転生したらTS直哉みたいなポジのキャラになった 作:お前は甚爾君やない!
前に見たあにまんスレを見て思いついた作品です
誉ちゃんのメスガキ感が好きなので皆も誉ちゃんメイン作品書こうぜ?
◯月✕日
ようやくペンを握って字が書ける年になったのでこれまでの状況を振り返るついでに日記を書くことにする。
一言で言うなら、俺もとい前世(アニオタ大学生)は気づいたら女の子になっていた。これがTS転生か…
しかもだ、転生先は非常に穏やかではない。例えるなら、ピックアップ2倍のガチャを天井まで引いたソシャゲプレーヤーの心並みに穏やかではない。
やれ女尊男卑やら、桃だの魔都だの醜鬼だの
一目で分かる、厄ネタが多い奴やん。
もう少し細かく、そして簡潔に言うとこんな感じだ
魔都にある桃を食べると特殊能力が得られるよ!
→ただし、女性のみに限る
→魔都には人殺し大好きな化け物がいるよ♪
→能力持てない男には人権ないよね♪
うん、これは酷い
大分ネタに振り切って書いてはいるがこれでも間違ってはない。実際に男性の立場は凄まじく、学校では女子より早く登校して掃除やすし詰めの男性専用車両に乗るなど…
もしかしてこの世界に某ウサギの博士いますか?
いやでもブリュンヒルデも何もねえし…ほなちゃうか。
この世界だけでも酷いのだが、俺の生まれた家も中々酷い。
どうにも魔防隊という組織の総組長だかが当主をやっているのだが、そいつが『この家で弱いは立場ねぇから!(意訳)』という頭禪院家な方針を取ってるせいで分家であるはずの我が家庭もヤバい
ワシまだ4歳やで?
そんな子供に何で『本家の人間ぶっ潰せ』とか刷り込もうとするんですか?人の心とか無いんか?
父親は蒸発、母親も何かヤバ目の呪詛を吐き散らす。これが我が家です、賑やかだね(白目)。
とはいえ俺は転生者
転生特典次第では挽回も出来る!
―――そう思ってた時代が俺にもありました。
投射呪法「転生特典ワイやで」
これでどう戦えば良いんだ…
『投射呪法』―――呪術廻戦において禪院家当主の直毘人と直哉の2人が扱う相伝の術式の一つ。1秒間を24分割して動きを作るといういかにも扱いが難そうな能力である。
実際弱い訳では無い
これを持ってた2人が扱いこなせているだけあって、作中では現代術師のトップたる一級の中でもトップ層も取れているように見える。
そう、扱いこなせればである。
動きの作成に失敗すれば1秒間フリーズ、過度な物理法則を破ってもフリーズと才能マンでもないと扱いきれないようなトリッキーさがある
なら俺は使いこなせるか?
いや、無理だろ。1秒を24分割って何?何回か簡単な動きでやったり、試してはみたもののほぼ失敗。
練習すれば成功率は上がるの…のか?
正直、ドブカスや直毘人並みに扱える気がしない
というか何でよりによってドブカスなんだよ
お家事情のせいで俺の顔面潰されたりするのか?丁寧に4カメとレントゲンでボコられ様を鑑賞されるんか?ドブカス
折角なら日車―――は裁判知識ないと無理か、それでも十種とか烏鷺とかグラニテさんみたいな扱いやすい術式が良かった!俺もゴリラ力欲しかった!
しかしだ、まだ希望はある
呪術にはない要素―――そう、桃だ
聞けば桃で身につく力は身体能力を底上げするものが多い。ここでフィジカル強化、あるい六眼ほどとは行かずとも情報処理能力の強化が図れれば術式の拡張も夢ではない。
幸いにも、呪力もある
俺は知ってるぞ!御厨子というハズレ気味な術式でも莫大な呪力量と出力、あとセンスがあれば呪いの王になれることを…!
いや無理か?でも身体強化や反転まで使えれば万々歳だ。こんな転生特典と世界がある以上、戦わずして生き残る事は出来ない。ならやってやるよ!何とでもなる筈だ!
