俺のロボの主人公で近接最強の柿崎さん、今度はヒロアカ世界に主人公転生で無双、出来るのか?
二度目の大往生をしたと思ったらまた転生してた、なんか変なループに入ってないかな俺?う~ん、変な予感はしなかったしそこそこ満足して死んだはずなんだが。
目を開くと地球の日本の病院っぽい。それなりに鍛えてはいたが歳には勝てずに結構あちこちガタが来ていたはずの体が割と軽い、手を見る限りではそこそこ若そうだが、赤ちゃんではないな、小学、中学?その位の手に見えるがよくわからん、生まれたときからじゃなくて適当な年齢からの覚醒?にしてはこの体の記憶がないな、何だっけ?こういうパターンもあったはず。
とりあえずナースコールをすると、看護婦さん(アンドロイドではない、人間の看護婦さんとか金持ちだな)と多分母親?のおばさんがやってきた、凄い泣きながら抱き着かれると記憶がないのが申し訳ない気分になるな。
俺はどうやら緑谷出久と言うらしい、個性がないのをそんなに気にしてたなんて、とか言われているところを見ると自殺でもしようとしたのだろうか、個性が無いというがそんな物はいくらでも作れるものだろうに、ううむ、状況がわからない。
仕方なく正直に記憶がない事を告げると、頭を打ったショックでとか治療系の個性とかなんか話しだした、とりあえず母親(多分)に、少なくとも痛いところはないし体が動くから大丈夫と言ったらまた泣かれてしまった。
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とりあえずこの世界はアメコミか学園異能物の世界らしい、個性とか言う超能力を大抵の人が持っていて、それで悪いことする奴がヴィランで捕まえるのがヒーロー(免許制)、当然悪い方が先を行ってはこびってるんだが、日本だとオールマイトというスーパーマンみたいなのが居て、たった一人で日本の犯罪を抑えてるらしい、本当に
そのオールマイトにあこがれてたのが俺、緑谷出久、らしい。
一向に
幸いここがどんな世界で、彼がどんな人物だったかは、何冊にもわたる人生すべてを注ぎ込んだかのようなヒーロー分析ノートからある程度は読み取れた。
ちなみに最初は無個性を悲観しての自殺かと思われてたが、どうも実際には無個性を馬鹿にされた虐めだったらしい、いつものようにちょっと小突いて爆発(そういう個性もあるそうだ)したらバランス崩してぶっ倒れて後頭部を石の尖ったところにぶつけたとか。
100中99は怪我くらいで済む程度の軽い事故だが、今回は運が悪く大事故になったらしい、死んでもおかしくなかったともそのせいで記憶が戻らないのだろうとも言われたが、さてどっちだろうな。
そういう言い訳が効くから助かると思うべきか、それで
さて、どうしようと考えた時、くしゃくしゃになったノートが目に入る。
ヒーローにあこがれ、その素質がないと言われ、あきらめきれずにヒーローの事を調べていた
もう人生を二回も回ったんだ、三回目は
無個性でもヒーローになれるとちょっと魅せてやろう、大丈夫、俺も無個性だったが地球なら何回か救ってる、その意味じゃ中々に
とはいえ、まずは体を鍛えないとなぁ、だいぶ貧弱だぞこの肉体。
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さて、ヒーローってなんだろう、なるにはどうしたらいいだろう。
法律的にはヒーロー免許を持ってて、個性の使用が許可されてとかあるが、それが理想のヒーローかと言ったら違うだろう。免許がなくたって子供を守った父親も、火事から救助する消防士も、ちゃんとヒーローだ。
オールマイトは目標だが、だからって猿真似してたどり着けるわけもなく、そもそも個性とやらが違うから同じにはなれない俺にできるやり方で目標に向かわないと。
誰かを助けてこそヒーローだ、憧れになってこそヒーローだ、皆の模範がヒーローだ、善意の人こそヒーローだ、じゃぁ俺はどんなヒーローがいい?
