劇場版プロジェクトセカイ:PSS異伝『Lamenters』   作:唯尊

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第8話 storm of slaughter

 

 深夜、闇が縦横無尽に広がる高度27,000フィート(約8,200m)の上空に、識別コードの無いボーイング社製軍用長距離輸送機、C-17 グローブマスターIIIの機影があった。モスキート・グレイの制空迷彩とSCP財団のシンボルマークである三本の矢(スリー・アローズ)の塗装が施された全長53.0m、全幅51.8m、最大貨物積載量(ペイロード)約77.5トンを誇る巨機の後部カーゴランプ・ドアが開かれ、ジュリエットチームの7名と、フィリピン支部機動部隊の6名が降下態勢に入る。

 

「30秒前!」

 

「「「準備よしッ!!」」」

 

機内を照らす赤いランプの光を浴びながら、酸素マスクを装着した財団の精鋭隊員達が、英牙を先頭に次々と機体から飛び出し、高空へと身を躍らせる。高高度降下低高度開傘(HALO降下)でフィリピン・ホロ島の上空を約2分間、自由降下していると、やがて雲の層を突き抜け地上が見えてくる。

 

---------雀蜂の巣に突っ込むような気分だ。

 

 真っ暗なジャングルを目の前に、理雄は口の中で小さく呟く。あそこに潜んでいるのは『敵』だ。人と、人ならざるモノ(アノマリー)の両方が、あの熱帯雨林の中で殺意を研ぎ澄ましている。地面から約300〜610メートル(1,000〜2,000フィート)辺りの低い高度で自由降下傘(パラシュート)を開傘。敵に気付かれぬよう、相手の死角からナイフを突きつける。

 

 全員が無事に降下を終え着地すると。すぐさま円匙(エンピ)(スコップ)で地中に穴を掘り、使い終わったパラシュートをまとめて埋める。自分達の痕跡を残さないようにする為だ。

 

「ジュリエット1より"手斧(ハチェット)"。"アスワン"と共に"スピアヘッド"通過。オクレ」

 

 普段よく着るマルチカムではなく、デジタルタイプのウッドランド・パターン迷彩の戦闘服を着用した英牙が無線で作戦本部(CP)と連絡を取る。

 

『ハチェットよりジュリエット1。了解、"スピアヘッド"通過』

 

無線から暗号混じりの返信が来ると、銃や顔にカモフラージュ・ペイントを施した戦友達に視線を向ける。

 

「いいか、横風の影響で着地地点が若干ズレた。これからすぐに伏撃ポイントまで移動し、そこで即席爆発装置(IED)を用いたキルゾーンを設定する。念の為言っておくが、今回のジュリエットは一人足りないんだ。初雪がいない分、気を抜かずにやるぞ」

 

「「「了解」」」

 

敵に察知されないよう、足音を立てずに慎重かつ素早く移動する。ノロノロ歩いていたら此方が待ち伏せするより先にアブ・サヤフとブラックラビットの連中が交戦を始めてしまう。戦闘に乗り遅れれば、その後の確保における優位性を失う。相手は驚異的な戦闘能力を持つ機械化兵士と重武装のテロリストだ。自分達が勝つには、敵の不意を突いた奇襲を成功させるしかない。

 

 やがて、ジャングルの開けた空間に出ると、中央に比較的平らに均された道路が確認できる。舗装なんてされていない剥き出しの地面だが、大型の車両でも難なく通れる道が奥へと続いている。……その先には、ブラックラビットの隠れ家が存在しており、奴等の足なら1分かそこらでここに来れる距離だ。

 

「……ジュリエット1よりハチェット。"ジャガーノート"通過。これより"自走地雷"の設置に入る。オクレ」

 

『ハチェットよりジュリエット1。"ジャガーノート"通過を了解した。引き続き任務を遂行せよ、オワリ』

 

「IEDを設置する。ジュリエット5、急げ」

 

「了解」

 

