ブルアカに転生した乾十三のそっくりさんはロールプレイしながら生徒と触れ合えるか不安 作:A0T0
特徴頭くん…動いてくれ…ロールプレイしながら好き勝手に動いてくれ…頼むよ……
前略、銃を貰いました。
俺にはとてもデザートイーグルを振り回して戦える気がしませんが貰いました。
理由としましては、「男心くすぐられる」からです。
俺としてもとても後悔しております、しかし貰った手前使わないという訳にも行かないので使います……
十三「貰っちった」(イメージ、ゆるキャンのメタル賽銭箱のあれ)
スケバンモブA「良かったっすね!」
スケバンモブB「もう取られちゃダメっすからね!」
十三「う、うっせぇ…」
年下にこう言われると恥ずかしくなるな……
てかアケミに会ったところでどうするか…ヘルメット団に対する復讐とかに動員されんのかな?
そんなことを考えているとスケバンに呼びかけられ考え事が中断される。
スケバンモブA「聞いてるっすか?」
十三「すまねぇ…ちょいと考え事してた…でなんだ?」
スケバンモブA「銃の名前っすよ、どうするんすか?」
十三「いるか?」
スケバンモブB「いるに決まってますよ!!やる気が上がるし大事にしなきゃってなりますし!」
十三「そ、そうか……」
十三(名前か……どうする?名前なんてなんでもいいんだけどな……)
スケバンモブA「??十三さん??」
十三「決めた…こいつは[セブン]だ」
スケバンモブ「「セブン??」」
十三は貰ったデザートイーグル、[セブン]を優しくコートの内側に仕舞う。
十三「ラッキーセブンって言うだろ?だからセブンだ、良いことあるかもしれねぇし、何より馴染み深い数字だからな」
スケバンモブA「そうなんすね……いいじゃないっすか!!」
スケバンモブB「良い事あるといいっすね!仕事見つかるとか!」
十三「そうだな……頑張ろうぜ、セブン」
十三はコートの内側に仕舞った相棒のセブンに語りかけるようにしている。
そしてそれを少し不思議なものを見るような目で見るスケバン2人
十三「……んだよ、ジロジロ見んじゃねぇよ」
スケバンモブA「いや…なんつうか…なぁ?」
スケバンモブB「顔わかんねぇのに…優しい顔してる気がしたんすよね」
十三「はぁ?この顔だぞ?顔かもわかんねぇのに優しい顔なんて出来るかっつーの」
十三達は雑談をしながら歩いていくと、次第にブラックマーケット内の廃倉庫が集まる区画まで来ていた。
スケバンモブA「もうすぐっすよー」
スケバンモブB「姉御には一応チャット送りましたんで、入っていきなり撃たれるとか無いと思うっす!多分!」
十三「断言しろよそこは!」
スケバンモブB「なんせ男の人と会ったらどうなるかなんてわかんないっすから」
十三「そうかもしれねぇけどよぉ…」
十三(入っていきなり戦闘とかマジで勘弁してくれよ!?俺喧嘩なんてしたことねぇんだから!)
スケバン達がある倉庫の前で立ち止まる
スケバンモブA「ここっす!入って入って!」
スケバンモブB「十三さんごあんなーい!」
2人は十三を背中から押した瞬間、目の前に大岩を見た。
スケバンモブ「「ビクともしねぇ!!」」
十三「おいこら押すんじゃねぇ!自分で入る!」
スケバンモブA「動かない癖に押すなとか言わないでくれません!?」
スケバンモブB「岩!?岩押してないよね!?」
十三「誰が岩だゴラァ!」
スケバンモブA「早く入ってくださいっす!!」
十三「入口に頭当たるんだよ!押すなって!」
さながらコントのような掛け合いの後、頭をぶつけながらドアをくぐり抜け入った3人。
倉庫の中は想像していたよりも掃除がされており、窓が少し割れてはいるが廃墟といった程でもなく、屯するには丁度よさそうな倉庫だった。
十三「へぇー、意外と綺麗じゃねぇか」
存外いい感じの倉庫を隅々まで観察しているとついつい独り言が漏れ出てしまう。
???「あら?あなたがイヌイジュウゾウさんですか?」
背後から声がした。
その声はどこか優しさを感じるが、己の為ならば荒っぽい事もやってのける。
そう確信させるような説得力と少し優しい声だった。
十三「そういうあんたは……七囚人の…栗原アケミで良いんだよな?」
栗原アケミ「えぇ、七囚人の1人、栗原アケミと申します、お話は聞いておりますわ、ジュウゾウさん」
振り返ると、ボディビルダー顔負けの見事に割れた腹筋に筋肉がしっかりとついた腕。
サラシを巻いた胸元に赤いロングスカートに金の糸で刺繍された当て字。
何より、女子高生らしく非常に整った顔立ちの女性、栗原アケミが少し汗ばみながら倉庫に入ってきていた。
十三「俺も噂には聞いてるぜ?戦車ひっくり返せるやつがいるらしいってな」
十三(1人だけブルアカらしくないっていうか…やってることがオールマイトみたいだもんな…なんだよ戦車ひっくり返すって、ハルクかよ……でも顔可愛いんだよな…身体はムキムキマッチョマン…ウーマンか?とにかく筋肉モリモリなのに顔は可愛いのアンバランスな感じしそうなのにめっっちゃ可愛い。
ありがとうキャラデザしてくれた人…てか汗で湯気出てる…刃牙じゃねぇんだから…でも、アケミなら違和感ねぇんだよな…)
そう、この乾十三の中身はただの社蓄オタクなのである。
ギャップに弱い。
つまり、この乾十三にとって栗原アケミは推しキャラの1人なのだ。
アケミ「えぇ、そうですよ?ですが、矯正局に入っていたせいか少し鈍ってるんですけどね」
十三「…単刀直入に言わせてもらうが、しばらくの間ここで世話になりてぇ」
十三(お願いします!ここで働かせてください!)
オタクな部分を押し殺し、できるだけ冷静にかつ大胆に言葉を紡いだ。
アケミ「ジュウゾウさんは何が得意ですか?」
十三「見ての通りとしか言いようがないな」
アケミ「では……少し、スパーリングしましょうか」
十三(来た……予想通りだぜ……アケミにならヒュンケファウスト使っても大丈夫そうだな…ゲームだと被弾した時に鉄みてぇな音してたし…)
十三「悪いが俺も色々あってな……どうなるかわかんねぇぞ?」
アケミ「楽しみです、では、始めましょうか」
乾十三のやることリスト
・とりあえず住み込みで用心棒雇ってくれそうな所を探す
・キヴォトスで乾相談所を開く
・栗原アケミとスパーリングしてとにかく売り込む