僕の超電磁ヒーローアカデミア   作:アールエー

44 / 44

すみません、仕事の都合でまた短めです。
また夜間作業や…。


その44 カラテ大戦争

 

「ゲッホ!!くっせぇぇ…」

 

かっちゃんが僕と同じく黒い液体でワープしてきた。続いて、他の(ヴィラン)達も次々とワープアウトしてくる。

 

「また失敗したね弔」

 

オール・フォー・ワンは死柄木に話しかける。慰める様な、教える様な。少なくとも、聞いている限りのセリフだけなら、良い教師に感じるよ。オールマイトよりも。

 

「いくらでもやり直せ。その為に(せんせい)がいるんだよ。全ては、君の為にある」

 

覇気をまといながらも、これだけの教育を行う。年季が違うと言うべきかな…。

 

「ところで緑谷くん」

 

呼ばれてビクッとなる。な、なんだ…!?

 

「君の師匠は闘えと言ってきたけど、僕は君を迎え入れたいんだ」

 

……やっぱり、コイツが僕を狙って攫わせたのか…!?

 

「君は空手を使い、遥かに強く成長した。そこまで強くなったら、もう全力で闘う事はできないのではないかな?」

 

それはそうだ。学校でも半分は手加減の練習だしね。

 

「君は、君達はもう、全力で闘う事はほとんどないだろう。せっかく其処までの力を身に付けたのに、全く使えないんだよ」

 

オール・フォー・ワンは、それこそ残念な声で語り掛けた。これがカリスマって奴なのか、聞くなって思っていても聞いてしまう。

 

敵連合(こちら)に来ないか?緑谷くん。こちら側なら、全力で闘う事ができるよ。街への被害なんて気にせず…」

 

ここまで話して、それを遮る声が響いた。

 

「出久!!空手に能書きはいらねえ、闘え!!」

 

「…ゼッカ師匠!」

 

まるでスイッチが入ったかの様に、その声で心が起動する。身体が戦闘態勢に入る。

 

「…ふむ、やはり簡単にはいかんか。それに、向こうからも来たようだ」

 

ズドンッと近くに降り立つのは、オールマイト!

 

「ずいぶん遅かったじゃないか。衰えたね、オールマイト。もう、残り火も尽きかけているのではないか?」

 

「少々道に迷ってね!待たせたな緑谷少年、爆豪少年!もう大丈夫、私が来た!!」

 

オールマイトが構える!ここはプロヒーローのオールマイトに任せるのが普通で、当たり前なのだけど、そうはいかないのが空手家で、武術家なのだ。

オールマイトの肩に手を乗せたのは、ドンファー師匠だった。

 

「まあ少し待ちねぇ、オールマイト。ここは一つ、出久の若造に任せてやってくれねぇか。なぁ?」

 

「な…ドンファーか!?しかし、緑谷少年はまだヒーロー免許を持ってない…」

 

「なに、少しばかり拳を交える……いや、『死合い』をするだけだ。それよりもオールマイトには、周りの雑兵の掃討と、逃げ遅れた者たちの救助に力を貸していただきたい」

 

「む…しかし…」

 

でも、ドンファー師匠の言う通り、激しく爆発したアジトは周囲の家屋も破壊して、あちこちでうめき声が聞こえてくる。

それにここへ送られてきた(ヴィラン)達も、既に臨戦態勢だ。もちろん、かっちゃんも。

 

「オールマイト…。すみません!ここは闘わせて下さい!あなたの後継者として、そして僕が鍛え抜いた空手の成果を見て下さい!!」

 

「待てや、デク!俺も闘うぞ!」

 

「緑谷少年、爆豪少年…。ええい二人共、後でお説教だぞ!私が救助を終えるまでの足止めを頼む!」

 

オールマイトは既に戦闘に入っていたかっちゃんの加勢に入った。僕はあんな事を言ったけど、多分直ぐに(ヴィラン)を片付け、救助をし終わるだろう。

ここは最初から全力で片付ける!

