インフィニット・ストラトス 戦士たちの軌跡「完結」 作:この先釘抜き注意
実際は副音事件まで眠ってもらう予定でした。
それではどうぞ!
第十八話 戦士と少女、それぞれの行く道
一夏side
あれから三日、私はもう怪我も癒え、普通に活動しても良い状態になった。
そして今の時間は放課後。
私は第四アリーナにて、G-オルフェウスを起動させることにした。
「力になって。オルフェウス。」
そう問いかけると、私に青い光が集い、そのまま、G-オルフェウスを構築する。
私はビームツインブレードを持ち、息を整える。
そして、勢いよく振う。
縦切り、横切り、回転切り。
分割してからの二刀流。
(アキトのようにはいかないけど!私だって!)
そう思いながら、スライドしながら回転切りをする。
その他の武器も試すことにした。
私はビームバスターソードを展開する。
両手でしっかりと持つが、
(く、少し重いな。ISの力があるって言っても、これはきついかも。)
そう思いながら、振う。
体が持っていかれそうだった。
次に、ビームロングアックスを展開する。
これはすんなりと使えた。
何故なら、白月のツインビームスピアとほぼ同じ動きが出来るからだ。
その後、射撃武器も試し、私は休憩していると、アリーナに篠ノ之箒が来た。
「貴様か。どけ、屑が此処に来るな。」
そう言われたが、私は、
「屑はどっちかな?人のIS奪っておいて。」
そう言った。
この事は、簪ちゃんのお姉さんであり生徒会長、更識楯無さんから聞いた。
其の為私は此奴を徹底的に潰すつもりだ。
「黙れ!!」
そう言って白月を展開するが、一次移行の状態では無く、初期状態になっていた。
(今、助けてあげる。白月。)
私はそう思い、オルフェウスを装備する。
「フン。あの男の機体などに、負ける訳ない!」
「来なよ!この糞女!」
私は柄にも似合わず、口調の激しい言葉を言った。
数分後。
勝ちました。勝利です、完全勝利Sです。
当然の結果ですが。
私は解除された白月を広い、オープンチャンネルの応用で、お姉ちゃんの携帯に通信した。
「お姉ちゃん聞こえる?篠ノ之箒気絶させたから回収お願い。」
『よくやった。流石私の妹だ。そのまま帰っていいぞ。』
「うん。後宜しくね。」
私はそう言って、アリーナから出た。
そして、手に持っている白月をどうするか考え、束さんに電話した。
ワンコールですぐに出た。
『いっちゃんひっさしぶり~~!!大丈夫だった!?え~と、掃除道具が何かしたけど大丈夫!?』
「あ、うん。大丈夫。それで何だけどね・・・。」
『白月なら、水月ちゃんに渡して~。水月ちゃんもこっちに来させる予定だったから~。』
「分かったよ~。」
そう言い、私は電話を切り、水月の下に向かい、話した。
水月は寂しそうな顔をしたが、すぐに笑顔になった。
私は夕食を食べに行くことにした。
アキトside
「ハァ・・ハァ・・ハァ・・。これで、第一の扉に付いた。」
俺はそう言う。
目の前には青い扉。
すると、そこには一人の少年が紅茶を飲んでいた。
「やあやあ、此処までお疲れ。僕が君に話していた「監視者」だよ。」
「お前が「監視者」か。・・・幼いな。」
「あっは。見た目で判断は良くないよ~。」
「そうか。それは悪かった。」
そう言って、俺は椅子に座り、目の前にあったコーヒーを飲んだ。
「それで、どうして急に来たんだ?」
「ああ、それはね・・・。時間が無いからさ。」
「時間が…ない?」
「そう。僕達「監視者」は言うなれば神の使い。
世界を監視し、状況を教え、対処する。」
「へぇ。つまり、俺達を呼んだのは・・・。」
「僕達だよ。そして、この世界は、ある事をしない限り、すぐ滅びてしまう。」
「何をだ?」
「織斑千春の殺害。」
「何故だ?」
「彼は転生者だが、この世界を崩すことをやり過ぎた。
まず彼と言うイレギュラーの存在により、織斑一夏の女体化。そして立場の悪化。
次に彼の力。彼は転生する前、ある物を転生特典として持って行ったんだよ。」
「なんだ?」
「君達の居た世界とは違う世界のガンダム。プロヴィデンス
ガンダム。」
「へぇ。」
「だから、君達を呼んだんだ。」
「成程な。それでいつまでにしたら良い?」
「いつでもいいよ。それに彼は亡国企業を既に潰し、女性権利団体と裏で手を組んでいるから、早めにね。」
「この世の闇を広げないためにか?」
「うん。それに、新たな異常が近づいている。」
「分かった。それで、あの扉の中には何があるんだ?」
「二つは織斑一夏の過去。そして最後の一つは、君に力を与える部屋になるかもね?」
「そうか。ありがとな。」
そう言った。
俺は席を立ち、扉の前に言った。
そして扉を開き、中に入った。
「まあ、君にはここでもっと階段を昇って、僕を楽しませてほしかったけど、時間もないからね。」
そう監視者は言うが、アキトは既に扉に入っていた。
今回はいかがでしたか?
次回予告!
扉をくぐり、一夏の過去を知りに行くアキト。
一方一夏は、オルフェウスのに搭載されている、NEMESIS-SYSTEM
の制御を行う為、束と力を合わせる。
真実を知り、新たな力を得る者達は、いつ又顔を合わせるのか?
次回 インフィニット・ストラトス 戦士たちの軌跡
「少女の過去、引き継がれる力」
新たな力と真実。それをどう見るか?