俺のIS   作:ニャンニャン丸

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ベティちゃん
 俺のロボ第一話より登場、名前の由来は「リアルでも戦闘機などのナビは伝統的にベティちゃんと呼ばれているらしい」という主人公のうろ覚え知識から。
 作中のロボットアクションゲーム「ガーディアントルーパーズ」におけるサポートAIで、その後実際のロボットを操縦するようになってもずっと相棒として最後まで付き合った。
 時には操縦桿のコントロールを補助し、時に操作のラグから主人公の体調を看破して医者を予約し、時には主人公がネカマプレイをしていた時のCVも務めるなど、高度な柔軟性と臨機応変な対応で、ファジーというか万事適当な主人公をサポートした。
 長らく声だけの出演(?)だったが、最終話付近でアンドロイドのボディを得てハーレムに加わった。のにさらっと流されて描写はほぼなし。
 本作では先に兎姉ぇこと篠ノ之束博士に接触し、異世界の宇宙技術の提供の代わりに、主人公機に自身をインストールさせるなどの便宜を図ってもらっている。


俺のIS_3 アーバンなスラッシュ

 結局乱入してきたのは本当のトラブルで、どこかのテロリストが送ってきたものらしくて大騒ぎになった。

 ゴーレムという名前らしいそいつら(沢山いたらしい)には兎姉ぇの作ったISコアのパチモンみたいなものが入ってる無人機で、亡国企業ってテロリストが作ったものだったそうな。

 そんないろんな理由で秘匿されたりしそうな情報を一介のの学生がなぜ知ってるのかというと、兎姉ぇが自分の配信で全部ばらしたからだ。

 

 どこからか持ち出した無人機(ゴーレム)の残骸を生配信でバラしながら解析していって、ここの作りが甘いとか、ここがセキュリティホールになってるとか、構造がダサい、二世代は古いとか、それはもう敏腕編集長が新人の原稿持ち込みの批評をするかのようにダメ出ししまくって、挙句にクラッキングして相手の情報抜き出して写真と実名と現在地付きで公表して大騒ぎ、繋がってた奴には結構偉い人もいて、どっかの将軍は捏造だ陰謀だと言い返そうとしたら、リアルタイムで証拠を相手の配信にかぶせられたらしい、やりたい放題だ。

 ついでにゴーレムはここをこうするとクラッキングできるし何ならコントロール奪えるし、基幹構造の問題だからパッチも当てられないとかその場で組んだクラッキングツール付きで言っちゃったんで兵器としての価値が激減して、そっちでも大騒ぎになったようだ、ニュースの方はすぐ何も言わなくなっちゃったが、そういうのはまぁいろんなとこから漏れ聞こえてくる。

 ちなみに、こんな滅茶苦茶な配信だけどやっぱ美人は得というか、割と人気はあるらしい。

 ただ正規の登録の方は大人の事情で凍結されちゃってるんで、謎の技術で勝手にネットワークに侵入して流してるし、丸ごと無視してるけど一応コメントの書き込みだって出来る、登録者とか再生数とかそういうのは参考記録らしいが。

 そういえば、ゴーレムのクラッキングなんてアンテナとか通信出来るとこ潰しちゃえばそもそも出来ないし、軍用ならその辺スタンドアロンにするとかいろいろ対策してると思うんだがあれどうやってるんだろうな。

 

『ISの機能を応用した量子干渉ですね。篠ノ之博士のISコアをベースに慣性制御や量子格納を再現したようですが、根幹の量子干渉技術の原理に未知の部分があるまま構造の模倣で再現したために、セキュリティ機構がオミットされていたものと推測されます。クラッキングツール自体も量子暗号化されているのため再現や対策は難しい』

 

 と、これは時計型の待機モードになってるベティちゃんの言。要するに見よう見まねで何とか動いたけど、見えないところに足りない部品があるパチモンだったということか。コンピューターだったり物仕舞ったり通信したり、便利だな量子。

 

『…その認識でも結果は同一になるかと思われます』

 

 で、今俺が何やってるのかというと、

 

「一夏お前IS学園行ってるんだろ?どうよ本物と比べて」

 

