「・・・先輩!」
「ネイト先輩!」
目が覚めた。
「うーん、どうしたぁ?後輩共ぉ」
鯨擬きとの戦いから2年が経った。
ユメ先輩は無事卒業し、俺とホシノは3年生になった。
「会議中に寝ないで下さい!」
「いやー最近眠くてねぇ」
「ほんとに歳はとりたく無いもんだよ」
「先輩って私たちと同じぐらいですよね?」
昔はユメ先輩、俺、ホシノしかいなかったが今では後輩が4人も出来た。
「そういやホシノは、あー隣の教室で寝てんのか」
「ネイト先輩ってホシノ先輩について大抵の事分かりますよね?」
「まぁね、三年も居たら嫌でもわかるさ」
「そういや、ワンコはまだ登校中か?」
「ワンコってシロコ先輩に聞かれたら怒られますよ!?」
今この場にいる後輩は2年の十六夜 ノノミ、それから一年の奥空 アヤネ、黒見 セリカの三名だ。
「まぁまぁそんなに怒るなよニャンコ」
「だ〜れ〜が〜ニャンコですか!?」
「まぁまぁ落ち着いてセリカちゃん」
「この人で無しに怒ってもいい事ないですからね」
「誰が人で無しだ!?」
「ろくでなしですか?」
「頼む否定し辛い事言わないでくれノノミ」
「だがうーむどうするかな」
「何に悩んでるんですか?ネイト先輩」
「いやね」
「シロコとセリカにはあだ名?で呼んでるけどアヤネとノノミはどうするかなぁって」
「私達にも付ける気ですか!?」
「まぁ考え中だから乞うご期待」
「やめて下さい!?」
「はぁとりあえず外行ってくるわ」
「あぁ、先に制圧しに行くんですか?」
「そうだね」
「アイツら数が多いから後輩共の負担を減らすためにね」
「ここだけ見たらいい先輩なんですよね、」
「ほんとにそう」
「同意ですね」
「とりあえずホシノ先輩に伝えておきますね」
「起きたらでいいぞ?対して重要なやつじゃないし」
「・・・ネイト先輩」
「どうした?アヤネ」
「なんで先輩は銃で戦わないんですか?」
「弾代勿体ないし、リロードがなぁ」
「だからと言って旗?で戦うのは狂気の沙汰だと思うんですか?」
今の俺は銃を使わず学校の校章が刻まれた旗と鎖で戦っている。
「これ見せたらいろんなやつらがアビドスが来たぞー!で逃げるから楽なんだよな」
「ある意味一種のトラウマ製造機ですからね先輩は」
「まぁなんかあったら連絡するわ」
「いってらっしゃいネイト先輩」
「行ってきまーす後輩共」
ちなみに旗はミレニアムに居る興門 エンに特注で作ってもらった。
だってアイツが作るもんに信頼してるからねぇ。
後ついでにほぼ魔法の腕輪のインベントリを貰った。
おかげで物の持ち運びがすごい楽だ。
「さて、不良共ぉ!!調子はいかがかな?」
「あん?ってやばいぞ!?黄昏の旗手が来たぞ!!」
「まだ明るいだろ!?」
「面倒事は明るい内に片付けたいじゃん」
「でもよぉ!この数相手に勝てると思うなよ!」
「まぁ、後輩共の苦労を減らすためにやってきたからねぇ」
「やるだけやろうか」
「さぁて、数減ったし撤退だぁ!!」
「あっまて!」
「アヤネに連絡するかぁ、もしもし!アヤネ!」
「どうしました?ネイト先輩」
「戦闘準備、ヘルメット団引き連れて行くわ」
「了解!ホシノ先輩にも伝えておきます!」
「報連相しっかりねーじゃ切るわ」
「はい、先輩、ご無事で」
「おうよ」
「報告します!今ネイト先輩がカタカタヘルメット団と交戦後こちらに引き連れて来るようです!」
「なんか大変そうだね」
「窓開けろー!!」
「え!」
「先輩もう帰って来たんですか!?」
「鎖投げるから引っ張ってくれ!」
「はっはい!」
「ふん!」
「やぁ後輩共ただいま?」
誰だ?この大人。
「ちょっと先輩!?何してるんですか!」
「いやーね、流石に危険人物?が居たら警戒するでしょうよ、後輩どもよ」
「ん、いまの状態じゃ先輩の方が危険人物」
「まぁ否定なんざできないねぇ」
「まぁこのジジイにも分かるように話してくださいな?」
「うーん、先輩後にしませんか?外には不良達がいるようですし、落ち着いてからの方がいいかと思います」
「まぁそうだな、とりあえずホシノ叩き起こしてこい、仕事の時間だって言って」
「うーん二度目のおはよーう」
「珍しいな?起きてるなんて」
「ホシノ先輩が起きている!?」
「明日は槍が降るのかしら?」
「だったら儂学校これねぇし、なんなら外出れないから勘弁だわ」
「そういえば先輩ってやってることがめちゃくちゃですがヘイローが無い一般人でしたね?」
「先輩って一般人かしら?」
「ん、これが一般人なら世界の一般人は強すぎる」
「先輩って頭のネジが相当足りませんからね」
「酷い言われようなこってぇ儂泣くよ?」
「とりあえず撃退しよっか?リョウ」
「そうだなホシノ」
「よーし前線はおじさん達に任せてねー」
「みんなはその隙に頼むぞー」
「で、アンタは先生ですか?」
「そうだよー」
「あらら、なんかごめんなさいねぇ」
「儂も歳だから荒ぶっててねぇ」
「とりあえず私の指揮に従ってくれるかな?えーと」
「ネイト」
「錨 ネイトだぜぇ、儂の名前」
「よろしくネイト」
「指揮頼んます」
「なんかすごいね・・・特にあの二人組」
「私たち入ります?これ」
「ホシノ!やってこい!」
「はいはーい」
「リョウ交代してよー」
「あいよー」
「息ぴったりですからねあの二人は」
「ん、あの二人はほんとに強い、私が挑んで一回も勝ったこと無いぐらいには強い」
「特にネイト先輩は理不尽」
「さてと片付いたなー」
「そうだねー」
「ところでなんでホシノはネイトの事をリョウって呼んでるの?」
「あー、あまり触れないで欲しいかなぁ私たち3人の秘密だから」
「まぁその情報を知るには好感度が足りないからなぁ」
「臨むところだよ!」
「それじゃあ校内に戻りましょうぜみんな」
「「「「「「はーい」」」」」」
旗で戦う人ってクラスがルーラーの聖女がいますよね。