インフィニット・ストラトス 戦士たちの軌跡「完結」 作:この先釘抜き注意
今回は文字数が少ないです。
そして、あの人の心も揺れ動く!?
第十話 少女たちの思い、そして迫る闇
アキトside
クラス代表戦まで、一週間を切り、それぞれの組の代表は、皆練習に励んでいた。
一夏にはマキナさんが、鈴さんにはシンシアが、簪さんには俺が付いて練習を見ている。
この事は、三人から同時にお願いされ、それぞれが練習相手を決めたのだ。
俺は今、簪さんと、模擬戦をしている。
俺の武装は肩部ブラスターライフルに、ビームダブルブレードだ。
何故この装備かと言うと、束さんから鈴さんの専用機の甲龍の情報を見て、それに似る様にしただけである。
俺はブラスターライフルを撃ちながら、距離を詰める。
「しまった!」
そう簪さんは言った。
俺は首筋でビームダブルブレードを止めた。
「こんな感じか。だいぶ慣れてきているとは言え、まだまだだが、時間もある。」
「うん。それじゃあもう一回。」
「いや、もう時間も遅い、今日は切り上げよう。」
そう言って、俺達は着替えることにした。
シンシアside
鈴ちゃんは中々やるね~。
しっかりとこっちの動きを見ながら動いてるけど、顔に出ているよ。
「何で当たらないのよ?竜砲は砲身も見えないのに!?」
「ふっふ~。顔に出てるよ~。」
そう言って私は動きを止めた。
鈴ちゃんもそれに合わせて動きを止める。
「顔?」
「うん。ここで決めるって感じの表情が出ているよ。
鈴ちゃんは顔に表情とか出るタイプ?」
「う~ん。言われてみれば確かに。」
「まずはそこ直そう。戦闘自体は出来てるし。」
「じゃあ!」
「でも、今日は遅いし、明日ね。」
そう言って、着替えに行った。
マキナside
私は一夏と格闘戦をしている。
私はビームサーベルを、一夏はツインビームスピアを巧みに操る。
しかし、まだ甘い。
私は、力を強めて、ツインビームスピアを空に飛ばす。
一夏の両手は空いた。
私はそのまま、サーベルを振り下ろす。
(さあ、どう来る?)
そう考えていると、一夏は身を低め、突進してきた。
「ナァ!?」
「ハァァァァァ!!」
そう言いながら、地面にダイブする。
そのまま、マウントを取られたが、私はすぐにビームサーベルを首筋に突き立てる。
「くっ。」
「作戦としては良い。だが、その後にすぐ動けなければ意味は無い。」
そう言うと、一夏は私から退いた。
「はぁ。行けると思ったのに。」
『ナイスファイトでした!』
そう水月も言う。
私達は、着替えて、今日は休むことにした。
アキトside
「ふう、疲れたな。」
俺はそう言いながら、腕を伸ばす。
すると、
「少しいいか?ラビリス。」
「どうしたんですか?織斑先生?」
「いや、話がしたくてな。」
「分かりました。」
俺はそう言って、織斑先生とともにベンチに座った。
「で、話とは?」
「ああ、織斑妹、いや、一夏の事についてだ。」
「・・・意外ですね。」
「何がだ?」
「貴方の事なので、一夏を名前呼びしないものと思ってましたよ。」
「私だって、昔はそう言っていたさ。それで、お前に言いたい事が有ってな。」
「何でしょうか?」
「有り難うな。私も、自分の間違いに気づけたよ。
いっつも千春の方ばっか見ていて、一夏を見ていなかった。
これでは保護者失格だな。」
「そんな事は無いと思います。気づけただけ、人間良いものですよ。」
「そうか。有り難うな。これから一夏の所にも行ってくる。」
「分かりました。もう少し外でゆっくりしてますね。」
「ああ、ちゃんとご飯も食べろよ。」
そう言って、織斑先生は寮に向かった。
それから、一週間、ついにクラス代表対抗戦が始まろうとしていた。
それと同時に、動き出す闇もいた。
はい。今回はどうでしたか?
次回、クラス代表対抗戦!そして、この作品の敵対勢力が明らかに!
それでは予告!
ついに始まったクラス代表対抗戦。
それぞれ、練習した事を生かし、戦っていく。
その中、謎の乱入者が!
彼らの目的は、いったい?
次回、インフィニット・ストラトス 戦士たちの軌跡
乱入者迎撃戦
仲間の為に戦え、アキト!