・本作は、原作ばやちゃお様による一次創作、「魔けモン!」の二次創作作品です。
・オリキャラ、オリジナル設定などの要素が含まれています。
・念の為言っておきますが、本作にはシリアス描写が多く含まれていることがあります。苦手な方は、閲覧をここで閉じることをおすすめします。
・本作の投稿主は小説初心者のため、お見苦しい表現が含まれていることが多いと思いますが、そこはご了承お願いします。
・本作の感想、指摘は大歓迎です。ぜひ書いてください。
・なるべく魔けモン!のキャラは公式設定に文章を寄せていますが、一部言葉使いなどが公式とは違うことがある可能性があります。その際はコメントにて指摘していただけますようお願いします。
なんでも許せる方はどうぞ。
……。
遠くを見ても、いつまでも続きそうな青いキャンパスのななめ上に、メラメラと光り、直接見ると失明しそうになる太陽がある……と、■■は推測する。
なぜ推測するかって?それは、もう、■■の視界は、すべて赤くなっているからだ。太陽の光を直接見ても、もうまぶしくなかった。空も、そのさきまですみずみまで、青いキャンパスはすこし赤黒くなっている。
そんな景色を目の当たりにしても、もうなんとも思わなかった。そして、触ると熱いコンクリートを、今にも溶け出しそうな足で歩く。
ペタ……ペタ……ペタ……ペタ……
足音がなったところは、すべて足の形をした血で赤く染まっていた。
そして、コンクリートの地面が、下へ垂直になっているところに着くと……
・
・
・
・
・
……風の音が聞こえる。わずかに、ではなく、それはもううるさいと思うほどの爆音だった。
???(うるさいなぁ……)仕方なしに、重いまぶたを開けた。その視界の先は、
???(……?)いくつもの小さい光が、青から黒へのグラデーションの空で輝いていた。
???(……きれいだなぁ……さっきの見た背景が嘘みたい……)そのきれいな空をじっと見ていると、なにか一つの傑作の絵に思えてきて、風のうるささも感じなくなっていた。
???(そういえばさっき……)先程見た、あの地獄でも見ているんじゃないかという、さっきの背景を思い出そうとする。脳の記憶がさっきの背景の記憶以外何もないので、その記憶に集中することができる。
???(さっきの記憶を一旦整理するか)
・
・
・
確か、視界はすべて赤く染まっていて、コンクリートの地面を歩いていたんだっけ……
……あぁ……思い出した。
誰かが歩いているときに、手に刃物を持っていた。そのあとは……
「あはは!あはは!あははははははははははははははははぐぎゃごぼろがひがくゲゲゲゲゲゲゲゲッッッッッ!!!!!!」「あぎゃは!はははh……………」
っ……人間じゃない声で笑ってから、そのまま首を刺したんだ……
首を刺したあと、その誰かは落ちたんだっけ……
……。
……誰か?それは本当に誰かなのか?……いや、きっと誰かなんだ。僕の意志で動いてもいないのだから。
……でも、その【誰か】って、一体誰だったんだろう……そして、なんで僕の記憶にあるんだ?
なんとか思い出して整理してみたが、不思議さと怪奇さに、頭がこんがらがって、痛くなる。そして、あの人間じゃない笑い声に、吐きそうになった。
僕(……あまり思い出したくなくなった……)もう、この記憶は一旦忘れよう。そう決心して、またきれいな空を見る。
僕(そういえば、空があるんだったら、その下は何かがありそう……)ふと下に興味を持ち始め、僕は上半身だと思われる部分を、ゆっくり動かしてみた。
僕(っ!結構すんなり動く……!)問題なく動かせることを確認して、上半身を下側にひっくり返す。そして下側に目線を向けると、
僕(っ!)◇型のでっかい地形と、その真ん中には、まるでこの地のシンボル的な大きさの、レインボーで先が尖っているものが見えた。
そしてその尖ったものの周りに、もくもくと雲のようなものがあるのも確認した。
僕(っ……すごー……)そのあまりのインパクトに、思わず息を呑む。
そして、だんだん僕がそれに近づいていることにも、今更気づいた。
僕(……ん……眠くなってきた……)なぜだろう。おそらく、あの地に落ちるというのに。なんで、眠くなるんだろ……
おそらく、この落下の速度であの地に落ちるのならば、それは落下の衝撃ですぐに死ぬんだろう。……だけど、そんな死の恐怖が、感じられなかった。むしろ、心地よいとまで思ってしまう。
僕「……」やがて、睡魔に負け、僕はそのまま、まぶたを閉じるのだった……
・
・
・
マジリシア フェネンス城
???「なんかー、今日は寒いなー……」
???「そうだねー……すぐに風邪引いちゃいそう……」
時刻は11時45分。フェネンス城では、ある二人の、白いもふもふとオレンジのもふもふの兄弟が、そこそこ広いスペースの部屋で窓を見ながら話していた。
???「寒いから、今日は気分が上がらないなー……」
???「珍しいね。ペインが気分上がらないなんて」
ペイン「なんかなー。今日はなんか特別に寒い気がする……ん?」話している途中で、ペインは窓の上の方をじっと見始めた。
???「ん?どうしたの……ん?」白いもふもふも、ペインにつられて同じ方向で窓を見る。そこには、
ペイン「なんだろー。あれ」
???「んー……何かが落ちているのはわかるんだけど……」
ペイン「しかも、なんかこっちに向かってきてね?」
???「……えっ……なんか、魔獣っぽい形してない?何族かはわからないけど……」
ペイン「これ、行ったほうが良くね―かー?」
???「……そうだね。いそいで行こう」
その白いもふもふはそう言って、階段に向かって駆けていく。
ペイン「あっ、ちょっと待てよ―!」ペインも白いもふもふを追いかけていく。
階段を偶然上がっていた、黄色いもふもふは、階段を駆けて下っていく二人を見て、
???「あっちょっと、ペイン、ティング!なにがあったんだー!」
驚きながらも、二人の後ろで追いかけていく。
ここから、始まる。フェネンス王一家と、一人の魔獣の、新たな生活が。
かんそらです。ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
実はpixivでもこの名前で活動しています。
pixivではこの作品と私のイラストが投稿されています。pixivもぜひ見てっいてください!
これからよろしくおねがいします!