片腕のない少年の青春日記   作:餃子過多

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第十二ページ、さいあくとの遭遇

鎖を手に入れてから暫くたった頃

 

「ホシノォ!ユメ先輩ィヘルプ!!」

 

「なんですか!?それ!?」

 

「リョウ君!?どうしたの!?」

 

今俺は二人に助けを求めています。

 

「助けて!!」

 

「数が多い!!」

 

「どうしたらこうなったの!?」

 

俺は今ロボット?に襲われています。

 

時を遡る事1時間前

 

「ここのガラクタを撤去ですか?」

 

「はいちゃんと依頼料は出しますので」

 

「分かりました」

 

「それでは頼みますね」

 

「ユメ先輩?」

 

「はいぃ」

 

「何で私たちに相談無しにこんな事引き受けたんですか?」

 

「何故俺らはこんなにも苦労するのだろうか」

 

「もうリョウなんて、現実から目を逸らしてますよ」

 

「ごめんねぇリョウ君にホシノちゃん」

 

「仕方ないかぁ、全員別々に作業しましょうか」

 

「そうですねそっちの方が効率良さそうですし」

 

「二人共怒ってないの?」

 

「「?怒ってますがどうかしました?」」

 

「ひぃん、ごめんなさいぃ」

 

「まぁとりあえず作業行ってきますわ」

 

「はい」

 

「ユメ先輩は私と一緒にしましょう」

 

「でも別れてやった方が・・・」

 

「何事も保護者がいた方が安全では?」

 

「はいぃ」

 

1時間後

 

「結構片付いてきましたね」

 

「少し休憩にしない?」

 

「そうです・・・?ユメ先輩何か音がしませんか?」

 

「確かに何か叫んでいるような?」

 

「ホシノォ!ユメ先輩ィヘルプ!!」

 

「なんですか!?それ!?」

 

「リョウ君!?どうしたの!?」

 

「助けて!!」

 

「数が多い!!」

 

「どうしたらこうなったの!?」

 

「なんか変な機械触った!」

 

「「何してるの!?」」

 

「てかリョウ貴方!あれ使えば良いでしょう!?」

 

「あっ忘れてた」

 

「リョウ君早くして!?」

 

「フラッグ!!」

 

俺は鎖の名前を叫ぶ。

 

「便利だわーこれ」

 

「範囲攻撃って便利ですね」

 

「にしても凄いね?もう終わりじゃ無い?これ」 

 

「それなら依頼人呼びましょ」

 

その後依頼人からきちんと代金を払ってもらった。

 

「それじゃあ二人共また明日!」

 

「はーいまた明日」

 

「また明日」

 

自身の家に着く。

 

「はぁあ疲れた」

 

もう今日は寝よう。

 

俺は眠りについた。

 

夢を見た。

 

「こんなのに何の意味があるんですか!!」

 

「ごめんね・・・ホシノちゃん」

 

所々聞こえない。

 

世界が白くなった。

 

「おきろ」

 

「あぁ?俺か!どうした?」

 

「はやく、がっこうにいけ、じゃなければふたりをうしなう」

 

「最悪か?」

 

「さいあくとのたたかいがある」

 

「でもたたかいのまえにふたりはけんかわかれをする」

 

「とりあえず学校に行けば良いんだな?」

 

「はやくしてくれ」

 

「たのむ、おれみたいにならないでくれ」

 

目が覚めた。

 

「急ぐか」

 

学校が見えてきた。

 

教室の扉を勢いよく開けた。

 

「「!」」

 

「ハァハァ、お゛は゛よ゛う゛こ゛さ゛い゛ま゛す゛」

 

「リョウ!良いところに来ましたね!」

 

「どうしたんだ?ハァハァ」

 

「ユメ先輩が噂を確かめに行こうというんです!!」

 

「どうゆうことですかね?ユメ先輩や」

 

「あのね」

 

「最近噂でね、砂漠の奥地で鯨?が出る噂があるんだ」

 

「情報を提供したらお金がたくさん貰えるの、だから確かめに行こうって思って」

 

「それだけじゃありません!」

 

「このチラシもです!」

 

「一体誰が来る!?」

 

「ホシノ」

 

「・・・なんですか」

 

「それならさ俺らは何をしてんだ?」

 

「え?」

 

「学校の為に頑張ってんだろ?」

 

「ユメ先輩も学校が大事だから頑張ってのにそれを否定すんのか?」

 

「そうゆう訳じゃ!」

 

「いや、もういいです!」

 

ホシノは教室から出ていこうとする。

 

「それはダメだ」

 

俺は鎖でホシノを拘束する。

 

「こんな鎖ごときで!」

 

