GO!ALEX!〜希望再誕〜   作:塊ロック

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トーナメントを詳細に書いても長引くので戦闘はサクッと行きます。


第30話『RX·ウィングマン、デビュー!』

 

ハワードコネクション。

前の世界の知識だと……サウスタウンを牛耳る企業だった気がする。

んで、そのトップ……ギース·ハワード。

 

キングオブファイターズ。

ギースが私腹を肥やすため、また自身に匹敵しうるファイターを集めて抹殺するのを目的とした大会だった。

 

ストリートファイターで言うところのベガにあたるポジションのキャラだ。

 

こちらの世界では……TOPSと呼ばれる新エリー都の上部に食い込む企業であるらしい。

 

(……まあ、考えても仕方ないか)

 

一回戦が始まるため……俺は選手用の通路を歩く。

段々と歓声とガヤが聞こえてくる。

 

 

通路を抜け、照明の光に照らされる。

 

『皆様お待ちかね!1回戦のスタートだ!まずはコイツ!』

 

ボクサーらしき男が手を挙げてアピールしている。

俺は、そいつの前に立った。

 

『そして!今回初参戦!期待のニューフェイス、黒衣のデビル……RX·ウィングマンだ!!』

 

黒衣のデビルて。

確かに黒のベスト着てるけどさ。

今回は上裸にベストである。

 

カーン!と、いきなり試合開始のゴングが鳴る。

 

ボクサーはまだアピールしていたので、

 

「フン!!」

「ぐおっ……!?」

 

背中を思いっ切り蹴っ飛ばした。

……会場からはブーイングの嵐。

 

どうやら、このボクサーは結構な人気選手らしかった。

 

「あ"ぁ"?!どうした!声がちいせぇぞお前ら!」

 

手を広げてオーディエンスを煽る。

ブーイングが大きくなった。

 

……何で俺初見の前でいきなりヒールレスラーやってんの!?

 

「やりやがったな……!」

 

起き上がったボクサーから鋭いパンチが放たれる。

流石に腕は立つか。

 

「甘い!」

 

だが、遅い。

左腕でパンチを受け止める。

その瞬間、青い光が舞う。

 

……ドライブパリィが成功。

いつの間にか、俺にはドライブゲージを利用した行動が出来るようになっていた。

 

「ハッ!」

「くっ……!」

 

顔面に掌底を放つが向こうもしっかり反応する。

なので、ローキックを放ちバランスを崩す。

 

「貴様……!」

「ここは、ボクシングの会場じゃないぜ!」

 

そのまま小足大足のターゲットコンボを叩き込む。

転倒、リングを転がった。

 

「いつまで寝てんだ!」

 

俺は飛び上がりエアスタンピードで追撃する。

見事に腹にクリーンヒットする。

 

「かはっ……!?」

「まだまだぁ!!」

 

頭を掴み上げ無理やり立たせてラリアットでしばき倒した。

 

『なんて無慈悲な追撃!この新人、まさにデビル!コイツに人の心は無いのか!』

 

実況が言いたい放題言いやがるが気にしない。

最早相手はグロッキーだ。

 

トドメの一撃、くれてやる。

高く跳躍し……相手の肩を掴んだ。

 

「うおらぁ!!」

 

怒涛の頭突き4連打。

スタンガンヘッドバッドだ。

凄まじい音がして……ボクサーは白眼を剥いて大の字に倒れた。

 

『……………なんてことだ!勝ったのは、RX·ウィングマンだ!!なんて大番狂わせだ!!』

 

再びブーイングの嵐。

俺は両手を広げて高らかに宣言した。

 

「やかましいぞテメェら!弱い奴がくたばった……それだけの話だろうが!!」

 

観客席で、ヒューゴ……もといダッドリーが大笑いるのが見えた。

俺は、ヒューゴに向かって中指を立てる。

 

何はともあれ……一回戦突破だ。

 

(……アイツも、見に来てるのかな)

 

 

 




一回戦突破。
この程度今のテンションのアレックスの敵ではありません。
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