野比のび助に転生した僕は今日も日常を謳歌する 作:全裸土下座
のび太のママって十分エロいと思うの。
「きゃっ、あなた……もう、のび太が起きちゃいますよ?」
口では抗いながらもママの息は既に乱れ、瞳は期待で潤んでいる。
僕は彼女の寝巻に手を挿し入れ、その温かい肌を撫で上げた。
毎日のように抱いていても飽きることのない、敏感に開発された肉体。僕の指先が触れるだけで、彼女は小さく震えて耳まで真っ赤になる。
僕の下腹部に強烈な熱が集まる。
「ああ、あなた……すごい、硬くなってる……」
ママは僕の屹立した一物をうっとりと見つめ、こちらの胸板に手を這わせる。
「のび太は起きないさ。さあ、今夜もたっぷり愛し合おうじゃないか」
乱暴に寝巻を剥ぎ取り、彼女を布団に押し倒した。
彼女の太ももを割り、その既に濡れた滑らかな奥へと湧き上がる情欲のままに容赦なく捩じ込んでいく。
「あ、はぁっ、あなた……あぁっ……! 」
シーツを強く握りしめ、声が漏れないようにか、口を必死で抑えながら彼女は激しく悶え喘いだ。
僕が与える悦びが彼女の全身に迸り身悶えする。普段のヒステリックな母親の顔とはかけ離れた、快楽に翻弄される雌の姿がそこにはあった。
僕は自分の強靭な腰のピストンを休めることなく、彼女の体を幾度も絶頂に叩き落とした。
「は、はぁ……っ! あなた、もう、だめ、おかしくなっちゃう……っ! 」
「僕もだよ、もう出る……っ」
「ええ、ええ……っ! あなたの全部、全部ちょうだい……っ! 」
最高潮に達したそれから、限界を迎えた絶頂のままに、彼女の最奥へと一気にぶちまける。
抱き合い、唇を交わしながら、最後の一滴まで残さず注ぎきる。
ママは私の背に手と足を絡みつかせながら大きく身体を反らせ、子宮を震わせ激しく絶頂した。
一階の寝室に熱い吐息だけが残る。
ママは僕の胸に抱かれ、心地よい疲労感の中でくたりと身を預けていた。
僕も彼女の丸い肩を優しくなでながら確かな満足感とともに天井を見上げていた。
僕が転生していることに気づいたのは戦争で田舎に疎開していた時だった。
「白ゆりのような女の子」で話していた時間軸。
僕は絶望した。
便利な平成令和の記憶を持ったまま伝聞でしか知らない太平洋戦争末期に自我を取り戻した僕の絶望が伝わるだろうか。
そこからの日々はまさに地獄だった。日常がギャップとの戦いで、何もかもに不平不満が止まらなかった。死にたいと思ったことも一度や二度ではないし、いくら将来的には社会がよくなり便利になるとしても、今この瞬間の劣悪な環境に耐えられない気持ちはどうしようもなかった。
僕が死を選ばなかったのは、結果論でしかない。
まぁ、結局のところ『人は慣れる生き物』ということだ。
鶴喰梟先生も言っていた、「人生は妥協だ」と。
そんなこんなで、戦争が終わり、故郷に戻ってお父さんお母さん(将来の息子からしたら、おじいちゃんとおばあちゃんか)に再開し、疎開先で色々あったと誤魔化して人が変わってしまったことの言い訳もして、少年時代を過ごした。
中学生になると、原作通り将来有名な画家になる柿原先生と出会った。“自分”は絵には正直興味はなかったが、いい人だったので彼の暮らしていた「落目荘」に通っては絵を描いていた。
当然絵は何枚ももらった。先生の作品は高く売れた。
そうして絵を描きながら学生をしていると、金満兼子という美人と知り合った。
そういえばこんな話もあったな……と曖昧な記憶を回想しながら彼女と仲を深めた。
彼女は高慢なところはあるが、美人で素晴らしい女性だった。彼女の父親は「娘と婚約すれば私の金とコネで世界的な大画家にしてやるぞ」と言ってきたが、僕には興味がなかった。
なので、彼女との婚約話は流れることになった。