 こいつは五反田弾、数少ない友人でゲーム仲間な、今は外出許可を取って弾の家で久々にゲームをしているところ。

 外出許可がこれがまたやたら面倒くさかったんだが、ベティちゃんが手伝ってくれたおかげでだいぶ助かった。

 で、ネット対戦だとラグが気になるので、いつの間にか出ていた家庭用の「IS/VS」をやってるわけだが。

 

「似てるのはキャラ絵だけだな。スティックとボタンじゃ再現にも限界があるんだろう」

 

 蹴りパンチ切り切りパン蹴り、で、ゲージたまったら必殺アーバンスラッシュ、と、叩きこむ、口では言わないというか口に出すと超早口になるから間に合わない、スココココントタタンって感じだ。

 

「無敵の近接バ(ーサー)カーでも現実に乗ると楽じゃないってか」

 

「誰がバカだ浪(漫砲ブッパ)マン」

 

 失敬なまだ一度も負けてないぞ、機密とかトラブルとかのせいで碌に乗れてないだけで。

 あとテスト対策、人生二週目だから楽勝というのが転生者の定番だと思うんだが、歴史も技術も道徳も違うし、何なら国語だって多分違う、中学の頃は割と楽だったんだが、さすがIS学園というか赤点すれすれだ。

 まぁ主人公らしいから退学になることはないだろうが、いや、退学になってからのアウトロールートもありか、でもヒール役は前世で散々したからなぁ、棘付き肩パットつけたり無意味に鎖のアクセサリーしたりとか、全部メイクさんに任せてたけど。

 やっぱ王道主人公だよな、努力・ハーレム・勝利 いやハーレムはそんなにいらないが男のロマンと言われたらまぁ浪漫だろう。

 最近は努力はあんまり受けないと聞くが、やはり努力あっての強さというか、努力という下地がないといくら強くても対戦じゃ勝てないんだよ、いくら勇者でもレベル1だとレベル99の社畜にだって勝てないんだ。

 

 その日はさんざんゲームして久々の骨休めだった、途中で五反田妹(らん)も来てたが、小さいころから見てると成長に驚くな、気が付いたらもう中学生らしいし、月日のたつのは早いものだ。

 

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 なんか急に転校生が来た、それもこのクラスに二人、まぁ、俺が世界初の男性適合者なんてハーレム主人公みたいな属性だから、それ関連のスパイとかハニートラップとかなのかもしれない、他にもクラスはあるのにうちのクラスにだけ来たしなぁ、美人というか美少女?なのは周りのクラスメイトみんなそうだからちょっとわからんけど。

 学生に見えるけど実は肉体成型した40台のお姉ぇさまとかかもしれない、クワバラクワバラ。

 

 一人はドイツの小さい女の子、ん~、どっかで見たような、眼帯は、まぁ、そんな年ごろ(ちゅうにびょう)なんだろう、隻眼の体の動きでもないから多分両目見えてるし。

 ドイツだから姉貴の関係かなあ?以前の拉致騒動の時の礼で一時期ドイツにいたし、どっかで見たことがあるような無いような。

 考えてるうちに寄ってきて手を上げて、殺気?ってほど強くはないな、なんか叩いてくる気がしたのでフェイント代わりにカウンターで腕に刃を当ててなぞるように切るイメージを当てたら、びくっとしてへたり込んでいた、お、気配がわかるのか、優秀優秀、なんか周りのクラスメイトもぎょっとした顔してたが、う~ん、殺気?闘気?の絞りが甘かったか、余計なとこにまで飛んじゃったなぁ。

 狙った相手以外に殺気を気取られるなんてだいぶ鈍ったな、ちょっと鍛えなおそう。

 

 もう一人は、シャルル?二人目の男性適合者って言うけど、肋骨の位置とか肩のつき方とか重心が女の子だよなぁ、あれだ、宝塚の男役みたいなやつ

 まぁ大体わかる、あれだ、性自認の何とかがって言う、体は女の子だけど魂は男ってやつね、ちゃんと男って扱うんだ、進んでるなIS学園、でも男性の適合ってそれでいいのか?肉体的な適合じゃないのか?いやでもそこ突っ込んだらうるさ方がうるさそうだしなぁ、まぁ男って言ってんなら男でいいか。

 そう思ってたたら男同士だということで寮が同室に、いいのか肉体は女だぞ?