 

「待て、出久!これを着ておけ!」

 

トージ兄弟子が道着を投げて寄越してくれた。胸に輝く超電磁の文字。僕はマスキュラーとの闘いでボロボロになった体操服を脱ぎ捨て、道着を着用する。帯をギュッと締めたら、心まで引き締まる様だ!

 

「ありがとうございます、トージさん!…と言うわけで、速攻で片付けます!」

 

「……僕も舐められたものだね。それでは、早く終わらせて、オールマイトを倒すとするかな」

 

そして僕とかっちゃんと、オール・フォー・ワンの拳が激突した!!

 

ここに、まさにカラテ大戦争が始まる!!





「いや、カラテ大戦争ってなんだよ!?」


オールマイトが闘わないのは、御都合主義です。
実際は間違いなく闘わせないと思います。
かと言ってオールマイトが闘えば原作通り、師匠達が闘えば本物のカラテ大戦争です。多分一方的な、且つ被害は原作以上の。

申し訳ありません。ストックが尽きてしまい、次回まで少し時間を下さい。多分、1週間ほど。仕事が忙し過ぎる…。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

緑谷出久は秩序の守護者と共にヒーローを目指す。(作者:KMヒロ)(原作:僕のヒーローアカデミア)

ポケモン世界の秩序ポケモン、ジガルデが自身のメガシンカに至るために使い手を探す為にヒロアカの世界へ行き緑谷の個性として共にヒーローへ目指す物語▼


総合評価:282/評価:7.55/連載:9話/更新日時:2026年08月24日(月) 17:06 小説情報

僕の超・機神大戰アカデミア(作者:久保サカナ)(原作:僕のヒーローアカデミア)

▼突然降って来た巨大ロボットから幼馴染の爆豪勝己を庇って死んだ筈の緑谷出久▼そんな彼の前にグリリバボイスの転生神ペルデュラボーが現れ、出久はスーパーロボット大戦の世界に転移させられ、魔導書リトル・エイダをパートナーにして『最弱無敵の魔を断つ剣』の一振りとなって戦う事となる▼しかし、帰還した出久はひょんなことから地球を救っていきなりNo.1ヒーローの座を譲られ…


総合評価:313/評価:7.62/連載:7話/更新日時:2026年08月24日(月) 20:46 小説情報

HERO×HERO(作者:ティファールは邪道)(原作:僕のヒーローアカデミア)

これは、もし緑谷出久がとある出来事をきっかけに、念能力を身につけることになったら?というIfストーリー…▼彼は背中ではためくシンボルと共に、ヒーローという名のハンターとなる…▼※題名をHERO×HEROに変更しました


総合評価:435/評価:8.09/連載:6話/更新日時:2026年07月12日(日) 23:16 小説情報

シン・緑谷出久のヒーローノート(作者:忍者にんにく)(原作:僕のヒーローアカデミア)

 ふとしたキッカケから緑谷出久に前世の記憶が蘇って、ヒロアカ原作の知識と諸々の経験を持ったシン・緑谷出久となり、最強で最高のヒーローを目指すというお話。▼


総合評価:96/評価:-.--/連載:4話/更新日時:2026年07月15日(水) 23:40 小説情報

僕のヒーローアカデミア A Little Extra(作者:ジョン堂)(原作:僕のヒーローアカデミア)

 日本に生きるごく普通の一般人だった男は、唐突に【個性】が存在する世界へ転生する。▼ 原作に登場するキャラ達、事件の数々、襲い来る敵、物語の中心『雄英高校』での試練……。▼ 転生主人公が、薄い原作知識とチート【個性】をもって、どうあがいていくか……。▼ これは、そんなよくある話――▼※注意※▼ 拙作・愚作・凡作・駄作、ご注意されたし。▼ 何卒寛容な心をもって…


総合評価:808/評価:7.2/連載:33話/更新日時:2026年08月30日(日) 17:30 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>