紅線のマルフーシャ(H×Hとマルフーシャのクロス)   作:ルーデリアン

1 / 9
お久しぶりです、ルーデリアンです。
この物語は戦争に勝つ物語ではありません。


ヨウテツ×ト×ハンター

「準備はいい?」

 

「いつでも、ライカちゃん!」

 

「こっちも大丈夫」

 

『お姉さんも大丈夫ですか?』

 

「…ええ、大丈夫よ。」

 

私たちは革命軍のアジトの一つに突入し、制圧する。

 

そんな『よくある』任務に参加していた。

 

メンバーは私を入れて5人、あの悪夢のような100日間を生き残った…これ以上はやめよう。

 

「突入!!」

 

メンバーの一人、ライカが号令を出す。一応隊長は私なんだけど現場指揮はやっぱり彼女が向いている。

 

「溶鉄部隊だ!!」

 

「機械兵を出せ!!」

 

準備がいいようで、奴らの主力兵器である機械兵がすぐにでてきてた。2足歩行型のオーソドックスな奴だ、でもこれらなら

 

「私でも倒せる。」

 

て、体の弱い方であるストレルカがガウスサブマシンガンで一掃する。

 

私たちの国、カゾルミアでは上等な銃火器には電熱線由来のガウス兵器となっている。ハンドガンの弾をばら撒くサブマシンガンでも非ガウスのサブマシンガンの3倍ほどの威力があるんだとかないんだとか

 

…閑話休題

 

「アタシもやっちゃうよ!!」

 

ザリガニカラー(本人の自己申告だが)の髪の少女、アリビナがガウスアサルトライフルで中距離の機械兵を破壊していく。

 

「くそ!!機械兵が…たった数分で。」

 

「援軍はまだか!!」

 

「それが応答がつきません!!」

 

ここから数キロ離れた地点、機械兵のスクラップがやまずみになっていた。

 

「…お姉さん。」

 

これはフェリセット、部隊のスナイパーである彼女の仕業だった(2等国民だったのって伊達じゃないんですね)。

 

そして

 

「アレをだせ!!」

 

「急げ!!あの溶鉄だぞ!!」

 

壁を突き破り現れたのは大型の機械兵、それも戦闘力を高めた特注品だろう。

 

「私に任せて。」

 

「マルフーシャ、私達は雑兵を相手するわ。」

 

私は機械兵に向き直る。

 

ミサイル!!それを手持ちのマルチバレルライフルで撃ち落とす!!

 

「なんで時速360㎞のミサイルを撃ち落としてんだ!!」

 

慣れたらできた。

 

マシンガンも撃ってきたけど、発射されるより!!

 

「突っ込んできたぞ!!」

 

タンッ!!

 

背後を取る方が早い!!

 

ガガガガ!!!

 

「そ、そんな…」

 

「機械兵が…全滅…」

 

「動くな。」

 

こうして、『よくある』任務は完了した…

 

 

「いやー相変わらず凄いねフーシャちゃんは」

 

「ふぁ…やっぱりお姉さんは凄いです。」

 

「ありがとう、アリビナ、フェリセット。」

 

「「…」」

 

「…ライカ?ストレツカ?」

 

「マルフーシャ、体の調子はどう?」

 

「どうって…特に何ともな…!?」

 

「やっぱり、ボロボロじゃないの。一応貴方が隊長だけど、今でも先輩は私よ。」

 

「ライカ…ごめん。」

 

私の体はもう…本当なら戦うだなんていうのはもう無理なレベルのはずだった。

 

ガウス兵器に使われる電熱線…それが私の体を蝕んでいったのだ。

 

でも今では軍の最新兵器や補助サポーター、仲間の支え…そして

 

「妙なオーラを感じてくれば、女子会を開いてたなんてな。」

 

「「「「「!?」」」」」

 

声をする方に銃を向ける

 

金髪の男の人…けど革命軍でも無ければ正規軍でもないようだ。

 

民間人…にしては身なりはいい、階級なら3~4くらいだろうか。

 

けど、カゾルミア人かと言われると多分そうじゃない。

観光客?けどあの男は誰も気づかなかった…何者なの?

 

「そこの嬢ちゃん。」

 

「私?」

 

「ああ、君だよ。確か新聞で見た顔だ。」

 

そして男は…私と同じ『何か』を体から出し始めた。

 

「…その反応、やはり念能力者か。」

 

「「「「「念?」」」」」

 

「誰も知らねーのかい、ならアマか。」

 

彼は何者?この『何か』を知って

 

「なら…あんたに聞くが『どっかで死にかけたこと』…あるか?」

 

「新聞を読んでいれば分かるとこだと思うけど。」

 

「じゃあ質問…いや『問診』を変える。死にかけた前より元気になったんじゃないか?」

 

…確かにその通りかもしれない。

 

あの『死にかけた一件』以降、この『何か』が体にあふれ始めて前より体が楽になった。

 

この『何か』はよく分からないが、体にいい物なんだろうと私は結論付けた。

 

「やはり、死にかけで精孔が開いちまったってとこか?とんだ才能だな。」

 

「 精孔?」

 

「まあ君が念能力者かどうかはさておいて。」

 

男は石を握りしめ

 

ゴワン!!

 

「きゃぁ!!」

 

石が妙な音とともにライカの横の壁に突き刺さる

 

「ライカちゃん!!」

 

アリビナは即座にアサルトライフルを男に向け

 

「射的じゃねぇんだ。」

 

アサルトライフルはエビぞりになっていた。

 

「え…」

 

あの男…素手でアサルトライフルを捻じ曲げたっていうの!?ていうか、いつの間にアリビナの後ろに!?

 

「すまねぇな、これはデモンストレーションだ。」

 

「『念』を使えばこれくらいはできる…てな。」

 

さっきからこいつは何がしたいの!?フランクに喋ったかと思えばいきなり攻撃しだす!?

 

「そういえば自己紹介がまだだったな。」

 

そして男は『何かしらのカード』を手に持ち

 

「俺は『シチミー・ハラペーニョ』、ハンターだ。」

 

これは、戦争に勝つ物語ではない。これは一人の少女が幸せを再び掴むための物語である。




4年ぶりの小説です…亀更新になると思いますがよろしくお願いいたします。

因みに七味って漢方由来の調味料らしいすね。

日常回で最初に見たいもの

  • レオリオと溶鉄部隊の絡み
  • ヒソカと革命軍の絡み
  • シチミー昼飯の流儀
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。