 いや、もしかしたらバレバレなのになぜか皆気付かずにいて、実は僕は女だったのとか言われる系のラブコメイベントなのかも、それはないか、あるとしたらそれをネタにしたハニートラップだな、気をつけよう。

 

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 気を付けようと思ってたのに速攻で告白された、同室なんだからお互いのためにルールでも決めとこう、性自認は男でも肉体は女だからいろいろ気を付けないとと言ったらびっくりしてた、むしろなんでばれないと考えたんだろう?おっぱい大きいよね?

 クラスメイト?気が付いてない子も居るかもしれないけど、気が付いてた子も居たんじゃないか?宝塚(ズカ)とか言ってるのちらっと聞こえたし。

 なんか妾腹の子で立場が弱くてスパイで入れられて、ついでに父親が例のテロ組織(亡国企業)との関係疑われて立場がやばいとかなんとか、いや理由はともかく学生で訓練もできてないのにスパイとか無理だし男扱いも無理だしせめて本物のスパイ送れよとかと色々ツッコミどころは多いけど、それでもここまで通っちゃってるってことは多分強制イベントなんだろうなぁ。

 ゲームなのか小説なのかわからないが、女子高に男が一人なんて設定からして何かの原作のある世界に転生したのは間違いないと思うんだが、原作知識がないのがつらい。

 まぁ似たような話は割と読んだしやったから予想はつく、何とかなるさ、任せとけ、俺は詳しいんだ。

 

 とりあえず何が欲しかったと聞いたら白式、俺のISのデータが欲しいらしい、いやまぁ別にいいけど、兎姉ぇ(天災)謹製だから他の機体に応用できると思わんし、そもそも今度会ったら兎姉ぇに突っ込もうと思ってるんだが、あれ欠陥機だぞ。

 なぜそこできょとんとした顔をする?コアを真っ二つにしたりゴーレムを圧倒した?そんなこと言われてもなぁ、あれは出来たからやっただけだし。

 あれあのへんな刀(ゆきひらにがた)しか武器がないしエネルギーとかスピードとかそこまで他のISと変わんないぞ、せめて木刀の一本でも持たせてくれたらなぁ、あのへんな刀《ゆきひらにがた》だと振るたびにエネルギー減るから、ほんの5機も切ったらエネルギー切れでこっちが落ちちゃうぞ多分。

 それに、あんなんでも兎姉ぇ謹製だから、下手にデータ持ってきたらそこからウィルス感染して会社のデータが世界中に流出したりするかもしれない、最近はアレでも一応気を使ってくれてるけど、機密のデータでも、兎姉ぇのレベルだと「価値がない」からいいよね?とかでやりそうだ、少なくともデータ持って行ったら確実にばれるし、バレたら必ず何か仕返しするぞ、こないだのテロリストの時の様に。

 

 そう言ったら頭抱えてたので、とりあえず姉貴(せんせい)にだけ連絡して後は現状維持、報連相は大事だよな。もしかしたら兎姉ぇにも伝わって何かやらかすかもしれないけどそこは諦めてくれ、俺でも目の前に居ないとあの人は止められない。

 

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 久方ぶりの訓練だ、いろいろ不満はあるがやっぱロボ…ISに乗れるのはいい、ベティちゃんとも大っぴらに話せるしな。

 訓練所は兎姉ぇ監修のやたら頑丈な物らしいが、なんか作りが違うなぁ。

 なんというんだろうか、作り方の癖に違和感がある、手製じゃなく業者が作ってるからかなぁ?あの辺の右の方とかあんまり強度高くなさそう。

 さてじゃぁブルマー(※篠ノ之箒のこと、箒だからブルーム+erでブルマー)とシャルロ、もといシャルルと、縦ロール(セシリア)ちゃんで対戦でもと、ん?ドイツ(ラウラ)ちゃん?

 

「織斑一夏!私と勝負しろ!私が勝ったら教官はドイツに返してもらう!」

 

 おかしいな?結構勘がいいと思ったんだけど、実力差がわからないんだろうか?

