紅線のマルフーシャ(H×Hとマルフーシャのクロス)   作:ルーデリアン

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よく考えたら初のちゃんとした機械兵描写である。


ネン×ト×キカイヘイ その1

方針会議終了直後

 

「…シチミーさん、レオリオさん。少しいいですか?」

 

「「ストレルカ?」」

 

「…機械兵の特徴って何だが知ってます?」

 

「俺の聞いた話だがよ…確かV5ですら匙投げたっつう人工知能を搭載してるらしいじゃねぇか。」

 

レオリオは「機械兵の人工知能」以上の性能のは実際聞いたことはない。それはシチミーも一緒であった。

 

「…まあそうでしょうね。実情を知らなければそこまで。」

 

「どういう事だ、ストレルカ…?」

 

「それはーーーーーー」

 

『事実』を言った瞬間であった。

 

ガンッ

 

「ストレルカ…冗談じゃ済まされねぇぞ!!!」

 

「レオリオさん…私が冗談を言うと思う。」

 

「思わねぇから言ってんだよ!!人をなんだと思ってるんだ。」

 

「…ストレツカ、君が嘘を言うはずはないと思うし俺は信じる。」

 

「なら…」

 

「だが解決は後だ。レオリオ、その怒り忘れるなよ。」

 

「ああ、分かってる。トリアージってやつだ。」

 

「十二支に持ち込んだら国際関係がガラッと変わりかねない、それくらいの劇物だ。」

 

「今は…アイツの妹が最優先だ。」

 

ーーーーー

 

時は戻る、マルフーシャ率いる溶鉄部隊は突如現れた超大型機械兵の対処をする羽目となる。

(俺の体調はまだ万全だ…だがあそこまでのデカ物はどうしようもないぞ!)

 

シチミーは戦車よりもデカい丸っこい鉄塊を見て思案する。

 

最初に攻撃したのはライカであった。

 

ショットガンを適性距離で放ち即座に後退する…が

 

「嘘!!掠り傷もついてない!?」

 

次に攻撃したのはアリビナであった。高い射撃精度でほぼ同じところに撃ちこむ…が

 

「丸っこい体に受け流されちゃうよ!!」

 

「耐弾性球体装甲!!」

 

 耐弾性球体装甲、それは銃弾に対して高い耐性を持つ旧式の装甲である。曲線の装甲二よりライフル弾を受け流すことを可能とした…だが旧式と言われる理由はまず兵器の進化にある。爆発物にはこの装甲は無力であり、そもそも徹甲弾には効果が薄いという結果があり、程なくしてすたれたはずの物であった…

 

「でもおかしいわ、ガウス兵器なら簡単に撃ち抜ける装甲のはずなのに!!」

 

「…まさか。」凝!!

 

シチミーの懸念通り超大型機械兵にはオーラをまとっていた。

 

「どうやら、ただの機械兵じゃないな!」

 

「とにかくに逃げるわよ!!」

 

「何処に!!」

 

「当てはないわ!!逃げながら考えるわよ!!」

 

『…』

 

超大型機械兵は触手をゆらゆらと動かす…まるで品定めをしてるがごとく。

 

ガシャン!!

 

ゴロゴロ!!!

 

「うそぉ!!」

 

「転がってきたぁ!!」

 

「しかも早い!!」

 

(やるしかないか!)「先に行け!!」

 

シチミーはオーラ拳に極限まで集中させる

 

(凝?にしては集まってるオーラ量が…)

 

マルフーシャの言う通りである。

 

これは凝ではない

 

「硬!!」

 

ガン!!!

 

回転を5秒止める。

 

だがその5秒は時間稼ぎには十分な時間であった。

 

そして打撃の反動で即座に溶鉄部隊に追いつく

 

「いや今の何なのよ!!」

 

「打撃で機械兵止めて反動で戻ってきただけだが。」

 

「人間なの?」

 

「まだ人間だよ。」

 

ライカは後に知ることとなるのだがハンター試験は人間卒業試験であること…

 

閑話休題

 

マルフーシャはどうやってダメージを与えるか考えていた。フェリセットのライフルかマルチバレルライフル でギリギリダメージを与えられるかもだがオーラがまとっている上に高速回転で確実に弾き飛ばされる…

 

(逆に言えば回転を止めた瞬間が狙う時…)

 

「シチミーさん…もう一回回転を止められる?」

 

「オーラ消費量は半端ないんだ!!何か手はあるのか?」

 

「私のマルチバレルライフルで止まった瞬間に撃つ…それでダメージが与えられるはず!」

 

シチミーは己のオーラ量を鑑みる。

 

(打てて、後五六発か…一発当ててダメならそれまでだ、『切り札』も一応あるしな)

 

シチミーは再び超大型機械兵に接近する…が!!

