インフィニット・ストラトス 戦士たちの軌跡「完結」 作:この先釘抜き注意
それではどうぞ!
第十五話 少女と戦う者
あの事故が有ってから一週間。
私は授業に復帰した。
しかし、アキトはいまだ目覚める様子も無く、ただ眠りについていた。
一度、先生にも聞いたが、何時目覚めるかは解らないらしい。
ボーデヴィッヒさんは現在IS学園の個別独房に入っている。
ただし、学年別トーナメントには出るそうだ。
私は窓の外を見ていた。
(アキト・・・。早く帰って来て。)
そう思いながら風景を見ていると、山田先生が入ってきた。
その後、HRが行われた。
その時に二週間後に行われる学年別トーナメントは、タッグマッチになった。
その事を最後に、HRは終わり、皆一時間目の授業の準備をしていた。
(ペアか・・・。誰と組もうかな?)
そう考えていた。
私は一時間目の授業の準備をして、授業に臨んだ。
昼休み
一夏はいつもと違い、一人で昼食を取っていた。
すると、そこに簪が来た。
「一夏、隣良い?」
「簪ちゃん。うん、良いよ。」
「有り難う。」
そう言って、簪ちゃんが座った。
私は少しずつうどんを食べていった。
簪ちゃんは焼き魚定食の様だ。
私は、簪ちゃんにタッグトーナメントの事を聞くことにした。
「ねえ、簪ちゃんはタッグトーナメントのペアとか決めてる?」
「ううん。まだ決めてないよ。」
「そうなの?なら私と組んでくれない?」
「良いの?」
「うん。簪ちゃんは周り見れるし、実力もあるしね。」
「そんなに言わないで。恥ずかしいよ。」
そう言いながら、笑い合い昼食を取った。
その後、タッグトーナメント申込票に記入し、山田先生に渡した。
その時山田先生はなぜか笑顔だった。
放課後
私はアキトの下に向かった。
部屋に入ると、機材の音がただ響いていた。
私はアキトの元まで行き、
「アキト、私頑張るよ。自分の出来る事をやって、勝つよ。」
そう言った。
その後はアリーナに行き、簪ちゃんと練習し、他の皆と共に射撃訓練をした。
まだ右肩は完治していないため、多少苦しかったけど、問題は無かった。
しかし、私はこの時、陰で見られている事を知らなかった。
箒side
アイツは今右腕に傷を負っている。
そこを狙えば、確実に潰せる。
出来損ないの癖に、千春のISを奪いおって!
絶対に許さない!
この私が直々に手を下してやる。
そう思いながら私はアリーナを抜けて、寮に戻った。
部活動のメンバーは弱すぎる為、行く気もない。
一夏side
私は保健室に向かい、右手の傷を見てもらった。
やはり激しい衝撃や、無理に負荷をかけると、傷が開いてしまうそうだ。
私は注意だけ聞き、保健室を出た。
その後、部屋に戻り、私はベッドに座った。
(アキト・・・。すぐに目覚めてくれるよね?)
そんな事を願いながら、私は浴室に向かい、シャワーを浴びた。
その後夕食を取り、ベットに潜り込んで寝るようにしたが、どうしても寝る事が出来なかった。
私は寮長室に向かう事にした。
ノックをして、織斑先生がいるか確認する。
するとドアが開いた。
「ん?織斑妹か。どうしたんだ?もう就寝五分前だぞ?」
「えっと。ゴメンお姉ちゃん。今日は一緒に寝てくれない?
どうしても、気になって。」
「・・・もう勤務時間外だから、普通にお姉ちゃんで良いぞ。
それじゃあ、寝るとしよう。」
そう言って中に入った。
しっかりと掃除されており、綺麗だった。
「お休み、お姉ちゃん。」
「ああ、お休み。」
そう言って私は寝ることにした。
アキトside
俺が目を開けると、椅子に座っており、目の前には、巨大な塔が存在していた。
「ここは一体・・・?取りあえず向かうか。」
俺はそう言って、席をはずし、塔に向かい、中に入った。
何も知らずに。
今回はいかがでしたか?
前の後書きでアキト出番少ないって言ったのに、次回アキト回になります。
それでは次回予告!
アキトが入った謎の塔。
そこにある物はいったい何なのか?
そしてアキトに声を掛ける謎の人物。
いったい、何のためにアキトはここに来たのか?
次回 インフィニット・ストラトス 戦士たちの軌跡
「戦士が行く先」
謎の塔、アキトを導く声は、何を見る?