Fantastic4 New York's Heros   作:アメコミ勢

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リード・リチャーズは恋人のスー・ストーム、その弟のジョニー・ストーム、古くからの親友のベン・グリムを連れて自身の計画を実行する為に宇宙へと向かうのであった。最初は順調に計画が進んでいたもののある日謎の嵐に遭い4人は気絶、そして地球へと落ちてゆくのであった。


第二話
ヒーローの誕生


ロケットは地球の重力加速度によりどんどん速度を増しながら地球に落ちてゆく。そして太平洋の真ん中に落ち、水面に叩き付けられた事により大きな音と揺れが発生する。そしてそれによりリード・リチャーズは目を覚ます。

 

リード「皆、起きるんだ!!」

 

リードの声により恋人のスー・ストームが起き上がる。

 

スー「あら、大変じゃないの!!」

 

スーは変わり果てた辺りの様子を見て驚く。そして大きな声を出す。その声にジョニーとベンも起き上がる。するとベン以外の三人はベンの姿を見て驚く。理由はベンの身体が大きくなり皮膚が岩の様に変化していたからである。

 

ベン「どうなってんだこれ!?てか、お前らも何か変わってんじゃねぇのか?」

 

ベンの言葉を聞くと他の三人も身体に違和感を感じ一人ずつ能力を試してみる事にした。

 

リード「僕は身体が伸びるみたいだ。」

 

リードは全身に力を入れてみると腕が伸びたのである。またスーは透明になれる上にバリアも張れる様になっていた。ジョニーは炎を出し飛べる様になったのである。しかし、驚いている暇はなかった。何故ならロケットの中に水が入ってきている上に柱や梁がボロボロに壊れているのである。そこで4人は能力を使い船内を探索し脱出する事にした。

 

リード「先ずは僕が抜け穴を探すよ。」

 

スー「私は海水が入るのを防ぐわ。」

 

リードは身体を四方八方に伸ばし脱出可能な穴を探してゆく。スーは隙間から海水が入るのをフォースシールドで防ぎ沈まないようにする。

 

リード「有った、有ったぞ!!」

 

リードはどうやら抜け穴を見つけた様だ。そして他の3人を呼び抜け穴を見せる。次はベンとジョニーの出番であった。 

 

ベン「俺がこれをぶっ叩いて広げてやるぜ」

 

ジョニー「なら僕は爆発で吹き飛ばすよ!!」

 

ベンは頑丈な肉体と怪力を利用し抜け穴の近くを思い切り殴り付ける。何度も殴ったらようやく人が一人通れる大きさとなった。次はジョニーが漏れ出たオイルを見つける。

 

ジョニー「皆、僕から離れるんだ!!」

 

ジョニーは三人が自分から離れたのを見てオイルに向かって炎を放つ。すると大きな爆発が起こりロケットは破壊される。それによって4人はロケットからの脱出に成功するのであった。だが問題はまだ存在する。

 

リード「僕はゴムになったから泳げないと思うんだ。」

 

ベン「俺も岩だから無理そうだな。」

 

しかし、その心配は不要だった。何故なら救助隊が助けに来てくれたからである。どうやら取材用のヘリも同行している様だ。

 

救助隊員「もう大丈夫ですよ。我々にご同行願います。」

 

こうして4人はニューヨークのそれぞれの家に帰る事が出来たのであった。そして翌日、4人はまた出発前と同じ様にインタビューを受けるのであった。

 

インタビュアー「会見に参加して頂きありがとうございます。リチャーズ氏の計画していた内容は上手く行きましたでしょうか?」

 

リード「僕の実験は上手く行ったさ、けどあれなんだ。データは全部無くなった。でも僕達は全部覚えているから大丈夫さ。」

 

会見を見ていた市民からは大きな称賛の声が上がった。そしていくつかの質問が4人に投げ掛けられた後会見は終わる。ただ人々は、4人がミュータントに似ていると言う事もあり中々近付き難かった。これに関しては仕方のない部分もあり4人はその事実を受け入れた。

 

ある日、橋にて交通事故が起こる。どうやら消防車のブレーキが壊れ止まらなくなり爆発してしまったのである。と、そこに4人が現れる。

 

スー「逃げなさい!!私が何とかするから」

 

スーはフォースシールドを発生させ爆発の炎を抑える。しかし、消防隊員が何人か落ちてしまいそうである。と、そこに二本の人の腕の様な物が伸びてくる。

 

リード「僕の手を掴むんだ。」

 

リードは身体を橋のワイヤーに巻き付け四肢を伸ばす。そして腕を何本か生やし、足も使い落ちた消防隊員をどんどん捕まえてゆく。

 

ベン「これでよし...っと」

 

ベンは怪力で河に落ちそうになっていた消防車を掴み支える。そして橋の上へと引っ張り上げる。

 

ジョニー「おっと危ない、もう大丈夫だ。」

 

ベンが持ち上げた消防車が降りて来るであろう場所に人がいた。その人はもう逃げられないと思っていた様だがジョニーが飛びその人を助ける。そしてそのすぐ後に消防車が橋に降りて来る。と、そこに警察がやってくる。

 

警察「消防車が落ちたと通報が入った。リード・リチャーズ、スー・ストーム、ジョニー・ストーム、ベン・グリム、お前達を逮捕する!!」

 

しかし、とある人物がそれを止めるのだった。それは4人によって助けられた消防隊員である。

 

消防隊員「警察さん、この人達は悪い人じゃぁありませんよ。俺の運転ミスだ、この人達は寧ろヒーローだよ」

 

警察は消防隊員の厚い感謝の気持を聞き申し訳無くなり4人に謝罪をした。市民は大喜びし4人に称賛の声を向けた。そしてリード・リチャーズはヒーローとして活動する為の拠点、スーツ、乗り物を作った。そしてチーム名をファンタスティック・フォーに決めロゴは丸の中に4の数字が書かれた物となり青いスーツの真ん中に記す、また同じロゴをビルと車に付けた。ビルの名はバクスタービル、車の名はファンタスティカーである。またヒーローネームはリード・リチャーズがミスター・ファンタスティック、スー・ストームがインビジブル・ウーマン、ジョニー・ストームがヒューマン・トーチ、ベン・グリムがザ・シングを名乗る事にした。こうして4人はヒーローとしてニューヨークを守るのであった。




能力を手に入れ、人々を事故から守った事でヒーローとなった4人は多くの活動でより人々を救う。そんな中、地下世界から現れたヴィランが地上を征服しようと攻撃を仕掛ける。

次回Fantastic4 New York's Heros「地下からの侵略者」
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