青春の記憶は、黒い悪夢に染まる   作:kuremurin

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天白シア 全体図 AIを使用しました

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第6章 戦闘訓練

コンビニから少し歩き、周りに廃れたビルが辺りに多くなっている場所まできた。

 

 

 

コウ「うん、ここらへんが良さそうだ。」

 

 

 

コウ「準備できた?」

 

 

 

シア「はい。私はもうできてますよ。」

 

 

 

私はシアと距離を取り向き合うような形になったあと、コンビニから持ってきた手榴弾を取り出す。

 

 

 

銃はコンビニにあったアサルトライフルだ。

 

 

 

様々な投げ物も持ってきている。

 

 

 

コウ「じゃあ、この手榴弾が起爆したら開始ね。」

 

 

 

コウ「戦闘終了の条件はどちらかが降参するまで。」

 

 

 

シア「分かりました。」

 

 

 

手榴弾のピンを抜き、私とシアに爆風が当たらない場所に投げる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダァァァァン!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

手榴弾が破裂する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

手榴弾が起爆した事によって煙が辺りに舞う。

 

 

 

コウ「(この煙を生かす。)」

 

 

 

私は煙に乗じてシアへ奇襲をかけようとする。

 

 

 

だが…

 

 

 

シア「遅いです。」

 

 

 

コウ「!?」

 

 

 

私より先にシアが仕掛けに来ていた。

 

 

 

それと同時に銃床で攻撃している。

 

 

 

コウ「ぐっ…!」

 

 

 

私は反応できずにお腹にモロに食らい数m吹き飛ぶ。

 

 

 

コウ「(あんなに細い身体でなんて威力だせるの…!)」

 

 

 

コウ「(でも…まだ行ける。)」

 

 

 

すぐに立て直そうと態勢を整えようとシアがいる方向に目を向ける。

 

 

 

そこにはシアが私に向かって白いアサルトライフルを向ける姿があった。

 

 

 

だが、アサルトライフルの銃口の先から謎の水色の光が見えた。

 

 

 

コウ「(嫌な予感しかしない!)」

 

 

 

嫌な予感を感じた私はシアの目線を切るためビルの中へと入る。

 

 

 

そして放たれたものはレーザー弾だった。

 

 

 

着弾した場所は溶けるように壊れている。

 

 

 

シア「やはりこの銃は何故かよく手に馴染みます。」

 

 

 

着弾した部分を見て冷や汗をかく。

 

 

 

コウ「(銃も天童アリスと似ているのか…?)」

 

 

 

コウ「(正確にはアリスのではないんだけど。)」

 

 

 

コウ「(でもそうだとしたら、下手したら耐えられるか怪しい…!)」

 

 

 

シアは私を見失ったらしく辺りを警戒している。

 

 

 

コウ「(なら。)」ダッ

 

 

 

ビルの二階へと駆け登り今度は二つ手榴弾を取り出す。

 

 

 

コウ「直接ダメージを与えるまで!」

 

二階の割れた窓から手榴弾を投げると共にキヴォトスの生徒の体の頑丈さを信じ二階から飛び降りその勢いを使いシアへ接近戦を仕掛けに行く。

 

 

 

シア「甘いです。」

 

 

 

でも、シアはそれを予知していたかのように手榴弾を二つとも掴み私の方向に投げ返してくる。

 

 

 

コウ「なっ…」

 

 

 

ドォォォォォン!!!

 

 

 

投げ返してくるとは予測できず、またもや私はモロに爆発を食らい地面を転がる。

 

 

 

コウ「(血が頭から流れてフラフラする…)」

 

 

 

コウ「まだ…!」

 

 

 

そんなの関係ない。諦めずに立ち上がり再び接近戦を仕掛けに行く。

 

 

 

今度はシアへとスモークグレネードを投げ、また辺りを煙で包む。

 

 

 

シア「…!」

 

 

 

コウ「さっきよりもっと、全速力で…!」

 

 

 

煙でシアを覆いどこから来るのか予測できないようにする。

 

 

 

今度はこっちのばn…

 

 

 

シア「そこですね。」

 

 

 

コウ「なんで…!」

 

 

 

煙の中であらゆる方向からアサルトライフルの銃撃、打撃を仕掛けに行っていも全て簡単にいなされてしまう。

 

 

 

それどころか全てにカウンターを取ってきて逆にこっちがダメージをくらう。

 

 

 

レーザー弾。拳。蹴り。アサルトライフルの銃床。

 

 

 

見る見る内に体がボロボロになっていく…。

 

 

 

 

 

煙が晴れる頃には。

 

 

 

 

 

私は全身ボロボロ。レーザー弾を食らった部分からは血が流れていて、息も絶え絶え。血のせいで片目もよく見えない。

 

 

 

対してシアは一切ダメージを受けていない。全く疲れていない。

服にチリ一つも付いていなかった。

 

 

 

コウ「どうして私の行動が全て分かるの…?」

 

 

 

シア「読んでいるわけじゃないんです。」

 

 

 

コウ「…どういう事?」

 

 

 

シア「自然に頭の中にコウさんの動きが浮かんできて。」

 

 

 

コウ「そうなの…!」チャキッ

 

 

 

私のダメージ状況的にこの攻撃が最後。

 

 

 

ダダダダダッ!!

