Fantastic4 New York's Heros   作:アメコミ勢

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アイアンマンと共にアイアンモンガーⅡとその手下を倒したファンタスティック・フォー。そして実はファンタスティック・フォーがヒーローになるよりもずっと前にヒーローだった人物が居た様だ。その人物は第二次世界大戦を勝利に導いた偉大な英雄である。


星条旗の超人

1937年、とある人物がS.H.I.E.L.D.が行った超人兵士計画に参加する。彼の名はスティーブ・ロジャース、そして超人兵士となった後はキャプテン・アメリカとして第二次世界大戦をアメリカの勝利に導いたのであった。彼は元々はけして恵まれた体格ではなかった、寧ろ身体は細く小柄だった。しかし、担当のS.H.I.E.L.D.のエージェントにとってキャプテン・アメリカに相応しいと思わせる様な行動を試験の際に取った事でスティーブは見事計画に参加する事が出来た。そしてスティーブはキャプテン・アメリカとして多くの功績を残し語り継がれるのであった。しかしある時、ナチスドイツの、S.H.I.E.L.D.の対立組織、HYDRAの北極基地を破壊する為にキャプテン・アメリカは戦闘機ごと基地に突っ込み命を落としたと思われていた。

 

現代のある日、ファンタスティック・フォーの拠点バクスタービルにとある人物が現れる。その人物とはS.H.I.E.L.D.の長官、ニック・フューリーである。そこにミスター・ファンタスティックことリード・リチャーズが現れるのであった。

 

リード「やあ、初めまして。」

 

ニック「ファンタスティック・フォーの拠点と言うのはここで合っていますか?」

 

リード「えぇもちろん。僕はリーダーのミスター・ファンタスティックです。」

 

ニック「丁度良い、上がらせて貰っても?」

 

リード「良いですよ。」

 

リードはニック・フューリーにバクスタービル内を案内してようとするがニック・フューリーはそれを止めた。そして説明のためにモニターを使わせて欲しいと言ったのである。そんな訳でニック・フューリーが応接室に現れるのだった。そしてUSBをモニターに接続しプレゼン用の資料を投影する。

 

ニック「私はSHIELDの長官、ニック・フューリーだ。実は君達に頼みたい事がある。それはアベンジャーズ計画への協力だ。最近アイアンマンと言うヒーローと協力していたと聞いた。彼の父親であるハワード・スタークとリード君の父であるナサニエル・リチャーズは元々SHIELDのエージェントだった。そしてその両方の息子がヒーローとして活躍している。その事を踏まえ手を貸して頂けないだろうか?」

 

リード「なるほど、理解した。僕達はどうすれば良いんだ?」

 

ニック「君達はこと男を知っているか?かつてSHIELDの超人兵士計画により力を得てキャプテン・アメリカとなったスティーブ・ロジャースだ。彼は長い間死んだと思われていたが同じ条件下でのシュミレーション実験を行った所生きている可能性がある事が分かった。そこで君達にはキャプテン・アメリカを現代に蘇らせて欲しいんだ。」

 

ジョニー「マジ!?キャプテン・アメリカってあのキャプテン・アメリカなの!?」

 

ベン「そりゃぁ凄い話だな、んで何処に居るんだ?」

 

ニック「キャプテン・アメリカと共に任務を行った軍人のデータが残っている。どうやら北極のとある場所らしい。座標はここだ。」

 

ニック・フューリーはモニターに座標を写す。問題は座標ではなくキャプテン・アメリカの戦闘機が埋まっている場所の様だ。とても深い場所にある様でファンタスティック・フォーの力、特にヒューマン・トーチの炎を出す力が必要な様だ。

 

翌日4人はS.H.I.E.L.D.のエージェントであるフィル・コールソンが運転クインジェットに乗り北極のキャプテン・アメリカの戦闘機がある場所に到着する。フィル・コールソンは早速ソナーを使い氷の下の確認を行う。するとやはり例の戦闘機が見つかった。

 

コールソン「それじゃぁ氷を溶かしてくれ。」

 

ジョニー「了解!!任せてくれ!!」

 

ジョニーは氷に向かって炎を放ち始める。炎の勢いはとても強く温度も高い為氷は水蒸気となり上に登ってゆく。そして何時間か経った頃、ようやく戦闘機が露出する。ジョニーは戦闘機に到達すると扉に炎を当て始め溶かす。そしてキャプテン・アメリカを持ち上げる。ジョニーはキャプテン・アメリカが燃えない様に下半身だけ燃やして飛び氷上に現れる。

