紅線のマルフーシャ(H×Hとマルフーシャのクロス)   作:ルーデリアン

5 / 9
予告通り日常回です。日常回というか、マジで駄弁ってる回です。


閑話 「レオリオと溶鉄部隊」

時はマルフーシャがシチミーに連れ去られた後の話になる。

 

「俺の名はレオリオ、レオリオ・パラディナイト」

 

「私はライカよ。」

 

「フェリセットです。」

 

「アリビナだよ!」

 

「ストレツカよ。」

 

「いやすまねぇな、教授ってばああ見えて荒っぽいんですよ。」

 

「教授?何処かの大学に所属してる?」

 

「俺たちは医大に所属してるんだが…俺は医学生、シチミー教授は一応俺の先生ってことになる。」

 

「え?じゃああの人結構お偉いさん!?」

 

「…結構妬まれたりしてるのかしら。」

 

「そんなことはねぇだろ、あの人はプロハンターだ。それ以上に人を納得させられる肩書はねぇよ。」

 

「…一ついい?」

 

「おう?」

 

「ハンターにプロもアマもあるの?」

 

レオリオはカードを見せる、シチミーが初対面の時に見せた能登ほぼ同じカードである。

 

「ハンターを名乗るならコレ…ハンタ―ライセンスが必要なんだよ。」見てもいいけど、ちゃんと返せよな。

 

「グゥ…」

 

「そいつあれば金も借り放題、公共機関の無制限…etc。とまあ、スゴイ価値なんだよ。売っただけで…多分この国の上級国民になれるんじゃねぇか」

 

(((コレ1枚が上級国民並みの資産!!!?)))

 

「これがあるおかげで医大の入学費とか色々免除されてよ、ライセンスさまさまってわけよ。」

 

(((………)))

 

溶鉄部隊の面々は(1人はぐっすり寝ていたが)ハンターライセンスのありえない程の恩恵を聞き、放心状態に陥った。

 

「じゃあさ、レオリー。ハンターになろうとしてたのはなんで?」

 

レオリー!?「…金のためだ。」

 

「金のため?」

 

「ハンターライセンス手にはいりゃよ…酒も家も車も…欲しいもん手に入る!!」

 

「…でもレオリー、可笑しくない?」

 

「あん?」

 

「レオリー、さっきなんて言ってた?」

 

『売っただけで…多分この国の上級国民になれるんじゃねぇか』

 

「…あ。」

 

「レオリーはお金だけ欲しいなら、さっさと売ればいいのにどうしてそれをしないの?」

 

「…金の為なのは変わんねぇよ、ただ。」

 

「ただ?」

 

「夢の為に金が必要ってだけだ。」

 

「え?」

 

「…俺には友達がいた。」

 

レオリオはぽつぽつ、己の過去を話す。

 

「その友達は…」

 

「死んださ…金がなくてな…」

「…何かの病気?」

 

「金さえ払えば治せる病気だった…問題なのはその法外な金額さ。」

 

「…」

 

「俺は、単純だからよ。医者になろうと思ったんだ…同じ病気の子供を治してその子の親に『金は要らねぇ』っていう医者にな…」

 

「だがよ…そんな医者になるためには、それ以上の金が必要だった。」

 

「…こめんレオリー。」

 

「いや、気にすることはねぇさ。俺は結局のとこ俺の為にやってるだけに過ぎねぇしな。」

 

「…レオリオのお兄さん。」

 

「フェリセット、起きてたのね。」

 

「お兄さんは立派なんですね…自分がやりたいことの為に、自分がするべきことをしている…」

 

「いやぁ、ハンターやってる連中はもっと高潔な奴らもいるさぁ。」←鼻が高くなってる

 

「もう、レオリーてばこの美少女アリビナちゃんにも何か言うことあるんじゃない。」

自分で言うんだそれbyストレツカ&ライカ

「いやぁ、全員美人だから本当に」

 

「…えっと。」←自分も美人判定なのかとちょっと意外に思うストレツカ

 

(この男、結構女好きだったりするのかしら。)

 

「…」

 

このチームは訳アリだ。

 

不眠症のスナイパー

 

妙に明るい突撃兵

 

学者崩れの対策兵

 

…そして元憲兵の自分

 

ふと、ライカは自身を女として見られたのはいつぶりだろうと考えた。

 

父に舞踏会に連れてってもらったとき?

 

新人の舐められまくった頃?

 

…冷静に考えるとこの国は悪い意味で男女に差はないのではと考える。

 

(…不毛ね、やめましょう。)

 

「そういえばよ…」

 

「何?」

 

「よく、赤い線見てぇなのを見かけるけどよ、確か電熱線だったな?なんか教授の見立てじゃこの国の病気の元らしいってことだが…ありゃなんだ?」

 

「この国の鉱脈に赤く光る石があるのよ、それを自体がエネルギーを発しててね。」

 

「私は専門外だから詳しくは言えないのだけれど、この国はあれでほとんど賄ってるような物…無くなってしまうと国は亡ぶでしょうね。」

 

「そこまで重要な物なのかよ。」

 

「この国の特産品といえばこれだよね!」

 

(…教授、アンタの今回の狩りはちと厳しいかもだぜ。)

 

「あ、そろそろお昼時だね!!」

 

そう言ってアリビナは配給機を作動させる

 

チン!!

 

「「「「…」」」」

 

「…バーしかねぇように見えるんだが。」

 

「よくある。」

 

「よくあるよくある。」

 

「よくありますわ。」

 

「よくあるね。」

 

「いや、ぜってぇ足りねぇだろ!!」

 

「これでも下級国民の食事よりましね。」

 

「私たち一応軍人だし…」

 

「これでも栄養価はある方よ。」

 

「それに一応食堂もあるわよ。」割高だけど

 

「じゃあ、食堂にいかねぇか。俺が奢る!!」

 

「レオリーやっさしぃ!!」

 

「ふぁ…レオリオお兄さん食堂に連れてってください。」

 

「フェリセットになつかれたわね、ちゃんと餌を与えた方がいいわよ。」

 

「不眠症の治療も考えとくか。」

 

因みにボルシチが食堂でうまいようであった。




というわけでレオリオ君でした。なお公式では女好きとのことですがハーレムとかそういうのは特にないです。ですが、夢に向かって突き進む彼の姿は彼女たちにとって好感が持てるものではないだろうか。次回はやっぱり本編に進もうと思っております。ご意見ご感想、お待ちしてます。

日常回で最初に見たいもの

  • レオリオと溶鉄部隊の絡み
  • ヒソカと革命軍の絡み
  • シチミー昼飯の流儀
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。