□月△日
前回から大体2ヶ月ほど経った
現時点ではあまり変化はないが、少し鍛錬を始めた
と言ってもあくまでも筋トレだ。
この身体でオーバーワークすると発達や成長が遅れかねんのでそこそこに留めてはいる。
今出来ることとなると術式と呪力の扱い
だがこれもお手本がいるわけでもなければ、虎杖の様に呪力操作矯正呪骸のような便利アイテムがあるわけでもない。正真正銘の手探り
生憎、俺は日車みたいな才能の原石でもなければ天井組みたいなラーニング能力なんてものは無いので最適なのかも合ってるのかも微妙だ。
身体強化っぽい事は何となく出来てる
出来てなかったら4歳の幼女が10kgの米袋とか軽々と持てる訳ないんで、思いの外疲れなかったし。
正しいやり方は分からんが方向性自体は間違ってない気はするし、手探りで呪力操作はこのままやっていこうと思う。
問題となるのが術式の運用
原作では投射の使い手達はフリーズなどせず、片腕を失って弱体化or術式のカラクリを見抜かれ対処されるなどパッと見は難なく使いこなしているように見えた。
が、全然ダメ!
ピーキーなんてもんじゃない!ゴジョータになったばかりの乙骨もこんな気持ちだったんだろう。
短い距離ならまだしも、距離を伸ばすほどフリーズの確率が上がる。投射の真骨頂たる重ね掛けなんて更に成功率は下がる。
それだけじゃない、重ね掛けの場合はそれまで維持していた速度加味した動きを作らなければならない。これがホントに難しい、経験値もない今の自分ではどうしょうもない。
やはり地道にやるしかない。親に隠れて術式の練度を上げていけばいずれ俺も本家
最終目標は呪霊
アレは呪霊の肉体構造を利用した部分も大きいが、桃の能力による拡張性も鑑みれば可能性は大いにある。やはり、目標はデカく行こう。
☆月♪日
ざけんなや
能力被りの
ドブカスが
☆月■日
失礼しました、ショックのあまりドブカス辞世の句が出てしまいました。我ながら情けない。
先日何があったのかも含めて今日の日記をつけようと思う。まず、先日遂に桃を食べる事になった。
こちとらまだ6歳の幼女やぞ?そんなモン喰わせてええんか?―――とはなったが、お家パワーで何とかしてるらしい、ホントにそれでいいのか?
俺はともかく、他の子供にも喰わせているとなると正気の沙汰ではない。精神が未熟な子供が異能を得れば何を起こすか分からない。
なんやかんやあって遂に桃の能力を得る機会に立った。正直メッチャワクワクした。
オールマイトみたいな超パワーとか五条悟みたいなクソチートとか何なら糸使いとかトリッキーな玄人向け能力でも使いこなす気満々だった。
そんな俺に授けられた能力は
事前にプログラムされた行動を超強化された身体能力で実行―――つまり後追いするというものである。
どっからどう見ても投射呪法のパクリである。ホントふざけんなよ?俺が何したっていうんですか!?