「他の者は伏撃の準備だ。フィリピン部隊は右翼、ジュリエットは左翼に展開し、各自で狙撃手を配置しろ」

 

 英牙の指示に各々が素早く行動する。

 

「なぁ、サイバネティクス強化を受けた兵士相手にM110の7.62x51mm NATO弾なんか効くのか?」

 

「不安はあるが仕方ない。デカいヤツ持ってこようにもウェポンケースがないんだ。できれば50口径………最低でも.338ラプア・マグナム弾が欲しかったが、長物担いで自由降下なんてしたら銃がブッ壊れちまう」

 

 狙撃手(スナイパー)の龍一郎とツーマンセルを組む観測手(スポッター)の悠間(本来の役割は衛生兵(メディック))から聞かれ、龍一郎は嘆息する。

 

 通常、バレットM82A3やPGM338みたいな銃身が長く重い得物をそのまま携行して降下するのはまず不可能だ。着地の衝撃で銃本体が破損したりスコープの零点規正(ゼロイン)が狂ったりするだけでなく、射手まで負傷させる危険がある。その為、狙撃銃は衝撃吸収パッドの入った頑丈な専用ケースに収納し、体に固定して降下する(降下中はケースをハーネスで隊員の体(主に側面や前面)に強固に固定し、着地直前にロープを使ってケースを体から切り離し、先に地面に落とす手順が一般的)のだが、今回は急な出撃になった事もあって、備品の用意が不十分であり、結局いつも使っているM110A1 CSASSしか持ち込めなかった。銃身が短い分取り回しやすいが、標的の物理的な頑強さを考えると、この銃の使用弾薬ではどうしても威力不足が不安だった。

 

 

 狙撃陣地を構築する中、龍一郎が狙撃し(撃ち)、悠間が観測する(観る)

 

 フィールドスコープ、レーザー距離計、風速計……それらが一体となった光学機器で標的までの距離や角度、風、天候、その他懸念事項などあらゆる状況を観測するのだ。現在使用している軍用のレーザー距離計は最大25㎞まで距離を計測することが可能であり、移動体に対しては速度を計測することもできる。観測したデータを伝え、それらのデータをもとにスナイパーは狙撃を行い、狙撃が終わると射撃結果を観測、外れた場合は修正データをただちに計測する(スナイパーライフルに使われているような音速を超える弾丸は、空中を飛行する際に蒸気の跡を残すので、スポッターはその蒸気の跡を見ることでショットの弾道を追跡することが出来る)。

 

 道路から距離を取った右翼、左翼の両方に狙撃手を配置し、残りは目標を確保する為に比較的近い距離で待ち構える。

 

『ジュリエット5よりジュリエット1。"自走地雷"の設置完了』

 

「ジュリエット1よりジュリエット5。了解した、所定の位置で襲撃態勢のまま待機しろ。オワリ」

 

 伏撃の準備が完了し、あとは敵の襲来を待つだけだった。

 

 数分後、車両のハイビームと共に水冷V型8気筒ディーゼルエンジンの唸る声が聞こえてくる。標準積載量3.5トンクラスの軍用トラックが5台。理雄達の目の前に現れた。

 

「ジュリエット1よりハチェット、"レギオン"を確認、繰り返す、レギオンを確認。オクレ」

 

 英牙が無線で敵を目視した事を伝える。向こうも無線傍受するスキルくらい持ち合わせているだろうが、暗号化通信なので盗聴される心配はない。

 

「今更なんだが、本当にあの車列の中にアグイナルドがいるのか?」

 

「田上さん曰く、『トラックに乗った瞬間はドローンで捉えたらしいが、どの車両かまでは分からないし、カメラの死角に入り込んだ隙に乗り換えてる可能性は否定できない』だと」

 

MINIMIを構えた信孝の隣でバディを組む理雄が小声で答える。

 

『ジュリエット5よりジュリエット1。目標が通過する、爆破のタイミングの指示を請う』

 

『ジュリエット1よりジュリエット5。いつでも爆破できる状態のまま待機、此方の指示を待て』

 