 いや、こういう考えは傲慢だな、何か隠し玉を持ってるかもしれないし、仮に格下でも油断したら負けるのがゲームじゃなくて勝負ってもんだ、気を付けよう。勝って兜の緒を締めよって言うしな。

 

「賭けはいいけど俺が勝ったら?」

 

「私が勝つから不要だ!」

 

 アッ、これ話を聞かないやつだ、ってか教官って誰?

 アッ、姉貴か、一時期ドイツに居たけどそんなことやってたんだ、聞いたことがあった気がするようなしないような。

 アッ、ってつなげたけどネタがないな、まぁいいや。

 

「じゃぁ俺が勝ったら一週間猫耳カチューシャつけて登校な」

 

 言ってIS展開、練習場の設定を確認して三人娘には立会人になってもらう、後ろで賭けがどうのとドイツちゃんが言ってるが気にしない、そっちから言ってきたんだからな。

 フフフ、今日は秘密兵器もあるんだ、サンドバッグのような防具袋(剣道の防具などを入れる袋)のサイドに括り付けた竹刀袋から竹刀を取り出す、そう、ISに格納出来ないなら手持ちで持参すればいいんだ、試合だから木刀じゃなくちゃんと竹刀にした。

 これでエネルギー消費を気にせずに試合が出来る、バリアを切るだけならデフォルトの刀を使わなくても何とでも「馬鹿にして!!」

 おっと、ブンブンしてたら試合が始まってたらしい、突っ込んできたな。

 

『まだ開始の合図は出ていません、フライングですね』

 

 飛んできたからフライングか、ベティちゃんも人間を分かってきたな。

 

『……』

 

 でもあれはいいんだ、プロレスでもよくあるリアル風の不意打ちってやつでお約束だな、ヒールキャラっぽいしむしろやってくれなきゃ困る。後追いで開始のゴングが鳴るから気にしなくていい。

 お、なんか避けようとしたら固まる?外せなくはないが水の中にいるみたいに滑っとするな、危うく体当たりされるところだったが、残念、そっちは残像というかフェイントだ。

 殺気とか感知できるようだったから気配を振ったらいい感じに引っかかってくれたけど、それはそれとしてこのカチカチ攻撃はドイツちゃんの何かだろうなぁ、大丈夫覚えた、オートなのかちょっと気配読みにくいけど逆にオートだとパターンは読みやすいし、さてどこ切ろうかなぁ。

 いや、そういや鈍ってると自戒したんだったな、せっかくだから練習に付き合ってもらうか。

 そうだな、バリアに掠ったら俺の負け、相手の攻撃は全部即死攻撃、あとできるだけ壊さないで試合を長持ちさせる。よし今日のルールはこれで行こう。

 

 ピシパシと指導するように動きの分かりやすい起こりや隙になってたところを竹刀で叩きながら丁寧に回避、まともにかち合うと竹刀が壊れるのでバリアの内側に軽く当たるようにバリアをよけて叩く、攻撃は腕や足に竹刀を添えてずらし、お、ブーストも使えるのか、じゃぁ今度はブーストだけで回避、ブーストだけでも結構エネルギーが減るなぁ、あんまり使えないぞこれ、普通によけよう、飛び道具と白兵と両方やってくれるからいい練習になr ん?なんか変な気配がするなぁ、ウィルスかなんかか?一応止めとこう、ぺしぺし。

 そのうちエネルギーが尽きて倒れてしまった、う~んやっぱISってエネルギー少なすぎるんじゃないか?まぁいいや、あいむうぃ~ん。

 ガッツポーズしたのに誰も反応してくれなかった、むしろこっちを責める目で見てるぞ、ちょっとやりすぎたか、一発くらいは当たってやるべきだったかなぁ。

 

 ちなみに、せっかく用意した猫耳は姉貴に取り上げられた。

 ついでにISの練習や試合で木刀やしない、というか格納してない武器を使うことも禁止された、チクショウ、もう素手で殴るしかないかなぁ、素手は銃の次くらいに苦手なんだが。

 




なんとなく興が乗ったので続き
話の流れとかもう覚えてないから検索して確認、一応海水浴のあたりまでは読んだはずだけどうろ覚え。

なお、箒をポニーとかブルマーと呼んだり、セシリアがドリルだったり縦ロールだったりと、本名であまり呼ばない&呼び名が安定していないのは仕様ですw
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