インフィニット・ストラトス 戦士たちの軌跡「完結」 作:この先釘抜き注意
意外なキャラが重要キャラ。
こういうの良いですよね?
第十六話 少女の絶望と謎の声
一夏side
「う・・・うぅん。」
私は、薄らと目を開け、起きた。
窓を見ると、太陽は落ち、すでに夜になっていた。
私は今までの事を思い出す。
(確か私、コーヒーを購買部で買って、それから篠ノ之箒に襲われて・・・!?)
私はふと左腕を見る。
何時もなら待機状態の白月があるが、
「無い・・・。無くなっている。」
無くなっていた。
すると、簪、マキナさん、シンシアさんが入ってきた。
「一夏!もう大丈夫なの!」
そう言いながら、簪は宇久に私の下に来た。
「一夏ちゃん。無事でよかったです~。」
「怪我は大丈夫か?」
そう言ってくれたが、私はすぐに白月の事を聞いた。
「白月は!?白月はどうなったの!?」
そう言うが、誰も答えてくれず、下を向く。
そんな・・・。やっと、誰かを守る力を手に入れたと思ったのに、
「何か・・・。何か言ってよ!!」
私はそう言って、左手を振り下ろした。
「一夏。私達が必ず探s「出て行って!一人にしてよ!!」ッ・・・。」
そう言うと、皆部屋から出ていった。
私は毛布に顔を当て、
「どうしたら良いの・・・。守るための力を失って。アキトにも迷惑を掛けて。
やっぱり、私なんて・・・。」
そんな考えが頭の中に浮かんだ。
私を、絶望と言う闇が襲う。
アキトside
俺はいまだ、階段を走り続けていた。
出口の見えない中。俺はただ上を目指していた。
監視者side
「だいぶ進んできているようだね~。関心関心。
けど、彼女の方は・・・」
そう言うと、監視者は映像を切り替えた。
そこにはベットでうずくまる一夏。絶望を抱え、ただ一人で抱え込んでいた。
「彼女にとって彼は大切な人。そして支えであったか。
しかし、彼も面白いことするね~。」
そう言って、監視者は映像を変え、アキトと一夏の部屋にした。
そしてアキトが使用する引き出しの中には、一枚の手紙と、G-オルフェウスの待機形態である、指ぬきグローブが有った。
「彼女がこれに気づくか・・・。それとも・・・。
あ~じれったい!もう「あの子」に頼もう!」
そう言って監視者は、ある人物に電話をした。
「あ、久しぶり~。うん、僕だよ。
いやさ~。監視者も楽じゃないね。
まあ、それは置いといて、織斑一夏とアキト・ラビリスの部屋に向かって。
その部屋にある机の二番目の引き出しに、G-オルフェウスの待機形態と、彼が此方に来る前に書いた手紙が有るから渡してね~。
うん。有り難う!また何か作ってあげるね~。『本音』ちゃん♪」
そう言って監視者は電話を終えた。
「さて、彼の状態わ~?お、もう三時間で第一の扉か。早いね彼は。」
そう言うと、監視やは席を立ち、どこかに向かった。
本音side
ふ~。あの人も気分屋だね~。
ま、彼女はそう簡単に絶望に落ちて貰っちゃ、困るしね。
さてと、物も見つけたし、服の着換えとかもこれで良いかな~。
そう言って、私は、保健室に向かった。
一夏side
私がベッドで横になっていると、
「あ、いっち~みっつけた~。」
そう言いながらのほほんさんが入ってきた。
「のほほんさん。それは?」
「うん?これはアッキーのISの待機形態と手紙だよ~。
それと着替え。」
そう言って私に渡した。
すると、頭の中に、
『イ・・・チカ。』
突然、アキトの声が聞こえた。
私は頭を抑え、のほほんさんは不思議そうな顔でこっちを見た。
「じゃあ、私は帰るね~。頭が痛いなら先生でも呼んでね~。」
そう言って出ていった。
「アキトの声、どうして?」
そう思っていると、
『オル・・フ・・ウス・・た・・k・す。
つよk・・・くなr。なkま、まもeる・・yうに。』
そして声は途切れ、新たに聞こえた。
『やあやあ聞こえてるかな?
僕の名前は「監視者」。アキト君は今必死に戻る為頑張ってま~す。
さっきは僕が中継してたから聞こえにくかったと思うから、簡潔にいうね~。
アキト君は君にG-オルフェウスを託すそうで~す!
詳しくは手紙に!』
それだけ話され、声は聞こえなくなった。
(アキトは・・・生きている。)
私はそれを知れてうれしかった。
そして手紙を読む。
そこにはG-オルフェウスの事。
そして私を思う言葉が書かれていた。
私は涙を流していた。
「アギドォォォ。私、がんあるよぉ。」
そう言い、決心を胸に秘めた。
今回はいかがでしたか?
アキト君もだいぶ塔を進み、一夏も覚悟を決めましたね。
そして、此処で一夏の専用機が白月からG-オルフェウスになりました。
え?アキトの機体はどうするか?
それは秘密です。
それでは次回予告。
覚悟を決め、新たな力で道を行く一夏。
一方のアキトは、一つ目の部屋に付く。
部屋の中にあるのは一体?
それぞれの道を行くものに、何があるのか?
次回 インフィニット・ストラトス 戦士たちの軌跡
「戦士と少女、それぞれの行く道」
それぞれの思いを胸に、道を進む。