迫真空手部・百合の裏技   作:日本車大好き

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第三話

三人が避難所に到着すると、「おいお前ら、遅かったな。今から罰として組み手と腕立て伏せ、それぞれ1145141919810回ずつだ。」という声がした。それはAKYSの声だった。三人は「ファッ!?ウーン(心停止)」と言って青ざめたが、AKYSは「冗談だ。それよりも、お前達、よく生きて無事に避難できたな、良かった。」と三人の無事を喜んだ。直後に三人がヒュージについて殴ったら倒せたこと、それはスモール級ヒュージだけでなくミドル級ヒュージにも効果があったことをAKYSに伝えると、AKYSは少し驚きつつ、「やっぱりな」と言った。

それを聞いた三人は「えっ、何ですかそれは(驚愕)」と反応したが、AKYSは構わず続けた。

 「迫真空手とは1990年代末に、こ↑こ↓下北沢で誕生した極真空手の分派だということはお前らも知っているだろう。加えて、極真空手以上に実用性や戦闘力を重視した攻撃的な流派であることも。」すると、三人はうなずいた。「迫真空手が誕生してただの数年もしないうちにヒュージが出現した。その戦闘力や高い攻撃力は、偶然にもヒュージとの戦いに対して相性がよく、これ以降の迫真空手は対ヒュージを想定したものとなり、当時の男性のCHARMユーザーの間で習得する者も増えた。しかし、あまりにも鍛錬がきつすぎて途中で挫折する者が数多く出たことや、せっかく習得した者たちもCHARM無しでも戦える域に達した者はさらに少なく、そのCHARM無しでも達した者も全てが南極戦役で戦死したため、現在ではヒュージと素手で戦えるというのは半ば伝説と化している。」三人はまたしても驚いた。「しかし、俺も含めたこの四人は、今まで訓練が厳しいことで有名な御台場女学校のリリィの何十倍、何百倍もの厳しい訓練を乗り越え、素手でヒュージを倒すことのできる域に達したと自負している。その成果がさっきのお前らだ。」そこまで話し終えると、AKYSはいつになく真剣な顔で、「逃げ遅れたも人々も少なくない。これから俺は道着に着替えたら人々を助け、ヒュージと戦いに行く。俺に付いてきたい奴は道着に着替えてこ↑こ↓に来い。ただし戦いは命がけだ。」と言った。それを聞いた三人は、「(ポも、俺も、僕も)付いて(行くゾ~、行きますよ~行く行く~、行きます!)」と言った。「よし、じゃあ8分10秒後までに道着に着替えてこ↑こ↓に来い。」とAKYSが言うと、三人は「ウッス!かしこまり!」と言って道着に着替えに行った。8分10秒後、4人は空手の道着に着替えて集まった。直後に「AKYS師範、迫真空手をきつい鍛錬に耐えながら学んで習得したのは、今日、この日にヒュージを倒し、人々を助けるためだと今(思ったゾ、思いました。)(語録無視)」と、MUR、野獣、KMRの3人が言った。それに対してAKYSは、「お前達に言いたいことは、以下の通りだ。俺たちの避難は終わった。今度は俺たちが人々を守る番だ。そして、絶対に生き残れよ(語録無視)」と言い、四人は戦場と化した下北沢の街中へと出撃した。

 

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