GO!ALEX!〜希望再誕〜   作:塊ロック

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うおおおリアルが忙し過ぎるから休日使って三ページ余分に仕上げたのであと3日は毎日投稿します……!

それはそれとしてアルジュンのムービーが公開されましたね!
キービジュアルはネタキャラの香りがしていましたが蓋を開けるとびっくりするほどイケオジがお出しされたうえにかなり強そうなパワーファイターでしたね……。

あとやっぱりインド人なんでSA3でダンスするんですね。


第77話『皆からの贈り物』

 

ヴェスポに連れ回された一日が終わろうとしていた。

気が付けば……日はすっかり傾いている。

 

「今日は楽しかったわ!アレク」

「……そりゃ、よかったよ」

 

六分街の自宅マンションの駐輪場にバイクを停める。

当然のように家まで着いてくる。

 

「あら、おかえりなさいませ」

「……なっ、リナ……!?」

「ただいま、リナ〜」

「は、え……?」

 

鍵は開いていたし中にリナは居たしそれを普通にヴェスポは受け入れてるし、俺は更に混乱した。

 

「買い物は済みましたか?」

「ばっちり!」

「おいおい何やってんだお前ら……」

「何といいますと……」

「パーティよ!」

「戻ったよ。何だ、帰ってきてたのかい」

 

玄関で立ち尽くしていると、プルクラがピザを抱えて戻ってきた。

……いや、戻ってきたって言うのは正しくないか?

 

「プルクラまで……」

「ほら、アンタデカいんだからこんなとこで立ってると邪魔でしょ」

「ちょ、押すなよ……!」

 

俺の家はひとりではちょっと広いかな、と言う程度の広さだ。だが……四人入るとなると少し手狭である。

 

「リナ、食器とかの準備は?」

「全部出来ておりますわ」

「あんがと。じゃこれよろしく」

「アレクは座っててね」

「いやいや……何なんだほんとに……」

 

やいのやいのと目の前のテーブルに食事が並ぶ。

 

「何って……団結会?」

「決起集会とか?」

「激励会ですわ」

「せめて話し合わせろよ」

 

ただ、三人が俺の為にしてくれているわけで……悪い気はしない。

ただ、

 

「何で……今?」

 

このタイミングなのか。

修行も大詰め、儀玄の判断ですぐにでもプロヴィデンスホロウに突入する手筈だった。

 

「今だから、よ」

「アレックスさんは、もうすぐ決戦に臨みます。今しかタイミングはありませんもの」

「私は先に渡せたからいいんだけど、折角だし二人にも頑張って欲しくて」

「お前ら……」

「お料理が冷めてしまいますわ。まずは頂きませんと」

 

リナの料理とプルクラの持ってきたジャンクフードを堪能する。

 

「アレク」

 

暫くして、プルクラが俺に包みを投げ渡してきた。

 

「これは?」

「私からの餞別」

「……開けても?」

「開けて。持って行って貰わないと困るから」

 

言われて包みを開ける。

中に入っていたのは、指抜きと表されるグローブだった。

手の甲にプレートが着けられている……どちらかと言うと防具の様なものだ。

 

両手にはめる……サイズはぴったりだ。

 

「防刃、難燃の繊維で作ってあるってさ」

「プルクラ……」

「……ちゃんと、帰ってきなよ」

「おう」

「私からはこれを……と言っても、プルクラさんのものに比べると防御に何も寄与しませんが……」

 

リナが差し出したのは、ニットキャップ。

黒に赤い稲妻があしらわれている。

いつも使っているやつの、新品だ。

 

「……古くなってたから、助かる。でもこれ……どこで売ってたやつだ?市販品じゃなかった気がするんだが」

 

昔、闘技場に居た頃は黒のキャップにシールで稲妻貼ってたし。

今使ってるやつは俺が苦戦しながら縫い付けた代物だ。

 

「私の手作りですわ」

「え……」

「お気に召すと良いのですが」

「そりゃ……」

 

被ってみる。

プルクラもそうだったけど、不気味なほどぴったりだった。

 

「……気に入るさ」

「うふふ。それなら良かった」

「私からはもう贈ったからね!」

「はいはい」

 

俺の背中を押してくれる仲間……イングリッドに言われた事を思い出す。

俺ひとりでは届かないかも知れないけど……。

 

コイツらのお陰で、届くかもしれない。

 

「……ありがとな」

 

ニットキャップを少し降ろして、目線を隠しながらそう言った。

三人は一瞬キョトンとして、

 

「……珍しいね、アンタがそうやって礼言うのは」

「やかましい……だが……感謝してる」

「うふふ。苦労した甲斐がありましたわ」

「アレク、負けたら承知しないからね!」

「負けねぇよ」

 

お前達に支えてもらったんだから。

 

「俺は勝つ。勝って、帰ってくる。お前たちのところに」

「待ってるから」

「ああ……!」




仕事が忙し過ぎて忙殺されてますがなんとか頑張ります……。
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