神より強いってなんなのコイツ(白目)   作:くまモーン

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このサイトを開いた…?
コレでお前とも縁ができたな!(唐突)


導入

 

誰かが言った、このテイワットで最も強い存在は誰なのかと。

多くのものは、自国の神や有名な戦士の名を答えた。

「雷電将軍さまだろう」

「いや、岩王帝君に違いない」

「いやいや、モンドの大団長様だよ」

「いやいや、こっちのーーー」

「こっちだってーー」

議論は白熱、だが、その問いをしている中で、それぞれの国の強者達から圧倒的な支持を得たものが1人居た。

 

ある騎士団の大団長によると

「一番強い奴か?俺だ!と、言いたいところだが、アイツだろうさ。少なくとも、俺は逆立ちしても勝てそうに無い」

 

ある国最強の決闘代理人によると

「わたしの職業上、誰かに負けるということはいささか言い難いが、こと強さという点なら、あの男だろう」

 

ある組織の戦闘狂によると

「ハハッ!彼は物凄かったよ!俺もいろんなヤツと戦ってきたけど、彼には勝てるイメージが一切湧かないかな。まぁ戦うのはたのしいけどね!」

 

多くのものが語る最強。

どうやらその者は仙人でも魔人でもなく、ただの人間の男であるらしい。

 

火之迦具土の章

 

ある日の昼頃、璃月に訪れていた旅人達は、いつもと同じようにお茶を飲みながら、講談を聞いている鍾離と出会った。

 

「おーい鍾離ー!」

「こんにちは、鍾離」

そう声をかけると、鍾離は手に持っていた茶器を置き、挨拶を返した。

 

「おや、旅人にパイモンか、久しぶりだな」

「ああ!色んな所を旅してたからな!そういう鍾離は何してたんだ?」

そうパイモンが問うと、鍾離は一瞬考える素振りを見せた後、答えた。

 

「俺も普段と変わらん。だが、そうだな。お前たちは、今のこのテイワットで最も強い者が誰かわかるか?」

 

鍾離の問いに、旅人は聞き返す。

 

「テイワットで一番強い人?」

「いや、現在存在している、人以外の神、仙人、妖怪も含めた中で、最も強い者だ」

そう話す鍾離に、パイモンは唸る。

「うーん…難しいなぁ.....旅人、お前はどう思う?」

「私もちょっと....」

 

2人でうんうんと悩んでいると、鍾離が口を開いた。

「ふむ、お前達は、『カグツチ』という名を聞いたことがあるか?」

その言葉にパイモンも旅人も「知らない。」と答える。

「そうか、ならば知っておいても損はないだろう」

 

そういうと、鍾離はどこか楽しそうに話し始めた。

「あれは確か、今より10年程前のことだ。ある力を持った宝盗団が、他の宝盗団をまとめ上げ大規模な集団となり、様々な事件を起こした。その中には、神の目を持ったものも何人か存在しており、千岩軍も手を焼いていた」

「ええ⁈ホントかよ!」

 

その言葉に鍾離は頷く。

「ああ、当時の璃月七星もこの件にはかなり手を焼いていたようだ。当時の俺も、仙人の誰かに手を回そうとも考えていた。それほどまでに、奴等は厄介な存在となっていた」

 

「しかし、俺がこの件に手をつける前に、この宝盗団の群勢が一夜にして壊滅したのだ」

「なんだって⁈」

パイモンが大きく驚いたのを見ると、鍾離が苦笑して話を続ける。

 

「そう反応するのも無理はないが、実際のことだ。だが、これの驚くべき点はそこではない」

「え?どういうことだ?」

 

「この話の肝は、これがたった1人の人間によって行われたという点だ」

その言葉に、驚きすぎて言葉を失う2人。

「そ、そんな奴がいたのか...」

「そんなに強い人がいたなんて…」

こうなるのも無理はないだろう。

2人は今までの旅で、神の目の力と、璃月七星の強さを知っている。

だからこそ、そんな七星の彼らが手を焼く、強大な神の目の力を持った敵を、一人で打ちのめす事の異常さがよく分かった。

 

 

そうして二人が驚きの言葉を口にした後、鍾離は笑いながら答えた。

「そうだな、アイツは凄かった。なんせ、まだ神であった俺と戦って、あまつさえ勝ってしまったからな」

「「えーー!」」

「そんなに驚くことか?」

 

不思議そうに首をかしげる鍾離、この4000年生きた自称凡人は何を言っているのだろうか

「だって!お前より強い人間ってことは、ほとんどの奴らより強いってことだろ!」

「さっきまでの話を考えると、その人がカグツチっていう最強?の人ってことなの?」

 

そう聞いた旅人の質問に鍾離は肯定する

「ああ、俺が知っている中で、このテイワットでアイツより強い者は居ないだろう」

「「へ〜!」」

 

2人揃って感心した姿を見た後、

鍾離は“ふむ…”と考えたそぶりを見せ、旅人達に言った。

 

「気になるか?会いたいなら会えると思うぞ」

「会えるのか⁈」

「ああ、確か今は稲妻にいると聞いているが…」

 

鍾離の話に好奇心が湧き立った2人は、彼に会いに行くことにした。

 

「旅人!そんなすごい奴がいるなんて面白そうだぞ!会いに行ってみようぜ!」

「うん、そうだね」

 

そうして沸き立つ2人に、鍾離は声をかける。

「お前達がアイツに会いに行くというのなら、これを持っていくといい。」

 

そうして鍾離が懐から取り出したのは、一つの小包であった。

「これは?」

「アイツの好物だ。少なくとも、それを持って会いに行けば、邪険にされることもないだろう。」

「ありがとう。」

「なに、アイツに会った時、また遊びにでもこいと言っておいてくれればいいさ。」

「よし!じゃあいこうぜ!」

「うん。それじゃ、またね。鍾離」

「ああ、気をつけてな」

そうして、旅人達は最強の男の所へと向かうのであった。

 

 

ーー同時期稲妻ーー

「へっくし!」

「どうした?風邪か?」

「いや……誰かが噂でもしてんだろ。」

「ハハッ、そうかそうか。流石のお前さんも人の子であるか。」

「うるせぇよエセ神子狐。」

「エセとはなんじゃ、エセとは!」

「あーあーうるせぇうるせぇ…」

そうして立ち上がった男は懐から煙管を取り出して口に咥え、指を鳴らす。すると煙管の先に火がつき、男は煙を吐いた

「あ゙ー……暇だ…なんか面白ぇことでも起きねぇかねぇ…」

煙を燻らせながら言う男の腰に付くのは、赫く光った焔の如き目であったとさ。

 

 

 

 

 

 

 

 




はい(白目)

小説見てたら書きたくなっちゃってェ……
でも全然続けられる気がしなくてェ……

いやー小説書いてる人ってすごいね!
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