 

ジョニー「見つけたぞ、ちょっと僕に似てるかも。」

 

リード「驚いたな、保存状態がかなり良い。」

 

コールソン「基地に戻りましょう。ずっとここに居ると危険ですよ。」

 

ベン「確かにそうだな、戻るぞ。」

 

こうして4人はキャプテン・アメリカをクインジェットに乗せニューヨークにあるS.H.I.E.L.D.基地に戻るのであった。

 

基地に戻るとニック・フューリーは4人に言う。

 

ニック「キャプテンが現代に慣れるまでは会わないでくれ。」

 

リード「確かに見慣れない姿だもんな、分かったよ。」

 

ジョニー「早くキャプテンと話したいな〜」

 

ベン「もうちょっと待つんだな。」

 

4人はS.H.I.E.L.D.のモニター室でキャプテン・アメリカが目を覚ますのを見守る。何分か経った頃、遂にキャプテン・アメリカは目を覚ます。

 

キャプテン「ここは、一体何処なんだ?僕は確か、戦闘機に乗っていた筈だ。」

 

キャプテン・アメリカが目を覚ました所に、キャプテンが居た頃と同じ様な服を着た人物が入って来る。その人物はS.H.I.E.L.D.のエージェントの様だ。部屋もどうやらキャプテンの年代に合わせておりキャプテンが違和感を抱かない様にする為の仕様の様だ。

 

エージェント「おはようございます、キャプテン・アメリカ。」

 

キャプテン「僕は、生きているのか?」

 

エージェント「そうですよ。」

 

キャプテン「僕はどうしてここに?」

 

エージェント「貴方は助けられたのですよ。」

 

キャプテン「そうか、良かった...」

 

キャプテン・アメリカは何気無く近くにあったラジオを付けてみる。するとその内容に驚く。何故なら聞いたことの無い様なヒーローの名前、ファンタスティック・フォーやアイアンマンが聞こえてきたからである。もしやと思いカーテンを開け外を見てみると街の様子はキャプテンの知っている物ではなかった。キャプテンは外に出て周りを見回す。

 

キャプテン「どうなっているのか誰か教えてくれ!!」

 

その様子を見ていたリード・リチャーズは施設から出てキャプテン・アメリカの前に現れる。

 

キャプテン「貴方は一体?」

 

リード「僕はリード・リチャーズだ、またの名をミスター・ファンタスティック、科学者をやっている。」

 

キャプテン「僕はスティーブ・ロジャース、キャプテン・アメリカだ、第二次世界大戦を勝利に導いた。」

 

リード「実は僕はファンタスティック・フォーのリーダーなんだ、僕の仲間を紹介しよう。皆、来てくれ。」

 

ジョニー「おっ!!いよいよか、僕はジョニー・ストーム、ヒューマン・トーチだ。」

 

ベン「俺はベン・グリム、ザ・シングって言うんだぜ」

 

スー「私はスー・ストーム、インビジブル・ウーマンよ。」

 

キャプテン「紹介感謝する。この世界は今どうなっているんだ?」

 

リード「この世界は…」

 

リードは現代に関する汎ゆる事をキャプテンに話し始めた。そしてファンタスティック・フォーの活躍であったりヴィランやヒーローの話、科学技術の話等を熱く語った。キャプテンは頷きながら聞き汎ゆる質問を投げ掛けた。リードはその質問にも適切な答えを言うのであった。

 

翌日、S.H.I.E.L.D.は会見を開いた。司会はミスター・ファンタスティックでありインタビューに答えるのはキャプテン・アメリカである。ミスター・ファンタスティックは頭を複数作り多くの質問を聞き取る。そして順番にキャプテン・アメリカに質問するのだった。例えばこんな内容である。

 

ミスター・ファンタスティック「最も難しいと感じた任務は何だ?」

 

キャプテン・アメリカ「僕が最も難しいと感じたのはレッドスカルとの戦いだ。僕はあの時レッドスカルの強さが分からずに奴を攻撃し負けてしまった。」

 

ミスター・ファンタスティック「なるほどな、それは大変だったな。」

 

そしてキャプテンは会見の最中、見に来ていた市民の中に見覚えのある目をした人物が居た。それはかつて死んだと思っていた親友、バッキー・バーンズである。しかし、キャプテンが感じたのは友情の目ではない。無機質な機械の様な目であった。会見が終わるとキャプテン・アメリカはニック・フューリーとファンタスティック・フォーの4人にこと事を話してみる。

