こんな作品でも読んでくれている方に感謝しています。
精一杯頑張りますので今後もぜひ読んでください
それでは本編です。
「いそいで追いつかなきゃ、でもアリシアママは大丈夫なの?僕に急いでって言ったのに自分は急いでなかったし、もしかして?そんなわけないよね、行こう」
僕はまた走り出すことにして足を進めた。
…………
「やばっ、和人に急いでって言って自分が遅れそうだし、急がなきゃ」
私は寝癖を治すと家の鍵をしめて急いで走った。
ついたのはほんとに始業式が始まるギリギリだった
…………
「和人、遅い、ほとんど時間ギリギリじゃん
何してたの?こんな時間まで」
始業式に出席するために列に並んでいると
横の列のティアナと詩乃、後ろにいるユーノ君から
同じ事を言われづけた。
「ごめん、ごめん、実は寝坊しちゃって
っていうか、ユーノ君なんでおこしてくれなかったの?
一緒に寝てるのに、っていうかおんなじ部屋なのに」
少しだけユーノ君を問い詰めてみる事にした。
でも、全然強くなくて優しい言い方です。
「ごめん、和人すごいグッスリ寝てたからおこすのが
かわいそうで、でも間に合ったしいいじゃん」
ユーノ君はやっぱり僕が本気で怒れないことを知っていました。海鳴市から一緒に住んでたかいが有りました。
「あ、二人共、始業式始まるよ
お兄ちゃん、この話は後で可愛い妹と可愛い彼女が
しっかりお話しますからね」
詩乃の目はとっても本気でした。
詩乃が本気の時は後が怖いときだと知っていたので
僕は始業式が長引けばいいと思いました。
そんな思いも虚しくて始業式は1時間くらいで終わってしまいました。
これから30分の休み時間が怖いことになる。
……………
「さて、お兄ちゃん、お話の時間だよ
どうして遅れそうになったか聞かせてくれるかな
答えによっては一週間くらい、私とティアナの
お願いを聞いてもらうことになるけど、もちろん
ユーノ君もだよ」
休み時間になると同時にティアナと詩乃が僕の席に来た。ユーノ君にも矛先をむけてるけどね。
「だから誤ったじゃん、寝坊したって
詩乃やティアナだって寝坊くらいするでしょ」
僕はティアナと詩乃に抵抗しようとした。
流石に僕にもお兄ちゃんとしてのプライドがあるから。
「だから、なんでお寝坊したの、昨日の夜はちゃんと早く寝てたよね、もしかして、お部屋でインターネットでも見てたの?ユーノ君もこっち来て、聞きたい事があるから」
詩乃はユーノ君まで呼んだ。
「確かに和人は昨日の夜は早めに寝てたよ
もしかして、寝坊したのは、詩乃となのはが騒いでたせいじゃないのかい?」
ユーノ君は逆に詩乃を問い詰めていた。
僕は寝ていて知らなかったがそんなことがあったらしい
「そんなわけないもん、私ななのはお姉ちゃんは
静かに遊んでたもん、あ、もしかして、私がクロノお兄ちゃんとお電話してたから?絶対そうだよね
ごめんなさいお兄ちゃん、ユーノ君疑ったりして
私の事嫌いにならないでね、私、お兄ちゃんとユーノ君のお願いなんでも聞くから」
詩乃とティアナの目がだんだん潤んできた。
このままじゃ本気で危ない。
クラスメイトがこっちを見ていた。
「詩乃、ティアナ、泣かないで僕が悪かったから
詩乃とティアナのお願いひとつだけなら聞いてあげるよ
なんでも買ってあげるよ」
ティアナと詩乃を撫でて席に戻すと僕はため息をついてしまった。
「和人、ごめんなさい、私の事は許して欲しいとは言わないけど
詩乃の事は許してあげて欲しいの、だって詩乃は
和人のたった一人の妹でしょ」
ティアナが言った、そうだ、詩乃とは小さい頃に別れて別々の家で育てられていたけど確かに血の繋がっている妹だった。
僕は大事な妹を傷つけてしまうところだった、いやもう傷つけてしまっていたのかも知れなかった。
そう考えているとチャイムがなって先生が来た
一年生の時の担任の先生と同じだった。
「みんな、おはよう、今年も私が皆さんのクラスをもちます、また一年一緒に頑張りましょう
それじゃ、二時間目は今年の目標を書いて発表してもらいます。
ちゃんと理由もかいてね。
画用紙を持ってきたので好きな色を選んでね」
先生はいろんな色の画用紙を教卓の上においた。
(黒にしよう、今の僕に水色なんて明るい色は似合わないから)
好きな色を決めているクラスメイトの声が少しだけ、ほんの少しだけ耳障りだった。
僕は素早く誰も選ばない黒を取ると席に帰った。
ティアナはいつもどおりオレンジ色を、詩乃とユーノ君は緑色をとっていた。
「和人、どうして黒なの?水色残ってるじゃん
変えてくれば?」
ティアナは間違えて黒を取ったと思っているようだったから無視する事にして書く文章を考える事にした。
(和人、また暗くなっちゃったんだね
私がどうにかしないとまたもう一人の和人がでてきちゃう)