 

 

 

移動しながらアサルトライフルを撃つ。

 

 

 

シアはすぐさま障害物に身を隠す。

 

 

 

隠れたの確認して、そこへ手榴弾を投げる。

 

 

 

シアは障害物から離れ私が投げた手榴弾をまた投げ返しながらレーザー弾を打ってくる。

 

 

 

私は手榴弾を喰らうのを覚悟でフラッシュバンを投げる。

 

 

 

ドォォン!!

 

 

 

コウ「ぐぅっ…!」

 

 

 

熱い。痛い。

 

 

 

レーザー弾も当たった部分が直接焼かれ、耐え難いダメージになる。

 

 

 

でも1ダメージも与えられずに負けるのは嫌。

 

 

 

手榴弾の爆風を受けながらも目を腕で覆う。

 

 

 

フラッシュバンが起爆し、眩い光が辺りを包む。

 

 

 

コウ「(ここしかない!)」

 

 

 

私は走りながら腕を下げ、銃を撃とうと構えると。

 

 

 

チャキッ

 

 

 

シア「終わりです。」

 

 

 

後ろからシアの銃が私の頭に突きつけられていた。

 

 

 

コウ「…はは。」

 

 

 

コウ「降参。完敗した。」

 

 

 

もう立てれる気力もない。

 

 

 

私は床に倒れ込む。

 

 

 

シア「私の勝ちです。」ムスー

 

 

 

シアは嬉しそうにドヤ顔してるし。

 

 

 

コウ「私、一応銃とか扱える様になってきたんだけどなぁ。」

 

 

 

シア「ですが、まだ足りませんよ。」

 

 

 

コウ「シンプルに傷つくこと言うね、君…」

 

 

 

コウ「まぁ実際そうだから何も言えないや。」

 

 

 

 

 

コウ「…ねぇ、シア。」

 

 

 

シア「はい。」

 

 

 

コウ「もし、私がシアに勝ったらさ。」

 

 

 

 

 

コウ「私の部下になってくれない?」

 

 

 

 

 

シア「…はい?」

 

 

 

コウ「私にはある目標があってさ。」

 

 

 

コウ「目標を達成するには私が強くならないといけない。」

 

 

 

コウ「この世界でも生きていけないしね。」

 

 

 

シア「そうですね。」

 

 

 

コウ「シアってさ、自分の事は何もかも知らないんでしょ?」

 

 

 

コウ「だったら自分の事を知るにも知らないにも、活動拠点は必要でしょ?」

 

 

 

シア「………。」

 

 

 

コウ「私はちょっと特殊な組織に加入してて。」

 

 

 

コウ「そこでなら何か情報を得られるかもしれないよ?」

 

 

 

シア「!」

 

 

 

コウ「ま、考えとくぐらいでもいいからさ。」

 

 

 

コウ「今日はもう体動かないや。」

 

 

 

コウ「身体中が痛いよ…」

 

 

 

コウ「向こうに私がよく使う場所があるから、今からそっちに向かう。」

 

 

 

コウ「でも私、見ての通り体ボロボロだから歩くのもきついんだよね。」

 

 

 

コウ「少しの間、肩貸してくれない?」

 

 

 

シア「分かりました。」

 

 

 

シア「…貴方の部下になるという提案の答えは考えておきます。」

 

 

 

シア「ですが、私を部下にするには厳しいのでは?」

 

 

 

コウ「ん?」

 

 

 

それって…

 

 

 

シア「私はコウさんよりも強いですよ?」

 

 

 

コウ「君はナチュラルに私のこと煽るねぇ…。」

 

 

 

コウ「いつか1本取ってやるから覚悟しておけよ〜?」

 

 

 

シア「ふふっ…楽しみにしています。」

 

 

 

私はシアの肩を借り、歩きだす。

 

 

 

少しは銃も扱えるようになったはずなんだけどな…

 

 

 

ここまで圧倒されるなんてね。

 

 

 

シアって冷たそうなイメージ持ってたけど意外とドヤ顔したり感情豊かな子だね。

 

 

 

さっきまで培養液の中にいたとは思えないぐらい。

 

 

 

 

 

 

 

…にしても、あの銃…なんの技術が使われてるんだ?

 

 

 

天童アリスの銃…銃…?はミレニアムのエンジニア部が予算を大幅に叩いて作成していたレールガン。

 

 

 

なんだっけ…確か、製作した理由は「ロマンだから」…だったっけ。

 

 

 

レールガンの見た目通りサイズがデカいからとてつもなく重く、誰も持てないから実質天童アリス専用武器になっていた。

 

 

 

チャージ時間が必要だけど、そのかわりにチャージが終わると絶大な威力を誇るビーム砲を撃っていたなぁ…。

 

 

 

でも通常の弾丸はそこまで連射できなかったはず。

 

 

 

シアが持つ銃は見た通りアサルトライフルが元になっているからサイズの関係でチャージができる機構なんて作れないはず。

 

 

 

もし作れたとしても、熱やら圧力か何かで銃側が耐えられない。

 

 

 

そのかわりにレーザー弾を連射できるようになっているってことなのか…?

 

 

 

体の頑丈さが足りていないからか、それでも一発喰らっただけで相当なダメージを受けた。

 

 

 

コウ「…何とかしていかないとなぁ…。」トボトボ

 

 

 

シア「どうしたんですか?」

 

 

 

コウ「なんでもないよ…。」

 

 

 

コウ「君が強すぎるせいでどう勝つか悩んでるだけ。」

 

 

 

そう話しながら部屋に歩くのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




戦闘描写も難しいねぇ…。

コウもゆっくり成長していくので楽しみにしていてくだせぇ。






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