インフィニット・ストラトス 戦士たちの軌跡「完結」   作:この先釘抜き注意

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今回は一夏と束の会話回&一夏の専用機お披露目です!

それでは行ってみよう!


第四話

第四話 少女と天才 白き月

 

一夏side

 

私はアキトに連れられて第三アリーナに来た。

そこに現れたのは束さんだった。

するとアキトが、

 

「俺はこの場を離れさせてもらっておく。」

 

そう言って出ていった。

今この場には私と束さんしかいない。

何時かは離さないといけない。そう思っていた。

けど、今の私にそんな自信は無い。

逃げたくなった。

すると束さんが、

 

「取りえず座ろうよ、いっちゃん。」

 

そう、昔の様に私を呼んだ。

私はゆっくりと束さんに向かって歩き、ベンチに座った。

 

アキトside

 

「どうだ調子は?」

 

「良い感じよ。まだ始まったばかりだけど。」

 

「そうか、シンシアは?」

 

「彼女は周囲の警戒に出てるわよ。」

 

「分かった。」

 

ここは第三アリーナの管制室。

山田先生に特別な許可を貰って使わせてもらった。

 

(ちゃんと自分の感覚で話せよ、一夏。)

 

一夏side

 

私はベンチに座った後、何を言うか考えていた。

アキト君と何処で知り合ったのか、今私の元へ来たこと。

すると、

 

「ねえいっちゃん、この世界は楽しい?」

 

「え?」

 

そう言われた。

この世界が楽しい、か。

正直言って辛い。

ずっと、誰も私を見てくれなかった。

悲しかった。

そう思っていると、

 

「楽しい訳ないよね。何時もちーちゃんや千春君に比べられて、非難されて、虐められて。」

 

「ッ!?」

 

「それもこれも全部束さんのせい。

 世界は私の事を『天才』なんて言っているけど、いっちゃんの事を考えきれてない時点で私は天才じゃない、愚民だよ。」

 

「それは違います!」

 

「いっちゃん?」

 

「束さんがやりたかった事は解ります。

 それを近くで見てましたし、いっつも信じてました。

 だから束さんは悪くないんです!周りに何か言われる私がいけないんです!あの人たちの出来る事が出来ない私がいけn「パ――ン!!」痛っ!?」

 

私はいつの間にか束さんにたたかれていた。

叩かれた場所はヒリヒリする。

 

「そうやって何でいっちゃんはいっつも自分を否認するの!?

 いっちゃんはいっちゃんでしょ!誰でもない!それくらい解ってるはずだよ!

 たとえ世界が、今の世界に住む人間共がなんて言おうと――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 私はいっちゃんの味方だ!!」

 

「束さん。」

 

私はいつの間にか涙を流していた。

そうだ、束さんはいつも私に味方でいてくれた。どんな時も、

 

「だばねぇさぁぁぁぁぁん!!」

 

涙のせいで声が擦れる。

私が抱き付くと束さんも私に手を回してくれ、私の頭を撫でてくれる。

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

「落ち着いた?」

 

「はい。有り難う御座います。」

 

「それほどでもないよ。それでは!いっちゃんの専用機、白月のお披露目と行こう!」

 

「え!?良いんですか?」

 

「私からのプレゼントなのだ~。」

 

「でも・・・。」

 

「箒ちゃんの事なら気にしないで良いよ~。」

 

「・・・はい!」

 

「それじゃあ、この腕輪を左手に巻いて?」

 

そう言われて腕輪を出されたので受け取り、言われたとおり左手に付けた。

 

「それじゃあ、ピットまで移動しよう~。」

 

そう束さんが言ったのでついて行った。

その中、途中でISスーツに着替えた。

ピットに付くと、アキトさんが居た。

 

「どうだった?ちゃんと話せたか?」

 

そう私に行ってきた。私は、

 

「はい。有り難う御座います。」

 

そう言った。

 

「それじゃあ、展開してみてね~。」

 

「分かりました。・・・来て!白月!」

 

そう言うと、私の体に白月が装着された。

白月は全体的にシャープな形で有りながら、ゆったりとしていた。

肩の部分は大きく弧を描いており、そこから装甲が腕を守るように有った。

腰は後ろに向かって大きくなっており、後ろからは足は見えない。

三分割されている為、足の動きに干渉はしない。

 

「うんうん!似合っているよ!」

 

「有り難う御座います!」

 

「それじゃあ、フィッテイング等等済ませて、飛んでみるか。」

 

そう言って進んでいった。

すると、パーソナライズが終わり、白月は私の専用機になった。

色は白く、名前の通り三日月が腕の部分についていた。

 

「それじゃあ、れっつご~。」

 

「はい!織斑一夏、白月出ます!」

 

そう言って、私は飛んだ。

Gはそこまで来なかった。

 

『うんうん。いい感じだね。それじゃあ武器を呼び出してみよう。

 まずは銃を想像してみて~。」

 

そう言われたため、私は銃を想像した。

すると、私の右手に銃が握られていた。

私は構えて感触や反応を確かめる。

その後は起動訓練を少し行い、終了した。

 

「束さん!有り難う御座いました!」

 

「うんうん。いつちゃんも試合頑張ってね~。」

 

そう言って束さんは帰って行った。

 

「俺達も戻るか、時間も時間だし。」

 

今の時刻は六時過ぎだった。

私はアキトさんと共に寮に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

この途中、山田先生に会い、私がアキトさんと同室だったことに驚いたのは当然の事だ。

 




今回はいかがでしたか?

無事一夏と束は解り合う事が出来ました。

次回予告

お互いに自分の気持ちを打ち明け、仲が深まる一夏と束。

そして、時は流れ、ついにクラス代表決定戦の日となる。

一夏はこの一週間でアキト、マキナ、シンシアに鍛えられた成果を出せるのか?

そして結果は?

次回、インフィニット・ストラトス 戦士たちの軌跡

   日の下を舞う月

全ての成果を力に変え、飛べ!一夏!
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