ホシノと最悪な喧嘩別れをした男子生徒のお話   作:如月トッポ

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皆様お久しぶりです!如月トッポです!!

滅茶苦茶投稿遅くなってすみません……。

これ本当に書くの難しい……、書きたくないとかじゃなくて難しい……。

何度も言っちゃうけど本当にまじで過去イチで書くの難しい、どうやってホシノを曇らせ続けるか……。


救われるのだから

 

 

 

第三話 救われるのだから

 

 

 

「確か、調月リオさん....でしたか」

 

「.....流石に知っているのね」

 

「知らない方がおかしいでしょう」

 

 

 

 目の前の人物が全てを見透かすようにこちらを見てくる。

 

 ミレニアムサイエンススクール、セミナー所属生徒会長調月リオ、ミレニアムサイエンススクールことこの学校のトップである、文字通りの天才。

 

 そして合理主義者。

 

 

 

「早速だけれど本題に入るわ」

 

「了解しました」

 

 

 

 どうやら本当に無駄というものがないらしい、会話も最低限なのか。

 

 

 

「今回の契約だけれど、貴方には私の秘書のようなもの、つまりトキの同期のようなものね、それになって欲しいというものよ」

 

「ピースピース」

 

「......そのような記述はありませんでしたが」

 

「えぇ、無いわ」

 

 

 

 確かにおかしいと思った、契約には転校という記載のみ、それだけなら理由が分からないしおかしい。

 

 だがそれでも報酬に目がくらんだ、そして学校間の契約のためある程度は大丈夫だと思い来たが......トップがこれじゃそれも怪しいか?

 

 

 

「(警戒すべきか...)」

 

 

 

 俺が半身を引き姿勢を低くさせようとしたその時。

 

 

 

「そして、これは今度こそ本当の契約書よ」

 

 

 

 一つの紙が差し出される。

 

 

 

「.....読まさせて貰います」

 

 

 

 それを受け取り、しっかりと、満遍なく目を通す。

 

 

 

 変わっていたところはまずは文章が簡潔にまとめられて誰でも読めて分かるほどになったこと、そして先ほどの条件が追加されていること。

 

 本当にそれだけだった、それに、この文章量なら変なことを紛れ込ませることもできないはずだ。

 

 

 

「おかしいところは....ない、ようですね」

 

「納得してくれたのならよかったわ」

 

 

 

「一応言うけれど、今の貴方には拒否権があるわ、前の契約書は無効になっているから」

 

「随分と良心的ですね」

 

「秘書になったとして関係性が悪くて本来の力を発揮出来ないのは非合理的と思っただけよ」

 

「......なるほど」

 

 

 

 その言葉を受け、紙を片手に立ち尽くす、拒否権という甘い言葉、あの場所へ帰れる、砂嵐の吹き付けるおんぼろ校舎で仲のいい、もはや家族とも言える仲間と共に過ごせる。

 

 一度失ったと思ったものが帰ってくるかもしれない、そんなことを考えると足が立ちすくむ。

 

 

 

「.........くだらないですね、元より同意してたんです、今更帰るなんてことしません」

 

 

 

 訳が無かった、帰らない、いや、帰れない、会わす顔がない、俺は何を言ってここに来た?どんな引き留めるための言葉を無視してきた?どんな想いを無視してここに来た?どれだけ大切な人を置いてここに来た?

 

 そもそも、その程度で意思が揺らぐ人間ならばアビドスに入学してすぐ別の高校に転校している。

 

 

 

 あの時の涙と、言葉と共にそんな未練は置いてきたんだ、置いてきたのだから、あの間はきっと別の何かのはずだ.......。

 

 

 

「そう、なら、サインをお願い」

 

 

 

 トキが後ろから簡易的な机とペンを渡してきた、これで本当の最後、これで救われるのだから。

 

 サインを書き始める....。

 

 

 

「二つ....質問して良いですか」

 

「.....良いわよ、答えられる範囲で答えるわ」

 

 

 

 なぜかそんな言葉が出た、もう聞くべきことなどないのに。

 

 

 

「アビドスへの支援は嘘では無いですよね」

 

「嘘なんかじゃないわよ、様子見くらいは行かさせてあげれる」

 