 

チュィ―ン!

 

「な!!」

 

シチミーは強化系の動体視力で『それ』を見た。

 

咄嗟の回避のおかげで『それ』に当たらずにはすんだ…だが

 

「え~!?なんかさっきより早くなってない!!」

 

「嘘!!いつの間に!!」

 

(…馬鹿な!!

 

放出系と変化系を同時に別々の能力だと!!)

 

シチミーが見たもの…それは念弾であった。

 

推定威力は拳銃並み…だが当たればその衝撃で確実に動くを止められ、巨体に轢かれたであろう。

 

(あの『事実』を考えると念能力を使う機械兵もいるのは納得だ、だがここまでたきのうとは!!)

 

それと、加速した原因…おそらく『摩擦をなくすオーラ』を発しているとシチミーは推測する。

 

(コイツは…なんとしても破壊しないといけない!!)

 

ーーーーー

 

「ねぇ…あれ大丈夫なの?」

 

「そうじゃないと思うなら『緊急停止ボタン』推せばいいじゃないですか、ゴミクズ先輩。」

 

「でも、まだオススメはしないよ♣まだ彼らには余力がある♡」

 

「スネジンカのお姉さん…」

 

「タッパー君、今のところ調子はいいよ♡」

 

『むむ!!ですが数か所のヒヤリ・ハット事案を発見!!リアルタイムで修正ですぞ!』

 

「…あなた監視カメラジャックもしてなかったっけ?」

 

『私なら10個の作業なら並列して行えますぞ!!』

 

「…君、大して強くないけどそこは評価できるよ♢」

 

ーーーーーー

 

「ダメ!!冷気で空気が凝固して更に堅牢になってる!!」

 

「しかもシチミーがなんかビームみたいなので攻撃されてる!!!」

 

「俺は平気だ!!(とは言えらちが明かねぇな。)」

 

シチミーはこの状況下で手詰まりを起こした。

 

(あの堅牢な防御力はもはや異常だ、だがこれは『機械兵』と恐らく『アレ』によってオーラ量が無理やりブーストされてるからだろうな。人じゃないからこそできる芸当だ。)

 

…だが。

 

「何!?」

 

(ミサイルだと!!)

 

それも単なるミサイルではなく、具現化されたミサイルと言えるものであった!!

 

「一体どれくらいのメモリがあんだこいつは!!」

 

発射されたミサイルを避け続けるが「誘導!!?」

 

ドゴーン!!

 

「「「「シチミー(さん)!?」」」」

 

 

 

 

「ケホ…見た目のわりに大して威力がなくて助かった…」

 

(だが、今ので分かった。

 

コイツ…特質系!!何てもったいない使い方だ!!

 

だが、『必要だから』今作ったって感じの能力たちだ…メモリのガス欠もいつかは来るはず…)

 

だが依然として、『攻略法』は分からないままであった。

 

「泣き言言っても始まらねぇ。硬で破壊が難しいなら…」

 

ハンターは常に勝つ気で挑む。

 

「アレは念能力者ではなく兵器の分類!!」

 

ダンッ!!シチミーは追跡をする!!

 

「大分距離は離された!!巻き返さなきゃなぁ!!」

 

一方溶鉄少女たちは

 

「ど、どうしよう!!シチミーさんが!」

 

「大丈夫、あの人はそんなやわじゃない!!」

 

さて、メインウェポンとなる銃火器が効かない状態だが、別に他の手段がないわけではない。ただ、使ったときの被害がでるだけだが。

 

「ライカ!!アレを使う!!」

 

「ハァ!?アンタそれシチミーに止められてたじゃないの!」

 

「でも、やるしかない…アリビナ!!ストレツカ!!」

 

「確か『アレ』を使っても大丈夫なとこがこの先にあるはずだよ!」

 

「マルフーシャ、無理しないでね。」

 

「ええ。」

 

ライカは『瞬展バリケード』を展開する。

 

程なくしてバリケードは機械兵の巨体により潰される

 

続いてストレルカはグレネードを投げるが回転により弾かれ明後日の方に飛んでいく

俺の車がぁ!!