私は心の中で和人の事を考えながら書く文章を考えていた。
「決めた書く文章を、誰の前でも笑顔にならないようにする」
僕は黒い紙に赤色のマーカーで書いた
理由はもちろん、些細な喧嘩から妹や友達を傷つけたからと書いた。
(出来た、私の目標、大好きな人といつでも明るく過ごす、理由はみんなといつでも一緒にいたいから)
私は出来るだけ明るい色で書いて余った所には
可愛いくまを書いた、理由は和人が好きだからです。
「みんな、書けたかな、それじゃ、この時間の残りと
次の時間の前半を使って発表をします
それじゃ、誰にしようかな、今日の日直の詩乃ちゃん
お願いします」
詩乃が指名されていた。
なぜか詩乃は笑顔に戻っていて僕は少し機嫌が悪くなってしまった。
「私の目標は病気にならずに明るく、元気に過ごす事です、理由は私自身だけじゃなくて家族やクラスメイト
友達にも元気でいてほいからです」
詩乃の言ってることはただの言い訳に聞こえてきてしまって僕はどうすることも出来なかった。
「ありがとう、詩乃ちゃん、次の人を指名してください」
先生は次の人を指名型にしていた。
(めんどくさい)正直そう思ってしまった。
「じゃあ、お兄ちゃんで、よろしくねお兄ちゃん」
僕は指名されたので仕方無しに前に出た。
「僕の目標は誰の前でも笑顔にならないようにするです。理由は些細な喧嘩で妹と友達を傷つけたからです
以上です、つぎはスクライアさんお願いします」
僕はユーノ君と言うのをやめてしまった。
僕の目標を聞いた先生は少し戸惑っていて
後で職員室に呼ばれる事になった。
そして、ユーノ君、スクライアさんのばんになった。
「僕の目標は誰も傷つかないようにする事です
理由は大切な人を守るためです。
次はティアナ、お願い」
スクライアさんも言い訳にしか聞こえなかった。
「私の目標は大好きな人といつまでも一緒に明るく過ごす事です
理由は大好きな人といつまでも一緒にいたいからです」
それからだんだん紹介は続いて終わりを迎えた。
「それじゃ、紹介は終わったから
次は今年の授業のオリエンテーションをしたいと思います、今年は去年に引き続いて基礎魔術があります。
他の教科も難しくなるので頑張って下さい」
今日は三時間で終わることを知っていたので
僕はいそいでよばれていた職員室に向かった。
「失礼します、高町和人です」
僕は名前を言って職員室に入った。
「和人君、この目標はなに?やる気はあるの?
こんな事を続けるならアリシアちゃんとフェイトちゃんを呼ぶよ」
僕は半分おどされていた。
「もういいですか?帰りますね」
僕は話しの途中で抜け出して公園まで来た。
「僕ってなんなんだろう?詩乃やティアナ、ユーノ君まで傷つけて、ユーノ君の事をスクライアさんって言っちゃうし」
僕はブランコをしていた。
前にみんなでピクニックにきた公園だ。
「どうしてだろう?昨日までは毎日があんなに輝いてたのに、楽しかったのに、今は何も楽しくない
輝いてない、ねえ、ここはどこ?僕はだれなの?
誰か教えてよ、ねえ早く」
僕は自分で自分が分からなくなるほど追い込まれていた。
失って気がついた、詩乃やママ達、お姉ちゃん、友達の大切さを、影響力を思いやりや、絆を。
「もう、遅いのかな、もう無理なのかな」
ようやく僕は自分が強がっていた事に気がついた。
悪いのは僕だったという事も。
「とりあえず、お家に帰りたいな
入れてくれるかな」
僕はお家の前まで行ってみることにした。
………………
「和人がそんなことを言ったんだね
あの子も思いつめて無理をしてたんだね
詩乃、ユーノ、和人が帰ってきたら明るく
むかえようね」
アリシアママは当たり前の事を言っていた。
「アリシアママ、わかってる
ここはお兄ちゃんのお家だから」
私は言った。
……………
「お家着いた、インターフォンを押してみよう
ママ、和人だけど良かったら開けてくれる?
ってダメだよね、僕はこのお家にいちゃダメだもんね」
僕が引き返そうとしたとき、後ろで玄関の扉が開いた。
「お帰り和人、心配したよ、早く入って」
私は冷たくなっている和人を抱きしめた。
「お姉ちゃん、ママ、ほんとにいていいんだね
僕は」
僕はお姉ちゃんに言った。
「うん、いいよ、反抗したかったらすればいい、泣きたかったら泣けばいい、怒りたかったら怒ればいい
喧嘩したかったら喧嘩すればいい
何をするにも和人の自由だよ」
ママ達は何もせずに見ていた。
「ごめんなさい、みんな、まだ僕は安定しない
またなるかもしれないけど、お願いね」
僕はお家の中に入った。
いかがたったでしょうか、もしかしたらもう一人の和人がまた出てくるかもしれません。
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