラックパンサーを探し戦争の計画を立てるのだった。そして今に至る。
リード「なるほどな、それは災難だった。」
ベン「王様も大変だな、よし、俺達に任せとけ!!」
ジョニー「僕達でギャフンと言わせてやろう!!」
スー「最初のはちょっとやり過ぎね、でも仕方ないわ。貴方に同情してしまったもの」
ブラックパンサー「それはすまなかった。戦争に協力して頂き感謝する。」
ファンタスティック・フォーの4人はいつもの青い4のマークのスーツに着替える。そしてブラックパンサー、ワカンダ兵と共にワカンダへと向かうのだった。
その頃、ワカンダではこんな事が起きていた。
兵士「エリック国王、ブラックパンサーが攻めて来ました。青い服を着た謎の4人を味方に付けております。」
キルモンガー「ほう...面白いじゃないか、サイを向かわせるんだ。先ずは相手を観察しろ。」
ファンタスティック・フォーの4人とブラックパンサーの軍の前にサイの群れとワカンダの飛行機、そこに乗っている兵士の軍団が現れる。そして兵士のリーダーと思われる人物が降りて来て無線を外す。
兵士「陛下、お帰りになられたのですか?」
ブラックパンサー「左様だ、だが問題無い。ファンタスティック・フォーがいるからな。」
ミスター・ファンタスティック「僕はミスター・ファンタスティック、僕達はこの方の話を聞いたんだ、そして協力する事にした。」
ザ・シング「俺はザ・シング、ティ・チャラさんは悲しい奴だったぜ、今こそ力を合わせないとな。」
インビジブル・ウーマン「私はインビジブル・ウーマン、弱き者を守るのはヒーローとして大切な事よ。」
ヒューマン・トーチ「僕はヒューマン・トーチ、奪われた王座を取り戻すなんて超クールだ。」
兵士「では作戦を立てましょう。」
ブラックパンサー「お主らが協力的な事に感謝する。何か案のある者はいるか?」
ザ・シング「俺、思い付いたぜ」
ザ・シングが話した内容とはこんな物だった。先ずワカンダに残った兵士がブラックパンサーやブラックパンサーに付いて行った戦士、そしてファンタスティック・フォーを捕まえた事にして城に連行する。しかし、それは偽造でありキルモンガーの前に行けたら一気に袋叩きと言うものである。そしてクロウの超音波もミスター・ファンタスティックのゴムやザ・シングの岩で防御するつもりの様だ。
ブラックパンサー「それは良い案だ、それで行こう。」
兵士「では我々に着いて来て下さい。」
こうしてブラックパンサーとその手下の戦士、ファンタスティック・フォーは派遣された兵士達に着いて行きワカンダの飛行機に乗る。そして城へと向かう。城に到着すると兵士達は彼らを連れてキルモンガーの前に現れる。
兵士「陛下、ティ・チャラを逮捕出来ました。青い軍団も無抵抗で大変楽でした。」
キルモンガー「嘘を言え、ブラックパンサーは俺と同等に戦えた筈だ。」
キルモンガーは眼の前の光景に納得出来なかった。そして二本の剣を抜きブラックパンサーに迫る。キルモンガーが剣を突き刺そうとしたその時、突然キルモンガーは呼吸が苦しくなる。何とインビジブル・ウーマンがフォースシールドで首を締めたのである。
キルモンガー「巫山戯るな!!正当な手段を使え!!」
ブラックパンサー「お主が悪性政治を繰り返したから私もこうするしか無かったのだ。」
キルモンガー「ならば決闘だ、俺よりも強い事を証明しろ!!」
ブラックパンサー「分かった、スー、首を締めるのを辞めてくれ。」
インビジブル・ウーマンはフォースシールドを解除する。そしてブラックパンサーとキルモンガーが決闘を始めようとしたその時、宮廷に何かが落ちて来る。そう、ユリシーズ・クロウである。
クロウ「陛下、何があったのですか?」
キルモンガー「ブラックパンサーが俺をハメた。奴をやれ。」
クロウはブラックパンサーに向けて超音波の出る右腕を向ける。そして超音波をブラックパンサーに向かって浴びせようとしたその時、長い腕がクロウを殴り飛ばす。
ミスター・ファンタスティック「陛下、クロウは僕達に任せてくれ。貴方はキルモンガーを止めるんだ。」