 

アリビナが地雷を設置するが

 

「じ、地雷を的確に避けたぁ!!?」

 

(でも、地雷を的確に避けた…爆発物か下からの攻撃に弱い?)

 

「ダメ!!これ以上は追いつかれちゃう!!」

 

「もう…私たちは…」

 

『弱点』に気づきかけた彼女たちではあったが、実行するよりも転がる速度の方が非常に速い…万事休す…

 

 

 

 

 

「オラッ!!!」

 

 

 

その時だった。『地面から拳』が生え超大型機械兵を真上に殴り倒したのは

 

その衝撃で超大型機械兵は真上に吹っ飛び壁にめり込んだ。

 

カチャ…バンッ!!

 

そしてすかさず超大型機械兵に凹みができた…ライフル弾でも受けたように

 

「!!」

 

マルフーシャは咄嗟にマルチバレルライフルで攻撃する。いくら弾丸に耐性があろうと強力な威力のものには流石にへこませられる。

 

そして回転は直ぐに再開した。

 

「何ぼさっとしてんだ!!逃げるぞ!!」

 

「お姉さん、低級国民街の空き地に行くんですね、私も同行します。」

 

「「「「レオリオ!!フェリセット!!」」」」

 

「フェリセットはともかくレオリオアンタは大丈夫なの⁉」

 

「舐めんなよ、これでも腕っぷしはある方だ!!」

 

そう言って、この逃走劇に加わるのであった

 

 

 

 

『…コノケイジョウデハコレイジョウノキョウカハフカノウカ。』

 

超大型機械兵の不気味なつぶやきに誰も気づかず…

 

ーーーーー

『むむ。』

 

「どうしたんだい、タッパー♢」

 

『エラー表示が増えてきましたな。ヒソカ殿、凝で様子を見てくれないか。』

 

「…なるほど♡」

 

なんで、『オーラ』があの機械兵に立ち上ってるのか…

 

「…兵器戦は好きじゃないんだけどな。」

 

ーーーー

 

ここは低級国民街…そこにある誰の利権もない空き地、せいぜい広いこと以外で特に特筆することはない。

 

そこに少女たち(+男子大学生)がやってくる。

 

「多分さっきの攻撃は通用はしないわ!!別の手段を使うべきよ!!」

 

「ああ、さっきのは不意を突いたから成立した!!なら!!」

 

そして超大型機械兵がやってくる。それに対しレオリオは

 

「オラァ!!」

 

「「「「「レオリオ!!!?」」」」」

 

逆に突っ込んだ!!

 

(俺とて無策じゃねぇ!!やれるだけやるだけだ!!)

 

レオリオはオーラを一点に集中させる

 

「テメェなんざ!!打ち上げれば怖くねぇんだよ!!」

 

ゴンッ!!

 

『!!!!?』

 

補足するとレオリオの念なら内部破壊も可能ではあった、だが自爆装置をつけてある可能性があるのと、その発想がレオリオにはなかったという事情がある。

 

「今だやれ!!」

 

マルフーシャはレオリオに促されるように切り札…『電熱砲』と取り出す

 

電熱線のエネルギーを放出する、最終兵器…汚染も半端ないが超大型機械兵を破壊するにはそうするしかなかった

 

「行け!!」

 

赤い熱線が超大型機械兵を包み込もうとしていた。

 

ーーーーー

 

「遅かったか!!」

 

ーーーーー

 

「何て威力なんだろう♡」

 

「ほんと危険だわ…」

 

ーーーーー

 

「むむ、撃たせてしまった!追い詰めすぎたか!!」

 

ーーーーー

 

誰もが超大型機械兵を破壊できた…」

 

 

そう思っていた

 

ガシッ

 

「え?」

 

 

少女が…機械のアームにとらわれる前までは

 

『オモイダシタゾ、スベテヲ』

 

そこにはパーツがむき出しの鉄塊が多くある触手でマルフーシャをとらえていた。

 

「嘘なん」

 

『ソシテキメタゾ。

 

コノクニヲホロボス!!』

 

狩り(ハント)はまだ続く。

 




クロスものの醍醐味、各作品ごとの要素を合体させた強化敵!!

果たしてマルフーシャたちはこの強敵を撃破できるのか!!

日常回で最初に見たいもの

  • レオリオと溶鉄部隊の絡み
  • ヒソカと革命軍の絡み
  • シチミー昼飯の流儀
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