Fantastic4 New York's Heros 作:アメコミ勢
猿と幽霊
実はリード・リチャーズが宇宙で浴びたのは宇宙放射線である事が判明した。どうやらリード本人が自身の肉体を調べた様だ。実はとある人物がそれを再現したのだったロシアの科学者、イワン・グラコフである。
イワン「これで、、、奴らと同じ力が手に入る。奴らに、宇宙開発で勝つんだ...」
イワン・グラコフは迷わず宇宙放射線を模した物を自身に浴びせる。するとファンタスティック・フォーと同じ様に身体に変化を感じる。試しにテーブルにあるコップに触れてみようとする。しかし、コップに触れる事は無くコップは手をすり抜けるのだった。
イワン「成功だ、これで、奴らに追い付ける。」
イワンは過去に作った装置を思い出した。それはペアの装置を付けた動物を脳波で操れる装置である。実はイワンのラボにはヒヒ、オランウータン、ゴリラが居る。そしてそれらの頭にその装置を付けファンタスティック・フォーの襲撃に向かうのであった。
その頃、ファンタスティック・フォーはと言えばいつもの様にヒーロー活動をしているのであった。今日はどうやら電車の線路が壊れてしまったらしい。恐らく悪戯好きな子供による行動だろう。電車は段々と線路の壊れた箇所へと近付いてゆく。
インビジブル・ウーマン「ジョニー、私が破片を支えるから線路を溶かして溶接して欲しいわ。」
ヒューマン・トーチ「了解姉さん!!任せてくれ」
先ずはインビジブル・ウーマンがフォースシールドを使い線路の破片を持ち上げ壊れた線路の場所へと持ってゆく。そしてヒューマン・トーチがそこに炎を発射し金属を溶かす。そして離れる際に熱を奪い線路を固める。と、そこに電車が通過するも電車は何ともなく走り過ぎる事が出来たのであった。
二人は活動を終えると拠点であるバクスタービルに戻るのであった。バクスタービルではベンがランチを作ってくれていた。今日はピザの様だ。
ジョニー「おっ!!ピザだ!!美味しそうだな〜」
ベン「いっぱい食べてくれ、俺のピザは美味いぞ。だがその前に手を洗ってくれよ。」
ジョニー「おっと失礼、んじゃ。」
ジョニーとスーは手を洗い席に着く。最後にベンが研究中のリードを呼びランチを始めるのであった。4人は美味しいピザを頬張った。どのピザも非常に美味しく4人は沢山おかわりをするのだった。
翌日、ニューヨークに貨物船がやってくる。実はコンテナにレッドゴーストもといイワングラコフが潜んでいる様だ。
レッドゴースト「リード・リチャーズ、待っていろ。お前達の息の根を止めてやる。」
貨物船が港に到着するとレッドゴーストは貨物船のコンテナをすり抜ける。そしてゴリラに自身のとヒヒ、オランウータンのコンテナを開けさせニューヨークへの襲撃を開始する。三頭の猿は市民を襲ったり街にある物を壊したりし始めた。
ファンタスティック・フォーはニュースを見ていた。すると3頭の猿の話が取り上げられている。
リード「嫌な予感がするな。」
ベン「俺達の出番か?」
スー「行きましょう」
ジョニー「おうよ!!」
4人はファンタスティック・フォーのスーツを着て、3人はファンタスティカーに乗りヒューマン・トーチはその横を飛んで行く。そしてニューヨークの港へと向かうのである。港に到着すると案の定3頭の猿がいた。
ミスター・ファンタスティック「さあ、捕まえよう。」
ザ・シング「1人1頭だな。」
しかし、猿は予想以上に強かった。ミスター・ファンタスティックは柔軟な身体でヒヒを捕まえようとするもヒヒは思ったよりも素早くミスター・ファンタスティックは蜷局を巻いた状態となってしまうだけでなくヒヒに顔を引っ張られてしまうのであった。ヒューマン・トーチはゴリラに向かって炎を浴びせるもゴリラは思ったより炎に強く炎を防がれ殴り飛ばされてしまう。ザ・シングはオランウータンを攻撃しようとするもオランウータンは動きが速くザ・シングはオランウータンを捕まえられず逃げられてしまうのであった。4人は一旦港から離れ作戦を立てる事にした。
バクスタービルに戻ると4人はラボに集まり作戦会議を始める。
リード「皆はどうすれば捕まえられると思うんだ?」
ベン「あれだな、一気にやろうとするから難しいんじゃないか?」
ジョニー「でも1頭だけ狙っても他の奴が襲って来ると思うぜ?」
ベン「姿が見えれば、の話だがな。リード、スー、お前らならやれる筈だ。」
スー「やってみるわ。」
