それでは本編です。
~ティアナ側~
「和人、やっぱり無理してたんだね。ほら、保健室に行くよ。ユーノと詩乃もついて来て。」
私は倒れてしまった和人をおんぶして保健室に連れていくことにした。
「詩乃、和人はいじめであなたにあんな事を言ったんじゃないんだよ。貴方に成長して欲しかっただけなの。わかってね。」
保健室に向かう廊下の途中で私は元気のなかった詩乃に言った。
~ティアナ側終わり~
~詩乃側~
「わかってるよ、わかってるけどそんな簡単に成長なんか出来ないよ。本当は慣れないミットでの生活に恐怖があったの。勿論、感動って言うか、楽しみもあったよ。
でもね、今思うのあの時、私のお兄ちゃんのじゃなくて、友達としての和人君に戻ってたらどうだったんだろうって。」
私は今まで言い出せなかった事をついに口にした。
「こんな事言っても進まない事はわかってるよ。
でもこのまま、間違ったまま進んじゃうと私は一生後悔すると思うの。だからやなの。」
私はティアナに静かに言った。
「ごめんね。ティアナにはまだ言ってなかったね。
私とお兄ちゃんは最初は別々のところで暮らしていたの。理由は私だけ産まれた時に魔法の力を使っちゃった為だって。」
私は初めてティアナにこの事を言った。
~詩乃側終わり~
~ティアナ側~
「詩乃、秘密を言ってくれてありがとう。
これで私達とまたお友達だよ。
さあ、早く和人を保健室に連れていかなくちゃ。」
私は詩乃や和人、ユーノと仲良くなって思った。
妹や弟ってこんな感じなんだって。
そう、私は詩乃や和人達を弟と妹のように思っていたのでした。
~ティアナ側終わり~
~詩乃側~
「うん。そうだね、お兄ちゃん、辛そうだから。」
私はこんな感じのお兄ちゃんをあまり見たことはありませんでした。
「ティアナ、保健室ってあれだよね。」
私は保健室と教室、職員室の場所は覚えていました。
~詩乃側終わり~
~ティアナ側~
「うん。そうだよ、早く行こう。」
私は保健室の扉をあけて用件を言った。
「和人、もう大丈夫だからね。安心して休んでね。」
私は和人をベッドに寝かせて布団をかけた。
~ティアナ側終わり~
~詩乃側~
「お兄ちゃん、大丈夫だからね。」
私はお兄ちゃんの近くにずっといる事にした。
「私、成長するから、間違ったままじゃなくてちゃんと自分を受け入れるから。」
私は眠っているお兄ちゃんに言った。
~詩乃側終わり~
~和人側~
「ここは?そっか、僕倒れたんだ。」
僕は記憶を一つ一つ繋ぎ合わせて思い出していった。
「詩乃、ごめんね。ひどいこと言って、詩乃も苦労してたんだね。僕ってお兄ちゃん失格だね。」
僕は詩乃がいる事に気づいて言った。
~和人側終わり~
~詩乃側~
「大丈夫だよ。お兄ちゃん、詩乃はもう大丈夫だよ。
詩乃は詩乃、お兄ちゃんはお兄ちゃんだからね。」
私はお兄ちゃんに言った。
「ユーノ君、ティアナ、行こう。私達の教室へ。
あ、お兄ちゃんはちゃんと休んでるんだよ。」
私達は保健室から出た。
いかがだったでしょうか。今回は試しにこんな書き方にしてみました。
これで読みやすかったら、これに決定して、投稿済みの話も編集します。
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