また、再開したいとおもうので、お願いします
それでは本編です。
『僕が、ユアちゃん達の
お兄ちゃん?そんなわけないじゃん
‥だってユアちゃん達のお兄ちゃんは
ここじゃない場所にいるんでしょ
だったら、絶対違うよ、僕はずっとここにいたから』
僕は誤魔化そうとして、嘘をついてしまったけど
なんだか、悲しくなってきた。
自分に嘘をついて、みんなにも嘘を
ついて、傷つけて、結局、僕は
もう誰にも関わっちゃいけない子だって事がわかって
少し泣いてしまった。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
『お兄ちゃん、もういいよ
無理しなくていいよ、みんなで、元のお家で暮らそ
ちゃんと学校にも行って、ママ達やお友達
みんなにも、ちゃんとごめんなさいをして
もう一度やり直しをしよ』
詩乃は僕の方によってきて
なんでか、抱きしめて、僕を撫でていた。
僕の方がお兄ちゃんなのに
なんだか恥ずかしいかった。
でも、詩乃の手は暖かくて
優しかった。
僕でも許してもらえるのかなって思ってしまうくらいだった。
『だから、違うって
言ってるでしょ
もう放っておいて、僕を1人にして
どこでも勝手に行きなよ』
部屋から走り去った僕は
自分で最後の仕事をするために
スカリエッティさんのところに来ていた。
決別するために、詩乃達を元の生活に
戻すために、みんなが記憶を取り戻したのは
誤算だったけど、僕が自分の記憶を消せば
済む話だったから、気にはならなかった。
『スカリエッティさん、僕たちは
貴方とは決別します
僕が歪んでいたから、貴方に協力して
クローンまで作ってしまった、‥でも
それは間違いだった
僕は詩乃やユア、実優斗や未来
ティアナやコロナ
ママ達に普通の生活を返す
だから、もう関わらないで
勝手なのはわかってるけど
もう誰も傷つけたくない
悲しませたくない
だから、もう許して』
僕はスカリエッティさん、いやスカリエッティに
そう言ってから、スカリエッティの返事を待っていた。
ちょっとの間があってから、笑い出したスカリエッティが口を開いた。
『ああ、ちょうど潮時だと
思っていたよ、必要なデータは手に入ったから
どこにでも行くがいい
ただし、解放の条件としては
君の記憶は消去させてもらうよ、高町和人君』
スカリエッティは僕になにかを向けて
引き金を引いた。
そこからは頭が真っ白になって
なにも覚えていなかった
自分の名前も、この場所の事も
自分が首から下げている物の事も
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〜詩乃達サイド〜
私達は自力でお兄ちゃんの事を思い出して
から、みんなで話しあっていた
お兄ちゃんは1人でスカリエッティさんのところにむかった
って事はわかっていたけど、なにもされないって
みんな思っていた。
『ねえ、詩乃お姉ちゃん
お兄ちゃん、本当に大丈夫なのかな?
なんか心配になって来たし
探してくるね』
未来はお兄ちゃんを探しに
向かっていった。
『みんな、ここからでるわよ
お家に帰りましょ』
アリシアママがそう言うから
私達は一応、ここにくるときに持って来ていた
リュックに物を入れて
お兄ちゃんと未来を探しに行った。
〜詩乃達サイドエンド〜
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『ここは?出口はないの?
僕は誰なの?首から下げているものはなに?
怖いよ、誰か助けてよ』
見覚えのない薄暗い廊下を歩いていた僕は
怖くなってその場で止まってしまった。
周りには誰もいなくて、1人で
怖くて、寂しかった。
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『あ、お兄ちゃんだ
お兄ちゃん、帰るよ
お家に、ママ達のところに戻ろう』
知らない女の子が、僕に抱きついて来た
ママ?お兄ちゃん? 正直なにを言っているか
わからなかったけど、なんだか、この子は懐かし気がした
なにより、一番嬉しかったのは
1人じゃなくなった事で、安心できた
事だった。
・・・・・・・・・・・・・・
『えっと、ごめんなさい
僕、ここがどこかも
自分が誰かさえも、君がだれかも
わからないんだ』
女の子は首を傾げて
不思議そうな顔をして、僕に言った。
『お兄ちゃん、疲れてるんだね
大丈夫、もう大丈夫だからね
お兄ちゃんは悪い人に全部記憶を
消されてるだけだからね、きっと思いださせて
あげるから、だから今はゆっくり休んでね』
女の子は僕の手を握って、歩き出した
握られている手は暖かくて、優しくて
安心できた。
〜スカリエッティのアジト入り口付近〜
『ママ達、お兄ちゃんと未来を見つけたよ
2人とも、こっちだよ
よかった、無事で』
私たちはお兄ちゃんと春香を
見つけて合流した
でも、お兄ちゃんの様子は明らかにおかしくて
目も虚ろな感じだった。
『みんな、今はお兄ちゃんを
休ませてあげたいから、なにも聞かないでね
後で私から全部説明するから
心配しないでね』
未来がそういうから、私たちは
アリシアママが準備していた
転送用の魔法で、懐かしお家の
前まで帰ってきた。
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『とりあえず、コロナちゃんと
ティアナは私が送って行くから
なのはとフェイトはみんなをお願いね
特に和人をね
後、クロノとママにも連絡ね』
私たちはアリシアママと別れてお家に入った。
春香とユア、それに実優斗は初めての
お家だから興奮していた。
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『ここが僕の家?
じゃあみんなは家族って事?』
僕は混乱していた。
あの場所から移動したら次はいきなり
ここに連れてこられたから
『ユーノ君、お兄ちゃんを
お部屋に連れてってあげて欲しいの
お兄ちゃんが一番疲れてると思うし』
ユーノ君?って呼ばれた子は
僕を部屋に案内した。
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『和人、ここが君と僕の部屋だよ
さっ、とりあえず休もう』
僕はとりあえず言われたとおりに
ベッドに入ると、気がつかないうちに眠っていた。
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〜リビング〜
『春香、そろそろ話してくれても
いいんじゃない?お兄ちゃんに
何があったか』
みんながソファーに座ったのを確認してから
詩乃お姉ちゃんがそう聞いてきた。
ちょうど説明しようと思ったし
都合は良かった。
『みんな、驚かないで聞いてね
お兄ちゃんはね、お兄ちゃんはね
記憶喪失なの
自分の名前も、私たちのことも
今まで何があったかも、全部忘れてる
ここからはね、私の推測なんだけど
スカリエッティになにかされたんじゃないかって
思うの』
私が説明した事をみんなは
静かに聞いていた。
いかがだったでしょうか
久しぶりに描いたので、今回はこんな感じです
質問、ご指摘などおまちしています。
読んでくれてありがとうございます。