俺は均衡の力を使う。

 

「壊せない?」

 

「残念だねぇ」

 

「リョウ一体何をしたんですか」

 

「まぁ、ざっくり言うとね、俺は強さを平等にすることが出来るんだよ」

 

拘束を解除する。

 

「ユメ先輩車運転できます?」

 

「えっ出来るけどどうするの?」

 

「二人で行きましょうか」

 

「アイツは行く気ないみたいですしね」

 

「流石に砂漠の中歩き回るわけにはいかないですし」

 

「・・・分かったよリョウ君準備してきて」

 

「な!?」

 

「ホシノお前は留守番だ」

 

「後にバイク積んどきましょガソリン切れが怖いですし」

 

「そうだね、いざってなったらバイクで帰ろうね」

 

「待ってください!」

 

「お?」

 

「私も、私も行きます」

 

「ならさっさと準備しなー」

 

「でも、いいの?ホシノちゃん」

 

「あんなに反対してたのに」

 

「ごめんなさい!」

 

「え?」

 

「少し言い過ぎました、ユメ先輩が遊んでいると思い込んでしまって」

 

「ほらー車の中で仲直りしろー」

 

「ふふ」

 

「あはは」

 

「それじゃあ行こっか?ホシノちゃん」

 

「ついて行きます、ユメ先輩」

 

砂漠の奥まで車で移動した。

 

「何にもないなー」

 

「やっぱり噂ですし気のせいだったのでは?」

 

「ごめんねぇ二人共ぉ」

 

「いや」

 

「噂がある以上何かがあったはずだ、見間違えにしても何かを見たというわけだし、まぁなんかあんだろ」

 

「ないならないで軽い冒険!?」

 

「リョウ」

 

「あぁ」

 

「二人共?大丈夫?」

 

「「何がいる」」

 

「え」

 

「ユメ先輩逃げるぞ!アクセル全開だ!」

 

後ろで大きな音がした。

 

その姿は鯨のように見える。

 

「アイツじゃねぇか!?」

 

「言われてみれば鯨に見えます」

 

「うわ!?」

 

「アイツこっちを潰す気だぞ?」

 

「まずいですね・・・」

 

「どうしよう!二人共ほんとにごめん!」

 

「私のせいだね」

 

「私が二人を巻き込ん」

 

「いいから!早く逃げるぞ!」

 

「と言ってもアッチは逃がす気ないようですよ!」

 

「このままにげても自治区にアイツ来るだろ絶対!」

 

「私が囮になります」

 

「は?」

 

今何と言った?

 

「囮なんてダメだよ?ホシノちゃん」

 

「ダメだ、ダメだ、ダメだ!」

 

「リョウ?」

 

「だめだ、全員で、帰らなきゃ、意味が・・・意味がないんだよ!!」

 

「そうだよホシノちゃん」

 

「あの場所は私たちの居場所なんだから」

 

「俺たち3人がいて笑い合える場所なんだぞ!?」

 

「だからな!」

 

「一人でも欠けてたらダメなんだよ・・・」

 

「はぁ、分かりましたよ」

 

「ホシノちゃん!」

 

「それからどうします?もう少しで追いつかれますが?」

 

「作戦はある」

 

「!」

 

「アイツをスクラップにするぞ」

 

「出来るの?」

 

「まぁホシノ頼りですがね」

 

「まぁ作戦はこうですぜ」

 

 

 

 

 

 

「行くぞ!ホシノ!」

 

「はい!」

 

「頑張ってね二人共」

 

鎖が鯨?に突き刺さる。

 

「成功だ!」

 

「行ってこい!ホシノ!」

 

「頑張りますよ!」

 

作戦はこうだ。

 

一に俺の鎖で鯨が逃げられないようにする。

 

二にホシノが戦闘を開始すると同時に均衡の力を使う。

 

「リョウ君!均衡の力は大丈夫?」

 

「射程距離内!」

 

現在均衡の力は俺、ホシノ、ユメ先輩、鯨?に掛けている。

 

「そっちは無事か!?ホシノ!」

 

「スピーカーにしてるんでうるさいですね!」

 

ホシノにスマホで通話を繋いでもらってる。

 

「制限時間は三十分だそれまでに終わらすぞ」

 

「分かりました」

 

「なんか二人のやり取りを見てると長年の付き合いみたいだね?」

 

「「そうですか?」」

 

「お互いに相棒って呼んだら?」

 

「良いですね!それ!」

 

「よそ見すんなよユメ先輩!!」

 

「ごめーん!」

 

戦いは始まったばかり。

 

失うか勝利するかどちらだろうか。

 

「時間がかかりそうだなぁ」

 

 

 

 

 

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