Fantastic4 New York's Heros   作:アメコミ勢

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ヒーローは何も地上や空だけにいる訳ではない。海にも存在するのだった。彼の名はネイモア、海の神のアバター(神の力を宿した存在)でありミュータント(突然変異体)でもある稀な存在である。そして彼は海底王国(アトランティス)の王であり海の種族(タロカン)を手下に従えている。そして実は地上に怒りの念を抱いていた。

ネイモア「地上は暴力で荒んでいる。地上の汚れが海を汚している。」

ネイモアはタロカンの戦士達を呼び寄せる。そして伝説の武器の三叉槍(トライデント)を使い水流を操る。更にはこの力で海洋生物を呼び寄せ地上のヒーロー達に宣戦布告する為に地上、ニューヨークへと向かうのであった。


第九話
陸と海の衝突


ドクタードゥームの過去が明かされ更にドクタードゥームがスーを闇落ちさせた犯人だとも分かってしまったファンタスティック・フォー。4人はニューヨークの拠点(バクスタービル)に戻るとドクタードゥームの危険性を理解し同じだけの力を持つ敵による襲撃に備える事にした。

 

何日かした頃、ファンタスティック・フォーはいつもの様にヒーローとして活動をしていた。すると事件が起きる。街を見守る為の大型球状カメラが、単独犯によって接続部位を壊されてしまったのである。しかし、そこにファンタスティック・フォーが現れる。

 

インビジブル・ウーマン「もう大丈夫よ。」

 

インビジブル・ウーマンは彼女の能力であるフォースシールドを使い大型球状カメラを受け止め支える。そして開けた場所にカメラをゆっくりと降ろすのだった。人々はインビジブル・ウーマンを褒め称えた。しかし、犯人としては全く面白くない。そこで犯人はナイフを持って4人に迫ってゆく。しかし、ミスター・ファンタスティックがすぐさま反応する。

 

ミスター・ファンタスティック「僕は意外と、素早いぞ。」

 

ミスター・ファンタスティックは手を伸ばし犯人のナイフを柔軟な肉体で防ぐ。そして腕を長く伸ばし拘束し警察に引き渡す。ニューヨークは今日もファンタスティック・フォーにより平和が保たれるのだった。

 

数日後、ニューヨーク沖に大きな波が現れニュースとなる。もちろんファンタスティック・フォーはそのニュースを見ていた。

 

リード「可怪しいな、最近台風なんて無かったはずなのにな。」

 

ベン「そりゃまた驚いたぜ、理由は何だろうな。」

 

スー「もしかしたら知ってる人がいるかも知れないわ。」

 

ジョニー「でも一体誰が。」

 

4人が波について話し合っていると後のモニターがとある人物のデバイスによって接続される。それはS.H.I.E.L.D.の長官ニック・フューリーである。

 

ニック「リチャーズ博士、また会えましたね。実はあの波は海の種族によるものだ。恐らく何か理由が有って地上を攻めてきたのだろう。アベンジャーズと共にあの津波を止め、海の種族との和解を図ってほしい。頼んだぞファンタスティック・フォー、地上の平和は君達に懸かっている。」

 

リード「了解した」

 

ベン「任せとけ!!」

 

スー「始めましょう。」

 

ジョニー「行くぞー!!」

 

4人はファンタスティカーを起動しいつもの青いスーツを着てニューヨークの沖へと向かう。アベンジャーズもまたS.H.I.E.L.D.の命令を受けたのか途中で合流し波の方向へと向かうのであった。しかし、波の速さはかなりのもので何とファンタスティック・フォーとアベンジャーズが沖に到着する前に波は到達してしまうのだった。

 

ミスター・ファンタスティック「僕に掴まるんだ。」

 

ミスター・ファンタスティックは空気を勢いよく吸い込み巨大な風船となる。そして腕を伸ばし溺れかけたヒーロー達を助けるのだった。

 

ホークアイ「助かったぜ」

 

ブラック・ウィドウ「感謝するわ。」

 

キャプテンアメリカ「伏せろ!!」

 

キャプテンアメリカが突然大きな声を上げる。すると何処からか青色で網模様のある丸い物体が飛んで来る。キャプテンアメリカは盾でその物体を防ぐ。すると盾に当たった物体が爆発しキャプテンアメリカは勢いよく飛ばされる。

 

アイアンマン「あれは一体なんなんだ?」

 

アイアンマンはすぐさま飛んで行きキャプテンアメリカをキャッチする。すると大波を起こした張本人(ネイモア・ザ・サブマリナー)が現れる。

 

サブマリナー「地上の行いを見逃す事は出来ない。邪魔をすれば滅ぼす。」

 

ソー「なら俺達を倒してからやってみな!!」

 

ソーがソー言うとムジョルニアで雷を集めサブマリナーに向かって雷を放とうとする。しかし、サブマリナーはトライデントで水流を操り雷を分散させる。

 

ハルク「ハルクスマッシュ!!」

 

