紅線のマルフーシャ(H×Hとマルフーシャのクロス)   作:ルーデリアン

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我ながら地味な回が続く…


サクセン×ト×カンシ

一週間後

 

「そこまで!!」

 

「オッス!!」

 

(たった一週間でもうここまで仕上がったか。)

 

シチミーとマルフーシャは付きっ切りで訓練をしていた。

 

『凝』『堅 』『流 』を中心にただひたすら組手をする。

 

恐らく、念を使うチンピラ程度ならまず負けはしないだろう。

 

(そして彼女のバイタルデータ。)

 

シチミーは彼女の身体状態を深く観察する。

 

(発作に失明、それと腕の機能不全…念を覚える前は相当深刻と聞いていたが)

 

だが今の彼女はデータより症状が緩和している、発作に至っては完全に完治したと言えるレベルである。

 

(念を覚えオーラ量が増えるだけで症状が緩和されている…通常の風土病ではありえまい)

 

そしてその風土病の原因を見る

 

(電熱線…この国だとメジャーなエネルギー資源だが同時この国の病の温床…その病を緩和した念…)

 

シチミーは一つの仮説を立てる

 

(電熱線と念にはなにか関係がある…そもそも、電熱線の原材料がここだけにしか存在してないのも不気味だ。)

 

だが今はマルフーシャが優先である。

 

「マルフーシャ、ここまでのレベルは想定外だ。」

 

「は、ハイ。」

 

「だから言わせてもらう。ヒソカには手を出すな。」

 

「…」

 

「ルーサという女は別に弱いから死んだんじゃない、ヒソカが非常に強かったから死んだようなもんだ。」

 

炎の剣を見ても動じないほどのな

 

「…私は別に彼女の敵を取ろうって気はありません。」

 

「それが賢明だ、それに敵はヒソカだけじゃない。」

 

「…」

 

(そう、彼女の最大の懸念点は彼女の妹…)

 

 

マルフーシャには妹がいた、スネジンカ…彼女にとっては最愛の妹である。

 

(現状革命軍入りした彼女は正規軍にとっては即銃殺刑案件だ)

 

逆に革命軍にとってもマルフーシャは目障りな存在である

 

(どうにかするのは非常に難しい…)

 

「マルフーシャ、最後に質問だ。」

 

「?」

 

「妹と溶鉄の仲間…どっちを取る?」

 

「!?何を言うんですか!!」

 

「…酷な話だが、今その判断に迫られつつある。」

 

「ッ…!?」

 

「俺は患者の命を優先に動く、だがそれ以外の命は俺にも保証はできない。」

 

「マルフーシャ、まずは自分の命を優先しろ。最終的な判断はそれからでいい。」

 

「…」

 

(自分の命を救えない奴に他者は救えない…レオリオにも言ってきた言葉だが彼女にはまだ捨て鉢な状態だ。)

 

(生きるために腕を引き千切るのはありだ、だが死ぬために戦いに行くのはなしだ。)

 

(それを彼女自身が気づいてくれりゃいいんだがな…)

 

「…」

 

(私は…今まで、妹のため、仲間の為に戦ってきた…)

 

(でも…どちらかを見捨てろ?)

 

(そんなふざけた判断できるわけがない!!)

 

(出来るわけがない!!!!)

 

ーーーーーー

「今後の方針だが」

 

「ちょっと待った。」

 

「どうしたライカ。」

 

「何で部外者のアンタが作戦参謀してるのよ。」

 

「奴らとはそういう取引でな。」

 

「意外ですね…武力しか見てない上にしては珍しい。」私の研究とかに見向きもしないくせに

 

「俺はストレツカの論文は好きだぜ。」イヤーあれは勉強になるぜ教授。

                  いい論文なのは間違いない

 

「あ、ありがとうございます。」

 

「…話を戻すぞ。」

 

「ハイ…」

 

「うっす。」

 

「一番厄介なのは救国の英雄様が奴らの広告塔になってるって点だ。それで一番なのは救国の英雄の影響力を削ぐ。」

 

バン!!

 

「こいつは革命軍が発行してる新聞だ、少し日付は古いがな…でだ、救国の英雄様をどうするにしても何処にいるかもわからない。」

 

「私たちで先に探すということ?」

 

「そっちの方が都合がいいからな、で総本山に関してだが相当巧妙に隠されてるらしくてな。」

 

「やっぱり、指揮官クラスを捕まえないとね…」

 

「重要度の高いアジトは基本無いに等しい。」

 

(それに、奴らの総本山だが…俺の想像だと…)

 

「…どっちにしろ奴らの総本山を探し、叩く!!それでいいな。」

 

溶鉄の少女たちはうなずく。

 

ジー

 

既に誰かに見られてるとも知らずに

 

ーーーーーー

 

「やはり奴らのセキュリティは脆弱!!この私の手にかかれば鍵の無いドア当然!!」

 

「ふぁ~昨日からよく徹夜して平気だね~」

 

「クラサフカ殿!!私は電脳ハンターですぞ!!徹夜なぞ出来て当たり前!!」

 

「いや、徹夜は私もやめといた方がいいと思うのだけれども…」

 

「アブレック殿、確かにその通りだがなら私をもう一人連れてくることですな!!」

 

そう言って男はタイピングをし始める。

 

その速度1分間に300文字!!

 

「どうやらスネジンカ殿を探すのに本腰入れるようですぞ!!」

 

「「…」」

 

「どうしましたかね?」

 

「…私は出来ればスネジンカのお姉さんとは戦いたくないわ?」

 

「私も…」

 

「甘い!!甘いですぞ!!奴らにもハンターがついてる以上、説得など厳しい…ましてはあの苛烈なことで有名なシチミー殿だ!!死人を出さずに地獄を作りかねん!!」

 

少女二人はうつむく。

 

「そろそろ、かい♡」

 

「「ヒソカ・モロウ!!」」

 

「そう殺気を向けなくてもいいじゃないか♣」

 

「そろそろ…かもしれませんなぁ!!」

 

「シチミーってハンター、僕が狩ってもいいかい♢」

 

「ハンター十ヶ条を忘れてないでしょうな!!」

 

「もちろん♠」

 

今や革命軍は雇った傭兵…否、ハンターが主導になりつつあった。

 




ハンターが増える増える。あと何人増えるだろう…

日常回で最初に見たいもの

  • レオリオと溶鉄部隊の絡み
  • ヒソカと革命軍の絡み
  • シチミー昼飯の流儀
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