そう思ってもいろいろあって悩むが、ヒーロー役になるために生涯を捧げたとある役者の話を思い出した、確か煙草を人前で吸わない、横断歩道を渡る。とか、そういう当たり前な事を私人としても貫いていたらしい、ヒーロー番組とは子供達に正義の心を教える教育番組だからとかなんとか、何となくしっくり来たので、そういうところから考えよう。
そうだな、たばこはやらなかったしまだ子供だからそもそもダメだろう、あとは笑顔とあいさつ、体を鍛える、そんな小さなことから、いや、小さなことでも手を抜かずに生きるか。
あとはアレだ、正義の月の人。憎まず、殺さず、許しましょうだったか?許さぬことが許すことなんだっけ?
ストレッチは入念に、腕立て伏せ100回、上体起こし100回、スクワット100回、腹筋も100回、ランニング10キロ。
本職の軍人さんとかが見れば笑っちゃうような軽い運動だが、この体にとってはかなりの苦行だった、まぁ最初はこのぐらいだろうと思って始めたが、達成できるようになるのにだいぶかかった、勉強時間がちょっと足りなくなって成績落ちたくらい大変だった。
いや、転生二回目だし数学とかは割と行けるんだが、毎回違う世界なんで歴史や社会はほぼ覚えなおしなんだよ、だから3回目の学校だとか気楽に構えてると酷い目に合う、というか二回目の人生でも酷い目にあった。
それと木刀の素振り、型なんかはなく適当に切るものを思い浮かべて振るだけ、しなくても鈍るような気はしないが、油断大敵だ、それに体力がついて体の動きが変わってくるたびに調整はしといたほうがいいしな。
剣代わりの傘を右手に、左手はゴミ袋を幾つか、そして首には忍者の真似をして足元まで垂れ下がったマフラー、珍妙な格好だがこれがランニングの時の清掃もできる正装だ、慣れるとかっこいい気がしないでもない。
マフラーをなびかせて走りながら周囲に目を配り、ごみを見つけては傘で引っ掛けてゴミ袋に入れる、トングの様に挟めないので中々に難しいがだいぶ上手く出来るようになった、スピードは落とさない、マフラーが地面に着いたら負けだ。
今日も頑張ってるわねぇ、と声をかける近所のお婆さんには、おはようございますと笑顔で挨拶、照れくさいとか言ってられない、最初はぎこちなかったがこれもだいぶ上手くなったと思うし、ご近所に顔も覚えられてきた、変な事をしてるが悪い子じゃない、くらいかな?
本当は近所の海岸に流れ着く瓦礫の山とかも片付ければ体力づくりにもなりそうなんだが、さすがに素人がアレを片付けるにもどこに持って行っていいのかも適切な分別もわからない、いつかあそこもきれいにしてやろう、悪漢を殴り倒すよりはよっぽど手ごわいしやりがいがある。
あとは河原で棒振り、子供の体ではヒーローごっこの修行ごっこにしか見えないというか、実際にそんなもんだろうが構いやしない、むしろ前世や前々世の時代劇や特撮といったヒーロー番組を思い出しわざと外連味のある見栄えのする動きを心掛ける。
時代劇でよくある左右の敵を次々切り捨てながら前へ進む動き(千鳥と言うらしい)やら相手の方を向いたまま円を描くように周りを回って隙をうかがう(まわり、だそうだ)動き、ジャンプはポーズをつけて、着地も蟹股にならないよう片膝を付けたかっこいいポーズで、あたた、これけっこうあっちこち負荷かかるな。
前世ではそういうの考えずに試合開始、一閃、試合終了ってやって場を盛り下げたからな、そこは反省だ。
幸い、最初の人生で身に着けた剣の技や気配読みなんかはこの世界でも通用するようだ、前世の
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文武両道、と勉強していくうちに、前世で解決していた問題がこっちでは未解決だったりするのに気が付く、ちょっと出してみるか、こういうエピソードもあった方がいいだろう。
質量保存の法則さえ忘れられたようなこの世界じゃ、物理法則が同じ保証なんでないからこっちでも通用するかはわからないし、そもそもがうろ覚えの知識も多い、テレビの使い方がわかってもテレビを作れるわけじゃないって言うあれだ。
