GO!ALEX!〜希望再誕〜   作:塊ロック

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そろそろキャラ対しっかりやらないと駄目かなぁと思う今日この頃。

そう言えば3.1のシナリオ見ました。
この話でもレミエールどこかで出せたら良いなぁ。


第24話『完成、アレックス宅』

 

1週間経って。

部屋に家具が充実した。

 

冷蔵庫もある、電子レンジもある。

ビデオデッキも用意した。

なんと洗濯機もある。

 

完璧だ。

 

「………………」

 

洗面台に俺のじゃない歯ブラシが置かれていた。

 

「おいプルクラァ!」

「良いじゃないか。合鍵ももらったしさぁ」

「勝手に作ってきただろうが……」

「私とアンタの仲じゃない」

「……お前には恩があるし強く言わない俺が悪い……のか……」

 

がっくりと項垂れた。

プルクラの私物も増えてきた。

 

……そう、こいつの私物を置かれてしまったのだ。

マグカップと洗顔用品とシャンプーリンスボディーソープと着替え。

 

「マジで住む気かよ……」

 

仕事を手伝う様になってから本当に居着かれてしまっている。

新エリ―で泊まる場所が無いからとずるずると。

 

フォルテがエリーに来た時に泊まってくかと聞くと、

 

『彼女さんに悪いだろ、アミーゴ』

 

完全に誤解されている。

他にも、

 

『おはようございます。彼女さん、朝早いんですね』

 

お隣さんにめちゃくちゃ誤解されている。

もう完全に同棲カップルだと思われている。

 

「………………」

「なんだい」

「いや……」

 

俺自身コイツのこと別に嫌いではない。

ただ……コイツが何考えてるのかサッパリ分からんのだ。

 

(………………)

 

もし。

 

もしコイツが、

 

(……死んじまったら)

 

俺は、涙を流すだろうか。

なんてことを、時たま考える。

 

今の時代、近しい人も、自分も、すぐに死ぬ。

 

(……繋がりすぎたか)

 

思えば、周りに人が増えた気がする。

あの闘技場に居たときと比べると……いい奴が、死なすのは惜しい奴らが増えた。

 

「何さ、考え込んじゃって」

「いや……随分、恵まれたな……ってな」

「フン、なんだいそりゃ」

「あのときと比べると……周りが増えたな、って」

「………………」

 

ただ目の前の試合だけを考えていた、あの頃。

ふと、思うときがある。

 

あのまま……ファイトだけで生きていたら……と。

 

「辞めときな」

「イテッ」

 

プルクラに小突かれた。

 

「考えるだけ無駄さ」

「何だと……」

「今の方が楽しいだろ?」

 

ん?と言わんばかりにニヤニヤしている。

そのまま頷くのも癪だけど、その通りだ。

 

「………………」

 

ぴんぽーん……。

インターホンが鳴る。

何か頼んでいただろうか。

 

何か言いたそうなプルクラを尻目に、玄関へ向かう。

 

「御機嫌よう、お久しぶりです」

「アンタは……」

 

戸を開けたらメイドがいた。

隣に、緑の小さいメイドもいた。

 

「リナと……カリンか」

「は、はい……お久しぶりです……」

「どうしたんだ二人とも」

「たまたま近くを通りかかったので、引っ越し終わりの挨拶などどを」

「わざわざご苦労なことで……」

「その苦労の積み重ねが、わたしたちヴィクトリア家政なのですから」

 

皮肉に真面目に返されてバツが悪くなる。

 

「あ、アレックスさん……!店長様から聞きました……その、デッドエンドブッチャーと戦ったって……」

「え?ああ……まぁな」

「あの時、カリン達がとどめを刺していたら……」

「やめときな……たらればなんて言ったところで意味がない」

「あ、あう……」

 

しまった。

頭ごなしに否定してカリンの出鼻を挫いてしまった。

 

「……何やってんだいアンタ。こんな小さな子にまで」

 

立ち話が長くなったのか、プルクラが様子を見に来た。

 

「あら、プルクラ様」

「ゲッ……メイド長じゃないか……何しに来たのさ」

 

……あれ、知り合い?

 

「引っ越しのご挨拶に。プルクラ様はアレックスさんと同棲されてるのですか?」

「違う。コイツが勝手に……」

「アレックス、何その言い方」

「間違ってねぇだろうが」

「うふふ。仲がよろしいのですね」

「どこが……!」

 

前々から感じていたが、リナも割とアクセル全開でからかってくるタイプな気がしている。

玩具にされるのはゴメンだ。

俺は談笑している二人の横を抜けて、玄関を出てカリンの前でしゃがんで……目線を合わせた。

 

「お前は、仕事をちゃんとしたんだ。そのあとのことは……俺が勝手にやった。違うか」

「え?あ、ええと……違いません……」

「よし、それで良い。お前はもっと自分の仕事に自信持て」

「う、うぅ……」

「大丈夫。お前は出来る」

 

あまりに後ろ向きな性格をしているためか……俺ですら励ましてしまう。

 

「……ありがとうございます」

 

カリンがはにかむ。

俺も微笑んでカリンの頭を撫でた。

 

「挨拶は済んだろ」

 

プルクラがちょっと不機嫌そうに言う。

 

「そう言えば……お前達、知り合いか?」

 

疑問がまだ残っていた。

少なくとも、プルクラとメイド二人は面識があるようだった。

 

「店長経由で何度か一緒に仕事したことがあるのさ」

「……お前が?ヴィクトリア家政と??」

 

全くイメージが湧かなかった。

 

「なんだいその目は」

「……想像できなくてな」

「プルクラ様はとても優秀な方です。わたし達も助けられました……ね?カリンちゃん」

「は、はい……ちょっと怖いですけど、頼りになるお姉さんです……」

「チッ……やめな、褒めるんじゃないよ」

「なんだ、照れてるのか?いだだだ!?」

 

からかったら手首を極められた。

解せない。

その様子を、リナとカリンは微笑ましそうに見ていた。

 

 

 

 

………………後日。

 

「アレックスさん……その、今新エリー都にそういった法律が整備されていないとはいえ……三人というのは。しかもひとりは未成年てすよ……」

「………………は?何の話だ……?」

 

お隣さんに盛大に誤解された。

 

 

 




ゼンゼロ世界、終末世界だし一夫多妻とか全然OKそうですけどどうなんでしょうね。
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