今度はハルクが背後からサブマリナーを叩き潰そうと拳を振り上げるもサブマリナーは水中に潜り衝撃を回避する。ハルクはサブマリナーを追い水中に潜るも魚が邪魔でサブマリナーを捕まえられない。

 

一方ビルの上ではヒーロー達を海の種族(タロカン)の軍隊が襲う。タロカンの身体能力はかなり高くヒーロー達はかなり苦戦を強いられるのだった。

 

ザ・シング「何だこいつら、無限に湧いて来るぞ。っておい!!お前ら、逃げろ!!」

 

ザ・シング無限に現れるタロカンに苦戦していると突然後から巨大なタコが触腕を伸ばしザ・シングを拘束する。そして水中に引きずり込むのだった。ザ・シングは怪力で抵抗しようとするもののタコは柔軟に動き攻撃を無効化する。

 

アイアンマン「僕が行く。皆は着いてきちゃダメだぞ。」

 

アイアンマンは水中に飛んで行きタコに向かってかなりの速度で泳ぐ。しかし、そこにサメの大群が現れアイアンマンの行く手を阻む。一体一体はそこまでアイアンマンの脅威にはならないが数によりかなり足手まといとなる。と、そこに赤と青の何かが飛び込んで来る。そしてそれは手から糸を出しアイアンマンにくっつける。更に手から電撃を放ちタコに浴びせザ・シングを救い出す。そして地上に上がるのだった。

 

スパイダーマン「お待たせ!!親愛なる隣人の登場だよ。」

 

ザ・シング「おぉ!!あの時の兄ちゃんじゃねぇか!!」

 

アイアンマン「協力感謝する。後、救助もな。」

 

どうやらアイアンマンとザ・シングを助け出したのはスパイダーマンの様だ。更にその頃、サブマリナーに二体の黒い影が近付く。一体は水中から、もう一体は地上からである。水中の影は身体の一部を伸ばしサブマリナーに触れる。サブマリナーはそれを嫌がり空中を目指し水面から飛び出す。そこにはもう一人の影が待ち伏せしており手でサブマリナーの足を狙い叩く。すると何とサブマリナーの足の羽が千切れサブマリナーはバランスを崩す。

 

ハルク「アリガトナ」

 

ハルクがそこに追い付きサブマリナーを捕まえる。そして勢いよくビルに何度も何度も叩き付けるのであった。黒い2つの影の正体はヴェノムとブラックパンサーである。

 

ヴェノム「やるじゃねぇか陛下さんよぉ」

 

ブラックパンサー「問題無い、協力感謝する。」

 

ハルクはサブマリナーを持ちヴェノム、ブラックパンサーと共に他のヒーロー達が居る場所へと向かう。サブマリナーが目を覚ますの周りにはファンタスティック・フォーの4人とアベンジャーズの9人が囲んでいた。

 

サブマリナー「何をするつもりなんだ!!」

 

ヒーローを代表してファンタスティック・フォーのリーダーであるミスター・ファンタスティックが答える。

 

ミスター・ファンタスティック「僕達はただ君を止めただけだ。襲撃した理由は何なんだ?」

 

サブマリナー「地上は汚れている。私はそれを浄化する為に攻撃を行った。」

 

13人はこの事を聞きかなり思い当たる節を感じてしまった。だがそれだけが理由とは考えにくい。其の為ヒーロー達はサブマリナーに色々と質問をしてみた。するとサブマリナーは衝撃の内容を話す。

 

サブマリナー「実はな、この事を思い始めたのはあの日からなんだ。鋼の仮面を被り緑のマントを着た男が来た時からだ。」

 

それを聞いた時、ファンタスティック・フォーの4人はその人物が何者か瞬時に理解した。そう、ドクタードゥームことビクター・フォン・ドゥームである。そしてミスター・ファンタスティックは言うのだった。

 

ミスター・ファンタスティック「彼の名はドクタードゥームだ、狙いは僕だ。君は恐らく彼に騙されたのだろう。」

 

サブマリナー「なるほどな、ならこれは片付けておく。良かったらお主らの仲間になりたい。兵士よ、海に帰るぞ。」

 

サブマリナーはそう言うとトライデントを高く掲げる。すると海洋生物やタロカンは海の方向へと泳ぎ始める。更に海水も段々と海の方へと流れて行きニューヨークは襲撃前の状態に戻るのだった。その夜、ヒーロー達はバクスタービルに集まりベンによるディナーを食べるのだった。但しスパイダーマンは除く。後日、サブマリナーは単独でニューヨークへと向かいアベンジャーに参加するのであった。




アベンジャーズと共にサブマリナーの襲撃を防いだファンタスティック・フォー。そしてサブマリナーの襲撃の背景には実はドクタードゥームが関わっていた事が判明する。ヒーロー達はサブマリナーと協力関係になりサブマリナーはアベンジャーズのメンバーとなるのであった。何日か後、ヒューマン・トーチはとある人物に出会い共闘する。その人物とは一体何者なのだろうか。

次回Fantastic4 NewYork's Heros「2つの灯火」
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