僕の超電磁ヒーローアカデミア   作:アールエー

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星の保育園の理事長の名前、カエルラをカルエラと間違っていました…。原作読んで書いた筈なのに…。
指摘、ありがとうございます!
ヤベッ、八断死門陣で斬られる!?



その24 体育祭が終わって

 

体育祭も終わり、最後のホームルームも終わった。後は帰るだけ。

明日と明後日の2日間、学校は休みとなった。流石に疲れたから、僕もゆっくり休むか!

 

「あ、デクくん!」

 

「お茶子ちゃん、お疲れ様!楽しかったね、体育祭!」

 

「うん、遅くなったけど、優勝おめでとう!」

 

「ありがとう、お茶子ちゃん!」

 

「それで、その…」

 

お茶子ちゃんは何やらモジモジしだした。

 

「疲れているとは思うけど…明日か明後日、時間があれば…」

 

「あり余ってます!」

 

デートか?デートのお誘いなのか!?

我が世の春か!!おい、峰田くん、そんな目で見ちゃ駄目だ!今はその嫉妬の目が心地良く感じるよ!

 

「体育祭終わってすぐだけど…鍛えたいの!」

 

「…武術、本気でやってみる?」

 

うう、向上心が高いね。

デートじゃない…と言っても、先ずは仲の良さを深めないとね。

2人で会って、話して、共同で何かをするのはより仲良くなる近道だと教えて貰った。

恋人同士になるには、出会ってすぐに告白したりする方法もあるけど、じっくり仲良く、それでいてお互い意識し合う様なやり取りをして告白するのも手だそうだ。

特に奥手の女子にはね。

 

「お願い…できる?」

 

「もちろんだよ!今までは体育祭の為に駆け足で拳法を教えたけど、時間があるならじっくり形を教える事ができる」

 

「それじゃ、明日…」

 

その時、僕の携帯電話がなった。

ん?誰…ゼッカ師匠!?

 

「は、はい、緑谷です!はい、はい、ありがとうございま…明日から特訓!?いや、一応優勝して…辛勝って、かっちゃんは天才…。いや、明日は勘弁して下さい、大事な用事が…へっ?その代わり明後日から屠龍破骨の技の特訓!?なんですか、その物騒な名前…はい、分かりました!!ですから明日は駄目ですよ!では!!」

 

ふう〜!ため息をついて僕は電話を切った。

 

「あ、あの…デクくん?忙しいなら明日は止めても…顔色悪いよ?」

 

「だ、大丈夫!明日、待ち合わせしよう!」

 

大丈夫、大丈夫に決まっている!

だから峰田くん、その哀れな犠牲者を見る目は止めてくれ!!感が良すぎるよ!?

 

 

そしてお茶子ちゃんとの天国の様な修行をした次の日、師匠達と地獄の様な拷も…修行をした。

 

 

あくる朝、前日は休みの筈だったのに草臥れ果てた姿で学校に到着すると、飯田くんに遅刻だぞっと声をかけられた。

 

「おはよう、飯田くん。遅刻にはまだ余裕があるよ。それより、お兄さんが敵に襲われたとかニュースになっていたけど…」

 

「兄の件なら心配ご無用だ、いらぬ心労をかけてすまなかったな」

 

そう言うと、颯爽と歩き出す飯田くん。

うーん、何となくまずい気がする…。

飯田くんは何らかの覚悟を決めたんだろう。今のところ、どういう行動に出るか分からないが。

こちらに相談してくれたら良いのだけど、あの感じだと多分しないな。相談できないって事は、もしかしたら復讐とか考えている?

お兄さん、亡くなったって報道は無かったけど、もし復讐とか考えているなら恐らく、ヒーローとして致命的な怪我をしてしまったのか…。

 

こういう時はどう話して良いか分からないよ…。相澤先生とか、頼りになる大人の人に相談してみようかな。

 

教室に入ると、興奮冷めやらぬといった雰囲気で皆が話し合ってた。

聞いてみたら、駅や道端で話しかけられたそうだ。中にはどんまいコールされた人も、若干一名いたみたいだけど。どんまいです。

 

「緑谷はどうだった?」

 

「子供の集団に殴られた」

 

「??なんだ、それ!?」

 

そうなのだ。一昨日お茶子ちゃんと待ち合わせの公園に行くと、小学生の集団に囲まれて超電磁正拳突き〜とか騒がれたのだ。

それで他の人に当るから、自分に向かって打て、なんて言ってしまったものだから、前から後から、次々殴られる事に。

 

「いや、何してるんだ緑谷」

 

「下手な事は言わない方が良いよね…」

 

そこで「おはよう」と先生が来て、瞬時に大人しくなったクラスに、ヒーローネームを決める事と、職業体験、そしてヒーローからの指名数を話された。

指名数は僕が4000件オーバーの1位、2位が轟くんでかっちゃんが3位だった。

 

「爆豪、ベスト8の轟に負けてんじゃん!」

 

「態度も言動も悪かったのと、麗日への攻撃が酷かったからな!」

 

「プロなら実力で判断しろやクソが!」

 

兎にも角にも、この中から職業体験のプロはヒーローチームを選ばないとならない。数が多過ぎるのも大変だ。

 

そしてミッドナイト先生が来て、ヒーロー名を決める時間が始まった。

相澤先生はセンスがないとかで、完全にミッドナイト先生に投げている。職場放棄じゃないのかと思うが、恐らく多分、今迄散々センスがない事を言われてきたのだろう。心が折れたのかな?

まあ、先生の事だからセンスある人が担当するのが合理的、とでも考えたのだろう。

 

さて、ヒーロー名である。

自分のヒーロー名をどうするか。実のところ、既に決めてある。

かつて、空手を習う時に言われた言葉がある。

 

「空手道の本質を一言で表すなら…愚!誠を内に秘め、信じる道を愚直に貫く道!」

 

かっちゃんに「木偶の坊」と言う意味で付けられた名前、頑張れって感じで好きだと言って貰えた名前。愚直に、真っ直ぐヒーローへの道を行く名前。

 

「超電磁空手ヒーロー、デク!」

 

この名前しか思い浮かばない。僕は道を貫いて、最高のヒーローを目指すんだ!

 

「と言う訳で、僕のヒーロー名の名付け親は爆殺王だよ!」

 

「うるせぇ!デク!!大体、何で爆殺王が駄目なんだよ…!?」

 

爆殺王って名前を却下されたかっちゃんが嘆く。多分、ヒーローなのに「殺」って付いてるからじゃないかな〜。

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