インフィニット・ストラトス 戦士たちの軌跡「完結」 作:この先釘抜き注意
そしてアキトのISでの初戦闘!
第二話 戦士たちとIS
???side
とある研究所。
そこに、一人の女性がディスプレイの前で作業をしていた。
「ふっふ~ん。これでここをこうしてっと。だいぶ完成してきたね。
いっちゃんが入学して一週間前後で届くかな?」
そう言っていたのは篠ノ之束。
ISを開発した張本人だ。
(私の開発したISでいっちゃんには悪い思いさせてしまったから、これは束さんからの謝罪と取ってほしいな。)
彼女が思う少女、織斑一夏。
彼女はいつも周りの人間に比べられていた。
優秀でIS界最強、織斑千冬と天才的な頭脳を持つ兄、織斑千春と。
学校では兄と、町内では家族と比べられていた。
何も彼女は悪くないのに。
そして、それは私がISを開発してしまったせいでさらに酷くなる。
そして、一夏はある日、誘拐されてしまう。
それを助けたのは束だったが、一夏はまるで息をしてないかのようになっていた。
心がどうなっていたかもわからなかった。
そして、家族に捨てられたショックで髪は白色になり、目は赤くなった。
これは今の医療技術では直せれなかった。
その後は一時束に保護され、今は家族と共にいるが、それでも差別はおさまらない。
そして、政府からの指示で、強制的にIS学園に連れていかれた。
政府曰く
「織斑千冬の妹ならIS学園に進むべきだ。」
そう言ったらしい。
束は上を向いた。
「政府の塵が粋がっちゃって。いっちゃんはいっちゃんなのに。」
そう呟くと、扉が開いた。
「束様!少しいいですか?」
「どうしたのクーちゃん?そんなに慌てて。」
「実は、ラボの外に三人人が居ました。意識は失っているようです。」
「・・・へぇ。面白そ~じゃない。行ってみよ~。」
そう言って束は向かった。
別の世界から来た戦士に会いに。
アキトside
ここは何処だ?
それが俺の頭の中で考えた言葉だった。
謎の光に飲まれた後、俺達はここに来たのか?
まるでどこかの研究施設の様だ。
すると、扉が開いた。
そして、二人の女性が入ってきた。
「やあやあ!君が私のラボの外に居た三人のうち一人かな?
他の二人はまだ意識が回復してないようだね~?」
「アンタ、誰だ?」
「おや?私の名前を知らないとは面白いね~。
私の名前は篠ノ之束だよ~。ISの生みの親です!エッヘン!」
そう言って束氏は胸を張る。
IS?何だそれは?新型の機体か?
そう考えていると、俺はある事を思い出した。
「一つ聞かせてくれ。俺達の乗っていたMSはどうなっている。
其方が回収したのか?」
そう言うと、驚くべき言葉が発せられた。
「MS?何それ。新しい兵器か何かかな?」
MSを・・・知らない?
俺はその事を不審に思いながら話を続けた。
そして分かった事が複数できた。
まず一つ、この世界は俺達の住んでた世界じゃない。
別の世界で、西暦はUCでは無かったことが一番の決め手であった。
そして二つ目はこの世界の今。
いま世界では束氏が開発したISが各国で作られている。
しかし、ISにはコアと言うものが必要で、それは束にしか作れない。
其の為、各国では量産型コアと呼ばれる簡易型を量産機に使っている。
それ自体つい最近の話らしいが。
そして三つ目。男である俺にISの適性が見つかった事。
それに伴い俺達のMSがそれぞれISになっていた事。
IS適性は女性にしかない。いや、これは間違えか。
ISは今の所、なぜか男性には起動できない。
其の為、男性でISを動かした織斑千春はIS学園に行くことになった。
そして俺も行くことになったのだが、
「アキトだけにはそんな事はさせない。」
そうマキナ隊長が言った。
任務外ではマキナと呼べって言われているが慣れない。
そして、
「アキトが行くなら私も良く。部隊の隊長としてだ。」
「それなら私も行きます。お二人のサポートは任せて下さい。」
シンシアもそう言った。
俺は、
「IS学園に行っても良いが束さん。俺に任務を与えてくれ。」
「任務?」
「織斑一夏の護衛。」
「うん!よろしくね~アッ君♪」
「アッ君か、良いあだ名だな。」
「止めてくれ。」
俺達がそう言いながら笑っていると、行き成り先ほどの少女=クロエ・クロニクルが入ってきた。
「束様!アメリカ軍に居場所がばれました!ISは五機、全機ラファール・リバイブです。」
「なんとぉ!?やるね~。で何か言っていた?」
「今すぐアメリカ軍に投降しろとの事です。」
「やなこった~。と言っておいて。さて、どう対処しようかな~。」
そう言っていた。俺は、
「束さん。俺に行かせてくれ。」
「アッ君、良いの?」
「ああ、俺と束さんは三時間前からの長い付き合いだろ。」
「ふふ。それじゃあ宜しくね。」
「分かりました。」
そう言って俺は飛び出した。
そして俺は自分の専用機、G-オルフェウスを展開する。
「来い!オルフェウス!」
そう叫ぶと、体にオルフェウスが装着される。
形も、武器も変わっていない。
武器は今までつかってきた武器や、専用装備などがパラスロットと呼ばれる部分に入っている。
そして空に飛び出すと、五機のISが居た。
すると通信が入ってきた。
今は夜の為、俺の機体は見えにくい。
「貴方、篠ノ之束かしら。それに全身装甲のISなんて。」
『・・・する。』
「何?聞こえないわよ。投降するなら――――」
『貴様たちのその歪んだ思い、破壊する!』
俺はマシンボイスでそう言った。
全員がマシンガンを撃ってくるが、俺はそれを躱し続ける。
そして懐に入り、ビームダブルブレードを振う。
一機撃墜し、すぐに方今転換する。
マシンガンを撃ちながら移動しているが、この程度で当たる事は無い。
俺は機体を急停止させUターンした。
後ろに逃げていた敵ISはそれに驚き、攻撃を避けれずに撃墜した。
「くっ!撤退するわよ!」
そう言って逃げた。
正体がばれなかったから良かったものの、まだISには慣れていないな。
俺はラボに帰投した。
「流石だね~。腕はあるんだねアッ君。」
「いや、まだ慣れていない部分が有る。今は武器の慣れで戦っている。」
「凄いよそれこそ。」
その後、三人は束に協力し織斑一夏の専用機の作成を手伝った。そしてIS学園の入学が決まり、アキト、シンシア、マキナの三人はIS学園に入学する。
今回はいかがでしたか?
次回はキャラ紹介を挟んで本編に行きます。