ようこそ怪物たちの居る教室へ   作:月神サチ

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第68話 選抜種目試験 終了後

――Side 頼久

 

試験終了後清華が戻ってきたあと、Aクラス VS Bクラスが終わったのかアプリから通知が来た。

 

総合結果

Cクラス(坂柳クラス) VS Dクラス(堀北クラス)

英語テスト     Cクラス勝利

弓道        Dクラス勝利

フラッシュ暗算   Cクラス勝利(DクラスペナルティCP-30)

バスケ       Dクラス勝利(CクラスペナルティCP-30)

ミステリー本クイズ Dクラス勝利

社会テスト     Cクラス勝利

チェス       Dクラス勝利

 

 

Aクラス(龍園クラス) VS Bクラス(一之瀬クラス)

 

剣道     Aクラス勝利(Bクラス ペナルティCP-30)

化学テスト  Aクラス勝利

学力テスト  Aクラス勝利(Bクラス ペナルティCP-30)

英語テスト  Bクラス勝利

空手     Aクラス勝利

柔道     Bクラス勝利(Aクラス ペナルティCP-110、Bクラス ペナルティCP-80)

バドミントン Aクラス勝利

Aクラス、紋章持ち2名未使用によりペナルティCP-200

 

結果

Aクラス CP-120

Bクラス CP-230 一之瀬プロテクトポイント喪失

Cクラス CP-60  有栖プロテクトポイント喪失

Dクラス CP+100

 

変動(4月反映予定)

坂柳 :1029→969 変動なし

一之瀬:1090→860 B→D

龍園 :1091→971 A→B

堀北 :937→1037 D→A

 

 

「なんか棚ぼた的だけど!」「2年生はAクラススタートじゃん!」「去年5月CP0になって出来損ないとか言われてたのに!」「やったぜ!」

 

鈴音が主に叫ぶ男子に対して手を叩いて注意を集める。

 

「Aクラスに成れそうであって、まだ確定してないわ。もし春休み中に何かあればBクラススタートもあり得るわ。……一カ月で推定1200相当のCP損壊させた経験を踏まえて、CP減らないよう、気をつけましょう」

 

心当たりのある面々がハッとして頷く。

 

「あと少しで春休み。気を抜かないように」

 

佐枝より先生らしいまとめぶりである。

 

「ん? とりあえずこっちにも解散通知きたから、全員好き勝手に下校していいぞー」

 

木林先生の言葉に全員色々ツッコミたい気持ちを抑えつつ流れ解散となる。

 

「さて、オレもかえ……用事ができたから別行動な」

 

「お気をつけて」

 

トキがハンカチふりふりするのは主に映画の演出なんだが、なんでちょくちょくそれやるのか未だに謎だな……。

 

そう思いつつ生徒会室に向かう。

 

 

 

 

 

「失礼します」

 

「済まないな、呼び出して」

 

南雲生徒会長とシャル、呪那にイザーク、帆波に……鬼龍院先輩と桐山先輩と勢ぞろいである。

 

「んで、オレ呼び出した理由は?」

 

「卒業式中、進行に合わせてピアノ演奏してほしいんだが……」

 

南雲生徒会長の言葉に他面々見てそれ以外の用事かないのを確認。

 

別に問題ないか。

 

「例年の進行時間と今回の想定時間、曲の選定……それらを加味して擦り合わせするって条件呑むなら対応するぞ」

 

「PPとか報酬請求しないのか?「いや、無理にもらう必要ないので」……お前の方が持ってるのか……」

 

「堀北前生徒会長の卒業式なのもあるかと」「堀北先輩と桃鉄する間柄とか聞いてるし……」

 

帆波たちの言葉に納得したように頷く。

 

 

 

そして曲や進行想定時間をすり合わせていき

 

 

 

「来週に1、2回リハーサル挟むからよろしく」

 

「時間は早めに通知よろしくお願いします」

 

 

 

特に揉めることはなく、滞りなく終わって解散となり……生徒会室を出ると……

 

「一緒に帰ろっ」

 

帆波が腕に抱きついてきた。

 

「あ、ずるーい」

 

そう言ってシャルロットが反対の腕に抱きつく。

 

その姿に目を丸くする帆波。

 

「ならウチはここー」

 

オレの背中に飛びつく呪那。

 

「後輩は人気者だな……私も同伴させてもらおうか」

 

「うえっ!? 鬼龍院先輩まで!?」

 

鬼龍院先輩の言葉に帆波が更に驚いている。

 

「何か問題あるか?」

 

「……その、いいのかなーと」

 

歩き出すオレについてくる4人(約1名首に腕回して背中にひっついてる模様)。

 

「何、卒業したらお爺さまへの挨拶をしてもらえばいい」

 

「ふつーの暮らしと限りなく遠いと思いますが?」

 

「あの両親にしかれたレールの上を機械的に歩かされるのが嫌なだけで、社交界に出たりすることは何ら問題ではない」

 

だめだ、乗り気というかこのあとどうするつもりか分かってやがる。

 

「……色々大丈夫???」

 

帆波が小声で問いかけてきたが……まあ、シャルも呪那もしれっと別のところで手を出したし(過去形)、鬼龍院先輩だけだからな……。

 

「大丈夫だ、問題ない」

 

「なんかそのセリフ死亡フラグとかだった気がするんだけど!?」

 

帆波は貴重なツッコミ要員で助かるラスカル。

 

「ああそうだ。裏技見つけたから来年から同級生としてよろしくな」

 

「へ?」

 

「マジかよ」「わーお」「本気……?」

 

呪那がギャルテンション剥がれ落ちるくらい驚いてる……。

 

「クラス変更チケットか?」

 

「いいや?もっと簡単な方法だ。最も、かなり難航したがな」

 

「……? まあオレはとめる理由ないし……」

 

「あ、春休み前から暫く生徒会サボらせてもらうからそのつもりで」

 

「えっ」「ちょっと?」「自由人かな???」

 

とか会話してたら寮までたどり着く。

 

「っと、流石に頼久の部屋に行くのはよくないから、先輩は私の部屋へ」

 

「? とりあえず分かった」

 

首をかしげる鬼龍院先輩。

 

 

 

そしてこのあと六花と鬼龍院先輩がバチバチになったり、帆波と知恵によるお通夜状態を慰める会がされたりと色々あったのだが……割愛しておく。

 

 

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