インフィニット・ストラトス 戦士たちの軌跡「完結」 作:この先釘抜き注意
期限は特に決めてませんが、出来る限り早めに参加した方が吉です。
それでは、どうぞ!
第十九話 少女の過去、引き継がれる力
俺が扉を開けると、そこは公園の一角だった。
俺は服装を確認する。
それは、青と白の服だった。
俺は歩いていると、声が聞こえた。
俺は陰に隠れ、様子を見ると、そこには、
「アンタうざいのよ!」
「あの人の妹の癖になんも出来ないなんて、屑なんじゃない?」
「なんか言いなさいよ!」
「ヒィ、も、もうやめ・・キャァ!」
罵詈雑言を浴びせ、暴力を振う女子が三人。
そして、丸まり、致命傷を避けようとしている少女、織斑一夏だ。
(一夏・・・。あんな幼い時から、ずっと。)
俺はそう思っていた。
すると虐めっ子達は帰り、そこにはボロボロの一夏が居た。
すると、か弱い声で
「なんで・・・皆虐めるの。私、何もしてないのに・・・。」
涙をこらえながら、一人つぶやいていた。
その後一夏はフラフラと、その傷ついた足で家に帰った。
しかし、その後も残酷だった。
兄である千春にはストレス発散の道具として、殴られ、蹴られた。
千冬は無関心で、掃除洗濯などの家事全般を押し付けていた。
一夏はそれらをすべて一人でこなし、更には学校の勉強などもしないといけなかった。
そんな一夏に、寝る時間などほとんど無かった。
多くて四時間。忙しい時は一時間も寝れない時だってあった。
学校に行けば、クラスからは無視、除け者なんて当たり前。
テストが返されるときは、90点以上取っていても、教師からは怒られ、周りからは「織斑家の屑」として見られており、先輩や、後輩にさえも虐められており、学校に一夏の居場所は存在しなかった。
学校が終わった後は、虐められるか、篠ノ之の道場に連れていかれ、無理矢理に練習をやらされていた。
千春とは違い、行き成り大人がするような練習からやらされ、体の傷はさらに広がって行った。
唯一の助けは束だったが、その束も少しして消えてしまった。
世界から追いかけられたために。
篠ノ之が居なくなっても、虐めは収まらず、逆に酷くなった。
織斑千冬のモンドグロッソ優勝。
これにより、一夏の味方は、いなくなり、町全体が、一夏を傷つけた。
一夏side
タッグトーナメントまで残り四日。
今週の土曜日曜まで、皆ラストスパートをかけていた。
一度ボーデヴィッヒさんが謝りに来た。
自分は力を求めすぎていた。
傷つけてすまなかった。
その様な言葉を残して、私に謝った。
そして今私は、束さんと共に、G-オルフェウスのNEMESIS-SYSTEMの安定を行うようにしていた。
「いっちゃん。準備は良い?」
「いつでも行けます。」
私はそう言って、準備を終わらせる。
「それじゃあ、起動!」
「NEMESIS-SYSTEM。起動!」
『NEMESIS-SYSTEM STANDBY』
そう機械のボイスが流れ、機体のカメラやセンサーが赤く染まる。
「クッ!ゥオオオオオオオ!!」
私は制御する様に、意識を保った。
「システムインストール!これでどうだぁ!」
そう束さんが言うと、一気に痛みがなくなり、センサーが深い緑になった。
「成功だよ!」
「良かった~。」
そう言って、私はオルフェウスを解除した。
(頑張ろうね。オルフェウス。)
私はそう思った。
アキトside
気が付けば、俺は一つ目の部屋を出ていた。
そして目の前にはもう一つの扉。
俺は入る事にした。
今度出たのは学校。
すぐに俺は動き出し、屋上に向かった。
今の俺は一夏の記憶の世界にいるようなものなので、人にぶつかっても通り抜けていく。
俺は屋上に付く。
そこには一夏と、十数人の生徒が降り、一夏を集団で苛めていた。
すると、生徒の一人が、
「同じ事ばっかも暇だし、こんなんど~よ?」
そう言って、ライターを見せた。
そのライターは何処でも買えるタイプのだった。
「良いじゃんそういうの!また明日から色々持ってこようよ!」
「それさんせ~い。こんな屑、あーしらのおもちゃ同然だしねw」
そう言っていると、少年がライターから火を出した。
「嫌!止めてこないで!」
「うるせぇんだよ屑が!さっさと悲鳴でも上げとけ!」
そう言ってライターの火を、右腕に当てる。
「アアアアアア!熱い熱い熱い!!」
熱さに悶え苦しむ一夏。
生徒たちはただ笑いながら、楽しんでいた。
学校外でも、買い物に行けば周りから悪く言われ、睡眠時間も徐々に減っていき、朝食も食べれない時だってあった。
そんな中でテスト90点以上取っていた此奴は、千春よりも天才だ。
翌日からも、虐めは過激で、一歩間違えれば死に至る物まであった。
更には織斑千春まで参加していた。
ナイフで体中に傷を作り上げ、そこから塩を大量に塗られていた時もある。
ある日は、スタンガンを首筋に当てられ、気絶までさせられていた。
けれども、鈴、そして二人の男子生徒は一夏を庇っていた。
けれど、そんな彼らの話を聞くことも無く、虐めは続き、最悪の事態まで起きた。
男子だけが一夏を囲んでいたある日、一人の男子が、
「こいつ犯さねぇか?」
そう言った。
男子はその提案に賛成し、一夏を押さえつけた。
一夏は抵抗するものの、男子と女子、しかも一夏はかなり脆弱な状態だった。
そんな抵抗、無意味だった。
そして、一夏は服を脱がされ、男子に犯されていった。
男子の数は6人ほど、全員が全員、一夏を滅茶苦茶にした。
解放された後も、そのまま帰られ、服も着れない様な状態にまで体力を使わせていた。
一夏の眼には、光など映って無かった。
そして、第二回モンドグロッソ。
その決勝戦で一夏は誘拐され、絶望とショックにより目は赤く、髪は白くなった。
すると、周りが光に包まれ、元の空間に出た。
「どうだったかな?彼女の過去を見ての感想は?」
「・・・守り抜く。ただそれだけだ。」
「フフッ。君は面白いね。それじゃあ最後の部屋だけど、此処には三人の人物がいるよ。
それぞれが質問してくるから、答えてね。」
そう言って消え、扉が現れた。
俺は扉を開き、中に入る。
今回はいかがでしたか?
それでは次回予告!
日数を重ね、ついに学年別タッグトーナメントが開催!
一方のアキトは、扉に入り、質問に答えていく。
アキトの答え、そして、それらが導く者は?
そして、アキトに新たなる力が?
次回 インフィニット・ストラトス 戦士たちの軌跡
「少女の戦い、戦士の答え」
答えと戦い、その先にある物は?