 

キャプテン「皆、報告をしてもいいか?」

 

リード「どうしたんだ?」

 

ニック「何でも言うと良い。」

 

キャプテン「市民の中に見覚えのある人物が居た。彼は恐らく僕の昔の親友、バッキー・バーンズだ。」

 

ジョニー「それって良い事じゃないのか?」

 

ベン「いや待て、キャプテンさんは喜んでる様には見えないぞ。」

 

キャプテン「よく分かったな、彼の目は確かにバッキーだった。でも彼の目には感情が無かった。何かあったのかも知れない。」

 

と、そこに誰かが驚きの事を言うのだった。それを言ったのはS.H.I.E.L.D.のエージェント、ブラック・ウィドウである。

 

ブラック・ウィドウ「実は私は過去にHYDRAに潜入した事があるの。そこで私は知った、バッキー・バーンズが殺人兵器になってキャプテン・アメリカを●す計画の最前線にいる事を。」

 

ジョニー「何だって!?それヤバくないか!?」

 

ベン「だから言っただろ?喜んでいないって」

 

キャプテン「詳しく聞かせてくれないか?そして君は一体」

 

ブラック・ウィドウ「私はブラック・ウィドウ、S.H.I.E.L.D.の工作員よ。彼は⋯」

 

ブラック・ウィドウは知っている範囲でバッキー・バーンズに関する事を全て話したのだった。どうやらバッキー・バーンズは片腕を義手にしておりその義手はビブラニウムに効果がある素材の様だ。更にバッキーは洗脳されておりスイッチが入ると攻撃を開始する様だ。また名前はウィンターソルジャーと言うらしい。

 

キャプテン「何てことだ、、、だが彼はニューヨークにいる。僕が何とかするしかない。」

 

ベン「相手はどんな能力を持ってるか分からないからな、キャプテンさんでも一人は危険だと思うぞ。」

 

スー「私が一緒に行くわ、私なら姿を消せる。」

 

キャプテン「それなら確かに良いかも知れない。早速行くぞ。」

 

キャプテン・アメリカとインビジブル・ウーマンは早速人通りの少ない開けた場所へと向かう。そしてインビジブル・ウーマンは姿を消し今見えているのはキャプテン・アメリカだけである。S.H.I.E.L.D.のエージェント達とファンタスティック・フォーの他の3人は遠くから見守っている様だ。すると何処からともなく銃弾が何発か飛んでくる。

 

キャプテン「何処だ!!」

 

キャプテン・アメリカがそう言うと路地裏からゴーグルを掛け、マスクを付け、銀色の義手で大きな銃を持っている人物が現れる。そう、ウィンターソルジャーである。ウィンターソルジャーは走り出しキャプテン・アメリカに義手による強力なパンチを繰り出そうとする。しかし、キャプテン・アメリカは盾を手に取りパンチを防御する。

 

キャプテン「バッキー!!僕だ、スティーブだ!!」

 

しかし、ウィンターソルジャーはその声には反応しない。そしてナイフを手に取りキャプテンに突き刺そうとする。しかし、キャプテンは指を狙いパンチを繰り出す。こうしてキャプテンとウィンターソルジャーによる危険な殴り合いが始まる。お互い全く譲らない戦いなもののウィンターソルジャーが首筋を狙いナイフを突き刺そうとすると突然何かに阻まれる。それはインビジブル・ウーマンのフォースシールドだった。

 

インビジブル・ウーマン「貴方はここで終わりよ。」

 

インビジブル・ウーマンはフォースシールドを使いウィンターソルジャーを拘束する。ウィンターソルジャーはフォースシールドの力に耐えられず動きを止める。

 

キャプテン「バッキー、僕は分かっている。」

 

キャプテンはウィンターソルジャーの頭を狙って軽く叩く。すると洗脳が一時的に解かれバッキー・バーンズの人格となる。

 

バッキー「スティーブ、お前なのか?」

 

キャプテン「そうだ、僕だ。」

 

バッキー「良かった、隣にいるのは誰なんだ?」

 

キャプテン「彼女はファンタスティック・フォーのインビジブル・ウーマンだ。今のニューヨークを守るヒーローなんだよ。」

 

バッキー「それは凄いな。」

 

キャプテン「バッキー、僕と一緒に来てくれないか?」

 

バッキー・バーンズはキャプテン・アメリカ、インビジブル・ウーマンに連れられS.H.I.E.L.D.の本部へと向かう。そして長官のニック・フューリーからとある質問を受ける。

