とりあえず護りたい、それだけの想いでなのは世界に転生した元夢女があーだこーだするだけのお話 作:上野 轍鳴
───何ここ…死後?
『死後の世界では…いや、死後の世界で合ってますね』
───誰だ、脳内に直接声が
『そりゃ神様ですから』
お生憎様、神は信じない性格なんでね。刹那・F・セイエイみたいなもんよ
『その世界ではありません。ガンダムもいません』
あっそ。まぁガンダム系の世界は戦争すぐ起きてヤバいからね
『あなたは今…魔法少女の世界にいます』
…まどマギ?
『リリカルの方』
マジか、推しいるやん
『誰です?』
なのは
『あー、そういや生前言ってましたねそんなことも』
知ってるんかい!…てか生前ってなんだよ勝手に殺すな。マジで死後の世界かよ
『だって手違いで殺しちゃったんですもの。ごめんなさい』
初手謝罪じゃない、マイナス11万点くらい
『…なんか某動画投稿者みたいなこと言いますね?まあいいです、とりあえずオタクなアナタに転生をさせようと言うことです。お詫びですけどね形は』
許した。男でよろ
『え、あなた女性ですよね?』
知ってる。でも男で
『…精神異常きたしても知りませんからね?』
30年以上独身百合夢女やってた人間舐めんな
『…記憶は?』
残せ、必要なのだけ。私が何者かってのも一応…あ、あとアンタの存在は忘れさせといて。後々ダルいから
『あ、いいんですか?大体は覚えさせとけってごねる方ばかりなのに……こちらの存在に関する記憶削除にここまでご協力いただける方は初めてですよ?特典つけましょうか?』
うーん…なのはと結婚したいだけだからさ、魔力総量だけよろ?
『うわ、あの世界で1番えげつないとこ要求しますね…知識はどれ程ありますか?』
なめんな、トラハ全作品漫画全作品アニメ全話ドラマCD映画そしてゲームとコラボ先と最新作アニメまで全コンプ済みじゃい
『……キッショ…引くわ…まぁなら魔法知識は少し高めにしときます』
助かる
『…容姿は元々を参考にしていいですか?』
ルックスには自信あるので
『…残念美人だったんですね』
うん!
『うんじゃねーんですよ』
あはは、私だしな?
『ところで…夢女と聞いて勝手に過去履歴調べたんですけど…』
おい待てお前まさか
『…なのフェは分かりますが…アナタとなのはさんのカプ夢女小説多過ぎません?』
やめろおおおおおおおお!?
『しかもかなりガッツリ…なんならアナタ自体をTSさせてまでくっ付けてますし』
ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!
『ニニニニンッ』
ライフポイント減少音やめい!……ミラレタミラレタミラレタミラレタ…お前を〇して私もタヒぬぅ!
『既にあなた死んでます』
ちくしょうそうだった!コイツけろっとしてやがるけど私を手違いで殺めた張本人だったわ!
『ぐゥ…事実だから言い返せない…』
言い返させねぇよ駄女神!
『…さっきから黙ってればいい気に…言ったわねこの百合豚!』
なんだと無能!
『やかましいわよ残念美人!』
羨ましいか!?
『容姿だけね!』
妬んで悲しいのぉ!
『やーい残念美人!』
やーい無能駄女神〜!
『ぐぬぬぬぬ…』
うぎぎぎぎ…───
───…なんか疲れるし醜いだけだからやめよっか
『…ですね』
とりあえずさ、そんな感じでお願い
『はい、構いませんよ』
…ありがとね。長年の夢叶えてくれて
『いえ、仕事ですし。ちなみにこれは夢として処理されます。あなたの年齢は高町なのはと同年にしておきますのであとはご自由に』
はいよー、何から何までありがとね…正直今は凄く感謝してる。少し泣きそうなくらいに…ところでなのはの年齢は?
『あはは、とことんアナタらしいですね……まだ8歳です』
おっ、無印より前!いいねぇ…それじゃ頑張ってくるわ
『ええ、頑張ってきてください。あなた次第で如何様にも出来ますからね?なんならアリシアさんを助けることだって』
…プレシアお母さんも助けないとだね、その場合。10年接客業やってた対人力、使うか…
『…あなたって本当は優しいのでは?』
だから言ったじゃん、残念美人だって。あれ自他共に認めてるんよ
『いやいやいや…それ褒められてないです』
私からしたら褒め言葉なんよ。それに基本“いい人止まりでいたかった“からサービス業の接客業務なんてやってたんだし
『…根からのいい人じゃないですか。改めて謝らせてください』
もういいよ、アンタの気持ちも伝わったし、さっきの言い合いで少し好感増したもん。ありがとね
『…良き転生人生を』
うん
『…怪我、しないでくださいね?』
絶対無理。何がなんでも改変したいのがあるから
『…死なないでくださいね?』
ワンチャン死ぬかもね。だから少しだけしぶとくしといて
『ギリギリで言いますね…いいですよ、生命力だけはどころかクマムシ並にしときます』
そこまでましなくていいよ、人外になりたい訳じゃないから
『…そこは弁えてる…的なヤツですか?』
うんにゃ、人としてなのはと添い遂げたいだけ。あの子だって普通に怪我するか弱い女の子だもん、なら護ってあげたいじゃん、推しは
『…とことんなのはさん推しなんですね』
高町なのはは私の嫁だからな
『……ついに嫁宣言したよこの人…でも分かりました。すこぉーし尾ヒレつけてしぶとくしときます』
ありがとね
『あと勝手にレイジングハートの兄妹機を設定した上であなたのデバイスとして付与しておきますので』
マジかよ助かる
『ミッド、古ベルカ、現ベルカ全部使えた方がいいですよね?そうしておきます』
ミッドだけでいい…なんて甘えは言わない。古代ベルカ式カートリッジシステム組み込んどいて、無理無茶無謀かつゴリ押しの常習犯になるつもりだし
『もうそれでしてあります…』
バレてた?
『ええ、バレてました。でも気をつけてくださいね…ちょっとでもミスれば致命的ですからね?』
分かってるよ、何から何までありがと。…っと、光ってきた
『時間ですね。では…多分二度と会えませんけど…楽しかったですよ、あなたとの言い合いとか』
そっか、そう言ってくれる女性、初めてだよ……アナタみたいな女性と前世で出会えてたら幸せだったのかもねー私も。それじゃ行ってくる───
───(以降作者)───
てことで初投稿です
お初お目にかかります、上野と書いて「こうづけ」です
以降の話ではキャラプロフとかをあとがきに書こうかなとか思ってますが、特に決めてないので普通に作者のコメント書いたりするかもです