大体仮にその手の技術が分かっても、子供が研究所で難しい検証をするわけにもいかないだろう。
ただ、数学ならどの世界でもそうそう変わることはないはず、昔のSFで数学を共通言語にして宇宙人とコミュニケーションとってるのを見た気がするし。
というわけで、前世に兎姉ぇに付き合いで覚えさせられた数学問題を書き出してみた。
なんか数学の難題をいくつも解いたとかで「篠ノ之の証明群」と呼ばれてた有名なやつ。算数の先生に見せてもさっぱりだったので母の大学の先生の伝手で見てもらったら大騒ぎになった、
一応説明を求められたら説明するが、発想なんかまでは俺が解いたわけじゃないのでどうやってと問われても答えられない、なのでウサ耳の女の子に夢で教えてもらった、自分でもなぜわかるのか上手く説明できない、と答えていた、嘘は言っていない。
数学問題を考えすぎて夢の中で解が浮かぶ人は実際いたらしいので、その類と思われたようだ。
おかげで天才少年とかでちょっとニュースになった、ちょっとなのはこの世界だとヒーロー人気がすごくて他のニュースはすぐに埋もれるからだろう。
そしてニュースに取り上げられたおかげで、無個性でもヒーロー志望でいじめられていた事や、毎日のごみ拾いランニングも取り上げられて、市長からの表彰状とかもらったりと、ちょっと有名になり、いじめもだいぶ減った。むしろいじめていた側の方が今までのあれこれ含めて色々表ざたになったせいかいつの間にかフェードアウトしていた。
個性があるとはいえ暴力程度で負ける気はしなかったからどちらでも良かったんだが、これは「ざまぁ」とでも言った方がよかったのだろうか、いやいや、ヒーローはきっとざまぁなんて言わない。
ごみ拾いランニングはリヤカーを引っ張るようになり、ついに海岸の粗大ごみにも手を付けられるようになった。
ジャンク屋やリサイクルショップのおっちゃんたちに話を聞いて、ゴミにしかならなそうなものでも切り分けて素材ごとに分ければ引き取ってもらえる部分が出てきたし、残りも有名になったおかげで個人で資源回収センターに持って行ってもいいことになった。
リヤカーのタイヤが海岸の砂に埋まって重くなるからいい訓練になるし、小遣いも稼げる。
だいぶ力もついてきたんじゃなかろうか、この年でベンチプレス100キロは相当おかしいと思うんだが、この世界の人類は今までの世界の人類よりスペックが高いらしく、このぐらいは一応常識の範囲のようだ。
まぁテレビで見る派手なドンパチとか、あれISの防御もないのにやって死人が出てないってんだからそりゃスペックも高かろう。
この頃には母もたまに一緒に運動するようになってだいぶ痩せてきた、痩せるとすごい美人なのでびっくりしてたら、
ごみ拾いもたまに近所の人も手伝ってくれるようになって、なんか町内会の催しっぽくなっている、土日は落書きを消したり怪しい張り紙の類も取ったりして街をきれいにして、おかげでだいぶ治安が良くなったと評判だ。
そんなふうに評判になって目立つと、そりゃ突っかかってるものも出てくる。
いじめっ子グループはシンプルに大声と暴力と持ち物の破壊くらいしか考えつかなかったようなので、適当に予兆を見て回避していたらいつの間にかフェードアウトしていたからいいとして、何しろこの世界は
というのもこの世界、個性という特殊能力はヒーロー以外勝手に使えないからこういう時素人が個性で相手を懲らしめるのは禁止されている、緊急避難とかはあるけど基本禁止。
なのにそれを緊急とか事情があるとかではなく、自分の勝手な都合で使っちゃうのが
そしてそんな縛りがあるけれど、残念、俺は
ただまぁ、ああ言う奴らは
いつも修行ごっこしている河原で、やたらとゴミをまき散らして酒を飲んで煙草の吸殻をそこらに捨てて、暴れている怪獣っぽい連中、バラエティ豊かだな。
この辺りはなんとなく一緒に体を鍛えてるご近所の人たちも集まって修行場というか、青空集会場の様になっているんだが、あ、もちろん市役所から許可はもらってるぞ。
そんな所にわざわざ集まって騒いだり機材を壊したりしてるのだから、そういう目的なんだろう。雑な悪意の気配を感じる。