リード「僕も行く。」
作戦はこうだった。インビジブル・ウーマンがフォースシールドを使いミスター・ファンタスティックの姿を消す。そしてミスター・ファンタスティックが腕を伸ばし3頭の中では一番小さいヒヒを捕まえラボに持ち帰る事だった。
二人はファンタスティカーは使わずに港へと向かう。3頭の猿はまだ港にいて暴れ回っている様だ。
ミスター・ファンタスティック「始めるぞ。」
ミスター・ファンタスティックは姿が消されている状態で腕を伸ばし始める。そしてヒヒの口を掴むと一気に引き寄せる。ミスター・ファンタスティックは油断して混乱に陥ったヒヒに巻き付き動きを止める。インビジブル・ウーマンはフォースシールドを使い足場を作りヒヒをラボに持ち帰るのであった。そしてヒヒをラボの檻に入れる。
ベン「なぁ、頭に何か付いてないか?」
リード「一体何だろうか」
ジョニー「調べてみよう!!」
リード「それが良いな。」
リードは中に手を入れようとする。しかし、ヒヒに噛み付かれそうになってしまう。しかし、敢えて噛み付かせ動きを止めるともう1本の腕を伸ばし頭の装置を外す。そして調べてみる。すると驚くべき事が分かった。
リード「遠くから誰かが操っているみたいだ。」
ベン「そりゃ驚いた。ここに居るのか。」
ジョニー「これで呼び寄せられるかも知れないな。」
その頃、レッドゴーストはと言えばヒヒが居なくなり焦りを覚えた。
レッドゴースト「ヒヒは何処にいる!!」
しかし、ゴリラとオランウータンはそんな事は分からない様でキョロキョロする。そこでレッドゴーストはコンテナ内のコンピュータを使いヒヒの居場所を探そうとする。探してみるとヒヒは近くに居る様だ。
レッドゴースト「お前達、探しに行きなさい。」
ゴリラとオランウータンはヒヒの反応があった場所へと走り出す。しかし、それはファンタスティック・フォーによる罠だった。
ザ・シング「お客さんが来たぜ。」
ミスター・ファンタスティック「僕とベンとジョニーで迎え討とう。スーは大元を探ってくれ。」
インビジブル・ウーマン「了解よ。」
インビジブル・ウーマンは姿を消しヒヒと接続されている機械の反応を元に親玉を探す。そしてミスター・ファンタスティックとザ・シング、ヒューマン・トーチの前にゴリラとオランウータンが現れる。ミスター・ファンタスティックはゴムの弾力を利用しオランウータンを殴ったり蹴ったりする。そして最終的に腕を支えにしパチンコの原理でオランウータンを蹴り飛ばし海に落とす。ヒューマン・トーチはゴリラに炎が効かない事が分かっていた為、炎で目眩ましを使いゴリラを混乱させる。その隙にザ・シングがパンチを繰り出しゴリラを殴り飛ばす。そして海に落とすのだった。同じ頃、インビジブル・ウーマンは遂に親玉であるレッドゴーストの居場所を突き止めるのであった。
インビジブル・ウーマン「見つけたわ、観念しなさい。」
レッドゴースト「ならば私を倒してみなさい。」
インビジブル・ウーマンは先ずはフォースシールドでレッドゴーストを拘束しようとする。しかし、レッドゴーストの能力は透過でありフォースシールドを簡単にすり抜ける。そこでインビジブル・ウーマンは透明になってみる。
レッドゴースト「何処に行ったんだ?」
レッドゴーストはインビジブル・ウーマンを探して彷徨う。そしてレッドゴーストがインビジブル・ウーマンの近くを通った際にインビジブル・ウーマンはフォースシールドで捕獲する。レッドゴーストは逃げようとしたもののそれよりも素早くインビジブル・ウーマンが気道を塞いだ事によりレッドゴーストは首を抑え苦しそうにする。
レッドゴースト「恐ろしい奴らめ、、、」
レッドゴーストは頭の中でそんな事を思いながらインビジブル・ウーマンに連れられミスター・ファンタスティック達の居る場所へと向かう。そして猿とレッドゴーストは仲良く能力者専用の刑務所、ラフトへと運ばれるのであった。こうしてファンタスティック・フォーはレッドゴーストを倒しヒーローとしての人気を高めるのであった。
レッドゴーストを倒しヒーローとなったファンタスティック・フォー。実はファンタスティック・フォーの登場により現れたのはヴィランだけではない様だ。そう、ヒーローである。ファンタスティック・フォーは汎ゆるヒーローに影響を与えるのだろう。
次回Fantastic4 New York's Herosアベンジャーズ編第一編開幕「鉄の意志」