 破壊工作兵(デモリションマン)の桜庭悟は爆発物の専門家だ。アグイナルドがどの車両に乗ってるか分からない以上、誤ってトラックもろとも目標を爆殺するようなヘマはしないだろう。……少なくとも、今までは一度もない。

 

 やがて、先頭の車両が隠すように設置されたIEDの前まで進む。ソイツの足を止めれば後続の車両は一時的に前進を阻まれ、動きを止める。

 

「------今だジュリエット5。やれッ」

 

『了解、爆破するッ』

 

瞬間、爆裂したIEDの轟音が密林に轟き、草木を揺らし、寝静まっていた虫や小動物を叩き起こした。

 

 爆破の威力が抑えられていた事により、先頭の車両は横転こそしなかったものの、前輪が破壊され急停止、車列の前進が止まる。

 

 蜂の巣を突いたように、トラックの荷台から慌てふためいた様子の兵士達が飛び出してくる。この距離、この爆音……まさか連中が気づかないはずがあるまい。

 

 じっと息を殺しながら、闇と草木に身を隠す。

 

 それから1分もしない内に、その時が訪れた------。

 

 状況を急変させたのは、先程のIEDなんかより遥かに強烈な爆発と衝撃だった。

 

「うッ…!?」

 

いきなりの熱風と爆風、それに加え闇夜を引き裂く閃光に眼球を焼かれそうになり、比較的道路に近い位置にいた理雄は思わず目を瞑る。直後、車列の最後尾で停まっていたトラックが炎を上げ、紙屑の様に消し飛ぶ様を目撃した。

 

 空から榴弾が降ってきた---------。

 

 ヘッドギアのNVGシュラウドに取り付けられた暗視装置のマウントを上に上げると、視線を上空へと向ける。そこには、身長2mはある、猫耳と尾を生やした大柄な女の姿があった。肩には発射済みのパンツァーファウスト3を担ぎ、背中には成形炸薬弾を利用した対戦車榴弾、二重弾頭のタンデムHEAT弾、トーチカの様な堅牢な固定目標を破壊する為のブンカーファウストなど、様々な種類の専用弾頭が装填された発射筒を三基背負っていた。RPGと違い、パンツァーファウスト3の弾薬部は構造上、発射筒と弾頭の二つで構成されているので、弾頭のみを直接装填する事はできない。結果、あの様に異なる弾頭を装填した発射筒を本体ごと持ってくる必要があったのだろうが、一基あたり総重量13.9kgに及ぶ無反動砲を一度に複数本持ち運びながら戦闘に参加するなど、人間には到底マネできない行為だ。

 

 つまり、彼女は人間ではない。強靭な脚力で空高く跳躍したヒトの形をした怪物は、上空から対戦車榴弾を地上へ叩き込み、そのまま砲弾の如き猛烈な速度で地面に着地する。地鳴りと共に大量の土埃が宙へと撒き散らされ、目標の姿が覆い隠される。

 

 数秒後------、周囲の視界が晴れた時には、目標の姿がよりクリアに確認できた。身長203cm、体重76kg程度、血に染まった様な赤く長い髪に冷酷に細められたオレンジの瞳。全身から敵意と殺意を剥き出しにする様相は、彼女の人格が異常な程攻撃的である事を示している。

 

SCP-2085-A-4。サイバー戦のスペシャリストにして、財団職員に対し非常に敵対的な行動を取る彼女は、膝立ちの姿勢からユラリ…と立ち上がると、呆然とした表情のまま突っ立っているのアブ・サヤフの兵士達を睨み据え……口元を歪に釣り上げて嗤った。

 

「……Play ball」

 

 低く唸る様に呟かれた直後、撃ち終わったパンツァーファウスト3を放り捨て、電光石火の速さでA-4が吶喊、正面に立つ兵士の鳩尾に手刀を突き込む。

 

 グジャッ------!

