「W烈風拳!!」
「パワーボム!!」
俺とギルスが背中合わせで暴れまくる。
次から次へと湧いてくる傭兵どもを蹴散らしていく。
「フム……反乱軍だな」
「はぁ!?なんで反乱軍が企業クーデターなんかに加担してんだよ!」
「奴め、裏から支援していたな……?ここまでしてくれるとは、余程良い目を見ていたらしい」
ギルスが傭兵……反乱軍兵士の頭にアイアンクローをしながら後方へ投げ飛ばす。
「で?どうすんだよ社長さん」
飛びかかってきた奴を
「知れたこと。誰に刃を向けたか思い知らせてやるのみ」
「……いや、それをどうやるかって話だ」
「副社長……レガール·バン·スタインを捕らえる」
「なるほどね…………ん?ルガール·バーンシュタイン?」
「レガールだ。レガール·バン·シュタイン」
副社長ルガールかよ!!
ルガール·バーンシュタインはKOFシリーズにおいてキングオブファイターズを開催している……これまたベガみたいなポジションの男だ。
大体ラスボスをやってたのもコイツ。
秘密結社のボスやってたはずなんだがアレがギースの下で働いてたのか……。
……と言うかまぁ確かに裏切りそう。
「何。その為の手は打ってある」
「手?」
ギルスが何か言おうとする……前に、何か乱入してきた。
「it's super dynamic cooking time!!」
……ん?この口上どっかで……。
「うおっ……!?フォルテ!?」
ギルスと俺の前に躍り出てきた半裸の覆面男。
バエル·フォルテッシモが高らかに宣言しながら、
「ファヒータ、バスター!!」
反乱兵を投げ飛ばした。
哀れ。
「久し振りだな!アミーゴ!」
「何のつもりだ!危ないだろ」
「俺とアミーゴの仲だ!助太刀する!」
「ほう……」
ギルスがくっくっくと面白そうに笑う。
「面白いやつだ。気に入った」
「マジかよ……」
「アレックス!ぼさっとすんじゃないよ!」
今度は黄色いシルエットが銃を乱射しながら俺の隣に降り立つ。
「……プルクラ!」
「全く、こんなトラブルに自分から首を突っ込むなんてどうかしてるよ!」
「……俺もそう思ってる」
「けど、相棒をほっておくのも寝覚めが悪いからね」
「誰が相棒だ誰が」
「そうともアミーゴ!相棒として……ん?」
プルクラとフォルテが顔を見合う。
「……わたしの、相棒だけど?」
「……スミマセン」
いや負けるのかよ。
「アレックス。中々人望があるじゃないか。リーダー向きだぞ」
「冗談!」
絶対にやらないからな!
「そろそろ出てきたらどうだ!レガール!」
ギルスが高らかに叫ぶ。
すると、兵士の列が2つに割れ……真紅の燕尾服を着た金髪の紳士が歩いてきた。
「フン……全てお見通しだったわけか、ギルス」
「毎度毎度貴様は詰めが甘いのだよ」
……えっ?よくよく考えたら今これSNK格ゲーラスボスの2大巨頭が揃い踏みってこと??
エスカプとかのお祭りゲー状態じゃん!
テンション上がるなぁ!
「いでっ……!?」
プルクラに足を踏まれた。
解せない。
「それで?どうなのだライカン」
「……なっ」
ギルスが呼んだ名前。
ガチャ、ガチャと足音がしたのを聞き振り向くと……いつもの仕事着姿のライカンとリナ……そして、ヒューゴが居た。
「ハッ、こちらです」
「ははは……なんだか凄い場面に出くわしてしまったな」
……そして、何故か店長……アキラも、ここに居た。
「は……?え……何で……?」
ひとりだけ状況について行けずに困惑する。
……いや、フォルテとプルクラもそうか。
「別ルートで、副社長の汚職の証拠を集めていたのさ」
「は、はぁ……」
「あれ、キミ……アキラくんと知り合いだったんだ」
……アキラと共に現れたのは……黒枝のウサギ。
「……えぇ?」
流石に困惑する。
黒枝と、アキラがどうして知り合いなんだよ。
「俺にはサッパリだ……」
俺は、こう呟くので精一杯だった。
久し振りにフレンドとカスマで40戦くらいやったんですが普通に勝率39%くらいでちょっと泣けてきました。