インフィニット・ストラトス 戦士たちの軌跡「完結」   作:この先釘抜き注意

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今回、結構意外なキャラが出てきます。
意外なキャラが重要キャラ。
こういうの良いですよね?


第十七話

第十六話 少女の絶望と謎の声

 

一夏side

 

「う・・・うぅん。」

 

私は、薄らと目を開け、起きた。

窓を見ると、太陽は落ち、すでに夜になっていた。

私は今までの事を思い出す。

 

(確か私、コーヒーを購買部で買って、それから篠ノ之箒に襲われて・・・!?)

 

私はふと左腕を見る。

何時もなら待機状態の白月があるが、

 

「無い・・・。無くなっている。」

 

無くなっていた。

すると、簪、マキナさん、シンシアさんが入ってきた。

 

「一夏!もう大丈夫なの!」

 

そう言いながら、簪は宇久に私の下に来た。

 

「一夏ちゃん。無事でよかったです~。」

 

「怪我は大丈夫か?」

 

そう言ってくれたが、私はすぐに白月の事を聞いた。

 

「白月は!?白月はどうなったの!?」

 

そう言うが、誰も答えてくれず、下を向く。

そんな・・・。やっと、誰かを守る力を手に入れたと思ったのに、

 

「何か・・・。何か言ってよ!!」

 

私はそう言って、左手を振り下ろした。

 

「一夏。私達が必ず探s「出て行って!一人にしてよ!!」ッ・・・。」

 

そう言うと、皆部屋から出ていった。

私は毛布に顔を当て、

 

「どうしたら良いの・・・。守るための力を失って。アキトにも迷惑を掛けて。

 やっぱり、私なんて・・・。」

 

そんな考えが頭の中に浮かんだ。

私を、絶望と言う闇が襲う。

 

アキトside

 

俺はいまだ、階段を走り続けていた。

出口の見えない中。俺はただ上を目指していた。

 

監視者side

 

「だいぶ進んできているようだね~。関心関心。

 けど、彼女の方は・・・」

 

そう言うと、監視者は映像を切り替えた。

そこにはベットでうずくまる一夏。絶望を抱え、ただ一人で抱え込んでいた。

 

「彼女にとって彼は大切な人。そして支えであったか。

 しかし、彼も面白いことするね~。」

 

そう言って、監視者は映像を変え、アキトと一夏の部屋にした。

そしてアキトが使用する引き出しの中には、一枚の手紙と、G-オルフェウスの待機形態である、指ぬきグローブが有った。

 

「彼女がこれに気づくか・・・。それとも・・・。

 あ~じれったい!もう「あの子」に頼もう!」

 

そう言って監視者は、ある人物に電話をした。

 

「あ、久しぶり~。うん、僕だよ。

 いやさ~。監視者も楽じゃないね。

 まあ、それは置いといて、織斑一夏とアキト・ラビリスの部屋に向かって。

 その部屋にある机の二番目の引き出しに、G-オルフェウスの待機形態と、彼が此方に来る前に書いた手紙が有るから渡してね~。

 うん。有り難う!また何か作ってあげるね~。『本音』ちゃん♪」

 

そう言って監視者は電話を終えた。

 

「さて、彼の状態わ~?お、もう三時間で第一の扉か。早いね彼は。」

 

そう言うと、監視やは席を立ち、どこかに向かった。

 

本音side

 

ふ~。あの人も気分屋だね~。

ま、彼女はそう簡単に絶望に落ちて貰っちゃ、困るしね。

さてと、物も見つけたし、服の着換えとかもこれで良いかな~。

そう言って、私は、保健室に向かった。

 

一夏side

私がベッドで横になっていると、

 

「あ、いっち~みっつけた~。」

 

そう言いながらのほほんさんが入ってきた。

 

「のほほんさん。それは?」

 

「うん?これはアッキーのISの待機形態と手紙だよ~。

 それと着替え。」

 

そう言って私に渡した。

すると、頭の中に、

 

『イ・・・チカ。』

 

突然、アキトの声が聞こえた。

私は頭を抑え、のほほんさんは不思議そうな顔でこっちを見た。

 

「じゃあ、私は帰るね~。頭が痛いなら先生でも呼んでね~。」

 

そう言って出ていった。

 

「アキトの声、どうして?」

 

そう思っていると、

 

『オル・・フ・・ウス・・た・・k・す。

 つよk・・・くなr。なkま、まもeる・・yうに。』

 

そして声は途切れ、新たに聞こえた。

 

『やあやあ聞こえてるかな?

 僕の名前は「監視者」。アキト君は今必死に戻る為頑張ってま~す。

 さっきは僕が中継してたから聞こえにくかったと思うから、簡潔にいうね~。

 アキト君は君にG-オルフェウスを託すそうで~す!

 詳しくは手紙に!』

 

それだけ話され、声は聞こえなくなった。

 

(アキトは・・・生きている。)

 

私はそれを知れてうれしかった。

そして手紙を読む。

そこにはG-オルフェウスの事。

そして私を思う言葉が書かれていた。

私は涙を流していた。

 

「アギドォォォ。私、がんあるよぉ。」

 

そう言い、決心を胸に秘めた。

 




今回はいかがでしたか?
アキト君もだいぶ塔を進み、一夏も覚悟を決めましたね。
そして、此処で一夏の専用機が白月からG-オルフェウスになりました。
え?アキトの機体はどうするか?
それは秘密です。
それでは次回予告。

   覚悟を決め、新たな力で道を行く一夏。
   一方のアキトは、一つ目の部屋に付く。
   部屋の中にあるのは一体?
   それぞれの道を行くものに、何があるのか?

次回 インフィニット・ストラトス 戦士たちの軌跡

     「戦士と少女、それぞれの行く道」

   それぞれの思いを胸に、道を進む。
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