ただ、ぶっちゃけこうなった原因については何となく察しかついている。というのもこの桃の能力はランダムに決まる訳ではなく、本人の素養や気質によって決まるという説があるのだ。
つまり、俺が投射呪法という後追い能力を持っていたことで、同じ後追い能力がついてしまったのではないか?という事だ。
因みに
やっぱ終わってるわ…となり、辞世の句を書いたところまでが先日の話。ここからが今日までの話だ。
早速、行雲流水の能力を検証すべく、親に隠れて能力を使ってみた。すると意外にも悪くない能力であることが分かってきた。
まず、投射呪法との相違点としては能力の対象が自分だけに限定されること。これは、投射のような1秒間フリーズスタンが無いことを意味する。
2つ目は速度に限度がある事だ。投射の場合は加速によって音速を超えるスピードに到達していたが行雲流水は速くはあるが、速度が一定となっており、加速という概念がない。
これはある意味利点でもある。投射呪法はその速度故に、加速のための助走を必要とする。その一方で行雲流水にはそれがなく、初速から
恐らく、初速は行雲流水が速いから序盤を行雲流水、そこから投射呪法に繋げるという使い方もできる。
3つ目にデフォルトで身体強化が備わっている事。これは呪力強化とは全くの別物ではあるが、強化幅は中々に高い。
さしずめ、呪霊直哉が加速に耐えられるよう強度が一時的に上がっていたように高速での動きに肉体が損傷しないようになっていると見るべきだろう。
こうして羅列してみれば全くの同じ能力ではなく、ちゃんと特色がある。言うならば『攻めの投射呪法』『安定の行雲流水』と言ったところだろう。
これはいい武器になるかもしれない。相手からしてみれば殆ど同じ能力なのにいきなり24分割で動きを作らないといけなくなったり、加速して音速級の速さで攻撃されるとなればたまったものでは無いはずだ。
暫くは術式の事は黙っておこう。余程のことが無い限りは能力との区別なんてつくはずもないから鍛錬もやりやすくなる。誉先生の次回作にご期待ください。
α月β日
前回から更に数ヶ月経った俺です。
来月でようやく小学生になれそうです。
この幼稚園生の間は呪力操作や能力の研鑽に重きを置いてきたが、中々に悪く無かった。
特に効果があったのはシンプルなハゲマント式筋トレ術だろう。腹筋、腕立て、スクワットをそれぞれ100回、ランニング10kmを毎日やり続けるというもの。
最初の方はマジでキツかったけど最近は結構慣れてきた。ランニングは幼稚園帰りに家の近くにあるそこそこ大きな公園を走り続けることでやっていたが、これがかなり時間がかかる。
なんたって幼児の身体ですからね、歩幅が小さ過ぎてまるで前に進まない。今の1kmが前世の体感2〜3km位に匹敵してる。
とはいえ、その甲斐あってかスタミナは中々ついた気がする。今やちょっとやそっとの能力・術式使用程度では息も乱さない。
身体作りは順調、術式と能力の運用についてもまあまあと言ったところか?最近は幼稚園で買わされた鍵盤ハーモニカを投射か行雲流水で演奏する特訓方法をやっているが中々いい。
決まったペースで演奏するも良し、高速で演奏するも良し。術式精度を上げる事にこれ以上の鍛錬はないだろう。
因みにこれらのトレーニングに母親は大いに満足している様子だが、結構協力的な部分もある。
とは言え、十中八九復讐の道具として利用するつもりなのだろう。性格は悪いが、そちらが道具として利用するなら俺はアンタを踏み台にしよう。
さて、話は変わるが今度東家の当主に会いに行かなければならないらしい。
というのも、どうにも就学の挨拶がてら顔合わせが必要らしくこの歳になると分家であっても本家に赴くらしい。
意外にも親戚付き合いと言うべきか交流の機会がある事に驚きを禁じ得ない。正直、人材引き抜きパーティにしか思えないがきっとほんわかした親戚の集まりだろう。
そうと決まれば明日はおめかししていこう。
母親も何か危ない顔をして出刃包丁を研いでいるけど、多分夜ご飯の為だよね?殆どご飯作ってもらった覚えないけど明日は記念すべき日だから張り切ってるんだよね?
α月γ日
【朗報】
母親、警察にしょっぴかれる
そしてワイ、東本家の養子になる
なんでやねん
東誉(inオリ主)
転生特典と自前の能力がモロ被りの残念な人
今世についてはまあまあ楽しんでいるので東家適性はそれなりにある。(ただし倫理観はパンピー)
・転生特典
『投射呪法』
皆さんご存知1秒を24分割した動きを作ることができる術式。触れた相手も術式対象とすることができ、動きを作れないと1秒間フリーズする。
『呪術』
呪力や縛りを扱う事が出来るが、縛りについては自身に課すものがメインになる。なお、主人公の呪術スキルは未知数。