 

 グリップパッドを穿いた右手が胴体を貫き、背中から血に塗れた手刀が飛び出る。正面から絶死の貫手を喰らった兵士はゴポッと血の塊を吐くと、信じられないといった様子で自らの胴を穿つカーボンナノウィーブ筋肉繊維の腕に視線を落とす。

 

「ガッ……ハ…!?」

 

 刹那、A-4が悪辣な笑みを浮かべる。

 

Stupid(バーカ)

 

 小さく呟いた瞬間、右手を引き抜かれ内臓と砕かれた肋骨が引き摺り出される。

 

「こ、このバケモノッ!」

 

今しがた惨殺された兵士の隣にいた男がM16をフルオートで乱射、A-4に5.56mm弾を叩き込む。

 

 しかし、ほぼ至近距離からの射撃にも拘らず、A-4は身体をユラユラと左右に揺らしながら悠々と弾丸を躱していく。眼球インプラントを通じて得た視覚情報が体内に埋め込まれたハードドライブと接続されたブレイン・コンピュータ・インタフェースによって処理され、相手の銃口の向きから弾道を予測・演算し、最適な回避位置が両眼のヘッドアップディスプレイに表示される。あとは銃のトリガーが引かれるより先に、最初から飛んでくると分かっている弾丸の軌道から身体を逸らしてしまえば、例え何発撃たれようが命中する事はない。

 

 全弾撃ち尽くして擦り傷一つ負わせられなかった事実に愕然とし、その隙に接近を許したA-4にM16を無造作に掴まれると、そのままいとも簡単に銃を奪われ、宙へと放り投げられる。

 

 武器を失くしたまま動けずにいると、指先から格納式ブレードが伸ばされ、5枚の刃が腹部へと突き刺される。

 

「うぐッ…!?ガァァァァ…ッ!」

 

苦悶に満ちた声を上げながら、男は突き刺された方の左手で高く持ち上げられると、空いた右手で同じく展開したブレードに首を容赦なく刺され、そのまま力任せに首を引きちぎられた。

 

 首のあった根本から鮮血が噴水のように溢れ出し、A-4の全身が血で染まっていく。

 

 その姿を目の前に、戦慄していたアブ・サヤフだったが、やがて指揮官がハッと我に返り、部下に怒号を飛ばす。

 

「怯むな!包囲して一斉に撃て!そうすれば------」

 

最後まで言い切る前に、指揮官の頭上から銃弾の雨が降り注ぐ。

 

 ゼネラル・エレクトリック社製M134を構えたSCP-2085-A-2が、空中から地上の群衆目掛けて銃撃したのだ。龍の咆哮じみた爆音をあげて、鏖殺兵器が火を噴く。

 

 瞬く間に地上の兵士達がミンチにされていく中、さらなる敵が地上へと降り立つ。

 

 ブラックラビットの指揮官であるSCP-2085-A-1がM240マシンガンを腰だめの姿勢から撃ちまくり、弾丸をバラ撒く中、SCP-2085-A-3が両手に短刀を携え、アブ・サヤフの群れへと突撃していく。

 

 兵士達は自動小銃や無反動砲で応戦するが、A-3の瞬足に照準を合わせられず、放たれた弾丸は掠めもしない。あっという間に距離を詰められ、斬り伏せられていく。A-3が両手の短刀を振るう度に、彼らの手足や首が鮮血と共に宙を舞う。

 

 中には勇敢にも銃剣やマチェットで接近戦を試みる者がいたが、圧倒的な怪力とスピード、耐久力に為す術もなく敗北し、腹部を斬り裂かれ、首を捻じ切られ、胸部に穴を穿たれながら虐殺されていく。

 

 銃弾と刃の嵐が、凡ゆる生命を刈り取り、吹き飛ばす。

 

「死ねェェェッ、クソッタレがぁぁぁ!!」

 

 道路から外れたトラックがA-1を背後から轢殺しようと突進するが、A-1は何トンもある大型車両をいとも容易く受け止め、その動きを封じる。

 