ブラックパンサー「協力感謝する、互いに死なない事を約束しよう。」
ファンタスティック・フォーの4人はユリシーズ・クロウと戦いブラックパンサーはキルモンガーと決闘を行うのだった。
クロウ「青いの達よ、さあ掛かって来い。」
ヒューマン・トーチ「先ずは僕が!!」
ヒューマン・トーチはクロウに向かって軽く炎を浴びせる。しかし、クロウは音波を使い炎を防御するのだった。ミスター・ファンタスティックは長く伸びる腕で拘束しようとするもクロウは中々素早く捕まえられない。インビジブル・ウーマンもフォースシールドで音波を防御する一方だ。
クロウ「どうした?覇気が無いな。俺から行くぜ?」
クロウは物凄い速度で飛びザ・シングに迫る。しかし、ザ・シングは怪力でクロウを殴り飛ばすのだった。
ザ・シング「つまりこうか?」
クロウはザ・シングに向かって超音波を浴びせるもザ・シングの肉体は頑丈な岩のため超音波は効きづらい。クロウは起き上がりザ・シングに突進し足を狙って殴ろうとしたその時、動きが止まる。
ミスター・ファンタスティック「僕は意外と素早いぞ」
何とミスター・ファンタスティックが柔軟な肉体でクロウを拘束したのである。そしてザ・シングが腕の超音波を発生させる装置を破壊しクロウは近くで見守っていた兵士に投獄されたのであった。
その頃、ブラックパンサーはキルモンガーと決闘を行っていた。
キルモンガー「中々やるじゃないか。」
ブラックパンサー「民の信頼が私を強くする。」
キルモンガーは武器を持っている為ブラックパンサーは最初は不利だった。しかし、ブラックパンサーはわざとキルモンガーに攻撃させスーツにエネルギーを溜める。そしてそして丁度いい量のエネルギーが溜まった時、ブラックパンサーは一気にそのエネルギー解き放つ。キルモンガーはその衝撃波により飛ばされてしまう。
キルモンガー「嘘だろ...スーツに何をしたんだ!!」
ブラックパンサー「これが、ビブラニウムの力だ。」
キルモンガーはにわかには信じられずブラックパンサーに向かって飛びかかる。しかし、ブラックパンサーはひらりと身を躱すとキルモンガーを抑え込む。ブラックパンサーはキルモンガーとの決闘に勝利したのであった。
ブラックパンサー「奴を連れて行け、窓のある部屋にだ。」
キルモンガーはブラックパンサーのパワーに抵抗出来ず大人しく負けを認める。兵士はキルモンガーを牢獄に収容しブラックパンサーはもう一度ワカンダを収める事が出来るのだった。ファンタスティック・フォーは英雄として称賛されワカンダでしばらく過ごす事になった。
ブラックパンサー「今回は手伝って頂き大変感謝する。何か我々に出来る事は有るか?」
ミスター・ファンタスティック「実は僕達の車の燃料が切れてしまったんだ。だから僕達の車を動くようにして欲しい。」
ブラックパンサー「承知した、ワカンダ製のバッテリーを入れておく。車のある場所まで案内しなさい。」
ブラックパンサーは技師を連れファンタスティカーのある場所までミスター・ファンタスティックとザ・シングに連れて行って貰う。技師は動力源をビブラニウムを使った充電可能なバッテリーをファンタスティカーに挿入する。
ミスター・ファンタスティック「試してみよう。」
ミスター・ファンタスティックは試しにエンジンを掛けてみる。するとファンタスティカーはヘッドライトが点灯しタイヤも回り始める。尚、ザ・シングが持ち上げている為走り出す事は無い様だ。そしてファンタスティック・フォーの4人はブラックパンサーとワカンダの国民に別れを告げ次の目的地に行くのであった。
最初はブラックパンサーと敵対したものの境遇を知り仲間になりキルモンガーとユリシーズ・クロウを倒したファンタスティック・フォー。旅行はまだまだ続き4人は次の目的地に行くのであった。そこにはミスター・ファンタスティックに因縁を持つ人物がいる様だ。
次回Fantastic4 New York's Heros「因縁の相手」