「.......では、なぜ、自分なのですか?」

 

「なぜとは?主語が足りないわ」

 

 

 

 俺は顔を上げ、リオの方へ目線を向ける。

 

 

 

「なぜ自分を選んだのですか数ある学校、数いる天才、何故自分なのですか」

 

「勧誘に一番現実性があったからよ」

 

 

 

 なるほど、確かに、つけ入る隙は多かっただろう、それに、現にここにいるのが何よりの証拠か.....。

 

 

 

「そして、あんな田舎で潰すにはもったいない才能だったから、かしら」

 

「あ゛?」

 

 

 

 ペンが粉々になる音が響く。

 

 

 

「失言だったわ、謝罪する」

 

「.............ペンをもう一本下さい」

 

 

 

 吹き出しかけた怒りを抑えてペンをもう一本要求する、いや、人なんだ、間違いくらいはある、それにアビドスが今となっては田舎なのは事実だ。

 

 そう、間違いの一度や二度はある、俺もよく失言したんだ、その度ホシノが威圧してきて、ユメ先輩がなだめて.....。

 

 

 

「(今は関係ない話か....)」

 

 

 

 俺はペンを受け取り一息で契約書にサインを書き入れた。 

 

 

 

「書いたわね、契約成立」

 

 

 

 サインを書き入れた契約書をリオが持っていきそれを見ながらそう言う。

 

 

 

「ようこそ、歓迎するわ、如月トア」

 

「どうも(声色が変わらねぇからわかんないな...)」

 

「今日はもう帰ってもらって良いわ、部屋はこっちで既に用意しているから」

 

 

 

 用意している、つまりこの契約を断るわけがないと最初から分かってたのか、いや、そりゃそうか、それだけ破格だったんだ。

 

 

 

 と、その時一台のドローンが目の前へ飛び出してきて、ホバリングしている。

 

 

 

「そのドローンについて行けば辿り着けるわ、まず今日は休んで、明日から細かい説明をする」

 

「ご丁寧にどうも」

 

「その方が合理的だもの」

 

「......そう」

 

 

 

 俺はリオから感情を読み取るのを諦め踵を返しドアへ向かう、するとドローンはその動きを感知して先回りをして誘導していく。

 

 

 

「....では、さようなら、また明日」

 

 

 

 そう言い俺は部屋を出た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 残された部屋に沈黙が満ちていた、そしてその沈黙を破ったのはタイピングの音であった。

 

 

 

「リオ様、今は何をしているのですか?」

 

 

 

 トキが画面を覗き込むように近づきながらそう疑問を問いかける。

 

 

 

「ハッキングよ」

 

「ハッキングですか、一体なんの?」

 

「彼のスマホ」

 

 

 

 その言葉が無機質な音が満たす部屋に反響する、彼、今のキヴォトスでその代名詞が指すのは一人しかいない。

 

 

 

「それは一体なぜですか?契約はもうしましたが」

 

「連絡先の削除よ、アビドスの生徒との」

 

「......そう、ですか」

 

 

 

 

 

 

 今度こそ部屋に本当の沈黙が流れた。

 








こんな駄作をここまで読んで下さってありがとうございます!!

ホシノ要素なくて本当にごめんなさい!!

アンケートをとるのですが、現在二個の構想がありまして……。

このまま次の話で時飛ばして本編突入してホシノをしっかり絡ませて曇らせるか、

二個目がこのまま時系列しっかりさせて書いていくか…、

前者は構想も割とあるしホシノ出せるけど時が本編突入まで飛んじゃって(この直後の話は後々出すことも勿論できるけど)
後者は構想もあまりないしホシノ殆ど出せないだろうしテンポ悪いけど時系列順という……。

良ければアンケートに答えて貰えると嬉しいです…。


最後に!モチベーションと投稿頻度が上がるので!是非お気に入り登録や評価にここすき、更に一番投稿頻度が上がるので感想の方よろしくお願いします!!疑問とかホントに些細なことで本当に良いので!

次の話どうしよう……

  • 時飛ばしてさっさとホシノを出せぇぇ!!
  • このまま時系列でミレニアムのこと書いて
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