「な…ッ!?」

 

「悪くはない、だが……」

 

 A-1の冷たい緑の双眸が運転手に向けられる。

 

「それじゃ我々は殺せない」

 

姿勢を低く沈めた直後、M240を持つ手と逆側の空いた手でトラックのフロントバンパーを掴み、前輪を浮かせる様に持ち上げると、走行する力に任せて横転させる。

 

「A-4、やれ」

 

「よっしゃあッ!!」

 

トラックから離れると、無線でA-4に指示を出し、110mmタンデムHEAT弾が装填されたパンツァーファウスト3が向けられ、轟音をあげて発射。

 

 フロアパネルに命中し、トラックが粉々に爆砕する。

 

「ク、クク……、アーーハッハッハッハッ!最高だぜこれはァ!!」

 

A-4はその後も、残った発射筒を使って逃走を試みるトラックを破壊。炎を上げて燃える車両を見ながら興奮したようにゲラゲラと狂気じみた笑い声を上げる。

 

 絶大な破壊力を誇る火砲を使い切ると、両指からブレードを展開しA-3と共に白刃戦へと移行、テロ集団を縦横無尽に切り刻んでいく。

 

「くたばれェェェェェェェェェェッ!!」

 

最後に残った車両をA-2のM134がスクラップに変えると、アブ・サヤフは撤退する術を失う。

 

「ひ、退け!一旦退くんだッ、ジャングルの方へ逃げろ!」

 

 もはや勝利など得られない、そう確信したのか、生き残った兵士達が夜の密林の中へと落ち延びようとする。しかし、炎上するトラックの灯りから離れ、闇へと踏み入った瞬間、先頭の兵士の頭部が弾かれ、脳漿が飛び散る。

 

「え------?」

 

目の前の同僚に何が起きたのかも理解できぬまま、後から撤退する兵士達も同じ運命を辿る。

 

---------狙撃だ。ジャングルの奥から狙い撃ちにされている。

 

 密林の奥深くの闇から、サプレッサーを装着したM24 SWSが静かに火を噴き、逃げ惑う兵士達の頭蓋を正確に撃ち抜いていく。

 

「…………」

 

 ジャングルに潜み、気配を消したSCP-2085-A-5は、暗視装置も付けぬまま狙撃を継続する。サーマルビジョンを兼ね備えた眼球インプラントが標的を捉え、決して逃さない。虫の息と化したアブ・サヤフを一人残らず駆逐していく。

 

 もはや戦いとすら呼べない、一方的な蹂躙----------。その光景を、理雄はただ黙って見ていた。

 

 戦闘の火蓋が切られてから10分ほど経過しただろうか、それまで聞こえていた悲鳴や戦闘音が徐々に収まっていく。

 

 そして、破壊されたトラックの残骸にA-1が近づくと、倒れていた男の襟首を掴んで車内から引き摺り出す。

 

『……こちらジュリエット4、アグイナルドの生存を確認した。息はしてる様だが、早くしないと連れ去られる』

 

スポッターの悠間がフィールドスコープを覗き込みながら伝達すると、英牙が全隊に向け、静かに告げた。

 

「……ジュリエット1より全作戦部隊に告ぐ、当該目標の全てを確認した。これより確保、交戦に入る------」

 

 ここからが、自分達の本当の戦いだ。

 

 





 読者の皆様こんばんは、唯尊です。本作品は"史上最低のプロセカ×SCPクロスオーバー作品"であるPSSの異伝であり、プロセカユーザー、並びにSCPファンの皆様をホイホイ(捕まえて殺す的な意味で)して、プロセカに登場するキャラクター達の苦難と成長を描いたストーリーと、SCPのダークで血生臭い世界観を融合させた青春群像劇&ヒロイックアクション。劇場版プロジェクトセカイを元にインスパイアされ、再構成されたストーリーで迎える新たな形のPSS---------。想いと歌、異形と銃弾が交錯するセカイ、ここに開幕ッ!

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