悪意であって殺意じゃないが、元から力が強くてその気がなくても人を殺せてしまうのだから気を付けないとな。
まぁ最初は言葉からだ、あいさつは最初の武器、これだけで犯罪の発生率が抑えらえるってデータをどっかで見たはず。
挨拶してここがごみのポイ捨てや火を使うことが禁止になってると目の前の看板を指示して理解を求める、これだなと思ってニコニコと手を振って歩いて行ったらいきなりビームが飛んできた、そうかぁ。ダメかぁ。
ちょっとした牽制のつもりであんなのを撃ってくるんだからこの世界怖いな。前世や…いやうん、前世じゃIS展開して襲ってくるのやその前じゃ青龍刀で切り殺しに来た奴がいたな、どの世界でも居るところにはこういうのは居るか、個性のせいにしちゃいけないな。
異形型というらしい個性的な外見の面々だがわざわざナルハタ?とかいう別の町から遠征してきたらしい、と、ええと右端の、うん、右からイグアノラス、クロコガエル、レーザーポンパドール(さっきビーム撃った奴)、ナンカフツウとしようか、とっさにつけたにしては中々にいいネーミングだと思う。
そのうちのクロコガエルが説明してくれる、俺をぼこぼこにしたら100万円もらえるとかなんとか。
こんな
心配する近所の方々に大丈夫でも危ないから離れてと、にこにこしながら手を振ると、もういいかとナンカフツウに問われる、変なところで素直だなぁ、良くはないけど襲ってくるなら
前かがみのウルトラマンポーズは不評だったので
襲ってきたところを一回待つ、専守防衛だ、トレーニング見直しのためのカメラがあるから証拠もばっちり、あとは26くらいある必殺技の一つ、刀がなくても手を手刀にすれば大体切れる剣技を手加減して、わかりやすく首筋にトントンとして意識を断つこと5回、首でなくてもいいというか首は逆に難しいんだが、まぁそこもわかりやすさ重視だ。
皆に怪我がないかだけ確認して、警察に連絡して引き取ってもらうとまたかと言われる。
あんまりサクサクと制圧するんで特殊な個性かとも疑われた事もあるし、個性を消せる個性の立会いの下での調査とかもやったが、まぁ普通に白だ、何とかいう骨は無個性って示してるし、普通の人体のスペックしか出してない、理屈の上では誰でもできる技術だ。
あ、でも超能力はどうなるんだろうな、あれも普通の人間の能力の延長でしかない、少なくとも俺のはそうだが、一応じゃんけん無敗って程度には予知というか勘は働くが。
とはいえ俺目当てで来る連中がご近所に迷惑をかけるのはいただけないな、何とか対策、ん?
目を、というか気を凝らすとうっすらと、本当にうっすらと残る悪意、薄いのになんかこう酷い気持ち悪い腐臭のようなものを感じる、いや臭いは感じないんだけどなんかそんな感じのなんかだ、なんかはなんかだよ、なんかこう、気配の感じというか色というかそういうもの。
これが原因か、何かのついでにこっちにもけしかけてきた感じだな、まぁ一応切っとこう、ヒーローに殺人はご法度だが、こいつはたぶん一秒でも長生きさせるとその分人が死ぬ、そう言う奴だ、すまんな、この一瞬だけヒーロー志望を返上させてもらう、本物のヒーローならこんな事せずに説得できるのかもしれないが、そういうのを待つ時間さえも惜しい、すまないな俺が未熟者で。
天・誅・剣ぇぇん! 手応えあり、復活もさせねぇよ、南無。
何してるって?ああ、必殺技考えてたんです、かっこよくないですか?変ですか、そうかぁ、変なのかぁ。
なぁ、
某所の「根源を示せ、祢々切丸 」もそうだが、こういう一足飛びに黒幕を叩ける能力はミステリや陰謀殺しだなと思う、でも延々イライラさせられるよりはこういうのでいいんだよって思う、出来の悪い作品とか無駄にヘイトの高いキャラのいる作品見ると本当に欲しくなるのは筆者だけだろうか。
あと名前も出ることなくフェードアウトする爆轟(推定)
ヒーローっぽく優等生っぽい喋りを意識してる設定だが、おかげで柿崎さんっポくなくて悩む。
一人称が俺だったり僕だったりは曖昧、一応表向きは僕で脳内では俺だけどよくごっちゃになる仕様