幻想パラレル(古)   作:灰色平行線

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今回は設定資料みたいなモノなので短めです。
読まなくていいというにはなんだか重要なことを
書いたような気がしますが、
とりあえず、次回からまた本編です。


設定、設計・幻想郷と博麗想夢

八雲紫の観察レポートより

 

【幻想郷】

この幻想郷は作者・読者の視点で見れば「二次創作」というヤツだ。

所謂「原作」と呼ばれる世界で起こった異変のほとんどはこちらの世界でも起こっており、

大抵は博麗霊夢や霧雨魔理沙といった者の手によって解決されている。

だが、二次創作は二次創作。

どれだけ原作と同じような歴史を辿っても原作にはなれない。

必ずその世界特有の個性というものが現れる。

例を挙げるならば外来人。

幻想郷には稀に能力を持ったり何か大きなことをしでかす外来人が幻想入りしてくる。

不思議なのはそれが並行世界によってバラバラだという点。

とてつもなく強大な反則レベルの能力を持つ人間もいれば

特に能力を持っているわけでもないのに、幻想郷の歴史に名前を刻んで後の歴史の教科書に

名前が出てくるようなことをしてしまう人間もいる。

〈中略〉

博麗想夢という人間が幻想入りした。

この前の吸血鬼は特に何をするでもなかったが、彼はどうだろうか。

博麗の名を名乗るのだから、きっと幻想郷で一騒ぎ起こしてくれるだろう。

この世界の「博麗」とは、そういうものだ。

 

【博麗想夢】

3代目博麗の巫女を務めた女性の名だが、このレポートに書く博麗想夢は彼女ではない。

このレポートにおける博麗想夢は幻想郷にやって来たとある外来人の男を指す。

2人の博麗想夢の似ている点といえば歴代の博麗の巫女の中でも最弱である

ということぐらいか。

幻想入りの過程について霊夢は、私のスキマから落ちて来たと言っていたが、

私はこの男を知らないし、スキマに入れたこともない。

妖怪の賢者としての誇りに懸けて断言していい。

彼との会話で分かったのは、彼がこの幻想郷の外の住人ではないということ。

所謂、「並行世界」の住人なのだ。

混乱を避けるために一部を除いて周りには

「外の世界に封印されていたこの世界に存在した博麗想夢」を演じているが、

仮に並行世界の住人であることが周りに知られたとしても「そういうものか」で

済んでしまう気がする。

彼の芝居に協力している私が言っていいことか分からないが、

何か他に理由でもあるのか、それとも私の考えすぎか。

・・・内容を変えよう。

彼のいた世界に「幻想郷」は存在しないらしい。

彼の世界の八雲紫に幻想郷を創るだけの力はなかったと彼は言っていた。

霊夢が見たスキマは並行世界の八雲紫のものだと考えられるが、

世界を創る力もない八雲紫が世界と世界を繋ぐ規模のスキマを生み出したとすれば、

その八雲紫もただではすまないはずだ。

最悪の場合存在が消滅している可能性もある。

元の世界で何があったのかは分からないが、その八雲紫にとって博麗想夢は

それだけ重要な存在だったのだろう。

〈中略〉

紅魔館のメイド長と戦った時、能力を発動させていた。

「断ち切る程度の能力」と本人は言っていた。

今のところは、相手の能力を一時的に使えなくすることしか確認できていない。

また、「博麗剣」と呼ばれる退魔の剣を所持していた。

博麗の巫女の存在そのものに違いがあるのだろうか?

引き続き観察する必要がある。




後書きなので作者のメタ的な視点から書きます。
博麗想夢の「断ち切る程度の能力」は、
本来別の能力になる予定でした。
能力の効果どころか、能力の名前も違う全く別の能力にする
つもりでした。
あんまり強すぎる能力をオリ主に持たせたくない、
オリ主をチートにしたくない、といった理由からですが、
博麗剣なんてモノを持たせてしまったばっかりに、
「博麗の巫女で刀を使うキャラクターに合う能力」が思いつきませんでした。
結果、以前からなんとなく考えていた「断ち切る程度の能力」と
なってしまったわけです。

シェルリオというオリキャラが本編にでてきましたが、
本来は別の幻想入り二次創作のオリ主にしようと思っていた
キャラクターです。
話の展開がアレになってしまった故、オリキャラとして出てもらう
ことになりました。
本当はあんまりオリキャラ増やすつもりはないんですがね・・・。
自分の力量不足が原因です・・・。
こんな自分ですが、この小説を読んでくれる心優しいお方がいれば、
コンゴトモヨロシクお願いします。
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