 

ニック「バッキーだな?突然だがHYDRAの基地が何処にあるか知ってるか?」

 

バッキー「もちろんだ、基地はドイツにある。それも廃墟のある孤島だ。」

 

ニック「ここに地図があるが具体的な場所は分かるか?」

 

ニック・フューリーはバッキーにモニターの地図を見せる。バッキーは何分かモニターを見るとある一点を指指す。どうやらそこにHYDRAの基地が在る様だ。そうと分かれば今からそこに行く必要がある。こうしてファンタスティック・フォーの4人とキャプテン・アメリカ、バッキー・バーンズはドイツへと向かう。

 

ドイツの離島へと到着すると突然何かが飛んで来る。どうやら手榴弾の様だ。

 

キャプテン・アメリカ「危ない!!」

 

キャプテン・アメリカは盾を構え爆発の被害を仲間に与えない様にした。すると廃墟から何人もの兵士が現れる。しかし、ファンタスティック・フォーの4人とキャプテン・アメリカ、バッキー・バーンズの敵ではなかった。

 

キャプテン・アメリカ「さあ、行くぞ」

 

バッキー「了解相棒」

 

ミスター・ファンタスティック「僕達も行こう」

 

ザ・シング「行くぜぇ!!」

 

ヒューマン・トーチ「フレイムオン!!」

 

インビジブル・ウーマン「始めましょう。」

 

キャプテン・ウーマンとバッキー・バーンズは血清による身体能力とそれぞれの武器を使いHYDRA兵を倒してゆく。ミスター・ファンタスティックは柔軟な身体で締め上げザ・シングは怪力で捻じ伏せる。ヒューマン・トーチは火力で燃やしインビジブル・ウーマンはフォースシールドで拘束するのだった。

 

兵士を倒すと今度は遠くから明らかな機械の大きな音が聞こえて来る。どうやらそれは大型の戦車の様だ。

 

ザ・シング「俺の出番だな、皆下がってな!!」

 

ザ・シングは戦車に向かって走っていく。戦車はザ・シングに向かって弾を発射するも頑丈な岩の肉体により弾は弾かれる。そしてザ・シングは戦車の銃の部分を掴み怪力で振り回す。そしてパンチで装甲に穴を開けるのだった。そして6人は遂にHYDRAの基地に到着する。基地の周りには沢山の兵士が居たもののやはり6人にとっては敵ではなかった。そしていよいよHYDRAのボスであるレッドスカルのいる場所に到達する。

 

キャプテン・アメリカ「ここは僕がやる。皆は見守っててくれ。」

 

キャプテン・アメリカはレッドスカルに向かって一人で歩いてゆく。そして走り出しレッドスカルに向かって盾を投げる。

 

レッドスカル「久しぶりだな、キャプテン・アメリカ。今度も私が勝つだろう。」

 

レッドスカルは飛んできた盾を掴むと地面に捨てる。そして超人血清を打った者同士の対決が始まる。両者の対決は互角だった。キャプテン・アメリカのパンチもレッドスカルのパンチも互いに当たりはするものの決定打には中々ならない。しかし、キャプテン・アメリカが自身の身体を捻りレッドスカルを投げ飛ばした事で戦況が変わる。レッドスカルはバッキー・バーンズの方に飛んで行ったのだった。

 

バッキー「俺が、やるしか無いよな。」

 

バッキーはレッドスカルを金属の義手で殴ろうとした次の瞬間、眼の前が青くなる。どうやらザ・シングが間に入りレッドスカルをキャッチした様だ。そしてバッキーのパンチはザ・シングに当たり止まる。

 

ザ・シング「これ以上●すのはあんまり良くないぜ。」

 

バッキー「ベン、ありがとうな。」

 

6人がニューヨークに戻るとレッドスカルやHYDRAの兵士は逮捕されラフトに収容される事となった。そしてバッキー・バーンズはウィンターソルジャーとして行った事に対する罪を認めキャプテン・アメリカの相棒として活動する事を決める。ファンタスティック・フォーはと言えばいつも通りピンチになった市民を助けヴィランを倒すのだった。




キャプテン・アメリカを蘇らせ、ウィンターソルジャーを味方に付ける、そしてレッドスカルを倒しHYDRAを解体したファンタスティック・フォー。帰って来て何日かした頃、ニューヨークのとある研究所で事故が起こり怪物が現れる。

次回Fantastic4 New York's Heros「緑の超人」
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