それはそれとして、兼子さんのことは抱いた。
彼女は遊んでいるように見えて実は初心でとても可愛らしかった。
僕が押せ押せでアタックしたら簡単に流されてしまった。
胸もデカいし尻もデカいし体がエロくて最高だったが、彼女と一緒になったらのび太が生まれてこなくなるので、彼女との関係はあくまで遊びにとどめた。
兼子さんは僕と結婚する気満々で、婚約しないと言ったら泣きわめいて縋りついてきたが、説得してセフレとして関係を継続することで話がついた。以降、彼女とは仲良くさせてもらっている。
彼女はその後、大家という男を婿にとって子供も産んだそうだが、「のび助さんの子よ」と言っていた。
その気はなかったが托卵してしまったらしい。
その日は興奮していつもより盛り上がった。
そして、「のび太のママ」でお馴染みの玉子さんと出会って、交際を始めた。
彼女は少し気が強いところがあるが可愛い女の子だった。
結構ちょろくて、褒めたらあっさりヤれた。処女だった彼女を僕色に染めるのは容易で、若い彼女は快楽に染まった。
最初のころは避妊をするように言っていた彼女だったが、惰性で中出しして愛をささやくとのぼせあがって、生中も流れで許してくれるようになったので、それからはずっと避妊はしなかった。
ただ、運命というものなのか、結婚するまで子供ができることはなく、そのことで彼女は割と真剣に悩んだり鬱になったりしたようだった。そうなったときの彼女は面倒なので、僕は兼子さんのところに行く回数を増やしたりした。
忘れもしない昭和三十四年十一月三日。
僕からプロポーズをして結婚した。
その日は感激した彼女が積極的だったものだから、朝になるまで盛り上がってしまった。お互い汁まみれでぐっちょんぐっちょんに絡み合って気絶するように意識が飛ぶまで交わった。
そうしてのび太が生まれた。
そのことについて特に思うことはない。
僕は野比のび太の父親というキャラクターだし、それ以上でも以下でもない。
父親になったことで愛情が芽生えるかと思ったが、そういうのもなかった。世の父親たちはこの子供という生き物にどうして愛情を持てるのだろうか? 実に不思議だ。
僕にとってのび太はどうでもいい存在としか思えなかった。将来大冒険をして世界を救ったり国を救ったり色々するんだろうけど、そういうのも含めてどうでもいい。
かわいそうになぁ、こんな男が父親で。
現在。僕は普通のサラリーマンとして働きながら家ではママの夫でのび太の父親として日々を過ごしている。
偶に仕事と言って兼子さんに会っては不倫をして、金をもらうことも。
満ち足りた人生を送っている。
このまま山も谷もなく人生を送れればいいのだが、
「うそだぁ!! 帰れ!! そんなでたらめ信じないぞ!! 」
どったんばったんと暴れる音が聞こえる。
お正月から騒々しい。
ついにこの日が来たようだ。
続くかもしれない。
次は浮気の濡れ場書こうかな。
柿原先生(第6巻「この絵600万円」より)
……洋画家の先生。のび助と出会った頃はひどい貧乏暮らしで誰にも認められていなかったが今では成功している。この作品では彼が描いた絵の何枚かは兼子さん経由で売買されて高値がついた。
金満兼子(第43巻「のび太が消えちゃう?」より)
……性格に多少の難はあるが金持ちで美人の女性。もしかしたら結婚していたかもしれない人。この作品ではのび太のことや、(あの父親が養父になるのはなぁ……)という思いから結婚することはなかったが肉体関係は続けている。体の相性はいい。二十年の付き合いで今でも美人。年々色気が増している。婚約の第二候補だった大家さんを婿に迎え、彼は画家として成功したが夫婦生活は冷めきっている。子どもは娘が三人。夫は托卵されていることに気づいていない。